カテゴリー: 平成5(1993)年

  • 1993 平成5年12月1日(水) 細川護熙首相、コメ問題は譲歩必要

    平成1789日目

    1993/12/01

    この日のできごと(何の日)

    【細川護熙首相】コメ問題は譲歩必要

    細川首相は1日午後の衆院予算委員会で新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の焦点であるコメ市場開放問題について「何も譲らないというのでは交渉にならない。腹をくくってぎりぎりの交渉に臨む」と述べ、譲歩の姿勢を明らかにした。

    首相は10日前後に従来の国内産による完全自給方針を転換し、部分開放の決断を発表する意向とされており、首相答弁は、その布石とも受け止められている。首相は、これまで完全自給方針堅持を繰り返し表明しており、方針転換の姿勢をにじませたことで、大き政治問題となりそうだ。

    首相は来年度予算編成について「何とか年内に編成するような方向で、できる限り努力していると述べ、政治改革法案成立に関連して一部で取りざたされている越年編成を回避したい姿勢を示した。

    景気回復のための土地流動化策に関し、首相は「できる限り土地、住宅など規制緩和の目標を絞って取り組みたい」と述べ、土地取引監視制度の緩和などを積極的に検討する考えを明らかにした。

    所得税減税の財源について首相は「特例国債(赤字国債)を発行しないことを踏まえ来年度の税制改正論議の中で考えたい」と最終的には消費税率引上げにならざるを得ないとの考えを示唆した。藤井蔵相は「所得課税軽減と消費課税充実を一体処理するかどうかは政治判断だが、たれ流し的赤字国債は反対だ」と述べ、赤字国債は短期にすべきだとの姿勢を強調した。

    午後は、民社党の高木義明、自民党の中山太郎、越智通雄、江藤隆美、白川勝彦、共産党の佐々木陸海各氏が質問した。《共同通信》


    【広瀬香美さん】シングル「ロマンスの神様」発売

    【Jリーグ第2ステージ】第16節

    ヴェルディ川崎が初優勝へ大きく前進した。サッカーのJリーグ第2ステージ第16節は1日、東京・国立競技場などで5試合を行い、注目の1、2位対決は川崎が清水エスパルスに1-0で勝ち、2試合を残してほぼ優勝を確実にした。

    川崎は前半に武田が上げた先取点を守り抜き連勝を8に伸ばして14勝2敗とし、2位の清水(12勝4敗)に2勝差をつけた。川崎は続く第17節(8日)の浦和レッズ戦に勝つと優勝が決まる。また2試合とも敗れ、清水が残り試合を全勝して14勝4敗で並んでも得失点差で断然優位で、清水の逆転優勝は絶望的となった。/p>

    ガンバ大阪は1−0で横浜フリューゲルスを破った。横浜マリノスはディアスの通算25得点などで名古屋グランパスに2−1と逆転勝ちし、3位に浮上した。広島は2−0で市原を下した。市原は5連敗。最下位の浦和は延長の末、第1ステージ優勝の鹿島を2−1で突き放した。《共同通信》

    【東京株式市場】

    1日の東京株式市場は、政府が株価対策に前向きの姿勢を示したことを好感、幅広い買い注文が入り、ほぼ全面高の展開となり急伸した。平均株価(225種)の終値は、前日終値比718円77銭高の1万7125円31銭となり、4営業日ぶりに1万7000円台を回復した。上げ幅は今年3番目。

    東証一部上場の全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は前日終比69.81ポイント高の1443.87となり、上げ幅は今年最大となった。出来高は約3億6800万株。

    これまで政治改革問題に追われて景気対策に前向きの姿勢を示していなかった政府が、景気・株価対策に積極的な発言をし始めたことを市場は好材料と受け止めている。この日は、前日の11月30日夜、細川首相が田淵節也・野村証券相談役と懇談、景気対策などについて話し合った、という情報を市場は好惑、朝方から機関投資家が買い注文を入れて、続伸した。一時、伸び悩む場面もあったが、午後に入ると金融機関、投資信託、個人投資家が積極的に買いに回り、平均株価は一段と高くなった。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○…細川首相は1日、衆院予算委で、新生党の村井仁氏から発足100日を超えた政権の自己評価を求められ「永田町だけの政治、族議員政治を打破し、政治をより身近なものにすることに、それなりに役割を果たした」と、内閣支持率の高さを背景に自信たっぷり、政策面でも「外交では日米、日口、日韓などでそれなりの成果を上げ、国内でも規制緩和や行政改革に着手した」と自画自賛。景気対策には一言も触れずじまい。村井氏が思い切った減税を」と迫ったのに、「あらゆる手だてを講じる」とだけ。やはり経済は苦手?

