平成296日目

平成元年10月30日(月)

1989/10/30

【東ドイツ】全土で空前のデモ

民主化運動が空前の盛り上がりをみせている東ドイツ各地で30日夜、これまで最大規模のデモが繰り返され、ライプチヒでは30万人を超す市民が参加した。

東ドイツの党・政府当局は市民の信頼回復を目指して、27日に不法出国者とデモの逮捕者に対する恩赦を発表したが、根本的な民主化を求める市民の声は当局側の和解姿勢を一蹴したことになる。

毎週月曜日の定例デモが行われているライプチヒでは30万人を超す市民が参加、このほかハレ、マグデブルク、シュベリン、カールマルクス・シュタットなどでも数千人から数万人が街頭で民主化を訴え、地方の小都市にもデモが広がった。《共同通信》




【大相撲・貴花田】十両昇進

日本相撲協会は30日朝、九州場所の新番付を発表した。元大関貴ノ花のジュニア貴花田(藤島部屋、東京都出身)は先場所の西幕下9枚目から西十両10枚目に躍進。北の湖の記録を9ヶ月上回る17歳2ヶ月の最年少関脇となった。

役力士の新たな昇進者がなく、新鮮味を欠く。横綱、大関の昇進なしは史上最多の12場所連続。東正横綱には先場所、最多勝記録を更新して国民栄誉賞を受賞した千代の富士が3場所ぶりに座った。“鉄人横綱”が最高位の東正位に就くのは通算36場所目で、大鵬の最多37場所にあと「1」と迫った。《共同通信》

【公明党・石田幸四郎委員長】社会党構想を批判

公明党の石田委員長は30日午後、遊説先の熊本市内で記者会見し「野党4党による政策協議への基本的な見解」(石田見解)を発表した。

見解は連合政権協議に向けて「あいまいな合意は政権のぜい弱性につながる」と基本政策の合意が不可欠との立場を示した。その上で(1)日米安保条約を自民党政治の負の遺産としてやむを得ず引き継ぐのでは、条約を運用する内閣(連合政権)の立場として無責任(2)違憲・法的存在(合法)論のままで、内閣として自衛隊を保持することは困難–と社会党連合政権ビジョン(土井提言)を批判、自衛隊合憲を打ち出すなどの明確な政策転換を迫っている。《共同通信》

【海部俊樹首相】美女表敬ににこにこ

海部首相は30日夕、首相官邸で’90ミス・ユニバース日本代表の三次浩子さん(23)=松山市在住=、ミス・フラワークイーン日本代表の宮川朋子さん(22)=京都市在住=ら美女軍団6人の表敬訪問を受けた。

参院予算委が空転している合間のわずか2、3分の面会だったが、首相は「日本人も美しくなったなあ」とにこにこ顔で一人一人と握手を交わしていた。《共同通信》




10月30日のできごと