平成399日目

平成2年2月10日(土)

1990/02/10

【ソ連・ゴルバチョフ書記長】ドイツ統一に合意

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ドイツ統一問題協議のため10日、モスクワを緊急訪問した西ドイツのコール首相はゴルバチョフ・ソ連最高会議議長兼書記長との約2時間半にわたる首脳会議を終えた同日夜、ゴルバチョフ議長が東西ドイツの国家的統一に原則的に合意した、と発表した。

コール首相の発言は予定を変更して招集された記者会見の席で行われたもので、ゴルバチョフ書記長は「東西両ドイツのドイツ人が国家的統一の下で暮らすかどうかはドイツ人の自決権の問題であり、ソ連はその決定を尊重する」と述べたという。

コール首相は今回の会談の結果を歴史的な成果と高く評価。さらに東西両ドイツと第二次大戦の戦勝国(米、ソ、英、フランス)の6カ国で統一問題を話し合い、その結果をことし末にも開かれる全欧首脳会議で報告できるだろうと述べ、統一へのプロセスについて年内に4大国との間で合意を目指すとの意向を明らかにした。

ドイツ問題の最終的解決について責任を持つ第二次大戦の戦勝四大国のうち、米国、英国、フランスの西側三国は西ドイツの主権回復を認めた1955年のパリ条約でドイツの再統一に公式に同意しており、ソ連も基本的に統一に同意したことで、昨年秋の東ドイツの民主化に端を発した東西ドイツ統一への動きは一層加速されることになった。

東ドイツのモドロウ首相は、13日にボンを訪問してコール首相との東西両ドイツ首脳会談に臨むことになっているが、コール首相はこの場で統一への具体的な第一歩となる通貨同盟の結成を呼び掛けることを明らかにしている。《共同通信》




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【社会党・田辺誠前書記長】自社の定期協議を提唱

社会党の田辺誠前書記長は10日、東京都内で共同通信社の取材に対し、総選挙後の政局について基本的な考えを明らかにした。田辺氏はこの中で自民党過半数割れ実現を改めて強調するとともに、「軍縮」「消費税廃止・本格税制改革」「政治改革断行」の3課題の合意を基本とする「緊急連合政種」樹立に強い意欲を表明した。

その上で「社会党は野党間だけでなく、自民党とも定期協議をすべき時代だ」と述べ、政局安定のために自社両党間の定期協議が必要だとの認識を示した。また仮に消費税廃止法案、見直し法案のいずれも成立の見通しが立たない場合には、本格的税制改革のため与野党協議を開始すべきだと述べた。

【海部俊樹首相】土井氏の地元で社党攻撃

選挙戦も残り一週間、公示日からの折り返し点となった10日、海部首相は兵庫県入りし、最大の敵、社会党の土井委員長のおひざ元の西宮市など県内3カ所の街頭で「無責任なところに将来の重い責任を渡せるか」などと激しい口調で、社会党批判を展開した。

土井委員長の選挙区、西宮市のスーパー前で二人の自民党候補者とともに街頭宣伝車に登った首相は土井氏への対抗意識がありあり。「山が動けばいいというものではない。大事なのはどちらの方向を向いて何をやろうとするのか。一夜漬けの連合政権は勤弁してほしい」と厳しい攻撃を浴びせた。《共同通信》

【北尾光司選手】元横綱がプロレスデビュー

大相撲の元横綱双羽黒の北尾光司が10日、東京ドームで行われた新日本プロレスの「スーパーファイト IN 闘強導夢」でプロレスラーとしてデビューした。

「60分1本勝負」のファイトぶりもデビュー戦にしてはまずまずで、ギロチン・ドロップから9分58秒、相手のクラッシャー・バンバン・ビガロ(米国)にフォール勝ちしたが、本人は「30点。攻められるときついです」と反省しきりだった。

大相撲を廃業して2年2カ月。まだ26歳。プロレス界でも横綱となれるか。《共同通信》




2月10日のできごと