カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年4月6日(日) 競馬・第57回桜花賞

    平成3011日目

    1997/04/06

    この日のできごと(何の日)

    【競馬・第57回桜花賞】

    第57回桜花賞(G1)は6日、不良馬場の阪神競馬場1600メートル芝コースに18頭が出走して争われ、一番人気のキョウエイマーチ(松永幹夫騎乗)が1分36秒9で優勝、賞金8900万円を獲得した。

    松永騎手、野村彰彦調教師はこのレースともに初勝利。二番手にいたキョウエイマーチは直線からよく伸びて、2着のメジロドーベルに4馬身差をつけて快勝した。《共同通信》

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    【善光寺】御開帳

    長野市の善光寺が7年目ごとに本尊の分身、秘仏「前立本尊」を公開する善光寺御開帳が6日、「お朝事」とそれに続く「開闢大法要」で幕を開けた。

    長野冬季五輪を控えた長野市は高速道の整備が進んだことなどから、5月31日までの期間中、前回(平成3年)を約100万人上回る約450万人の参拝が見込まれている。

    お朝事は午前6時に本堂で行われた。読経の中で厨子が開かれ、観音を両わきに従えた前立本尊が姿を現すと、小雨がぱらつく中、未明から詰め掛けていた約2000人の参拝客からざわめきが起こった。

    この後、善光寺を運営する大本願(浄土宗)と天勧進(天台宗)が開闢大法要を営み、御開帳の始まりを宣言した。善光寺最大の儀式は26日と来月10日の「中日庭儀大法要」でクライマックスを迎える。《共同通信》

    【柔道・全日本選抜体重別選手権】

    柔道の世界選手権(10月・パリ)と東アジア大会(5月・釜山)の日本代表選考会を兼ねた男子の全日本選抜体重別選手権は6日、福岡市の福岡市民体育館で7階級を行い、第一人者の小川直也が引退した96キロ超級は篠原信一(旭化成)が初優勝した。

    注目の中村3兄弟は、長男の佳央(旭化成)が95キロ級決勝で秋山勝彦(日本中央競馬会)を小外刈りで破り、2年連続の優勝。二男の行成(旭化成)も65キロ級で3連覇を果たしたが、アトランタ五輪金メダリストの三男の兼三(旭化成)は71キロ級決勝で岩川武久(上組)に敗れた。

    60キロ級はアトランタ五輪の覇者、野村忠宏(奈良教大大学院)が2年連続2度目の優勝。このほか、86キロ級は藤田博臣(東海大)が決勝でベテランの吉田秀彦(新日鉄)を下し、78キロ級は滝本誠(日本中央競馬会)が制した。今大会では篠原をはじめ、岩川、滝本、藤田と7階級中4階級で新王者が誕生した。《共同通信》

    【新進党・西岡武夫幹事長】「保保連合組まず」

    新進党の西岡武夫幹事長は6日のNHKとテレビ朝日の討論番組で、今後の政局への対応で自民党とは当面「保保連合」を組む考えはないことを強調する一方、行政改革など個別政策課題については「(政府、自民党と)合意すれば協力していくことはやぶさかでない」と述べ、協議に応じる意向を示した。

    米軍用地特別措置法改正をめぐる橋本龍太郎首相と小沢一郎新進党党首との合意については「新しい法律をつくることだ。国が(土地の強制使用で)最終的な責任を負う仕組みを整備すると首相が約束した」との受け止め方を表明。「加藤紘一自民党幹事長が橋本首相の約束を否定するなら、自民党内部の問題だ」と指摘した。《共同通信》

    【APEC蔵相会議】閉幕

    18カ国・地域が参加してフィリピンのセブで開かれていたアジア太平洋経済協力会識(APEC)蔵相会議は6日、域内経済と世界の金融資本市場との統合が進んでいるとの認識で一致、通貨危機に対応する政策協調を強化することなどを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕した。

    また、城内のインフラ(社会的生産基盤)整備への民間投資の促進や金融資本市場の整備に向け、自由な資本の流れを阻害する障壁を削減するための自主的な行動計画を準備することなど7項目の協力策で初めて合意、声明に盛り込んだ。

    今回の会議では特定の経済課題についての政策協調の重要性が前面に打ち出されたが、自主性を尊重するAPECで今後どこまで浸透させることができるか、各国・地域首脳の指導力も含めて対応が問われそうだ。《共同通信》

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    4月6日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年4月5日(土) エンゼルス・長谷川滋利投手、メジャーデビュー

