令和449日目

2020/07/22

この日のできごと(何の日)

【尖閣諸島】100日連続で中国船

第11管区海上保安本部(那覇市)は22日、沖縄県石垣市の尖閣諸島の接続水域(領海の外側約22キロ)内を中国公船4隻が航行していると発表した。接続水域内での航行は、4月14日から100日連続となった。

11管によると22日午前9時現在、同諸島・魚釣島沖、南小島沖で航行を確認。6月17日に、同諸島が国有化された2012年以降でそれまでの最長だった64日連続を超え、その後も更新を続けている状況だ。

今年1月からの航行日数は計194日となり、年間で過去最多だった昨年(計282日)を上回るペースとなっている。一方、領海侵入は14件で、頻度は昨年(32件)を下回っている。

菅官房長官は22日午前の記者会見で、中国公船による沖縄県・尖閣諸島の接続水域内の航行が100日連続となったことについて、「このような活動が継続していることは極めて深刻に考えている」と述べた。

菅氏は、外交ルートを通じて中国側に繰り返し厳重に抗議していることを明らかにした上で、「我が国の領土、領海、領空は断固として守る方針の下、警戒監視に万全を尽くしていきたい」と強調した。《読売新聞》

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【COVID-19】

国内感染新たに795人

国内では22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに計795人確認され、1日当たりの最多感染者数を更新した。これまでの最多は4月11日の743人だった。大都市を中心に各地で過去最多となるケースが相次ぎ、23日からの4連休を前に感染が一気に拡大しつつある状況となった。

大阪府は22日、新たに121人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。緊急事態宣言中だった4月9日の92人を上回り、大阪府内で過去最多となった。

年代別では20歳代が52人で最多。30歳代が19人、10歳代が9人と、30歳代以下が全体の約7割を占めた。吉村洋文知事は22日、「若い世代が中心で無症状や軽症の人が多く、そこから広がりつつある」と警戒感を示した。ただ、外出自粛や休業の要請については「社会経済に強烈な犠牲を伴う。感染症対策と社会経済を両立させる」と述べ、現時点で行わない考えを強調した。

このほか、愛知県(64人)、埼玉県(62人)、福岡県(61人)でも過去最多を更新した。

一方、東京都内では22日、新たに238人の感染が判明した。都内の累計感染者は1万54人となり、1万人を超えた。小池百合子知事は22日に臨時記者会見を開き、4連休の間、不要不急の外出を控えるよう都民に呼びかけた。《読売新聞》

「Go To トラベル」スタート

安倍晋三首相は22日、初日を迎えた政府の観光支援事業「Go To トラベル」について「感染予防を徹底し、重症化を防いでいく。高齢者施設への検査を徹底的に行う」と述べ、実施に理解を求めた。官邸で記者団の質問に答えた。

同時に「国民の協力を得ながら慎重に経済活動を再開させる。この方針に変わりない」と強調した。 自ら記者会見を開くかどうかに関しては「西村康稔経済再生担当相や菅義偉官房長官がほぼ毎日、説明している」と消極的な姿勢を示した。《共同通信》

都知事、4連休の外出自粛要請

東京都の小池百合子知事は22日、臨時の記者会見を開き、23日からの4連休に向け、都民に対し「『第2波』との覚悟を持ち、感染予防や対策を万全にして外出はできるだけ控えていただきたい」と要請した。都内で新たに報告された新型コロナウイルスの感染者は238人だった。累計の感染者数は1万人を超え、1万54人となった。7月は月ごとの感染者数も3829人となり、これまで最多だった4月の3748人を上回った。

小池氏は都内の感染状況について「引き続き『感染拡大警報』の状態にあると判断している」と指摘し、4連休が感染拡大を食い止められるかの重要な期間になると説明した。《共同通信》

お盆のJR予約、8割減で過去最低

JR旅客6社は22日、8月7日から17日までのお盆期間の新幹線と在来線特急の指定席予約は、前年同期比79%減の75万席にとどまったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響し過去最低としている。《共同通信》