    ○…コメ市場開放反対を訴え国会前で座り込みを続けている自民党の「日本の農業を守る特別行動議員連盟」の松岡利勝会長はこの日、国会内で韓国の農村出身国会議員3人と会談。韓国側から「コメ自由化は原爆投下のようなもの」「断食と座り込みをやっていることに敬意を表する」とエールを送られると、松岡氏も「日韓ともコメは大事だ。アジア農業の基本は水田農業だ」と自由化阻止の決意を強調。「細川首相と金大統領が一緒に自由化を阻止してほしい」と述べ、何かとぎくしゃくしがちな日韓関係だが、コメ問題では共闘か。《共同通信》

    【益田喜頓さん】死去

    “キートン”の愛称で親しまれた喜劇俳優の益田喜頓さんが1日午前8時25分、大腸がんのため北海道函館市内の病院で死去した。84歳。北海道出身。

    戦前の新宿ムーランルージュなどを経て昭和12年、川田晴久、坊屋三郎と「あきれたぼういず」を結成。ファンだった喜劇俳優バスター・キートンをもじって芸名とした。

    14年「ロッパの大久保彦左衛門」で映画初出演。戦後も多くの喜劇咲画に三枚目役で出る一方、東宝ミュージカルや東宝現代劇の舞台で個性的な演技を発揮、性格俳優として認められた。テレビでもNHK「陰りも陰り」、日本テレビ系「キートン迷探偵」などで活躍した。

    著書に「ハイカラ紳士」など。菊田一夫演劇賞特別賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章などを受けている。《共同通信》

  • 1993 平成5年11月30日(火) 自民党、造反議員を処分

    平成1788日目

    1993/11/30

    この日のできごと(何の日)

    【自民党】造反議員を処分

    自民党は30日午後、党本部で党紀委員会(林田悠紀夫委員長・18人)を開き、政治改革法案の衆院本会議採決で党議に反して政府案に賛成した議員13人の処分問題を審査、全員を3年から6カ月の党役職停止とする処分を決定した。

    出席した15人の党紀委員からは、除名を含む厳正な処分を要求する強硬意見も出されたが、党則上、処分決定に必要な3分の2以上の同意を得られなかったことなどから、除名処分は見合わせた。

    河野執行部は、党の再分裂につながる除名処分を回避、党の結束を優先させたといえる。自民党によると過去20年間では除名の例はなく、最も重い処分は役職停止6カ月だった。

    処分の内訳は、6月の宮澤内閣不信任決議案にも賛成した石破茂、笹川尭両氏(ともに渡辺派)が処分対象者の中で最も重い党役職停止3年、不信任案採決に棄権した西岡武夫氏(無派閥)が同2年、赤城徳彦氏(河本派)ら4人が同10カ月、新井将敬氏(無派閥)ら6人が同6カ月。

    6カ月の役職停止処分者のうち佐藤静雄(無派閥)、小此木八郎、浜田靖一(ともに渡辺派)の3氏は、「自己の行為を反省している」として処分の執行を猶予し、厳重注意とした。処分内容は書面で本人に通達、再審査請求がなければ30日から発効するが、石破、笹川両氏は同日、処分に不服を申し立てる意向を表明した。

    処分を受けた議員は、処分の期間中、党の役職に就けないだけでなく、党からの推薦で決まっている国会の各常任委員長ポスト就任の道も閉ざされることになる。

    処分決定後、記者会見した林田委員長は、除名処分を避けた理由について、①政治改革という政策上の問題であり刑事事件など破廉恥な行為ではない②過去20年間で除名した例はないーなどを挙げた上で、「挙党一致、団結して政局に当たらなければならない大事な時期だからこういう処分となった」と強調した。《共同通信》

