2024 令和6年9月14日(土) 中国の住宅価格、9割超で下落
令和1964日目
2024/09/14
この日のできごと(何の日)
【中国】住宅価格、9割超で下落
中国国家統計局が14日発表した8月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち全体の9割強に当たる67都市で前月と比べて下落した。下落は7月から1都市増えた。中国政府は在庫物件の買い取りや住宅ローン規制緩和といった支援策を打ち出しているが、市況低迷に歯止めがかかっていない。
上昇したのは上海と江蘇省南京の2都市にとどまり、横ばいは西安の1都市だった。
取引数が多く、市場需給をより反映しやすい中古住宅は69都市で値下がりした。下落は7月より2都市増えた。《共同通信》
【大相撲】
大相撲秋場所7日目(14日・両国国技館)大関琴桜が若元春に寄り切られ、2敗に後退した。大関豊昇龍は正代を押し出して3勝4敗。大関昇進の可能性がある関脇大の里は小結平戸海を寄り切り、7連勝で単独首位を守った。
関脇霧島が琴勝峰を寄り倒して6勝目を挙げ、勝ちっ放しの大の里をただ一人1差で追う展開となった。琴桜や若元春ら10人が2敗で続く。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第30節最終日(14日・ベスト電器スタジアムほか=7試合)町田は藤本のゴールなどで3―0で福岡を退けて3試合ぶりの白星を挙げ、勝ち点58で首位に返り咲いた。広島は鹿島と2―2で引き分け、連勝が7で止まった。同56で2位に後退した。
G大阪は浦和に0―1で屈し、6戦勝ちなしで勝ち点48のまま。東京Vは山田楓の得点などで札幌に2―0で快勝し、今季初の3連勝で勝ち点44とした。札幌は連勝が3で止まり、勝ち点25。
FC東京は名古屋を4―1で下し、7戦ぶりの勝利。新潟は湘南を3―1で下し、磐田は2―0で柏を破った。《共同通信》
【プロ野球・14日】
D2―4中
中日は福谷の投打の活躍で連敗を3で止めた。0―2の二回に二ゴロ併殺打の間に1点を返し、同点の六回は2点二塁打を放った。投げては6回を2失点で2勝目。マルティネスは39セーブ目。DeNAは二回以降、打線が沈黙した。
神4―3広
阪神がサヨナラ勝ち。0―3の七回に代打原口の適時打などで追い付き、九回は2死二、三塁から中野が決勝の中前打を放った。ゲラが来日初勝利。広島は今季初の6連敗。救援投手陣が七、九回に計5四死球を与えて崩れた。
巨1―4ヤ
首位巨人が2連敗。打線が序盤の先制機を逃して主導権を握れなかった。10安打しながら1点にとどまった。ヤクルトは4連勝。四回に山田の適時打などで2点を先制し、六回は村上、オスナの連続本塁打で2点を加えた。
楽7―5日
楽天が勝率を5割に戻した。4―3と詰め寄られた直後の六回に浅村の3ランで突き放した。早川は6回3失点で11勝目。抑えの則本は満塁のピンチを1失点でしのいで30セーブに到達した。日本ハムは加藤貴が誤算だった。
オ1―10ソ
ソフトバンクが11安打10得点で5連勝とした。四回に山川の適時打で1点先制し、五回は栗原の3点二塁打など6長短打で5得点。六回にも4点を奪った。モイネロは6回無失点で11勝目を挙げた。オリックスは投手陣が崩れて4連敗。
西0―1ロ
ロッテの小島が7回5安打無失点で2年連続3度目の2桁勝利となる10勝目を挙げた。変化球が切れて毎回の10三振を奪った。継投も決まり、一回にポランコの併殺打の間に挙げた1点を守り切った。西武は再三の好機を生かせなかった。《共同通信》
【立憲民主党代表選】
立憲民主党代表選に出馬した4候補は14日、街頭演説や討論会のためそろって岡山、大阪、兵庫を1日で行脚した。岡山市で開いた共同記者会見では早期の衆院解散観測が出る中、衆院小選挙区で野党候補の一本化に向けた努力が必要だとそれぞれ訴えた。
野田佳彦元首相(67)は自民派閥裏金事件に関係した議員を落選させるため、候補一本化が重要だと言及。枝野幸男前代表(60)は一騎打ちの構図に近づけるとした上で、競合する選挙区に関しては慎重な構え。
泉健太代表(50)は「他党と話し合いを進めたい」と力説。吉田晴美衆院議員(52)は「活動している候補の気持ちを無にしないよう気を付ける」とした。《共同通信》