    平成3010日目

    1997/04/05

    この日のできごと(何の日)

    【エンゼルス・長谷川滋利投手】メジャーデビュー

    米大リーグに新天地を求め、日本選手4人目の大リーガーとなったエンゼルスの長谷川滋利投手(28)は5日のアナハイム・スタジアムでのインディアンス戦でデビュー。先発して五回途中までに7安打5失点で敗戦投手となり、大リーグの壁の厚さを痛感させられる結果となった。

    日本選手としては村上雅則(元ジャイアンツ)野茂英雄(ドジャース)鈴木誠(マリナーズ)に続いた大リーグのマウンドは、野茂に次ぐ2人目の先発。

    勝利投手の権利を得る、4−1でエンゼルスがリードして迎えた五回に、インディアンスの強打線に捕まり、アロマーの2点本塁打を含む5長短打を浴びてマウンドを降りた。試合はこの回に逆転したインディアンスが7−5で勝った。

    あの野茂ですら初勝利を手にしたのは7試合目だった。次回先発は11日(日本時間12日)、敵地でのインディアンス戦。デビュー戦の雪辱と初勝利に挑む。《共同通信》

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    【NHK連続テレビ小説・ふたりっ子】最終回

    【 GM・サターン】国内販売開始


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    【第69回選抜高校野球大会】第9日

    第69回選抜高校野球大会第9日は5日、雨模様の甲子園球場で準々決勝を行い、中京大中京(愛知)と報徳学園(兵庫)が準決勝へ進出した。しかし、残り2試合は雨によるグラウンドコンディション不良のため6日に順延となった。

    中京大中京は10安打で4点を奪い、大杉が春日部共栄(さいたま)の終盤の反撃をかわして4−2で下し、5年ぶりのベスト4入り。中京大中京は同校の持つ選抜大会の最多勝利記録を50勝とし、春夏通算でも最多を更新する115勝となった。報徳学園は五回に平安(京都)のミスを突いて勝ち越し点を奪い、5−2で勝って22年ぶりの4強入り。《共同通信》

    【パ・リーグ】開幕

    プロ野球、パ・リーグは5日、セ・リーグより1日遅れて、西武ーダイエー(西武)、日本ハムーロッテ(東京ドーム)の2カードで開幕した。

    ナイターの巨人ーヤクルトと昼夜開催となった東京ドームの日本ハムーロッテは、ロッテが小宮山の好投と小坂(JR東日本東北)と清水(青学大)両新人投手の活躍で6−0と快勝した。小宮山は開幕戦初完封。巨人から移籍した落合は4打数2安打だった。

    雨で開始が55分遅れた西武ーダイエーはダイエーが4−3で競り勝った。日本一のオリックスは神戸で近鉄戦が組まれていたが、雨のため中止になった。《共同通信》

    【サッカー・ゼロックス杯】鹿島、逆転V

    サッカーのゼロックス・スーパーカップは5日、東京・国立競技場に約2万9000人の観衆を集め、昨季Jリーグ王者の鹿島アントラーズと天皇杯全日本選手権優勝のヴェルディ川崎が対戦、鹿島が3−2で逆転勝ちした。賞金は鹿島が3000万円で、川崎は2000万円。

    鹿島は前半35分、ジョルジーニョが2度目の警告で退場し10人となった。後半23分、川崎のマグロンに勝ち越し点を許したが、鹿島は19歳の柳沢が27分、34分と連続ゴールを奪った。《共同通信》

    【自民党・加藤紘一幹事長】新進党との政策協議を容認

    自民党の加藤紘一幹事長は5日午後、山形県酒田市で講演し、梶山静六官房長官らが積極姿勢を示す新進党との個別政策協議について「今後は、個別の政策でいろんな政党と話し合いをするという道をたどっていくのではないか」と述べ、容認する考えを示した。

    その上で「社民、さきがけ両党の協力で重大な予算を通したばかりだし、両党の投票を得て、やっと橋本内閣が成立したという事実もある」と指摘、基本的に3党の信頼関係を維持していく考えを強調した。

    【ドイツ・ヘルツォーク大統領】来日

    ヘルツォーク・ドイツ大統領が5日夕、羽田着の特別機で来日した。国賓として10日まで滞在し、7日に天皇皇后両陛下と会見するほか、8日には橋本龍太郎首相と会談する。

    【APEC蔵相会議】ドル高終了宣言を支持

    フィリピンのセブで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)蔵相会議は5日、一日目の討議を行い、域内のマクロ経済情勢などについて意見交換、2月にベルリンで開催された先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)でのドル高終了宣言を支持することで一致した。