    政治改革法案の衆院採決をめぐる党議違反に対し、重い処分を受けた西岡武夫、石破茂両氏らは30日夜、「おかしい」「承服できない」などと強い不満を表明した。

    2年間役職停止の西岡氏は「処分はもともとけしからんのだ」と、処分を批判し、あとはノーコメント。3年間役職停止の石破氏は「良心に従って行動したという私の見解に対し、党執行部は挙党一致と言うだけで、今回の処分は首肯できない」と語った。その上で離党の意思がないと断言、「新生党に入ることはない」と述べた。

    同じく3年間の停止処分を受けた笹川尭氏は「本年中に政治改革を実現すると約束した選挙民への公約を優先させた」と述べ、「私は無罪だ」と再審査の申し立てをする意思を示した。10カ月役職停止の小坂憲次氏は「政治改革を実現することが党議だった。それに背いたつもりはない。はなはだ不本意だ」と述べた。《共同通信》


    【三菱重工横浜・石井貴投手】西武入団決定

    プロ野球西武がドラフト1位で指名した三菱重工横浜の石井貴投手(22)=180センチ、78キロ、右投げ右打ち=の入団が30日決まった。西武の浦田チーフスカウトがこの日、横浜市中区の同社本牧工場を訪ね、本人に里木野球部監督を交えて交渉し、球団史上初めて契約金1億円を超える1億4000万円、年俸1200万円で合意した。

    入団が決まり、石井はさっぱりした表情。「高い評価を受けてうれしい」と笑顔で話し、契約金の使い道を問われると「母にプレゼントします」と、女手一つで育ててもらった母親の恭子さんに全額預けることを口にした。《共同通信》

    【柔道・田村亮子選手】帝京大に合格

    YAWARAちゃんおめでとうー。柔道女子48キロ級の世界チャンピオン、田村亮子選手(18)=福岡工大付高=が30日、帝京大経済学部の推薦入学試験に合格した。

    この日、田村は福岡市東区で行われた福岡県警の年末特別警戒街頭キャンペーンに参加。合格は、鎌田智博福岡工大付高柔道部監督から伝えられた母親の和代さんを通じて聞いたそうで「28日の試験まで、先生からもらった問題集などを使って一生懸命勉強した。これでやっと、ほっとできる。福岡国際女子選手権(12月11、12日・福岡国際センター)まであとひと頑張りして、その後はゆっくりしたい」と、かわいい婦人警察官姿で喜びを表した。

    3年後のアトランタ五輪は新天地で金メダル獲得を狙う。来春から女子柔道部を発足させる帝京大では、部員用に合宿所を建設中だが「寮に入るかどうかは、まだ分からない。別に部屋を借りてお母さんと一緒に住むかも」と話した。期待が大きいだけに指導者問題を含め、環境面での整備も注目されそうだ。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○…新生党の渡部恒三代表幹事代行は30日、議員団総会であいさつ。「戦後政治に残る改革の年もあと1カ月。連立政権の中で、政権を担当した経験のある党として期待されることが大きい」と檄を飛ばした。さらに「(政権という)カゴに乗る人、かつぐ人そのまたわらじを作る人というが、新しい政治システムをつくるカゴかきであることに誇りを持ってもらいたい」と政権与党の責任を強調したが、「本当はカゴに乗る人になりたいが、私は一生カゴかきで終わりそうです」と黒子に徹する寂しさもちらり。

    ○…自民党の森幹事長はこの日午前の記者会見で、政府の第二次補正予算案について「まさに無策だ。細川首相から何の声も出てこないので、企業もアクションを起こせない」と厳しく批判した。与党から来年度予算案を越年編成するのもやむを得ないとの声が出ていることについても「無策以外何物でもない」と一刀両断。さらに「(私の)言葉は穏やかだが、心の中は怒りに満ちている」と、政府の経済運営に不満をぶちまけた。言葉の裏には長年かかわってきた予算の編成を手掛けられない悔しさも。《共同通信》

