平成8706日目
2012/11/08
【この日の野田総理】
行政刷新会議
平成24年11月8日、野田総理は総理大臣官邸で、第29回となる行政刷新会議を開催しました。
本日の会議では、「新仕分け」、行政事業レビューシート最終公表後の点検等について話し合われました。《首相官邸》
年内訪ロを見送り
政府は8日、北方領土問題の進展に向けて12月に予定していた野田佳彦首相のロシア公式訪問を見送る方針を固めた。ロシア側が、プーチン大統領の外交日程などを踏まえ、調整が難しいと日本側に伝えてきたのが理由。首相は衆院解散時期や通常国会の日程などを慎重に見極め、来年1月以降で再調整する。政府関係者が明らかにした。
日ロ両政府は、9月にロシア極東ウラジオストクで開いた首脳会談で、首相が12月にモスクワを訪れ会談することで合意。最近になり、プーチン氏の健康問題が表面化している上、12月に外交日程が立て込み、首相の年内訪ロ受け入れは困難と判断したという。《共同通信》
年内解散を検討
政局の焦点である衆院解散・総選挙の時期を巡り、野田首相が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明し、その直後に衆院解散に踏み切ることを検討していることが8日、分かった。複数の首相周辺や民主党幹部が明らかにした。
11月下旬から12月中旬に解散し、投開票日は12月中か年明けの1月が有力だ。首相はTPP参加に慎重な自民党との違いを際立たせ、衆院選の対立軸にできると判断しており、早ければ月内の参加表明を探っている。《読売新聞》
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【阪神・藤川球児投手】米挑戦へ
阪神の藤川球児投手(32)が8日、来季からの米大リーグ挑戦を目指し、今季取得した海外フリーエージェント権を行使する意向を表明した。
球団はこの日、米国に滞在中の本人から意思を伝えられ、手続きを終えたとした。藤川は球団を通じ「メジャーへの思いはずっと抱き続けていた。長年の目標に挑戦したい気持ちは強く、考えが変わることはなかった」と決断理由を述べた。
15日には全球団との交渉が解禁となる。大リーグではレンジャーズなどが藤川に興味を持っているとされる。阪神の中村ゼネラルマネジャーは「残留が完全になくなったわけではないので、動向を見守りたい」とコメントした。《共同通信》
【アミューズトラベル】万里の長城事故で社長が謝罪
中国河北省の万里の長城付近で遭難し日本人ツアー客3人が死亡した事故で、ツアーを企画した旅行会社アミューズトラベル(東京)の板井克己社長(42)が8日、北京市内のホテルで記者会見し「ツアー客に大変な思いをさせてしまい、誠に申し訳ない」と謝罪した。
同社は会見で、悪天候時に使用する簡易型テントも持参していたが「途中でなくなってしまった」と明らかにした。さらに「夕方から雪が降るという予報だったが、夕方までに下山できると思っていた。積雪が予想以上だった」とのツアー添乗員の話を引用し、釈明した。《共同通信》
【日本維新の会・橋下徹代表】核保有あり得ない
日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は8日、日本の核保有論議に関連し「核保有を目指すと公言するのは日本ではあり得ない。日本維新としてあってはならない」と指摘した。その上で「考えることは大いに結構じゃないか」と述べ、議論は必要だとの認識を示した。
同時に「安全保障問題から逃げたから、日本人は責任ある議論ができなくなった」と強調。「日米安保条約で米国の核に守られていると認識しないといけない。厳然たる事実として核兵器が存在する世界の状況を子どもたちに教えないと駄目だ」と語った。《共同通信》
【国民の生活が第一・小沢一郎代表】民主現職に刺客擁立
新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は8日、地元岩手県で次期衆院選岩手3区の女性新人候補者を発表した。小沢氏直系ながら民主党に残った黄川田徹復興副大臣への刺客擁立で、対決姿勢を鮮明にした。迎え撃つ民主党岩手県連も空白区への候補者擁立を模索するが難航は必至だ。
同県一関市のホテルで開かれた記者会見。小沢氏は県内で唯一残った空白区、岩手1区への対応を問われると「県都、盛岡の選挙区。大勝利しなくてはならないと思っている」と述べ、来月中にも候補者を決定し、県内4小選挙区で全勝を目指す考えを強調した。《共同通信》
【減税日本・河村たかし代表】「日本の自立」を目指す
国政政党になった減税日本代表の河村たかし名古屋市長は8日、党所属国会議員と与野党あいさつ回りのため、自民党の安倍晋三総裁と石破茂幹事長を国会内に訪ねた。河村氏は「日本の自立(を目指す)という点では共通するところが多い」と語り掛けた。
両党は、早期の衆院解散実現を目指すことで一致した。
また河村氏は、民主党の山井和則国対委員長も訪ね「(景気を回復させ)商売が盛んになる政治をしたい」と決意を表明。民主党に離党届を提出し、減税日本に合流した熊田篤嗣衆院議員(大阪1区)と水野智彦衆院議員(比例南関東)について「離党を早く認めてほしい」と迫った。《共同通信》
【石原慎太郎氏】団結を呼び掛け
新党結成を目指している石原慎太郎前東京都知事が8日、国会内でみんなの党の渡辺代表、「日本維新の会」の松野頼久国会議員団代表と個別に会談し、衆院選に向けた「大同団結」を呼びかけた。しかし、みんなの党と維新の会は「石原新党」の母体となるたちあがれ日本に冷ややかで、「第3極」結集の見通しは立っていない。《読売新聞》
【藤村修官房長官】田中文科相の罷免否定
藤村修官房長官は8日午前の記者会見で、来春開学を目指す秋田公立美術大(秋田市)など3大学の「不認可」を一転させ、新設を認めた田中真紀子文部科学相について、罷免や辞任の必要はないとの認識を示した。「閣僚として間違ったことをしたとは、たぶん誰も受け止めていない」と述べた。
認可の判断に転じたことについては「一つの区切りを付けた」と評価。公私立大の設置認可の在り方を見直す方針について「新たな方向付けがなされたことを歓迎したい」と強調した。
一方、公明党の山口那津男代表は8日の党中央幹事会で、首相の任命責任を追及する考えを示した。《共同通信》