令和1447日目

2023/04/16

この日のできごと(何の日)

【G7外相会合】開幕

先進7カ国(G7)外相会合が16日、長野県軽井沢町のホテルで開幕した。18日までの3日間でアジアやウクライナ、中東、アフリカなどの国際情勢を幅広く議論する。ロシアによるウクライナ侵攻、中国の軍事活動活発化により安全保障環境が不安定になる中、法に基づく国際秩序維持に向け力強いメッセージを出せるかどうかが焦点だ。

議長を務める林芳正外相、ブリンケン米国務長官、クレバリー英外相、フランスのコロナ外相、ドイツのベーアボック外相らが参加。各外相は16日午後、北陸新幹線でそろって軽井沢入りした。

軽井沢駅では長野県の阿部守一知事や軽井沢町の土屋三千夫町長らが出迎え、地元の小中高生らがバイオリン演奏で歓迎した。

各外相は同日夜のワーキングディナーで、中国による力を背景とした現状変更の試みに反対し、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認。両岸問題の平和的解決を求める考えで一致した。北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射を強く非難し、各国は日本人拉致問題の解決への支持を表明した。

17日から本格的な討議が開始される。《共同通信》

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【ボクシング】重岡兄弟がKO勝ち

ボクシングの世界ミニマム級暫定王座決定戦2試合各12回戦が16日、東京・代々木第二体育館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)3位の重岡優大(ワタナベ)は同7位のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝ちした。弟で国際ボクシング連盟(IBF)4位の重岡銀次朗(ワタナベ)も同3位のレネ・マーク・クアルト(フィリピン)に9回2分55秒KO勝ちし、それぞれの団体の暫定王座に就いた。

亀田興毅、大毅、和毅と井上尚弥、拓真に次ぎ、日本3組目の兄弟世界王者となった。兄弟が同じ興行で世界王座に就いたのは国内初。《共同通信》

【プロ野球・16日】

ロ1―2オ

オリックスの宮城が開幕2連勝。相手に的を絞らせず、八回2死まで3安打1得点に抑えた。打線は0―1の四回に頓宮の1号ソロで追い付き、五回に宗の適時打で勝ち越した。ロッテは八回2死一、二塁の好機で山口が三振に倒れた。

楽3―6ソ

ソフトバンクが逆転勝ち。2―3の八回無死一塁で中村晃が1号2ランを放ち、九回にも2点を加えた。七回のピンチで好救援した4番手の津森が2勝目、オスナが3セーブ目。楽天は岸が6回2失点と好投したが、救援陣が崩れた。

日2―6西

西武が二回にペイトンの犠飛で先制。三回は呉念庭の適時打、八回は中村の犠飛で加点した。エンスが6回無安打無失点で今季初勝利。小刻みな継投で反撃をかわした。日本ハムは八回の好機で中軸が倒れるなど、つながりを欠いた。

D2―1神

DeNAが3連勝。先発平良が6回2安打1失点、10奪三振で2勝目を挙げた。山崎が3セーブ目をマーク。打線は一回に牧が2号2ランを放った。阪神は才木が7回2失点と好投したが、打線の援護がなく、今季初黒星。

広7―5ヤ

広島が5点差を逆転し、3連勝。1―5の六回に田中の2号満塁本塁打で追い付き、七回はマクブルームの犠飛で勝ち越した。八回は坂倉の2号ソロで加点。ターリーが今季初勝利。栗林が5セーブ目。ヤクルトは投手陣が崩れ4連敗。

中7―5巨

中日が15安打で先手を取り続けた。一回に岡林の適時三塁打などで4点先行。1点差とされた五回は細川の適時打などで加点した。2番手の祖父江が初勝利、マルティネスが4セーブ目。投手陣が崩れた巨人は10敗到達で最下位逆戻り。《共同通信》

【競馬】

第83回皐月賞(16日・中山11R2000メートル芝18頭、G1)クラシック3冠レース第1戦は、2番人気のソールオリエンス(横山武史騎乗)が2分0秒6で制し、G1初勝利を挙げた。無傷の3連勝で一昨年のエフフォーリア以来、史上20頭目の無敗制覇を遂げ、1着賞金2億円を獲得した。キャリア2戦馬の優勝は1984年のグレード制導入以降では初めて。