    このほか、インフラ(社会的生産基盤)整備への民間資金の導入を促進する具体的な行動計画についても議論された。蔵相会議は6日も継続され、同日午後に共同声明を採択して閉幕する。

    この日の会議で日本は、インフラ整備への民間投資を促す具体的な行動計画として、日本輸出入銀行などを中心に各国・地域の輸出金融機関の間で情報交換を含めた協力の枠組みを構築することを提案した。蔵相会議には日本、米国、フィリピン、カナダなど18カ国・地域が参加している。

    三塚博蔵相はこの日、国際通貨基金(IMF)のカムドシュ専務理事や中国をはじめとする各国の蔵相らと個別に会談、日本の財政構造改革や日本版ビッグバン(金融制度改革)などの取り組みについて説明、理解を求めた。《共同通信》

    【鹿児島県北西部】震度5弱

    5日午後1時24分ごろ、鹿児島県北西部を中心に強い地震があり、同県川内、宮之城で震度5弱、長崎県雲仙と熊本県芦北などで震度3を記録したのをはじめ九州全域で揺れを感じた。

    気象庁の観測によると、震源地は鹿児島県薩摩地方で震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4.9と推定される。同地方では3月26日(M6.3)、4月3日(M5.5)にいずれも震度5強を記録する強い地震があった。3月26日以来続いている余震とみられる。

    鹿児島県対策本部などによると、5日夜までにけが人はなかったが、建物被害は11棟、がけ崩れは宮之城町、東郷町などで16カ所に上った。

    鹿児島県では2日以来断続的に雨が降り、これまでに200ミリに達している所もあるため、気象庁は地盤の緩みによるがけ崩れなどへの注意を呼び掛けている。

    九州電力によると、川内原発は1、2号機とも異常はなかった。JR九州によると、鹿児島線の一部区間で一時徐行運転をしたが午後3時ごろ解除。列車7本に最大55分の遅れが出た。九州自動車道はえびの−鹿児島間で一時、時速50キロの速度規制を実施。鹿児島空港は地震直後に10分間、滑走路を閉鎖したが、異常がないため再開した。鹿児島県の観測では、鶴田町の震度計では震度5強を記録した。

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】フジモリ大統領、ボリビア大統領と会談

    ボリビアを公式訪問中のペルーのフジモリ大統領は5日朝(日本時間5日夜)、サンタクルスでサンチェス大統領と2度目の首脳会談を行い、前日に続きリマの日本大使公邸人質事件について協議、平和解決の道を探った。

    事件ではボリビアのグムシオ駐ペルー大使が人質となっており、フジモリ大統領は同大使の健康問題などについても具体的に説明。同時にMRTAの公邸占拠グループが釈放を要求しているボリビア国内で収監中の4人のトゥパク・アマル革命運動(MRTA)メンバーの扱いについても、ボリビア政府の釈放拒否方針を確認したとみられる。《共同通信》

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    4月5日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年4月4日(金) 杉村春子さん、死去

    平成3009日目

    1997/04/04

    この日のできごと(何の日)

    【杉村春子さん】死去

    「女の一生」「華岡青洲の妻」「欲望という名の電車」など数々の舞台で名演を見せ、日本の演劇界を代表する存在だった文化功労者、杉村春子さんが4日午前0時半、頭部膵臓がんのため東京都文京区の病院で死去した。91歳。広島県出身

    私立山中高女卒業後、広島で女学校の音楽の代用教員を務めたが、女優への夢を抱き昭和2年上京。築地小劇場、築地座を経て12年、文学座の創立に参加。代表作「女の一生」は空襲下の20年の初演以来、947回演じた。

    舞台生活は70年に及び、伝統芸を吸収したち密な演技と、練り上げたせりふ術で、文学座公演を軸に、新劇から新派など商業演劇の舞台まで自在にこなした大女優だった。小津安二郎監督「東京物語」や新藤兼人監督「午後の遺言状」など数多くの映画にも出演。名わき役ぶりを見せ、テレビドラマにも活躍した。

    戦後復活第一回の22年度日本芸術院賞を受け、49年には演劇畑では東山千栄子、初代水谷八重子に次いで、女優3人目の文化功労者に選ばれた。また3度の新劇団訪中公演に参加し、日中文化交流に尽力した。平成7年には文化勲章の候補に挙がりながら辞退し、話題になった。