    【三ヶ月章法相】死刑執行「私情を差し挟むべきではない」

    三ヶ月法相は30日の閣議後の記者会見で、大阪拘置所などでの死刑執行について「法執行の最高責任者として私情を差し挟むべきではない。責任を果たしたまでだ」と述べ、従来の立場に変わりがないことを表明した。

    法相は「現行法の執行の責任者としての問題と、死刑制度の存置の問題とは別だ。法相に法律上課せられていることは私情を差し挟むことなく執行しなければならない」とした上で、「制度改正は国民世論、世界の動向を見ながら、適時適切な立法化を考えるのは当然だ。未来永劫、何が何でも死刑制度が必要とは考えない」と将来の法改正に前向きな姿勢を示した。《共同通信》

    【細川護熙首相】1月からの減税に意欲

    国会は30日午後、衆参両院でそれぞれ本会議を開き、平成5年度第二次補正予算案についての藤井蔵相の財政演説と、各党質疑を行い、景気対策、コメ市場開放問題などに関する政府の考えをただした。

    細川首相は、景気の現状について「先行き不透明で、大変深刻な状態」との認識を示した上で、焦点の所得税減税について「政府税調答申を踏まえて、平成6年度税制改正において所得税減税についても取り組んでいきたい」と明言し、来年1月からの減税断行に強い意欲を示した。

    新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)でのコメ市場開放問題に関して、首相は「交渉は最終段階にきている。第三者が関係者から事情を聴取し、いずれ何らかの調停案を提示する段階がくる」として、交渉が重大な局面を迎えているとの認識を表明。調停案に、包括関税化反対の日本の主張を最大限反映させるよう努力することを強調した。

    これに関連し畑農相は、諸外国が関税化に例外を認めるべきではないと主張していることを挙げ、「交渉は厳しい状況だ」と指摘。「仮にコメのミニマムアクセス(最低輸入量)を受け入れた場合、国内の需給事情のいかんにかかわらず、一定輸入量の輸入が一定期間行われるケースとなるので食糧管理法について所要の改正が必要になる」との認識を示した。

    首相は景気対策に関連、証券市場の活性化、金融市場の円滑化と併せて「土地の流動化対策も検討していきたい」と述べ、土地規制緩和や土地税制の見直しを進める考えを明らかにした。首相はまた食糧自給について「国内供給が可能なものは国内自給を基本としながら、輸入と備蓄を適切に組み合わせるべきだ」と述べた。

    衆院本会議では深谷隆司、保利耕輔(以上自民)、愛知和男(新生)、岩佐恵美(共産)の各民が質問。参院本会議では岩崎純三、斎藤文夫(以上自民)、林紀子(共産)、風間昶(公明)の各氏が質問に立った。《共同通信》

    【北朝鮮】米兵の遺骨を返還

    朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は30日、朝鮮戦争(1950−53年)当時に行方不明になった米兵の遺骨33柱を板門店で在韓国連軍に引き渡した。

    米兵の遺骨返還は1990年5月に5柱が引き渡れて以来、今回が6回目。最近では今年7月に17柱が返還されており、計96柱になった。

    米兵の遺骨返還は米国側が対北朝鮮関係改善の条件の一つにしている。今回の引き渡しは、北朝鮮の核問題をめぐって中断している米朝第三ラウンド協議の再開を望む北朝鮮側が米国に示したシグナルとみられる。その一方、北朝鮮は29日の外務省声明で、核拡散防止条約(NPT)からの脱退留保を撤回することも辞さないとの強硬姿勢を見せるなど硬軟両様の構えだ。《共同通信》

    【米・クリントン大統領】ブレイディ法に署名

    クリントン米大統領は30日、犯罪者による短銃入手防止を目的としたブレイディ短銃暴力防止法(ブレイディ法)に署名した。ブレイディ法は議会提出から7年がかりで成立し、90日間の周知期間を経て、来年3月から施行される。

    同法は、短銃の購入申し込みから引き渡しまで5日間の保留期間を設け、この間に購入申し込み者の犯罪歴の有無を調査することを義務付けており、実質的に野放し状態の短銃販売に一定の歯止めをかけることが目的。

    ホワイトハウスの署名式でクリントン大統領は、ブレイディ法が凶悪犯罪追放の「第一歩」になると、その意義を強調するとともに、攻撃用火器販売の全面禁止など銃火器の一層の規制強化に取り組む決意を示した。

