平成8064日目

2011/02/05

この日のできごと(何の日)

【東北新幹線・はやぶさ】一番列車は40秒で売り切れ

JR東日本は5日、東北新幹線に3月5日デビューする新型車両E5系「はやぶさ」の一番列車の指定席前売りを、インターネットや全国のJRの窓口などで開始した。

同社によると、東京発の下り一番列車はやぶさ1号は、発売から約40秒で全席が売り切れ。ファーストクラスに相当する「グランクラス」は約10秒で売り切れた。新青森発の上り一番列車は、発売1時間半後には売り切れた。

新青森駅では早朝から窓口に3人が並び、午前3時半から並んだという先頭の鉄道ファン(28)=さいたま市=は一番列車の席を無事入手。「新青森駅で購入するために来た。快適な乗り心地と速さを体験したい」と声を弾ませた。

JR東京駅八重洲中央口の窓口には、一番列車のグランクラスの席を求めて10人ほどが並んだが、全国で購入が殺到、1人も買えなかった。

はやぶさは10両編成、731席で全席指定。うち18席がグランクラスとなる。宇都宮―盛岡を国内最高の時速300キロで運転、東京―新青森を最速で現在より10分短い3時間10分で結ぶ。東京―新青森を1日2往復、東京―仙台を1往復する。《共同通信》

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【霧島連山・新燃岳】噴火続く

霧島連山・新燃岳は5日、噴火活動が続き噴煙が上空2千メートルに達した。大量の火山灰が降る宮崎県都城市や高原町は4日夜から降雨に伴う土石流の発生を警戒したが、異常は確認されなかった。

鹿児島地方気象台によると、火口上空の風は5日朝まで宮崎県高原町側に吹いた。午後からは風向きが変わり、鹿児島県霧島市の方向へ噴煙が流れるとみられる。

噴火活動では70センチ大の噴石が火口から3.2キロ地点で確認されたほか、直径4~6センチの噴石も約7キロ離れた場所まで飛んでおり、特に風下には噴石が飛散しやすいとして警戒を呼び掛けている。

宮崎地方気象台によると、新燃岳周辺で4日午後11時までの1時間に0.5ミリの雨を観測。宮崎県南部山沿いでは5日の日中は晴れの予報で、同気象台は「土石流の可能性は低い」としている。《共同通信》

【WBCスーパーフライ級タイトル戦】名城信男選手、戴冠ならず

世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は5日、大阪府立体育会館で行われ、挑戦者で同級7位の名城信男(六島)はチャンピオンのトマス・ロハス(メキシコ)に0―3の判定で敗れ、王座奪取は成らなかった。ロハスは初防衛に成功した。

昨年5月に世界ボクシング協会(WBA)同級王座を失った名城は、アウトボクシングが得意の王者に対して序盤から積極的に前に出た。だが決定打を欠き、2度のWBA王座奪取に続く世界タイトル獲得を逃した。

戦績は名城が18戦14勝(9KO)3敗1分け、ロハスは49戦35勝(23KO)12敗1分け1無効試合。日本のジムに所属する男子の世界王者は6人のまま。《共同通信》

【プロ野球・日本ハム】キャンプに1200人

プロ野球のキャンプは5日、最初の週末を迎え注目ルーキーの斎藤佑樹投手(早大)がいる日本ハムの沖縄県名護市には1200人が訪れた。斎藤投手の帰り際には、選手通路周辺に大勢のファンが集結。ひと目見たさに、宿舎の前まで走って追い掛ける人もいた。報道陣も42社180人が集まり、動向を追った。

斎藤投手をはじめ日本ハムのグッズを販売している売り場には、販売開始の午前9時前から長蛇の列ができた。1日を通して行列は途切れず、斎藤投手のTシャツなどが飛ぶように売れた。

斎藤投手が東京・早実高時代に、夏の甲子園大会で優勝した決勝の再試合を球場で観戦したという名古屋市の男性(35)は「かっこいい感じ。これからも見守っていきたい」と感激した様子だった。《共同通信》

【冬季アジア大会】第7日

冬季アジア大会第7日は5日、アスタナなどで行われ、フィギュアスケートの女子フリーで村上佳菜子(愛知・中京大中京高)が連続3回転ジャンプを決めるなど大きなミスなく滑り、合計177.04点でショートプログラム(SP)からの首位を守り圧勝した。今井遥(東京・日本橋女学館高)も合計167.00点で2位となった。日本はアジア大会の同種目で3連覇。

スピードスケート女子5000メートルは穂積雅子(ダイチ)が7分9秒23で制し、3000メートルとの長距離2冠を達成した。石野枝里子(日本電産サンキョー)は3位だった。

スキー距離リレーの日本は男女ともカザフスタンに敗れて2位。バイアスロン女子24キロリレーもカザフスタンが制し、日本は3位だった。《共同通信》

【柔道GSパリ大会】開幕

柔道のグランドスラム・パリ大会は5日、パリで開幕し、男子は66キロ級の森下純平(筑波大)と73キロ級の中矢力(東海大)、女子では48キロ級の浅見八瑠奈(山梨学院大)が優勝した。