    晩年も活動は衰えず8年夏の芸術座「晩菊」や秋の文学座アトリエ公演「華々しき一族」に出演。今年3月の新橋演舞場「華岡青洲の妻」などの出演が予定されていたが、2月10日から入院していた。著書に「自分で選んだ道」など。《共同通信》

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    【第69回選抜高校野球大会】第8日

    第69回選抜高校野球大会第8日は4日、甲子園球場で前日雨で順延となった2回戦残り3試合を行い、天理(奈良)、西京(山口)、上宮(大阪)が勝ってベスト8が出そろった。

    天理は浜松工(静岡)の好投手、伊藤の立ち上がりを攻めて一、二回に計4点を奪って主導権を握り、左腕小南が粘り強い投球で相手打線を完封し、7−0で快勝した。天理は5年ぶりの8強入り。西京は2−3の八回、無死一、三塁から長田の右越え二塁打と美澄のスクイズで大分商(大分)に4−3で逆転勝ちし、初出場ではただ1チーム、準々決勝へ進んだ。上宮は、明徳義塾(高知)の投手陣を打ち込み、山田が4安打完封して6−0で勝った。報徳学園、育英(ともに兵庫)、平安(京都)と合わせ、ベスト8を近畿勢5校が占めたのは第51回大会(1979年)以来、18年ぶり。《共同通信》

    【セ・リーグ】開幕

    プロ野球は4日、いよいよセ・リーグから公式戦がスタート。広島−阪神(広島)は雨で流れたが、東京、ナゴヤ両ドームには満員のファンが詰め掛け、華やかな雰囲気の中で開幕戦を味わった。試合はヤクルトが小早川の史上3人目の開幕3打席連続ホーマーなどで巨人を6−3と破り、中日は横浜を3−2で下した。注目の清原(巨人)は4打数1安打だった。巨人の開幕戦連勝は5で止まった。《共同通信》

    【オレンジ共済組合事件】参院、友部議員に辞職勧告

    参院は4日午前の本会議でオレンジ共済組合詐欺事件で起訴された友部達夫参院議員に対し「なお議員の職にあることは許し難い」とする議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。佐藤道夫議員(二院クラブ)1人だけが、有罪かどうか確定していない起訴段階であることを理由に反対した。

    国会ではこれまで、ロッキード事件や佐川急便事件などに関連して衆参の6議員に対し計20件の辞職勧告決議案が提出されたが、いずれも否決か撤回、審議未了に終わっており、可決は初めて。ただ決議に拘束力はなく、友部議員が応じない限り辞職に追い込めないのが実情。参院としては政治家の倫理が問われたこの問題に一応の決着をつけた形になるが、比例代表名簿順位をめぐる疑惑などまだ解明されなければならない問題も残っている。

    決議は友部議員に辞職を求める理由について①同共済組合の実質的主宰者として顧客を欺き金銭を取得した政治的・道義的責任は重大②参院議運委員長らの辞職要求を拒み、国民の批判が高まる中、なお議員の職にあることは許し難い−ことを挙げた。

    さらに「係争中の事案は審理結果を踏まえて対処すべきだが、事件の重大性にかんがみ、これ以上放置することは政治に対する信頼を失墜させ、本院の名誉と権威を傷つける」と指摘。有罪判決まで被告は無罪の推定を受けるとの刑事裁判原則にはとらわれず政治責任を問う姿勢を明確にした。《共同通信》

    【石破茂衆議】自民党入党

    自民党は4日午後の党紀委員会で、無所属の石破茂(鳥取1区)、笹川堯(群馬2区)両衆院議員の復党と、無所属の岩永峯一衆院議員(滋賀3区)の入党を承認、会派届を衆院に提出した。石破氏は衆院会派「21世紀」から離脱、笹川氏は新進党を離党していた。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】「特措法改正」時限立法化は拒否

    衆院は4日午後の本会議で、米軍用地特措法改正案の審議入りし、趣旨説明、質疑を行った。橋本龍太郎首相は民主党などが求めている時限立法化について「近い将来、今般と同様の事態が発生する可能性を否定できない」として拒否した。

    米軍用地強制使用に関する事務手続きについて、首相は「本来、国が執行責任を持つ性格のものだ。地方分権推進委員会からの意見を見ながら幅広く検討したい」と述べ、国への移管も含め基本的法制度の在り方を検討する考えを表明。

    さらに「日米安保条約上の義務を果たすことは日本という国家の存立にかかわる重大事項だ」「約3000人分の(契約を拒否している地主の)担保の供託手続きには相当の時間を要する。4月中のできるだけ早い時期の成立をお願いする」と、早期成立への協力を求めた。《共同通信》

