2025 令和7年2月15日(土) 日米韓外相会談
令和2118日目
2025/02/15
この日のできごと(何の日)
【日米韓外相会談】
岩屋毅外相は15日、ドイツ・ミュンヘンで米国のルビオ国務長官、韓国の趙兌烈外相との3カ国会談を開いた。共同声明を発表し、北朝鮮による核・ミサイル開発やロシアとの軍事協力に対し「深刻な懸念」を表明した。連携して対処する必要性を申し合わせた。自衛隊や米軍、韓国軍の能力強化などを通じ、防衛力や抑止力を強める方針を打ち出した。
会談開催は昨年9月以来で、トランプ米政権発足後初めて。岩屋氏は終了後、記者団に「北朝鮮への対応を含め、3カ国が結束して地域の平和と繁栄に向けた取り組みを主導すると確認した」と述べた。
会談で、岩屋氏は北朝鮮による日本人拉致問題について、米韓両政府の一貫した支持を確認した。
共同声明は、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に「南シナ海を含むインド太平洋での力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する」と明記。自由で開かれたインド太平洋や、台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を訴えた。米国は、核を含む軍事力による日韓両国の防衛への強固な関与を表明した。《共同通信》
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岩屋毅外相は15日、ドイツで開かれた国際会議「ミュンヘン安全保障会議」のパネルディスカッションに出席した。ロシアとウクライナの戦争終結に向けた和平交渉に関し「ロシアが勝者になる終わり方であってはならない。中国のみならず世界中に誤ったメッセージを送ることになる」と指摘した。
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が合意した交渉開始を巡り「米国のリーダーシップには期待している」と強調した上で「解決策の中でウクライナに絶対的な安全保障が示されなくてはならない」と述べた。《共同通信》
【西大寺会陽】
「裸祭り」として知られ、ふんどし姿の男たちが福男を目指して頭上から投げ入れられた宝木を激しく奪い合う奇祭「西大寺会陽」が15日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開かれた。
小雨が降る中、肩を組んだ男たちが「わっしょい、わっしょい」と声を張り上げ境内へ駆け込んだ。数十人の一団が順番に本堂へ入り、水をかけて身を清めた。
午後10時、2階の「御福窓」から長さ約20センチの宝木2本が投げ込まれると「うおー」と声が上がり、激しい争奪戦が繰り広げられた。男たちは手を高く伸ばしたりふんどしをつかんだりし、頭上まで砂ぼこりが舞い上がった。
西大寺会陽は五穀豊穣や無病息災を祈願する祭り。室町時代から続き、今年で516回目。2016年に国の重要無形民俗文化財に指定された。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第1節第2日(15日・ノエビアスタジアム神戸ほか=7試合)史上2クラブ目の3連覇を目指す神戸は浦和と0―0で引き分けた。J1初参戦の岡山は田上の先制ゴールなどで京都に2―0で快勝し、白星発進した。
川崎は高井、山田らの得点で名古屋に4―0で大勝した。湘南は鹿島を1―0で破った。FC東京は1―0でJ1復帰の横浜FCを退け、柏は福岡に1―0で競り勝った。横浜Mと新潟は1―1で引き分け。《共同通信》
【埼玉県八潮市道路陥没】国交相、現場を視察
中野洋昌国土交通相は15日、下水道管の腐食が原因とみられる埼玉県八潮市の道路陥没事故の現場を初めて視察した。上下水道管の老朽化は全国的に進んでおり、対策の検討につなげたい考えだ。視察後、報道陣の取材に「国民の安心、安全を確保するため、必要な対策をしっかりと実施する」と述べた。
埼玉県の大野元裕知事との意見交換も実施。大野氏は、事故の復旧に向けた技術・財政支援や、老朽化対策を全国的に進めるための予算の確保などを国に求める要望書を中野氏に渡した。
国交省は、事故現場と同様の大型下水道管を管理する7都府県に緊急点検を要請。埼玉県の3カ所で腐食などの異常が確認された。《共同通信》
【警視庁】吉本興業タレントを複数聴取
オンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、警視庁が吉本興業に所属する複数のタレントから任意で事情聴取していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は違法性の認識や利用頻度など、聴取内容を踏まえて立件の可否を慎重に検討している。
漫才コンクール「M―1グランプリ」で史上初の連覇を果たしたお笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまさんは15日、コンビの公式ユーチューブチャンネルで、オンラインカジノをしていたことを認め、謝罪した。警視庁の事情聴取を受けたとしている。吉本興業は取材に対し「現在、事実関係を確認中」とコメントした。
動画によると、2019年に大学時代の知人から誘われたといい「海外の口座から送金すれば違法ではないと説明された。20年末ごろまで1年ほど続けていた」と釈明した。
令和ロマンを巡っては、朝日放送テレビ(大阪市)が15日午後に放送予定だった関西ローカルのバラエティー番組を別番組に差し替えた。番組担当者は「編成上の都合」としている。《共同通信》
【オーストリア】通行人、次々刺される
オーストリア南部フィラッハ中心部の路上で15日、シリア人の男(23)が通行人を次々にナイフで刺し、うち14歳の少年が死亡、5人が重軽傷を負った。男は直後に警察に逮捕された。通行人を無差別に狙ったとみられ、警察は16日、単独犯による「テロ攻撃だ」と指摘。男が過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓っていたとしている。
警察は、男がインターネットを通じて短期間で急激に過激化したとみている。男のアパートにはISの旗が掲げられていた。男はオーストリアで難民認定を受けていた。車で食品配達の仕事中だった目撃者が車を男に衝突させ、被害の拡大を防いだという。
カルナー内相は16日、事件を非難した上で「断固たる行動が必要だ」と述べ、シリアやアフガニスタン出身者の難民申請に対する大規模な審査を実施する方針を示した。当局は当初、男が難民申請中だとしていた。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ウクライナ侵攻を続けるロシアの脅威や、欧州安全保障への米国の関与低下に備えるため、欧州諸国は「欧州軍」を創設すべきだと訴えた。ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議で演説した。
ゼレンスキー氏は「欧州に脅威を与える問題で、米国がノーという可能性は排除できない」と述べ「欧州軍を創設する時が来たと確信している」と主張した。ただ、欧州軍の具体的な在り方や、北大西洋条約機構(NATO)との関係は詳しく説明しなかった。《共同通信》
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ドイツ・ミュンヘンで15日、先進7カ国(G7)外相会合が開かれ、ロシアの侵攻を受けるウクライナの持続的な平和実現へ引き続き協力する決意を強調、戦争が再び起こらないよう強固な安全保障を確立する必要性を再確認する共同声明を発表した。
米国がロシアとの間で進める戦争終結に向けた和平交渉について、欧州各国は欧州が排除されることへの危機感を抱いている。G7が連携してメッセージを発信できるかどうか懸念されたが、一定の一致を示した形だ。
議長国カナダの下で初の外相会合。ウクライナのシビハ外相も参加した。「ウクライナの自由、主権、独立、領土保全を守るための揺るぎない支援」も再確認した。
ロシアのラブロフ外相とルビオ米国務長官が15日、電話会談した。ロシア側によると、ウクライナの和平や中東などの国際問題で協力することや、米ロ首脳会談の準備に向けて定期的な接触を続けることで合意した。ルビオ氏の国務長官就任後、両氏の対話は初めてとみられる。《共同通信》
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ロシア側によると、両氏は12日のプーチン大統領とトランプ米大統領の電話会談に沿って、相互に尊重し合う国家間対話の回復のために協力する用意があることを確認した。米ロ双方にある複数の在外公館が閉鎖された現状を踏まえ、業務の障害を取り除くために近く専門家会合を実施することでも一致した。《共同通信》
