平成5704日目
2004/08/20
【アテネ五輪・競泳女子800m自由形】柴田亜衣選手、金メダル獲得
競泳・女子800メートル自由形決勝◇20日
日本競泳界の歴史が変わった。22歳の柴田亜衣(鹿屋体大)が、女子800メートル自由形で金メダルを獲得した。
序盤から勢いよく飛び出し、最後の50メートルで逆転。最後までスタミナが切れることなく8分24秒54の好タイムで自由形で日本女子初のメダルを手にした。競泳日本女子の五輪金メダルは92年バルセロナ大会200メートル平泳ぎの岩崎恭子以来で史上4人目。日本競泳陣は最終日を前にして戦後最多7個のメダルを獲得した。《日刊スポーツ》
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【アテネ五輪・競泳女子200m背泳ぎ】中村礼子選手、銅メダル獲得
競泳・女子200メートル背泳ぎ決勝◇20日
女子200メートル背泳ぎで、中村礼子(22=日体大)が銅メダルを獲得した。中村は得意の後半で追い上げ、2分9秒88の日本新をマーク。大接戦を制して3位タイに飛び込み、2大会連続で日本の女子背泳ぎにメダルをもたらした。昨年10月から北島康介を育てた平井コーチの指導を受けて精神的に成長。持ち前の素質が、大舞台で開花した。同種目の寺川綾(19=近大)は8位だった。《日刊スポーツ》
【アテネ五輪・柔道男子100キロ超級】鈴木桂治選手、金メダル獲得
柔道男子100キロ超級◇20日
柔道ニッポンがダブル金で最終日を締めた。男子100キロ超級は鈴木桂治(24=平成管財)が強敵タメルラン・トメノフ(ロシア)に必殺の小外刈りで1本勝ちし、師匠の斉藤仁監督以来16年ぶりに最重量級の金メダルを獲得した。金メダル確実とみられた男子100キロ級の井上康生の敗戦で沈んだムードを吹き飛ばした。男女の金メダルは過去最多の2倍の8個となり、神話の国で伝説が生まれた。《日刊スポーツ》
【アテネ五輪・柔道女子78キロ超級】塚田真希選手、金メダル獲得
柔道女子78キロ超級◇20日
女子78キロ超級は塚田真希(22=綜合警備保障)が決勝を制した。鮮やかな逆転勝ちだった。ベルトランとの決勝。背負い落としで技ありを奪われ、抑え込まれた。終わった、はずだった。だが、いなした際に塚田の体の上をゴロンと相手が転がった。誰かが押してくれたかのようだった。「パニックになったけど、絶対に離すもんかと思った」。歯を食いしばり、120キロの体で起死回生の後ろけさ固めを決めた。豪快なだけでなく、実は寝技は得意。土壇場で練習が生きた。《日刊スポーツ》
【アテネ五輪・ソフトボール】上野由岐子投手が完全試合達成
日本2-0中国◇20日
日本のエース上野由岐子投手(22=日立&ルネサス高崎)が中国相手に完全試合を達成した。
負けると金メダルへの夢が断ち切られる試合で上野は、「重圧を、負けられないという強い気持ちに変えた」。序盤はチェンジアップを有効に使って打たせて取り、中盤以降は120キロに迫る速球をどんどん投げ込んだ。
「打たせて取るつもりだった」と話したが、5回に3者連続三振を奪うなど、迫力満点だった。 アトランタ大会から採用されたソフトボールで、完全試合は五輪史上初。アテネ行きの切符を得た02年世界選手権に続き、またも中国戦で完全試合を演じた。《日刊スポーツ》