    【米・ルービン財務長官】橋本首相らと会談

    ルービン米財務長官が4日来日し、橋本龍太郎首相や三塚博蔵相と相次いで会談、日本が経常黒字の過度拡大を避け、内需主導による経済成長を実現することが重要との認識で一致した。

    一連の会談後に記者会見したルービン長官は、こうした目標を達成できなかった場合には「いかなる追加措置を取るかに議論が集中する」と述べ、財政出動などを含めた対応を求める可能性を示唆した。判断時期については「(平成9年度の)第一・四半期が経過すれば、日本経済のこの一年の動向が見える」と述べた。

    為替水準については、ドル高是正を宣言した2月の先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)合意と「認識は変わらない」と強調した。

    この日午前行われた橋本首相との会談では、首相が行財政改革の進行状況を説明。これに対し、ルービン長官は「規制緩和は経済にプラスになる」などと述べた。長官はさらに、日本債券信用銀行の経営改善策など金融不安解消を目指す日本政府の取り組みを歓迎。沖縄問題では、米軍用地特別措置法(特措法)改正案成立に向けた首相の努力を高く評価した。

    正午からの三塚蔵相との会談でも長官は、金融システム安定化に取り組む政府の姿勢を歓迎した。長官は5日にフィリピンで始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の蔵相会議に向かう途中で日本に立ち寄った。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は4日、ルービン米財務長官官邸で会談したが、米軍用地特別措置法改正のめどが立ってホッとしたのか、米国政府が一目置く「タフ・ネゴシエーター」(手ごわい交渉相手)の面影は見られなかった。首相はいつになく上機嫌で「また厳しい口頭試問をしに来ましたね」と切り出し、同席の榊原英資大蔵省国際金融局長を指さして「この人たちが僕にいろいろ言わせているんだよ」と冗談を飛ばした。ルービン氏も「私のせりふも(榊原氏が)書いてくれたらいいんですが」と応酬、会談は和やかなムードだったとか。

    ○・・・自民党の都道府県連幹事長会議が開かれ、加藤紘一幹事長は小泉純一郎厚相の郵政事業民営化発言について「選挙にマイナスだ」と批判された。加藤氏は有力な支持基盤である全国特定郵便局長会念頭に「厚相の個人的な考えだ」と逃げの一手。それでも「これからは支援団体の既得権益を犠牲にしなければならないこともある」と改革派をアピールしてみせると、直ちに村上正邦参院幹事長から「改革のプロセスをしっかり説明してほしい」と反撃されて冷や水を浴びせられた格好。右顧左眄では改革の前途も多難?《共同通信》

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    4月4日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年4月3日(木) 政府、特措法改正案を衆院提出

    平成3008日目

    1997/04/03

    この日のできごと(何の日)

    【政府】特措法改正案を衆院提出

    政府は3日午前の臨時閣議で、5月14日で期限切れを迎える沖縄の米軍用地強制使用問題について、期限切れ後も県収用委員会の裁決手続きが完了するまで暫定使用できるようにする米軍用地特別措置法(特措法)改正案を決定し、直ちに衆院に提出した。

    政府、自民党は、同日の衆院本会議での趣旨説明と質疑の後、新設する特別委員会に付託し、24日の橋本龍太郎首相訪米前の成立を目指して来週中に衆院通過を図りたい考え。

    しかし社民党は法改正に反対する方向。新進党も3日午前の参院議運委選連委理事会で、橋本龍太郎首相と小沢一郎党首の会談が継続されていることを理由に審議入りに反対し、同日午後に再協議となった。

    また自民党執行部内でも、小沢氏が党首会談で主張した抜本的な立法措置に強い抵抗が出ている。与野党の動向によっては政局流」一期動化につながる可能性もある。

    法改正は、嘉手納基地など米軍12施設内の契約拒否地主約3000人の所有地について、期限内に県収用委の裁決を経て政府が使用権原(根拠)を取得するのが日程的に難しくなったためで、政府は「不法占拠状態を回避するための必要最小限の改正」としている。

    改正案は特措法の本則に15−17条を追加、「使用期限内に表決申請を済ませた上、地主に対する補償の担保(金銭)を法務局に供託する」ことを条件に、期限切れ後も政府が暫定使用できるようにした。このほか昨年3月末に使用期限が切れ、政府による「不法」占拠状態」が続いてい楚辺通信所の一部用地についても暫定使用できる規定を「付則」に盛り込んだ。