【自民党総裁選】
自民党総裁選に立候補した9人は14日、日本記者クラブ主催の討論会に臨み、規制改革や外交方針を巡り、応酬を繰り広げた。候補者同士が指名し合う形式の討論では小泉進次郎元環境相(43)、石破茂元幹事長(67)への質問が集中。派閥裏金事件への対応や次期衆院解散・総選挙の時期、選択的夫婦別姓制度の導入も議題となり、論戦が本格化した。
小泉氏は解雇規制の緩和について「緩和ではなく見直しだ」と強調。石破茂元幹事長(67)は整理解雇の4要件をどのように見直すかを含め「条文化を急がないとイメージが分からない」と指摘した。
高市早苗経済安全保障担当相(63)は、一般ドライバーが有料で客を運ぶ「ライドシェア」の安全性に懸念を示した。小泉氏は、安全対策を講じつつ移動手段の不足解消に向け全面解禁を目指すと主張した。
茂木敏充幹事長(68)は、石破氏の提唱する「アジア版北大西洋条約機構」は現実的ではないと指摘。石破氏は米国、オーストラリア、ニュージーランドなどを念頭に「環境が似た国同士から始めていくことは理論的に可能だ」と答えた。《共同通信》
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14日の自民党総裁選討論会で、9候補が選挙戦に臨む自身の心情や信念を揮毫した。小泉進次郎元環境相は立候補表明以降何度も強調している「決着」を書いた。林芳正官房長官は出馬表明の記者会見で掲げた「仁」をつづった。河野太郎デジタル相は記号の「〇」と記した。
高市早苗経済安全保障担当相は前回出馬した2021年の総裁選と同じく、気高さと力強さを訴える「崇高雄渾」。小林鷹之前経済安保相は「志がしっかりしていれば、いつかは実現できる」という意味の「有志竟成」を書で表した。
このほか上川陽子外相は「鵬程万里」、加藤勝信元官房長官は「一点素心」、石破茂元幹事長は「着々寸進洋々万里」、茂木敏充幹事長は「自我作古」とそれぞれ書き込んだ。《共同通信》
【北朝鮮】金正恩氏、ロシアと戦略対話
北朝鮮メディアは14日、金正恩朝鮮労働党総書記が、訪朝したロシアのショイグ安全保障会議書記と13日に会談し「両国の戦略対話を深め続け、互いの安全利益を守るための協力を強める」ことで一致したと報じた。会談は2度あり、金氏がショイグ氏を厚遇する姿勢を示した。
ロシアのウクライナ侵攻後にロ朝は急速に接近。6月の首脳会談では有事の軍事援助を規定した包括的戦略パートナーシップ条約に署名するなど、北朝鮮の外交はロシアへの傾斜が際立っている。一方、今回の会談で、ロシアへの弾薬供与など具体的な軍事協力への言及は伝えられなかった。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
英国防省は14日、ウクライナ軍が越境作戦を続けるロシア西部クルスク州で、セイム川に架かる橋を連続で攻撃しているとの分析を発表した。ロシア軍の補給を妨害する狙い。破壊された橋を撮影したとする写真を公開した。
ウクライナ側はクルスク州内の100集落を制圧したと主張してきたが、ロシア国防省は12日、10集落を奪還したと発表。ゼレンスキー大統領は12日の記者会見で「ロシアの反攻が始まった」との認識を示していた。
ウクライナ南部ザポロジエ州の知事によると、同州グリャイポレの農業関連企業が14日、ロシアの攻撃を受け、従業員ら3人が死亡した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは14日、各地で行われ、レッドソックスの吉田はニューヨークでのヤンキース戦に「4番・指名打者」で出場し、2本の適時打を放つなど4打数2安打3打点だった。チームは7―1で勝った。
ドジャースの大谷はブレーブス戦に「1番・指名打者」で出場し、2打数無安打で途中交代した。チームは1―10で大敗。ロッキーズ戦に「3番・指名打者」で出場したカブスの鈴木は、5打数2安打1打点だった。チームは延長十回、5―6でサヨナラ負けした。
タイガースの前田はオリオールズ戦の4番手で登板し、2回2安打3失点。チームは2―4で負けた。《共同通信》