    署名式には、1981年のレーガン大統領暗殺未遂事件に巻き込まれ、頭部に銃弾を受けて半身不随になったブレイディ元大統領報道官も出席した。サラ夫人とともに銃規制強化を求める運動を続け、同法の生みの親となったブレイディ氏は「この法律が81年当時に制定されていれば、暗殺未遂は起きなかった」とあいさつ、今後もより強力な立法措置を働き掛けていくと話し、出席者の拍手を溶びた。《共同通信》

  • 1993 平成5年11月29日(月) 松永浩美内野手、ダイエー入団決定

    平成1787日目

    1993/11/29

    この日のできごと(何の日)

    【松永浩美内野手】ダイエー入団決定

    阪神からフリーエージェント(FA)宣言した松永浩美内野手(33)は29日、福岡市内のホテルでダイエーと入団交渉し、ダイエー入りを決めた。FA選手の他球団移籍決定は松永内野手が初めて。

    席上、ダイエーは松永に、FA宣言選手規定最高の旧年俸(9600万円)の1.5倍になる年俸1億4400万円を提示したが、この日は契約せず、条件面の具体的な話し合いは後日に行われることになった。

    松永は2日にFA宣言。24日に今季在籍した阪神と契約交渉したが、契約を保留にし、27日に電話で、他球団と交渉していることを阪神に通告していた。

    交渉後の記者会見で松永は「西武かダイエーか二つに一つの気持ちはあったが、ダイエーが松永を求める価値観に意気を感じた」と入団の意思を固めた理由を明らかにした。《共同通信》


    【文芸春秋・田中健五社長】自宅に銃弾

    29日午前8時50分ごろ、東京到北区赤羽、文芸春秋社長田中健五さん(65)の家族が「銃弾が撃ち込まれたような跡がある」と赤羽署に届けた。同署で調べたところ、田中さん宅2階東側の寝室の外壁に弾痕が2カ所見つかった。けが人はなかった。同社が発行する「週刊文春」が掲載した一連の皇室批判記事に反発した者の犯行とみて捜査している。

    調べによると、同日午前1時すぎ、田中さん宅の近所で爆竹か短銃のような音がしたという匿名の電話があったことから同署が調べたが、何も見つからなかったという。当時、田中さんと妻がいたが無事だった。

    皇室批判記事をめぐっては今月上旬から中旬にかけて、埼玉県大宮市の宝島社の社長実家と東京都千代田区の宝島社に短銃が発砲される事件があった。この事件との関連も調べる。

    週刊文春は「美智子皇后のご希望で、昭和天皇が愛した皇居自然林が丸坊主(9月23日号)、「天皇・皇后両陛下は『自衛官の制服』がお嫌い」(同30日号)などの皇室批判記事を掲載。宮内庁の異例の抗議で「宮内庁へのお詫び」と「皇室報道 小誌はこう考える」と題する記事を掲載、謝罪していた。文春側は「脅迫などはなかった。現時点では事実関係が分からないのでコメントは控えたい」としている。《共同通信》

    【東京高検】暴行「元」検事を逮捕

    大手ゼネコン汚職の捜査に応援派遣された検事が参考人として事情聴取した会社役員らに暴行死けがをさせた、とされる事件で東京高検は29日、特別公務員暴行致傷の疑いで静岡地検浜松支部の元検事K容疑者(33)を逮捕した。

    これに先立ち法務省は同日午前、K検事を懲戒免職処分とする一方、30日に監督責任者である北島敬介検事正、石川達紘次席検事、宗像紀夫特捜部長の3人を戒告処分とする方針を決めた。

    法務省などによると、現職検事が懲戒免職処分になったのは昭和27年に被疑者から酒食の供応を受けた検事の例があるが、取り調べ中の暴行を理由とした懲戒免職、逮捕は初めて。《共同通信》

    【細川護熙首相】コメ問題で与党各党に協力を要請

    政府、連立与党は29日、コメの市場開放問題で、12月中旬の新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)合意期限に向けて与党内調整を始めた。政府は「6年間の関税化猶予とその間にミニマムアクセス(最低輸入量)受け入れによる部分自由化」に踏み切る方針を固めているが、「コメ市場開放阻止」の強硬姿勢を崩していない社会党の説得が焦点となる。