    梶山静六官房長官は臨時閣議後の記者会見で、特措法改正について「国家の存立にかかわる重大な問題だ。使用権原のない状態はどんなことがあっても避けなければならない」と、理解を求めるコメントを発表した。《共同通信》

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    【橋本龍太郎首相】新進党・小沢一郎党首と会談

    橋本龍太郎首相は3日夜、新進党の小沢一郎党首と前夜に続き再会談、沖縄の米軍基地使用問題について「国が最終的に責任を負う仕組みを誠意を持って整備する」などで合意した。小沢氏は米軍用地特措法(特措法)改正案に賛成する方針を示した。

    特措法改正案は4日の衆院本会議で趣旨説明と質疑、7日から衆院特別委員会で実質的な審議に入る。野党第一党の新進党が賛成に回ることで24日の首相訪米前の成立が確定した。

    自民、新進両党の「保保」部分連合が実現したことは、自民、社民、さきがけ3与党体制を揺るがせた。小沢氏は行革や医療改革などでも協力を示唆しており、3党体制重視か、保保連合かの路線対立は自民内で激化、政権の枠組みにも影響を与えそうだ。《共同通信》

    【社民党】「保保連合」に警戒感

    社民党は3日、米軍用地特別措置法改正問題での自民、新進両党合意について「保保連合」につながりかねないと警戒感を強めている。

    伊藤茂幹事長は同日、橋本龍太郎首相と小沢一郎新進党党首の会談について「小沢氏の主張のような日米安保維持のために強力な法律をつくることには絶対反対。そういう方向と手をつなぐ自民党ではないと希望している」と、強くけん制していた。

    土井たか子党首も特措法改正案に明確な反対を表明した上で「閣外協力にサインしたことは事実として踏まえるのが党対党の信義だ」と述べ、反対しても与党体制に残留する意向をあらためて示すことで、保保連合の動きに対抗する姿勢を示した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は3日、国会内で記者団から日本債券信用銀行が打ち出した再建策の評価について尋ねられると、待ってましたとばかりににんまりし「その質問がいつ出るか、秘書官とかけをしていたんだ」。記者団は得意の金融システム改革に関する持論を展開するのではと身構えたが、首相は「かけの有効期間はもう過ぎたよ」とかわし、さらに食い下がる記者団に「再建策の細かいところまで見ているわけではない」。米軍用地特別措置法改正問題をめぐって政局が波立ってきただけに、ほかの問題で長広舌の余裕はない?

    ○・・・新進党の西岡武夫幹事長はこの日の代議士会で、3時間半に及んだ前夜の小沢一郎党首と橋本首相の会談について報告。「小沢党首は政府の米軍用地特別措置法改正案は沖縄県民の希望である基地の整理・縮小にこたえていない、と主張した」と小沢氏の奮闘ぶりを説明。さらに「首相もいくつかの点で同意をした」とし、新進党ペースでの党首会談を強調したが、会場からは拍手もなく、白けた雰囲気。特措法改正問題で、党内の意見集約もすんでいない中で突然行われたトップ会談だけに、出席者からは「小沢氏の独断専行ぶりは相変わらずだ」との声も。《共同通信》

    【独・コール首相】続投表明

    ドイツのコール首相は3日、保養先のオーストリアでドイツARDテレビのインタビューに応じ、1998年の総選挙後も首相指名選挙に立候補すると述べた。同首相が次期総選挙後の続投の意向を明言したのは初めて。

    戦後最悪の467万人の失業者を抱え、経済政策に批判が高まる中で政権の浮揚を図るとともに、北大西洋条約機構(NATO)の拡大や欧州通貨統合などの政策実現に弾みをつけるのが狙いとみられる。首相は通貨統合については「ドイツは統合参加条件を達成できる」と述べ、予定通り99年からの統合実現に自信を示した。

    コール首相は82年10月に旧西ドイツ首相に就任。連立与党キリスト教民主同盟(CDU)を率い、90年には東西ドイツ統一の歴史的な成果を残した。昨年10月、故アデナウアー首相の在任記録を破り、現在15年目の長期政権を維持している。

    しかし、2月の失業率が12%を超えるなど深刻な失業問題に加え、通貨統合に備えるための財政赤字、福祉削減の経済改革に国内から強い批判を浴び、支持率が急落。党内からもこのままでは総選挙を戦えないとの不満が高まっていた。《共同通信》

    【鹿児島県川内市】震度5強

    3日午前4時33分ごろ、鹿児島県北西部を中心に強い地震があり、同県川内で震度5強を記録したのをはじめ、九州の広い範囲で揺れを感じた。気象庁の観測によると、震源地は同県薩摩地方で震源の深さは10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.5と推定される。東郷町で県が設置した震度計は震度6弱を記録した。午前4時52分にも同県阿久根で震度2を記録するなど、余震とみられる地震が続いた。