57キロ級の佐藤愛子(了徳寺学園職)は決勝でフランス選手に敗れて準優勝。男子66キロ級の福岡政章(綜合警備保障)、同73キロ級の粟野靖浩(筑波大)は3位だった。

女子は52キロ級で2連覇を狙った中村美里(三井住友海上)が準々決勝でフランス選手に敗れた。同じ52キロ級の16歳、山本杏(神奈川・桐蔭学園高)は3回戦で敗退した。《共同通信》

【FSスキー世界選手権】最終日

フリースタイルスキーの世界選手権最終日は5日、米ユタ州ディアバレーなどで行われ、デュアルモーグル男子で西伸幸(白馬ク)が3位に入り、2009年猪苗代大会の2位に続いて表彰台に立った。

予選12番手で決勝トーナメントに進んだ西は準決勝で、バンクーバー冬季五輪モーグル覇者のアレクサンドル・ビロドー(カナダ)に屈したが、3位決定戦で2日のモーグルを制したギルボ・コラ(フランス)を破った。遠藤尚(忍建設)は落選して28位だった。ビロドーがこの種目を2連覇した。

女子の村田愛里咲(北翔大)は1回戦敗退で13位。星野純子(リステル)は20位で予選落ち。ジェニファー・ハイル(カナダ)がモーグルとの2冠に輝いた。

ハーフパイプ(HP)決勝は女子で松浦絵美(バンプス)が9位、三星マナミ(野沢温泉ク)は10位だった。《共同通信》

【自民党・谷垣禎一総裁】新燃岳の降灰被害、自民として対策案

自民党の谷垣禎一総裁は5日、鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃岳の噴火活動で降灰被害を受けた地域を視察し「自民党として何らかの災害対策案を打ち出し、政府に実施を求めていく」と表明した。鹿児島県霧島市で記者団に述べた。

宮崎県高原町の避難所を訪れ、肩を寄せ合って食事を取る家族らを「大変でしょう。頑張ってください」と激励。その後、農作物が被害を受けた同県都城市や、空振でガラスが割れた霧島市の小学校やホテルを見て回り、自治体の首長らから降灰防除地域や激甚災害の早期指定への協力要請を受けた。《共同通信》

【霧島連山・新燃岳】宮崎県高原町、避難勧告の大半解除

宮崎県高原町は5日、霧島連山・新燃岳の噴火活動に伴い町内の513世帯、1158人に出していた避難勧告の大半を解除した。勧告を継続するのは町内3地区の一部で、火口から8キロ以内に住む27世帯、73人が対象となる。

同町は解除にあたって(1)火砕流が流れる範囲の予測が気象庁、火山噴火予知連絡会ともに火口から約3キロで一致している(2)気象庁が4日に火口を埋めている溶岩の直径に大きな変化がないと発表した―などを判断材料にしたと説明。中嶋秀一まちづくり推進課長は、勧告を出した時の判断について「最悪のパターンを考え、どうしても住民の生命を守りたいという一点だった」と話した。

避難勧告を継続する地域は、火砕流のほか土石流や泥流、噴石の被害が及ぶ恐れがあると予測。避難生活が長期化する場合には、仮設住宅の建設も検討するとしている。《共同通信》

【鳩山由紀夫前首相】「4島同時では返還困難」

民主党の鳩山由紀夫前首相は5日、北海道根室市で講演し、ロシアとの北方領土交渉について「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫(えいごう)平行線のままだ」と指摘した。

その上で「2島にプラスアルファという考え方で、プラスアルファの解釈に知恵が必要だ」と述べ、歯舞群島、色丹島の返還を前提に、国後、択捉両島の帰属問題に関しても協議を進展させる方法を模索すべきだとの考えを示した。《共同通信》

【前原誠司外相】民主党・輿石東参院議員会長とエール交換

民主党の前原誠司外相と輿石東参院議員会長が5日、山梨県昭和町での党所属議員集会でエール交換する一幕があった。前原氏は菅直人首相後継の有力候補の1人で、小沢一郎元代表と距離を置く代表格。輿石氏は小沢氏支持派の有力幹部で、両者の接近はねじれ国会で菅政権の行き詰まりが指摘される中、憶測を呼びそうだ。《共同通信》

【民主党・岡田克也幹事長】小沢氏の処分、早期に結論

民主党の岡田克也幹事長は5日、強制起訴された小沢一郎元代表の処分問題をめぐり「ここに蓋をして、党として何も行わないままでは国民に理解されない。挙党態勢を成し遂げるために小沢氏の問題についてきちんとした答えを出さないといけない」と述べ、早期に結論を出す考えを強調した。長崎県佐世保市で記者団の質問に答えた。《共同通信》

