令和1512日目
2023/06/20
この日のできごと(何の日)
【参院】れいわ・山本代表の処罰見送り
与野党は20日の参院議院運営委員会理事会で、会期末となる21日の本会議の議事について協議し、れいわ新選組の山本太郎代表に対する懲罰動議を扱わないと決めた。動議は審議未了となるため、山本氏への懲罰は見送られる。石井準一議運委員長(自民党)は記者団に「山本氏は反省している。私が確認した」と説明した。
見送りの背景には、山本氏に国会で弁明の機会を与えれば、自らの主張をアピールしかねないとの与野党の懸念もあるとみられる。
山本氏を巡っては、8日の参院法務委員会で、委員長席に向かって飛びかかり、周りにいた議員2人にけがをさせたとして、自民、立憲民主などの各党が懲罰動議を提出していた。《共同通信》
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【プロ野球交流戦・20日】
ヤ13―0楽
ヤクルトが今季最多の13得点で大勝。一回にオスナの12号3ランと内山の4号2ランで5点を先取し、三回までに9点を奪った。5投手が無失点でつなぎ、六回から2回を投げた3番手の山本がプロ初白星。楽天は投打に精彩を欠いた。
◇
プロ野球「日本生命セ・パ交流戦」は20日、11勝7敗で全日程を終えていたDeNAの初優勝が決まり、賞金3千万円を獲得した。楽天が神宮球場でヤクルトと対戦して0―13で敗れ、8敗目を喫して上回る可能性がなくなった。
11勝7敗で4チームが並んだが、得失点率差(1イニング当たりの得点率と失点率の差)でトップのDeNAが制した。交流戦は2005年に始まり、セ・リーグ球団の優勝は昨年のヤクルトに続き5度目。
交流戦は21日に全日程が終了予定で、セ、パ両リーグ同士の対戦は23日から再開する。《共同通信》
【サッカー】
サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは20日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われ、日本はペルーに4―1で快勝した。前半に伊藤洋(シュツットガルト)のミドルシュートで先制し、三笘(ブライトン)が追加点。後半は伊東(スタッド・ランス)前田(セルティック)のゴールで突き放し、1失点でしのいだ。
15日のエルサルバドル戦に続く勝利で、世界ランキング20位の日本と同21位のペルーとの通算成績は2勝2分け2敗。
次回の活動は9月の欧州遠征で、ドイツとの強化試合が組まれている。《共同通信》
【東京株式市場】
20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に反発した。中国人民銀行が事実上の政策金利を引き下げたことが取引時間中に伝わり、中国景気の回復期待から買いがやや優勢になった。利益確定の売りに押され一時はマイナスで推移した。
終値は前日比18円49銭高の3万3388円91銭。東証株価指数(TOPIX)は6.65ポイント安の2283.85。出来高は約13億1827万株だった。《共同通信》
【カルロス・ゴーン被告】日産を提訴
ロイター通信は20日、元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告が名誉毀損を受けたなどとして、逃亡先の中東レバノンで日産や同社関係者らに10億ドル(約1400億円)の損害賠償を求める訴訟を起こしたと伝えた。9月18日に審理が行われるという。
日産の広報担当者は「コメントは差し控える」としている。
ゴーン被告は2018年11月に日本で逮捕され、その後、会社法違反(特別背任)罪などで起訴された。保釈中の19年12月にレバノンに逃亡した。《共同通信》
【フィンランド】右派政権発足
北欧フィンランドで20日、4月の議会選で第1党となった中道右派の国民連合や、欧州連合(EU)懐疑派で移民に厳格な政策を掲げるポピュリスト政党のフィン人党など4党による連立政権が発足した。首相には国民連合のペッテリ・オルポ党首が就任した。公共放送YLEが報じた。
ロシアと国境を接するフィンランドは4月、北大西洋条約機構(NATO)に正式加盟した。ロシアのウクライナ侵攻に伴い安全保障環境が厳しくなる中、NATOとの連携方針は維持する見通し。新政権は、移民・難民の受け入れ規制強化など右派的な政策を打ち出す方針だ。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは20日、各地で行われ、レッドソックスの吉田は敵地ミネアポリスでのツインズ戦に「4番・左翼」で出場し、8号2ランを放つなど5打数3安打3打点で10―4の勝利に貢献した。
ブルージェイズの菊池はマーリンズ戦に先発し、6回2安打無失点と好投したが勝ち負けは付かなかった。チームは2―0で勝った。パイレーツ戦に「3番・右翼」で出場したカブスの鈴木は3打数1安打1打点。チームは4―0で勝利。
エンゼルスの大谷はドジャース戦で「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打。試合は0―2で敗れた。
アスレチックスの藤浪はガーディアンズ戦で1回1/3を投げ無失点。《共同通信》