令和476日目

2020/08/18

この日のできごと(何の日)

【香港・林鄭月娥行政長官】報道の自由より「国家安全」

中国に批判的な香港紙、蘋果日報の創業者、黎智英氏が国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕され、同社が家宅捜索された事件について、香港政府の林鄭月娥行政長官は18日の定例記者会見で、報道の自由は「国家安全」のために制限を受ける考えを改めて強調した。

事件を巡っては、中国政府の香港出先機関「国家安全維持公署」が香港警察から捜査を引き継いで黎氏を中国本土へ移送するのではないかとの懸念も出ている。

林鄭氏は会見で、公署に介入を求めるのかどうかを問われ「個別の事件にはコメントしない」と回答。「行政長官が介入を求めるかどうかの問題ではない」と強調した。《共同通信》

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【COVID-19】

国内新規感染919人

国内では18日、新型コロナウイルスの感染者が38都道府県と空港検疫で新たに919人確認された。死者は大阪府や東京都、福岡県などで計16人だった。

都内では、207人の感染が確認され、2日ぶりに200人を超えた。重症者は前日から4人増えて31人となり、5月30日(31人)以来、2か月半ぶりに30人を上回った。90歳代の男女3人の死亡も明らかになり、小池百合子知事は「重症化しやすい高齢者への対策を進めていきたい」と語った。《読売新聞》

解雇4万5000人に

厚生労働省は18日、新型コロナウイルス感染症に関連する解雇や雇い止めは見込みを含めて14日時点で4万5650人だったと発表した。業種別では最多が製造業で7425人だった。

厚労省が2月から、全国のハローワークや労働局に相談があった事業所の報告を基に集計している。把握できなかった人も含めると、実際はこれより多いとみられる。

全体では前週の今月7日から1502人増で、このうち非正規労働者が872人で約58%を占めた。製造業に続き宿泊業が6908人、小売業が5822人、飲食業が5778人、労働者派遣業が3740人だった。《共同通信》

【東京株式市場】

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。米中対立激化への懸念から円高ドル安が進み、輸出関連銘柄を中心に売りが先行した。

終値は前日比45円67銭安の2万3051円08銭。東証株価指数(TOPIX)は1.03ポイント高の1610.85。出来高は約9億7425万株だった。《共同通信》

【大分県警】あおり運転疑い逮捕、厳罰後で初

大分県別府市の国道で前の車の進行を妨害した上、自分の車を接触させたなどとして、別府署は18日、道交法違反(あおり運転・著しい危険)の疑いで、同県日出町の派遣社員A容疑者(46)を逮捕した。署によると、容疑を認めているという。警察庁によると、あおり運転を厳罰化した6月30日の改正道交法の施行後、逮捕は全国で初めて。

署はドライブレコーダーや防犯カメラ映像などを解析。改正道交法で「妨害運転」の対象とされる車間距離不保持、執拗なクラクション、急な車線変更の3行為に加え、接触事故を起こしたとして、「著しい危険」と認定した。《共同通信》

【JR】お盆の新幹線・特急利用76%減

JR旅客6社は18日、お盆期間の7~17日の新幹線と在来線特急の主要線区の利用者は前年同期比76%減の354万9千人だったと発表した。同様の統計を始めた1990年以降で、利用者数は最も少なく、落ち込み幅は過去最大になった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国的に帰省や旅行の自粛、夏恒例の花火大会などを中止する動きが広がったのが影響した。政府の観光支援事業「Go To トラベル」も後押しにならなかった。

今年4~5月のゴールデンウイークは前年同期比95%減の91万6千人。今回は持ち直した形だが、コロナ禍前の水準には、はるかに及んでいない。《共同通信》

【田淵幸一氏】野球殿堂入り表彰式

阪神、西武で通算474本塁打を放った田淵幸一氏の野球殿堂入り表彰式が18日、東京都内のホテルで行われた。法大の同期生で昨年にぼうこうがんと肺がんの手術を受けた山本浩二氏から花束を受け取り、「闘病生活を経て帰って来た浩二と一緒に、野球界の発展のために尽力していこうと改めて決意した」と力強く語った。阪神球団からは独自に記念盾などが贈られた。