同騎手はこのレース2勝目、手塚貴久調教師は初勝利。

ソールオリエンスは重馬場の中、じっくりと後方を進み、最後の直線に入ると大外から力強く追い込み、2着で5番人気のタスティエーラを1馬身1/4差突き放した。3着は1番人気のファントムシーフだった。《共同通信》

【ゴルフ】

関西オープン選手権最終日(16日・大阪府泉ケ丘CC=7051ヤード、パー71)22歳の蝉川泰果が首位から67と伸ばして通算17アンダー、267で逃げ切り、プロ転向後初優勝を果たした。昨年、アマチュアとして史上初めてツアー2勝を挙げており、通算3勝目。賞金1600万円を手にした。

幡地隆寛が4打差の2位、プロ転向後の初戦だった鈴木晃祐と宇喜多飛翔がさらに1打差の3位だった。67歳の倉本昌弘は78と崩れ65位に終わった。《共同通信》

KKT杯バンテリン・レディース最終日(16日・熊本県熊本空港CC=6523ヤード、パー72)20歳の岩井明愛が国内トップツアーで男女通じて史上初の双子優勝を達成した。1打差の2位から出て2バーディー、2ボギーの72で回り、通算7アンダーの209で逆転。賞金1800万円を獲得した。

妹は昨季2勝の岩井千怜で、日本ツアーの姉妹優勝は福嶋晃子、浩子と堀奈津佳、琴音に次ぎ3組目。

前日首位の申ジエ(韓国)は穴井詩、野沢真央と並んで1打差の2位だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内で16日、新たに6956人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別の内訳は、東京891人、大阪529人、神奈川477人など。死者は大阪と香川でそれぞれ2人など計9人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者数は前日より5人増えて58人となった。《共同通信》

【陸上自衛隊ヘリ墜落事故】2人の死亡確認

沖縄県の宮古島付近で10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、陸自は16日、宮古島の西隣にある伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底から搭乗者とみられる5人を発見したと発表した。うち引き上げられた2人は巡視船で宮古島の港に運ばれ、陸自の医官が死亡を確認した。残る3人は海底に残された状態となっている。機体の胴体部分も見つかった。損壊した状態という。遺体の身元確認を急ぐ。

同日朝、深い海での作業を可能とする「飽和潜水」と呼ばれる特殊技術を活用した捜索活動を再開して見つけた。17日以降も海底に残された3人の引き上げのため、飽和潜水を続行するほか、潮流などを踏まえ、周辺海域で引き続き不明者の捜索を続ける。機体の引き揚げは、民間サルベージ会社が実施する方向で調整を進める。

陸自によると、5人を見つけたのは午前8時半ごろで、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」から飽和潜水でダイバーが入り、目視で確認した。《共同通信》

【岸田文雄首相】暴力行為を強く非難

岸田文雄首相は16日、和歌山市の街頭演説会場で爆発物が投げ込まれた事件について強く非難した。「民主主義の根幹をなす選挙で暴力的な行為が行われたことは絶対許すことはできない」と公邸で記者団に述べた。衆参5補欠選挙などで各党の選挙活動が妨害されないよう「警察には警備、安全に万全を期してもらいたい」とも語った。

首相は同日、参院大分選挙区の自民党候補を応援するため、大分県入りする。

和歌山の警備態勢が十分だったかどうかについては「捜査と同時に検証も行われる」と述べるにとどめた。5月のG7広島サミットを控え「最大限、安全に努めていかなければならない」とも強調した。《共同通信》

【与野党】予定通り街頭で支持訴え

与野党幹部は16日、和歌山市の街頭演説会場で爆発物が投げ込まれた事件から一夜明け、統一地方選や衆参補欠選挙の応援のため、予定通り街頭で支持を訴えた。

岸田文雄首相(自民党総裁)は大分県別府市など県内3カ所を回った。街頭演説では事件に触れず、終了後に聴衆とグータッチを交わした。東京都八王子市議選の応援に入った自民の萩生田光一政調会長は演説で「和歌山での事件があり、警備体制を強化してもらっている」と説明した。

