1989 平成元年11月2日(木)のできごと(何の日)

平成299日目

平成元年11月2日(木)

1989/11/02

【三陸沖】M7.1の地震

2日午前3時25分ごろ、東北地方を中心に北海道、関東、中部にかけて最大で震度4(中震)の地震が発生した。気象庁の観測によると、震源地は10月末から群発地震の続いている三陸はるか沖で岩手県宮古市の東北約105キロ、震源の深さは30キロ、マグニチュード7.1。青森、盛岡などで震度4、釧路、仙台で震度3、東京や新潟などでも揺れを感じた。

岩手県・宮古港では午前3時54分に最高56センチの津波を観測、同県沿岸部の陸前高田市など6市町村で住民に避難命令が出されたが、地震や津波による被害の報告はなく、JR東北新幹線などの運行にも大きな支障はなかった。《共同通信》




【東ドイツ】指導部が相次ぎ辞任

東ドイツのクレンツ社会主義統一党書記長が就任してから2週間がたった2日、ティッシュ自由ドイツ労働組合同盟議長に続きホーネッカー前書記長夫人のマルゴット・ホーネッカー国民教育相ら旧体制を支えてきた閣僚や幹部らが続々と辞任、人事面での新体制づくりが動き始めた。8日からの党中央委員会総会に向けて、さらに幹部の更迭が続くとみられる。

東ドイツ閣僚評議会(政府)は2日、マルゴット・ホーネッカー女史の国民教育相辞任を承認した。黒鉛ADN通信によると、女史はホーネッカー書記長解任から2日後の10月20日に「個人的な理由」で辞表を提出していた。後任は決まっていない。《共同通信》

【米・ブッシュ大統領】ハンガリー大統領候補と会談

ブッシュ米大統領は2日、訪米中のハンガリー社会党(旧社会主義労働者党)の大統領候補、ボジュガイ国務相と約30分間会談し、来月始めマルタ沖で行われる米ソ首脳会談はハンガリーを含む全欧州に利益をもたらすものになると説明した。

ボジュガイ国務相、フィッツウォーター大統領報道官によると、会談ではこのほか西側のハンガリー経済支援問題が話し合われた。国務相は対共産圏輸出調整委員会(ココム)の規制緩和を求めた。国務省によると大統領は検討を約束したという。《共同通信》

【海部俊樹首相】私は鉛で結構

海部首相は2日昼、都内のホテルでの講演で、今年は十干と十二支との組み合わせで60年に一回の己巳に当たるとし「この年は世の中が大きく激変し、新しい流れが生まれ出る年だ。60年前が大恐慌、その前が明治維新」と切り出した。

そして「今年は昭和から平成になったし、国会でみると何十年ぶりということ(参院の与野党逆転)が続いた」と大きな節目に当たることを強調しながら、それへの対応では「私は(自らを将棋の)金とは思っていないし、背伸びをするふりをして銀になれるわけでもない。どこまでメッキがむかれても、火にさいなまれても、銅であり鉛であって結構だ」。「総理、総裁になるとは全く思わなかった」と述べた首相は、激動を取りしきる器ではないという謙虚さを前面に立てながら、その一方で「海部色」に自信もちらり。《共同通信》




11月2日のできごと

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