【民主党・岡田克也幹事長】対話集会に参加

岡田克也幹事長は5日午後、宮島大典衆院議員(長崎4区)の地元・佐世保市で開かれた対話集会に参加した。会場のホールを埋めた約250人の来場者を前に宮島衆院議員が挨拶に立ち、「予算委員会の一員として、景気回復と地方活性化のため1日でも早く予算が成立するよう全力を尽くす」と決意を述べた。

演壇に立った岡田幹事長は、「まだまだ民主党政権の成果が国民の皆様に伝えきれていない」とした上で、「高校の授業料無償化や子ども手当、35人学級などを実現し、子育てしやすい環境づくりに向けて大きく舵を切った」と報告。「国民の皆様に約束したことを出来る限り実行する」と訴えた。

質疑応答の中で佐世保市の朝長則男市長は、日米間の核密約問題に触れ、「密約の全容解明を成し遂げて頂いたことに心から感謝する」と述べながら、40年にもわたって佐世保市の悲願だった港湾の軍民すみ分けも民主党政権の下で大きく進展したことを紹介した。また、「佐世保港の多目的国際ターミナル事業推進」や「潜水艦基地を佐世保市に」という朝長市長の要望に対し岡田幹事長は、宮島衆院議員と連携しながら実現に向けて努力することを約束した。《民主党ニュース》

【この日の菅直人総理】

社会保障改革に関する集中検討会議

2月5日のできごと(何の日)【菅直人首相】社会保障改革に関する集中検討会議を開催

平成23年2月5日、菅総理は総理大臣官邸で、第1回となる社会保障改革に関する集中検討会議を開催しました。

社会保障改革に関する集中検討会議は、社会保障・税一体改革の検討を集中的に行うとともに、国民的な議論をオープンに進めていくため、内閣総理大臣を議長とし、関係閣僚及び与党幹部と民間有識者からなる会議を政府・与党社会保障改革検討本部の下に設置したものです。

本日の会議では、社会保障に関する集中検討会議の今後の進め方等ついて話し合われました。

本日の議論を踏まえて菅総理は、「国民の皆さんと一緒に議論するということ、国民の皆さんにとって分かりやすい議論でなくてはならないという点では、全員の意見が一致したように思います。
加えて、医療、年金、介護という言葉が、社会保障の常に柱になっていたわけですが、子どもの問題、雇用の問題は、支える皆さんの立場を含めた議論でなければ、本当の意味でのしっかりとした議論にならないということを共有化できたのではないかと思っています。」と述べました。《首相官邸》

【ロシア】国後島に新たな岸壁

ロシアが北方領土・国後島の古釜布(ロシア名ユジノクリーリスク)港で建設していた新たな岸壁が完成し、北方領土とサハリンを結ぶ貨客船「イーゴリ・ファルフトジノフ」(排水量4575トン)が5日、試験入港で初めて接岸した。事務手続きが整い次第、運用開始される予定。

新たな岸壁の完成によって国後島への人や物資の輸送能力が高まることで、ロシアの北方領土でのインフラ整備が進み、実効支配が強まる可能性がある。

建設会社によると、新たな岸壁は長さ135メートル、深さ8メートル。タス通信によると、喫水6.5メートルまでの船が古釜布港に入港可能となる。これまで未整備だった同港では、イーゴリ・ファルフトジノフなど比較的大きな船は、港の沖合に停泊し、乗客や物資ははしけ船が港まで運んでいた。

新たな岸壁は、ロシア政府の北方領土を含む千島列島の社会経済発展計画の一環として9億ルーブル(約25億円)を投じ昨年12月に完成。昨年11月に国後島を訪問したメドベージェフ大統領をはじめ、その後、同島を訪れたロシア要人もこの岸壁を視察していた。《共同通信》

【スーダン】南北境界で戦闘

AP通信などによると、スーダン南北境界に接する南部の上ナイル州の2都市で5日、同国北部政府軍内の戦闘があり、兵士30人が死亡した。同州の州都マラカールで3〜4日に起きた戦闘の死者は、子供を含め20人に上ったことも確認された。

南部は1月の住民投票で、分離独立に向かうことが決まった。いずれの戦闘も、独立に向けた北部への移動を拒否する政府軍所属の南部出身者が起こしたという。同州には政府軍と南部のスーダン人民解放軍から成る合同統合部隊が展開している。

ロイター通信によると、住民投票の暫定結果に異議申し立てはなく、投票管理委員会は7日に最終結果を発表、南部の独立が確定する見通し。《共同通信》

【永田洋子死刑囚】死亡

1971~72年の一連の連合赤軍事件で殺人や死体遺棄罪などに問われ、93年に死刑が確定した元連合赤軍幹部の永田洋子死刑囚(65)が5日午後10時6分、東京拘置所で死亡した。死因は多臓器不全とみられる。複数の関係者が明らかにした。永田死刑囚は84年に脳腫瘍の手術を受けたが、2006年3月に東京拘置所で倒れ、脳萎縮と意識障害が認められ、同5月に八王子医療刑務所に移送。07年3月に東京拘置所に移されたが、この間、寝たきりの状態が続いていたという。《共同通信》



2月5日 その日のできごと(何の日)