    細川首相は同日の政府・与党首脳会議で「米・欧州共同体の折衝などをよく見極めた上で対応したい」と述べ、近く下す政治決断にあたり与党各党の協力を求めた。《共同通信》

  • 1993 平成5年11月28日(日) 競馬・第13回ジャパンカップ

    平成1786日目

    1993/11/28

    この日のできごと(何の日)

    【競馬・第13回ジャパンカップ】

    競馬の国際G1レース、第13回ジャパンカップは28日、東京競馬場の2400メートル芝コースで8カ国16頭により争われ、単勝六番人気のレガシーワールド(河内洋騎乗)が接戦を制し2分24秒4で優勝、賞金1億3000万円を獲得した。

    日本馬の勝利は昨年のトウカイテイオーに続き2年連続、通算4度目。河内騎手、森秀行調教師とも同レース初勝利。払戻金は単勝が1250円。馬番連勝は(7)ー(8)で3400円、枠番は(4)ー(4)で3210円だった。《共同通信》


    【日本ライン下り観光船転覆事故】

    28日午前10時50分ごろ、岐阜県可児市の木曽川で「日本ライン観光」の木曽川下りの観光船が浅瀬に乗り上げ転覆した。乗客27人と船頭3人の計30人全員が川に投げ出され、大阪府豊中市の銀行員Aさん(45)が行方不明となった。他の乗客らは別の船に乗り移ったり、自力で岸にたどり着くなどして無事だったが、12人が避難する際に打撲などの軽いけがをした。《共同通信》

    【プロ野球】FA他球団交渉が解禁

    オリックスからフリーエージェント(FA)宣言した石嶺和彦外野手(32)は、他球団との交渉が解禁となった28日、中日と西武からそれぞれ旧年俸(7500万円)の1.5倍という規定最高額1億650万円の提示を受けたが、入団への回答は避けた。30日には阪神との交渉が予定されており、12月早々にも石嶺が希望球団を発表する。《共同通信》

    巨人の保科代表は28日、中日からFA宣言した落合博満選手(39)の獲得に乗り出すことを正式に明らかにした。

    落合獲得は長嶋監督とともに確認済みという同代表は、交渉が解禁されたこの日、中日・伊藤代表にあいさつの電話を入れた。落合本人には一両日中に連絡を取って交渉日の都合を聞くことにしている。《共同通信》

    【全日本ショートトラック選手権】

    リレハンメル冬季五輪代表最終選考会を兼ねたスピードスケートの全日本ショートトラック選手権最終日は28日、名古屋市総合体育館アイスアリーナで男女各2種目を行い、男子合は寺尾悟(愛知・足助高)が、女子総合は椿文子(帝産オート)がそれぞれ初優勝した。

    男子の寺尾は1000メートルで圧勝、前日の1500メートルと合わせて2種目を制した。総合の2位にはベテランの石原辰義(西濃運輸)が入った。

    女子は、前日の2種目を制した椿が、この日の3000メートルにも勝ち、計3種目で1位。前回の総合チャンピオン刺使川原郁恵(岐阜・藍川北中)は、1000メートル予選で1分39秒11の日本新記録をマークし、決勝でも椿を抑えて1位となったが、総合は2位に終わった。《共同通信》

  • 1993 平成5年11月27日(土) 公明党・市川雄一書記長、コメ部分開放を支持

    平成1785日目

    1993/11/27

    この日のできごと(何の日)

    【公明党・市川雄一書記長】コメ部分開放を支持

    公明党の市川書記長は27日午後、都内の公明会館で開かれた党全国県本部長会の質疑で、コメ市場開放問題で日本政府が方針を固めた部分開放について「関税化を受け入れない代償措置としての部分自由化は十分検討に値する。冷静に議論すべきだ」と述べ、公明党として受け入れる方針を表明した。連立与党内で、部分開放容認を打ち出したのは初めて。