    鹿児島県災害対策本部や県警によると、東郷町のAさん(51)がドアに挟まれ右足を有折。川内市のB君(9つ)が倒れてきたたんすで頭を切ったほか、阿久根市のCさん(38)が跳び起きた際に右肩を脱きゅうするなど4人がけがをした。

    宮之城町平川の農業Eさん(68)方の裏山が崩れてブロック塀を倒し、窓から土砂が流入するなど建物損壊6棟、道路損壊7カ所、がけ崩れは20カ所以上となった。宮之城町役場は泊野地区の166世帯、約400人に避難勧告を出し、約20人が公民館に避難。出水市なども含め避難したのは約30人となった。溝辺町では約2500世帯が朝から断水した。

    鹿児島県では、3月26日にも薩摩地方を中心にM6.3の強い地震があり、川内などで震度5強を記録していた。福岡管区気象台は、震源地がほぼ同一のため、今回の地震はこの時の地震の最大の余震とみている。《共同通信》

    【巨人・柏田貴史投手】メッツ入り

    巨人の柏田貴史投手(25)の米大リーグ、メッツ入りが3日、事実上決まった。巨人は同日、メッツに金銭で柏田を譲渡することを決定し、ウエーバー公示の手続きを申請した。今後、7日間のウエーバー期間中に他球団からの譲渡の申し入れがない場合、自由契約選手となりメッツへの移籍が正式に決定する。

    柏田は2月中旬にメッツのキャンプに参加したが、「当初はキャンプだけで巨人に戻る予定になっていた。しかし、オープン戦での好投がバレンタイン監督に認められ、メッツが正式に譲渡を申し入れていた。巨人の関係者によれば、巨人への譲渡金、柏田の年俸はともに15万ドル(約1800万円)で、メッツがメジャー契約をするかどうかは未定としている。

    巨人の深谷尚徳球団代表は「監督とも相談して自由契約選手として金銭譲渡することを決めた」と説明した。柏田は「すっきりとした形で行かせてくれた球団に感謝している。いずれ日本には帰ってくるつもりだけど、2年先か3年先になるか分からない」と話した。《共同通信》

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    4月3日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年4月2日(水) 橋本龍太郎首相、新進党・小沢一郎党首と会談

    平成3007日目

    1997/04/02

    この日のできごと(何の日)

    【橋本龍太郎首相】新進党・小沢一郎党首と会談

    橋本龍太郎首相は2日夜、首相官邸で新進党の小沢一郎党首と約3時間半にわたって会談し、政府の米軍用地特別措置法(特措法)改正案に対し協力を要請した。

    小沢氏は「現状では賛成し難い」と述べ、抜本改正の必要性を主張、合意には至らなかった。近く再会談する。ただ米軍基地の強制使用で国が責任をもたない今の仕組みでは不十分とする認識で歩み寄りがみられ、再会談で小沢氏が賛成を表明する可能性が出てきた。

    改正案には社民党が反対する方向となっているが、政府、自民党は新党さきがけ、太陽党や無所属議員などに働き掛け、新進党の賛成も得て首相が訪米する24日までの成立を目指す。首相は太陽党の羽田孜党首らとも順次会談して協力を求めていく方針だ。《共同通信》

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    【第69回選抜高校野球大会】第7日

    第69回選抜高校野球大会第7日は2日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、中京大中京(愛知)が15年ぶりのベスト8入りを果たした。地元の育英(兵庫)は5年ぶりの8強入り。中京大中京は、準々決勝で春日部共栄(埼玉)と対戦する。

    中京大中京は岡山南(岡山)の投手陣を攻略し、大会通算33度目の先発全員安打となる15安打を放って得点を重ね、10−2で大勝した。2けた得点は今大会初めて。育英は国学院栃木(栃木)に9−5で勝った。同点の三回、守備の乱れを突いて1点を勝ち越し、その後も上田が3点本塁打を放つなど効率のいい攻めで加点した。報徳学園とともに、兵庫県勢2校のベスト8進出は3年ぶり。春日部共栄は、函館大有斗(北海道)に8−1で快勝し、初の準々決勝進出。《共同通信》