ピーチ、国内線全便再開

格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)は22日、4カ月ぶりに国内線の全便運航を再開した。新型コロナウイルスの影響で3月から一部路線で減便していた。国際線を再開できる見通しが立たない中、8月は国内線を当初計画よりも増便する。

22日始まった政府の観光支援事業「Go To トラベル」を追い風に国内旅行客の取り込みを目指す。 ピーチは22日午前、拠点の関西空港から宮崎に向かう再開便を見送る様子を報道陣に公開した。従業員は感染防止のためにフェースガードを着用し、ロビーでは利用客にアルコール消毒をするよう求めていた。《共同通信》

【東京株式市場】

22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日の米ハイテク株の下落や、円高ドル安進行から売りが先行した。

終値は前日比132円61銭安の2万2751円61銭。東証株価指数(TOPIX)は9.78ポイント安の1572.96。出来高は約9億2836万株だった。《共同通信》

【日本新聞協会】SNS規制を評価

日本新聞協会は22日、総務省の有識者会議がインターネット上の誹謗中傷への対策案として、SNS事業者による投稿削除など自主的な取り組みを促す方針を示したことについて、被害者救済と表現の自由のバランスの観点から評価するとの意見書を提出した。

一方、事業者の対応が不十分な場合に国への報告を法的に義務付けるなど、行政の関与も視野に入れていることには「表現の自由の萎縮につながらないよう慎重な対応を求めたい」とした。

SNS事業者に対しては、権利侵害に当たる有害な投稿の削除などの「取り組みの透明性を確保し、説明責任を果たすことが求められる」と指摘した。《共同通信》

【TOKIO・長瀬智也さん】3月退所へ

ジャニーズ事務所は22日、人気グループ「TOKIO」のメンバー長瀬智也さん(41)が来年3月末に退所すると発表した。今後は「裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく」という。TOKIOは残る3人で活動を継続する。

TOKIOは2018年に山口達也さん(48)が事務所を契約解除となって4人で活動。長瀬さん退所後は城島茂さん(49)、国分太一さん(45)、松岡昌宏さん(43)で株式会社「TOKIO」を来年4月に設立し、同社の関連会社として運営する。

TOKIOは1994年にCDデビュー。日本テレビ系の「ザ!鉄腕!DASH!!」などで人気を集めてきた。《共同通信》

【大相撲7月場所】

大相撲7月場所4日目(22日・両国国技館)横綱、大関陣は安泰だった。横綱白鵬は隆の勝を土俵際で突き落とし、新大関朝乃山は小結大栄翔を送り出して、ともに4連勝とした。

かど番大関の貴景勝は遠藤を押し出して3勝目。両関脇は御嶽海が豊山を突き落として全勝。正代は霧馬山を寄り切り、3勝1敗とした。

勝ちっ放しは新入幕の琴勝峰、元大関で再入幕の照ノ富士、妙義龍を加えた6人となった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第6節(22日・ユアテックスタジアム仙台ほか=9試合)川崎は小林の2ゴールなどで仙台に3―2で逆転勝ちし、5連勝の勝ち点16で首位を守った。昨季覇者の横浜Mは13年ぶりのダービー戦で横浜FCに4―0と大勝した。

名古屋は大分に3―0で快勝し、3連勝の勝ち点14で2位に浮上。G大阪も1―0で広島を下して連勝を3に伸ばした。

湘南は鹿島に1―0で競り勝って初勝利を挙げ、柏は浦和に4―0と完勝。鳥栖は昨季を含め9試合ぶりに得点し、開幕から5連敗だった清水と1―1で引き分けた。札幌―FC東京、C大阪―神戸は引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・22日】

西1―2ロ

ロッテが競り勝った。五回に暴投で1点を先制し、六回に井上のソロで加点した。小島は七回途中1失点で約1カ月ぶりの2勝目を挙げ、益田が9セーブ目。西武は高橋光が7回2失点と好投したが打線の援護がなく4位に転落した。