    新生党の小沢代表幹事も従来から開放に柔軟な姿勢を示しているが、市川氏の発言はいち早く部分開放を容認することによって、与党内の取りまとめに布石を打ち、政府の後押しを狙ったものとみられる。しかし、社会党中心に反対論は依然根強く、与党内の統一見解となるかは極めて微妙だ。

    市川氏は、新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)の調停案に盛り込まれる見通しの「6年間の猶予期間を置いて関税化を検討し、その間はミニマムアクセス(最低輸入昼)受け入れで部分自由化する」との日米の最終合意について「例外なき関税化がラウンドのメーンテーマだ。その中で関税化を受け入れない、(6年後の)再協議となれば高く評価していいのではないか」と、関税化を免れることを評価すべきだとの考えを強調した。

    その上で「その代償措置としての部分自由化は目くじら立てて賛成、反対というものではない」と、連立与党としても前向きに検討すべき、との姿勢を示した。

    市川氏はこの後の記者会見で、部分自由化と連立8会派合意の整合性について「関税化を阻止するのだから合意の枠内の話だと思う」と述べ、合意に抵触しないとの考えを明らかにした。

    県本部長会では、東北、北海道の各道県を中心に異論が出たが、「おおかたの理解は得られた」(市川氏)として、今後の取り扱いは執行部に一任された。《共同通信》


    【Jリーグ第2ステージ】第15節

    サッカーのJリーグ第2ステージ第15節は27日、東京・国立競技場など5会場で5試合を行い、首位のヴェルディ川崎はラモス、三浦らのゴールから横浜フリューゲルスに3−0で快勝し7連勝、13勝2敗でトップを守った。1勝差で川崎を追う清水エスパルスも浦和レッズに2−0で勝ち、12勝3敗とした。川崎と清水は第16節の12月1日、国立で対決する。

    このほか3位の鹿島アントラーズは前半ジーコがFKを直接決めて1−0でサンフレッチェ広島を破り、4連勝で9勝6敗となった。横浜マリノスは2−0でジェフ市原に勝ち、8勝7敗で白星が先行した。市原は4連敗で5勝10敗の不振。ガンバ大阪と名古屋グランパスは2−2からPK戦にもつれ込み、大阪が6−5で勝った。《共同通信》

    【常総学院・金子誠内野手】日本ハム入団決定

    日本ハムがドラフト3位に指名した常総学院高・金子誠内野手(18)の入団が27日決まった。

    この日、山田スカウトが茨城県土浦市内の同校を訪ね、本人、木内監督、両親らと会い、契約金5500万円、年俸480万円で、仮契約を交わした。(金額は推定)《共同通信》

    【自民党・河野洋平総裁】「(細川内閣は)不誠実な内閣」

    自民党の河野総裁は27日午後、山口市で開かれた同党山口県連の集会に出席し、細川内閣に対し「不誠実な内閣だ」と批判、次の通常国会を舞台に予算、景気など経済政策で全面的な対決に入る構えを強調した。

    河野氏は大詰めを迎えたコメ市場開放問題について細川内閣が部分開放方針で米国と水面下の交渉を続けながら、国会答弁では否定を繰り返しているとして「内閣は日本の農民に対して不誠実だ」と批判した。《共同通信》

    【自民党・森喜朗幹事長】越年延長論けん制

    自民党の森幹事長は27日午後、遊説先の山口市で記者会見し、政治改革法案の処理に絡んで連立与党内に国会会期の越年延長論が取りざたされていることについて「とんでもない話だ」と強くけん制した。

    森氏は「与野党が法案の共同修正で合意すれば、おのずから出口も定まると呼び掛けてきた」と強調。その上で「まだ会期があるのに早くから延長がどうだの、まして予算編成を越年させるだのとなれば、今年度内に6年度予算が上がるのかどうか」と、越年延長論を批判した。会期延長自体について「こちらから言うことは何もない」と述べた。

    また森氏は参院段階での政治改革法案の再修正について「小選挙区比例代表並立制の定数配分や比例選挙の単位など骨格部分についての修正を引き続き求めていく」と強調。参院政治改革特別委員会での現場協議を尊重するものの、衆院段階と同様に森氏や市川公明党書記長らによる与野党の六者協議で話し合う用意のあることを重ねて示した。《共同通信》

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