公明党の山口那津男代表は東京都内で街頭演説し、事件について「暴挙と言わざるを得ない」と批判。警察官が近くに集まった聴衆の手荷物検査を実施した。

立憲民主党の泉健太代表は、千葉県市川市で街頭に立ち「絶対にひるむことなくマイクを持って訴え続ける」と語った。私服と制服の警察官約30人が警備に当たった。和歌山市内で支持を呼びかけた日本維新の会の藤田文武幹事長は事件には言及しなかった。

福井市での街頭演説に先立ち、共産党の小池晃書記局長は取材に「民主主義への挑戦だ」と非難した。国民民主党の玉木雄一郎代表は都内で区議候補の応援に入り、支持拡大を図った。《共同通信》

【フィンランド】欧州最大級原発新たに稼働

フィンランド南西部のオルキルオト原発で16日、欧州最大級となる3号機(出力160万キロワット)が本格稼働した。原発の運営会社が発表した。ロシアのウクライナ侵攻の影響でロシアからの電力やガスの供給が停止する中、エネルギー供給の安定化と価格高騰への対策となることが期待される。

国際原子力機関(IAEA)によると、フィンランドで新たに原発が本格稼働するのは40年以上ぶり。

原発稼働を巡りドイツが事故リスクや放射性廃棄物問題を重視して原発利用を終了したのに対し、英国やスウェーデンでは新たな建設計画が進んでおり、欧州でも対応が分かれている。《共同通信》

【香港】議会で中国高官初演説

中国政府で香港政策を担当する夏宝竜・香港マカオ事務弁公室主任が16日に香港立法会(議会)で演説し「野党(の存在)イコール民主主義ではない」と述べ、民主派を事実上排除した香港の新選挙制度や中国式統治の正当性を訴えた。中国当局高官が香港議会で演説するのは初めて。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが16日報じた。

演説は非公開だったが、出席した議員によると、夏氏は「抗議活動だけが意見表明の手段ではない」と強調。2019年の大規模デモで若者らが立法会を占拠したことなどを念頭に、反政府デモを容認しない姿勢を誇示したとみられる。《共同通信》

【ロシア・プーチン大統領】中国・李国防相と会談

ロシアのプーチン大統領は16日、モスクワを訪問した中国の李尚福国務委員兼国防相と大統領府があるクレムリンで会談し、中ロの軍事協力は両国の戦略的信頼関係を強めていると評価した。国営テレビが伝えた。

プーチン氏は会談で、中ロは軍事技術協力のほか恒常的な情報交換を行い、極東だけでなく欧州方面でも陸海空軍が合同演習を実施していると指摘した。

李氏は、国防相就任後最初の外遊先にロシアを選んだのは中ロの戦略的関係の重要性を強調するためだと説明。両国の軍事技術協力は極めて良好に発展しており、世界と地域の安全保障に貢献していると述べた。

会談にはロシアのショイグ国防相も同席した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】復活祭

ウクライナで16日、キリスト教東方正教会の復活祭(イースター)を迎えた。ロシアによる侵攻が1年以上続く中、家族や友人とお祝いの日を迎えた市民にはつかの間の笑顔も。「生きて帰ってほしい」。前線の兵士らには手作りの伝統食やメッセージが届けられた。

復活祭はキリスト教徒が多いウクライナでクリスマスに並ぶ特別な日。各地の教会には「ピサンカ」と呼ばれる色とりどりのウクライナのイースター・エッグや、伝統のパン「パスカ」を入れたかごを手にした家族連れが訪れ、聖職者は食べ物に聖水をかけた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは16日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は敵地ボストンでのレッドソックス戦に「3番・指名打者」で出場して4打数無安打に終わり、連続試合出塁は36で止まった。右太もも裏の張りで欠場していたレッドソックスの吉田は「6番・指名打者」で5試合ぶりに復帰し、2打数無安打。レッドソックスが2―1で勝ち、3連勝とした。エンゼルスは3連敗。

パドレスのダルビッシュは今季初勝利を懸け、ブルワーズ戦に先発。カブスの鈴木はドジャース戦に「4番・右翼」で出場。《共同通信》



4月16日 その日のできごと(何の日)