自宅の書斎には、2018年1月に死去した星野仙一氏、山本氏と3人で撮った写真があるという。3人とも野球殿堂入りを果たしており「ここにもう一人、星野仙一という親友がいたらな」と、盟友に思いをはせた。《共同通信》

【プロ野球・18日】

ロ6―4ソ

ロッテが2位に浮上した。一回に安田の適時打で先制。3―1の七回には安田の2点二塁打など、4連打で3点を追加した。美馬が8回4失点で4勝目を挙げた。ソフトバンクの千賀は12安打を浴び、七回途中6失点で2敗目を喫した。

オ1―3西

西武が3連勝を飾った。1―1の八回にメヒアの2点適時打で勝ち越した。高橋光が7回1失点で6月30日以来の勝ち星となる3勝目。増田が5年連続2桁となる10セーブ目をマークした。オリックスは好機を生かせなかった。

日9―4楽

日本ハムが15安打9得点で快勝した。0―1の一回に近藤の適時二塁打、中田の3試合連続本塁打となる18号2ランなどで4点を挙げて逆転した。上沢が7回1失点、10三振の力投で3勝目を挙げた。楽天は3連敗。

巨1―0神

巨人の菅野が3安打に抑え、今季3度目の完封で開幕8連勝を飾った。1四球で7三振を奪った。打線は四回に岡本の17号ソロで1点を挙げた。阪神は散発3安打で今季6度目の零敗。高橋の7回2安打1失点の好投を生かせなかった。

ヤ3―8中

中日が3本塁打で3連勝とした。一回に2点を先制。二回は福田の3号2ラン、五回は阿部の6号ソロ、八回もアルモンテの2号2ランで加点した。小笠原は三回から立ち直り、6回3失点で今季初勝利。ヤクルトは高橋が乱調だった。

広3―4D

DeNAが逃げ切って連敗を2で止めた。二回に嶺井の適時打で先制、五回は宮崎の二塁打などで3点を加えた。井納は6回4安打で三塁を踏ませずに4勝目を挙げ、三嶋が7セーブ目。広島は九里が4失点と粘れず、反撃も遅かった。

【河野太郎防衛相】中国大使に尖閣周辺活動の自制求める

河野太郎防衛相は18日、中国の孔鉉佑駐日大使と防衛省で約40分間会談した。沖縄県・尖閣諸島など日本周辺の海空域や南シナ海で活動を活発化させる中国に懸念を伝達し、強く行動の自制を求めた。日中の防衛協力促進では一致した。防衛省が明らかにした。

会談は中国側が申し入れた。河野氏は「懸念があるからこそ意思疎通が重要だ」と強調。国家安全法制が導入された香港の情勢も取り上げた。

尖閣周辺では、中国が4月から111日連続で公船を航行させるなど、緊張状態が続いている。河野氏はかねて「必要な場合、自衛隊として海上保安庁と連携し、しっかり行動したい」と表明している。《共同通信》

【菅義偉官房長官】首相の健康不安説を否定

菅義偉官房長官は18日夜のBS日テレ番組で、安倍晋三首相が17日に慶応大病院を受診したことについて「病院に行ったことで、いろんな尾ひれがついた。入院するのかという問い合わせも受けたが、夏なので自然の流れで追加検査に行ったということだ」と述べ、健康不安説を否定した。

菅氏は「もう少し休んだほうがいいと申し上げているが、責任感が強いので新型コロナウイルスの現状を見て19日も(公務に)出てくる」とも語った。菅氏は週末になると土日は休むよう進言してきたという。《産経新聞》



8月18日 その日のできごと(何の日)