平成10473日目

2017/09/10

この日のできごと(何の日)

【小田急電鉄】電車の屋根に延焼

10日午後4時5分ごろ、東京都渋谷区代々木5丁目の3階建て建物から出火し、現場脇の小田急小田原線参宮橋―代々木八幡間で停車した本厚木発新宿行き普通電車(8両編成)の2両目の屋根に燃え移った。東京消防庁や小田急電鉄によると、乗客約300人は線路に降りて避難し、けが人はいないという。

警視庁代々木署などによると、消防隊からの要請を受けた代々木署員が現場近くにある踏切の非常停止ボタンを押した。小田急によると、ボタンが押されたため、一番近くを走行していたこの電車が非常ブレーキで自動的に停止。場所が偶然、火災現場の前になった。《共同通信》

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【全米テニス】ラファエル・ナダル選手が3度目の優勝

テニスの四大大会最終戦、全米オープン最終日は10日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第28シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6―3、6―3、6―4で下して4年ぶり3度目の優勝を果たし、優勝賞金370万ドル(約4億円)を獲得した。

31歳のナダルは四大大会で今季の全仏オープンに続くタイトルとなり、歴代2位の通算16勝。ロジャー・フェデラー(スイス)が歴代最多19勝。《共同通信》

【全米テニス車いすの部】上地結衣選手が2度目の優勝

テニスの全米オープン車いすの部は10日、ニューヨークで行われ、女子シングルス決勝で第1シードの上地結衣(エイベックス)が第2シードのディーデ・デフロート(オランダ)を7―5、6―2で下し、2014年大会以来2度目の優勝を果たした。今季の四大大会で全豪オープン、全仏オープンに続く3個目のタイトル。

上地はリターンゲームが好調で2セットを合わせて7度のブレークに成功し、ウィンブルドン選手権覇者のデフロートを振り切った。《共同通信》

【この日の安倍総理】

9秒台の桐生選手たたえる

安倍晋三首相は10日、自身のフェイスブックで、陸上男子100メートルで日本人初の9秒台に到達した桐生祥秀選手をたたえた。「10秒の壁は厚い厚い壁として日本選手の前に立ちふさがってきた。力強くその壁を突破した」と投稿した。同時に「(2020年)東京五輪に向けて夢が膨らむ」と書き込んだ。《共同通信》

【堺市長選】告示

任期満了に伴う堺市長選が10日告示され、大阪維新の会が公認する元府議で新人の永藤英機氏(41)と3選を目指す無所属現職の竹山修身氏(67)=自民、民進、社民、日本のこころ推薦=が立候補を届け出た。投開票は24日。前回選挙に続き、維新候補と現職の一騎打ちとなり、無党派層や自主投票を決めた公明支持層の票の行方が注目される。

永藤氏は維新の看板政策「大阪都構想」について、「堺ではまだ議論する段階にない」として、争点化を見送る一方、竹山氏は「反都構想」を掲げ、自民や民進などのほか、共産も反都構想の立場から竹山氏を自主的に支援している。《産経新聞》

【民進党・前原誠司代表】渡部元衆院副議長に代表就任報告

民進党の前原誠司代表は10日、大先輩の渡部恒三元衆院副議長を福島県会津若松市の自宅に訪ね、代表就任を報告した。渡部氏は「二大政党制、政権交代を実現してくれ」と激励。前原氏は「頑張っていきたい」と応じた。

渡部氏は、福島の民芸品で倒れても自然に起き上がる「起き上がり小法師」をプレゼント。無事起き上がると、前原氏は思わず「よかった」と安堵した。

前原氏は民主党の代表を務めた2006年当時、偽メール問題で厳しい党運営を強いられた際にも渡部氏から小法師を贈られ、なかなか起き上がらない一幕があった。《共同通信》

【河野太郎外相】ヨルダンでサファディ外務・移民相と会談

河野太郎外相は10日(日本時間同日)、訪問先のヨルダンでサファディ外務・移民相と会談した。6回目の核実験を強行した北朝鮮への対応について、国連安全保障理事会決議に基づく制裁措置の着実な履行が重要だとの認識を確認した。

河野氏は、北朝鮮の核・ミサイル問題に直面する日本の安全保障環境に関して「状況は深刻化している」と強調。外貨獲得を防ぐために北朝鮮の国外派遣労働者を受け入れないよう、関係国に働き掛けていると説明し、理解と協力を求めた。サファディ氏は「完全に支持している」と応じた。《共同通信》

【諸口あきらさん】死去

「諸さん」の愛称で親しまれ、ラジオパーソナリティーや歌手など多方面で活躍した諸口あきら氏が10日午前3時37分、肺気腫のため京都市内の病院で死去した。81歳。

北九州市出身。多摩美大卒業後、モデルや俳優などを経て、カントリー&ウエスタンを中心とした歌手活動を始める。KBS京都「日本列島ズバリリクエスト」やニッポン放送「オールナイトニッポン」などラジオの深夜番組で、その飾らない語り口が人気となった。

一時は芸能活動を休止したが、MBSラジオ「諸口あきらのイブニングレーダー」での辛口の評論で再び好評を博した。絵画の国際展で受賞歴を持つほか、ギャンブルやスポーツなど多方面に趣味を持ち、プロ野球・南海ホークスのファンとしても知られた。《共同通信》



9月10日 その日のできごと(何の日)