    【愛媛玉ぐし料訴訟】最高裁、前知事に賠償命令

    靖国神社への玉ぐし料への公費支出が政教分離原則を定めた憲法に反するかどうか初めて上告審で争われた愛媛玉ぐし料訴訟の判決で、最高裁大法廷(裁判長・三好達長官)は2日、公費支出について「支出によってもたらされる県と靖国神社とのかかわりは相当とされる限度を超える」などとして違憲判断を示した。その上で、二審の合憲判決を破棄、被告の白石春樹前愛媛県知事(3月30日死去)に16万6000円の賠償を命じた一審判決を支持した。15人の裁判官中13人が違憲とし、三好裁判長ら2人は合憲とする反対意見を述べた。

    政教分離をめぐる訴訟で最高裁の違憲判決は初めて。第二次大戦をめぐる日本とアジア諸国の歴史認識のギャップが外交問題に発展する中で、判決は閣僚の靖国神社公式参拝など政教分離の在り方に影響を与えそうだ。《共同通信》

    【故・屋良朝苗氏】沖縄県民葬

    沖縄の本土復帰前の行政主席で、昭和47年の復帰後は初代県知事として指導的役割を果たし、今年2月に94歳で死去した屋良朝苗氏の県民葬(実行委員長・大田昌秀県知事)が2日午後、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われた。

    橋本龍太郎首相はじめ、社民党の土井たか子党首、新進党の小沢一郎党首、民主党の菅直人代表、共産党の不破哲三委員長ら主要政党幹部も参列。一般県民などを合わせ約3500人が、戦後の沖縄をけん引した故人を悼んだ。

    県民葬は午後2時に始まり、参列者全員が1分間の黙とう。続いて大田知事が「屋良先生が終生願ってやまなかった『基地のない平和で活力に満ちた沖縄』を実現し、21世紀に向け若者たちが夢と希望のける沖縄をつくるため、全力を尽くすことを誓います」と式辞を述べた。

    橋本首相は「沖縄の諸問題に内閣を挙げて取り組んでいる時に、先生を失う悲しみはあまりにも大きい。先生の目指された沖縄の実現に向けて、政府としても全力を尽くす」と追悼の言葉を述べた。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は2日、沖縄返還当時に琉球政府主席と県知事を務めた故屋良朝苗氏の県民葬に出席、追悼の辞を述べた。屋良氏の遺影に「先生」と呼び掛けた首相は「先生と佐藤栄作首相(当時)が万感の思いで沖縄の祖国復帰を迎えられた日のことがよみがえってくる」と、政治の師を引き合いに、沖縄問題への強い意欲を表明。米軍用地特別措置法改正を宣言した首相の来沖に、会場周辺は一部労働組合が「米軍基地反対」の垂れ幕を掲げたほかは、いたって平穏。基地問題で橋本政権批判を強める沖縄も「沖縄の良心」といわれた故人の遺徳をしのんで、この日は一時休戦ムード。

    ○・・・新進党の中野寛成国対委員長はこの日の記者会見で、米軍用地特別措置法改正について「2年前に2、3カ月かけて議論し、政府が手を打つべきだった」と持論を展開し「村山、橋本政権が引き起こした混乱だ。内閣総辞職に値する」とぶち上げた。新進党の対応についても「自民党以上に安全保障を考える政党だ。泥縄式の政府のやり方に強く抗議する」とまくし立てた。しかし、この後の党内会合でベテラン議員から「執行部は何を考えているのか」「自民党の国会運営に強く抗議すべきだ」と突き上げられ、しどろもどろ。記者会見での強気ぶりはどこへやら。《共同通信》

    【ドジャース・野茂英雄投手】今季初勝利

    トルネードは健在−。米大リーグ、ドジャースの野茂英雄投手は開幕2戦目となった2日(日本時間3日)のドジャースタジアムでのフィリーズ戦に今季初先発。過去2年のスタートは白星と無縁だったが、大リーグ3年目は幸先良く勝利で飾った。

    野茂は速球に加え、決め球のフォークボールがさえ、7回を投げて、8三振を奪い、本塁打による1失点の好投だった。ドジャースは1日の開幕戦で零敗を喫しており、ドジャースタジアムを訪れた約3万7000人の地元ファンに初勝利をプレゼントした。

    前オリックスの長谷川滋利投手がエンゼルス入りするなど多くの日本人選手が海を渡って本場の野球に挑戦した。そんな中、独特のトルネード投法で一昨年の新人王に次いで、昨年はノーヒットノーランを達成し、大リーグの歴史にその名を記した右腕は、3シーズン目を迎えた今季も健在を示す初登板だった。《共同通信》

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    4月2日 その日のできごと(何の日)

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