令和782日目

2021/06/20

この日のできごと(何の日)

【静岡県知事選】川勝平太氏が4選

静岡県知事選は20日、投開票され、現職の川勝平太氏(72)(無)が、新人で前国土交通副大臣の岩井茂樹氏(53)(無)を破り、4選を果たした。投票率は52・93%(前回2017年は46・44%)だった。

川勝氏は、リニア中央新幹線静岡工区の工事を選挙の争点に掲げ、南アルプスを貫くトンネル工事で大井川の水量減少が懸念されるとして反対の立場を鮮明にし、支持を広げた。立憲民主、国民民主両党の県組織から支援を受けた。

自民党推薦の岩井氏は、国との連携を強調し、現職の新型コロナウイルス対策を批判したが、及ばなかった。《読売新聞》

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【COVID-19】

国内新規感染1308人

国内の新型コロナウイルス感染者は20日、37都道府県と空港検疫で新たに1308人確認された。死者は20人。重症者は前日から26人減って714人だった。

東京都内では、376人の感染を確認。前週の日曜日から72人増加し、1日当たりの感染者は2日ぶりに前週同曜日を上回った。80歳代の男性1人の死亡が判明し、重症者は前日から2人増の45人。直近1週間の平均新規感染者は388人で、前週(384・1人)を上回った。

都の担当者は「新規感染者数は横ばいで、リバウンド(感染の再拡大)が懸念される。緊急事態宣言解除後の21日以降も感染対策の徹底を」と呼びかけている。《共同通信》

【JR山手線】一時全線運転見合わせ

20日午後5時35分ごろ、東京都渋谷区のJR東日本の変電所で送電が停止するトラブルが発生した。山手線全線の内回りと外回りで運転を見合わせ、約4時間後の午後9時40分ごろ再開。埼京線と湘南新宿ライン、相鉄線直通列車も運休し、午後9時55分ごろ再開した。中央線快速などにも波及し、59本が運休、253本が最大約4時間20分遅れ、計約16万人に影響した。

変電所で漏電を検知するセンサーが作動し、送電を停止。別の変電所から送電することで仮復旧した。山手線では一部区間で電気の量が少なく、速度を制限して運転した。その後復旧し、21日始発から通常通り運行する。《共同通信》

【プロ野球・20日】

楽0−3オ

オリックスが10年ぶりの8連勝で7年ぶりの首位に同率で浮上した。六回にモヤ、ロメロの連続適時打などで3点を奪い、宮城が8回を投げて三塁すら踏ませず、リーグ最多に並ぶ7勝目を挙げた。楽天は2年ぶりに5連敗を喫した。

西3−3ロ

ロッテが引き分けに持ち込んだ。1点をリードされた直後の八回2死満塁で藤岡が押し出し四球を選んで追い付いた。西武は六回に山川の同点2ラン、七回に代打川越の適時二塁打で勝ち越したが、八回に救援した平良が制球を乱した。

ソ1―1日

ともに打撃が振るわず2戦連続で引き分け。日本ハムは浅間が3試合連発となる初回先頭打者本塁打。その後も毎回走者を出したが拙攻が続き、加藤を援護できなかった。ソフトバンクは五回の柳田の同点ソロを含め2安打に終わった。

D10−8広

DeNAが逃げ切った。三回に桑原の適時内野安打とオースティンの満塁本塁打で5点を先制。四回に伊藤光の3点二塁打、六回には佐野の2ランで加点した。3番手の砂田が2年ぶりの白星。広島は大道が四回途中8失点と崩れた。

神1−2巨

巨人は六回に松原の2ランで先制し、継投で逃げ切った。高橋が5回無失点でリーグトップに並ぶ7勝目。2−1の七回2死二、三塁で登板した鍵谷が好救援を見せ、八回も抑えた。ビエイラが3セーブ目。阪神は決定打を欠いた。

ヤ2−1中

ヤクルトは0−0の七回2死一塁から代打川端が3年ぶりとなる本塁打を放って均衡を破った。奥川は力のある直球を軸に7回4安打無失点で3勝目。中日の勝野は七回2死まで無安打に抑えたが一発に泣いた。打線も決定打を欠いた。《共同通信》

【J1】第18節

明治安田J1第18節第3日(20日・カシマスタジアムほか=2試合)鹿島は終了間際にファンアラーノのゴールで追い付き、仙台と1−1で引き分けた。勝ち点は28で8位。仙台は同15の16位でJ2降格圏を脱した。

湘南は浦和との接戦を3−2で制し、6試合ぶりの勝利で勝ち点21とした。ユンカーが2得点した浦和は2度のリードを守れず、同28のまま。《共同通信》

【F1・フランスGP】決勝

自動車のF1シリーズ第7戦、フランス・グランプリ(GP)は20日、フランスのルカステレで決勝が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季3勝目、通算13勝目を挙げた。ホンダは1991年以来の3連勝。同僚のセルヒオ・ペレス(メキシコ)が3位に入った。

アルファタウリ・ホンダ勢はピエール・ガスリー(フランス)が7位、ピットレーンから発進した角田裕毅が13位でゴールした。《共同通信》

【台湾】「一つの中国」誓約を拒否

台湾で対中政策を主管する大陸委員会は20日、台湾政府の駐香港出先機関である「台北経済文化事務処」の台湾人職員の査証(ビザ)発給を巡り、香港政府が「一つの中国を支持する」との誓約書への署名を要求してきたとし、台湾政府は拒否して職員を台湾に戻すと発表した。

中国の習近平指導部は蔡英文政権に「一つの中国」を認めるよう圧力を強めている。香港国家安全維持法(国安法)の施行を受け、香港政府が台湾政策でも中国政府の指示に全面的に従っているとみられる。

大陸委員会は「政治的圧力だ」と指摘し、中国共産党と香港政府に対して「厳正な警告と非難」を表明した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは20日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのタイガース戦に「2番・指名打者」で出場し、1−3の五回に3試合連続本塁打となる23号2ランを放ち、メジャー1年目を上回る自己最多とした。4打数1安打2打点、1得点3三振1四球で、3試合連発は今季2度目。プロ野球日本ハム時代の最多も2016年の22本塁打だった。チームは延長十回、3−5で敗れ、連勝が3で止まった。

ツインズの前田はレンジャーズ戦に先発して5回1/3を投げ、2本塁打を含む5安打2失点、4三振1四球で5月3日以来の白星となる3勝目(2敗)を挙げた。《共同通信》

【ピンクカメハメハ】死ぬ

日本中央競馬会(JRA)は20日、同日に東京競馬場で行われたユニコーンステークス(G3)で、ピンクカメハメハ(3歳牡馬、森秀行厩舎)が、急性心不全で死んだと発表した。レース中に発症して向正面の内ラチに激突、転倒して競走を中止した。同馬は2月にサウジアラビアで勝ち、3月にはドバイでUAEダービーに出走(10着)して帰国初戦だった。

騎乗した北村宏司騎手はコース外に投げ出されて体を打ち、病院に搬送された。意識はあるが右足を痛がっているといい、JRAによる診断名の発表は後日となる。《共同通信》



6月20日 その日のできごと(何の日)