ソ3―2日

ソフトバンクが逆転勝ち。0―2の七回に中村晃の適時二塁打と松田宣の2点適時打で、試合をひっくり返した。3番手の椎野が今季初勝利、森が6セーブ目を挙げた。日本ハムは9残塁と拙攻が目立ち、今季初の3連勝を逃した。

楽7―11オ

オリックスが逆転勝ちした。2―7の八回に吉田正の適時二塁打などで3点を返し、九回には大城の2点適時打などで一挙6点を奪った。4番手の吉田一が今季初勝利を挙げた。楽天は四回までに6点をリードしながら救援陣が崩れた。

神3―3広

阪神が土壇場で追い付き、延長十回引き分け。2―3と逆転された直後の九回、2死二塁で近本が同点の右前打を放った。広島は1点を追う九回に失策と代打会沢の適時打で2点を奪ったが、抑えの菊池保でまたも逃げ切りに失敗した。

D5―5ヤ

互いに勝負どころで決定打が出なかった。DeNAは序盤に3本のソロで優位に試合を進めながら六、七回の好機で無得点。ヤクルトは救援陣が粘り、六回に坂口の適時打で同点に追い上げたが、九回1死満塁で村上、荒木が倒れた。

中5―0巨

中日が連敗を4で止めた。三回に大島の二塁打で先制、四回はA・マルティネスと京田がソロ。八回は石川昂が適時打でプロ初打点を挙げた。松葉は6回無失点で2勝目。巨人は今季初の零敗で連勝が7でストップ。戸郷が不調だった。

【公明党・山口那津男代表】重ねて早期解散に反対

公明党の山口那津男代表は22日、日本記者クラブで会見し、早期の衆院解散・総選挙に否定的な考えを重ねて示した。新型コロナウイルス対応と経済対策を優先する必要があるとして「野党が弱いから今のうちに解散してしまえというのでは国民は歓迎しない。国民が納得する大義名分が必要だ」と述べた。

公明党が政府に要求し、新型コロナ対策の困窮世帯向け30万円給付を国民一律10万円給付に変更させた経緯に言及。「首相官邸主導の意思決定も、民意とずれて裏目に出る場合がある」と指摘し、公明党が民意を吸い上げた結果の政策変更だと成果を誇示した。《共同通信》

【国民民主党・玉木雄一郎代表】新党名「投票で決定を」

国民民主党の玉木雄一郎代表は22日の記者会見で、立憲民主党と合流した際に結成する新党の党名を巡り、投票によって決めるべきだとの考えを明らかにした。会見に先立つ両党幹事長会談で立民側に求めた「民主的な手続き」による決定について「投票以外にイメージできない」と述べた。立民の福山哲郎幹事長は投票以外の方法を検討する考えを示しており、異論を唱えた形。隔たりの大きさが鮮明となった。

玉木氏は、これまでの水面下交渉で国民側が無記名投票を提案し、立民側に断られたことも明かした。「投票以外に民主的な方法があるのなら知りたい」と語り、具体策の提示を促した。《共同通信》

【米国】中国総領事館の閉鎖を要求

米国務省は22日、南部テキサス州ヒューストンにある中国総領事館の閉鎖を求めたと明らかにした。ポンペオ国務長官は中国による知的財産窃取、雇用の奪取を非難し「米国の安全保障、経済、雇用を守るための措置だ」と強調した。中国メディアによると、米側は72時間以内の閉鎖を要求。中国側は対抗措置を警告しており、報復合戦になれば米中関係がさらに悪化しそうだ。

国務省のオルタガス報道官は「中国による不公正な貿易慣行など、ひどい振る舞いを容認しない」と語った。

中国外務省の汪文斌副報道局長は22日の記者会見で「中国は必ず対抗措置を取る」と非難した。《共同通信》



7月22日 その日のできごと(何の日)