平成10542日目

2017/11/18

この日のできごと(何の日)

【天皇皇后両陛下】沖永良部島訪問

鹿児島県を訪問していた天皇、皇后両陛下は18日、沖永良部島の小学校を視察後、特別機で帰京された。多くの島民と触れ合われた離島を巡る今回の旅の移動距離は、3日間で計3273キロに及んだ。帰りの機中では噴火による被災者を見舞った口永良部島が見え、両陛下は身を乗り出すようにしてご覧になっていた。

帰京に先立ち訪問した和泊町立国頭小学校で、両陛下は明治32年に植樹されたガジュマルの木をご見学。天皇陛下は「随分、根が広がって」と感心されていた。続いて、児童が「サタグルマ」と呼ばれる木製の装置を使い、サトウキビから汁を搾る伝統の工程で黒砂糖を作る様子を視察された。両陛下が黒砂糖を試食される場面もあった。

両陛下が小学校を後にされる際は、約80人の全校児童が三味線の演奏に合わせ、地元に伝わる民謡「永良部百合の花」を歌って見送った。陛下は「古くから歌い継がれてきたんですね」などと児童一人一人に声をかけ、最後は全員に「音楽を聴かせてくれてどうもありがとう。有意義に過ごしてください」とあいさつをされた。皇后さまは「これから歌詞を見せていただきますね」と話し、笑顔で手を振られていた。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【札幌市】ササラ電車が出動

札幌市で18日、本格的な雪が降り、路面電車の線路に積もった雪を掃き飛ばす冬の風物詩「ササラ電車」が、今シーズン初めて出動した。昨年より12日遅い出動。

発達した低気圧の影響で、札幌市では18日未明から雪が積もり始めた。ササラ電車は午前4時半ごろ、事業所を出発。7センチほどの積雪の中をゆっくりと進んだ。

線路沿いのビルの前で雪かきをしていた男性会社員は、通勤で路面電車を使うといい「ササラ電車は冬の運行を支えてくれる。頼もしく見えるよ」と目を細めた。

ササラ電車は、車両前後の軸に竹製のブラシ「ササラ」計800束を取り付け、高速回転させて雪や氷を払いのける。《共同通信》

【スピードスケート・小平奈緒選手】W杯通算15勝目

スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季第2戦スタバンゲル(ノルウェー)大会第2日は18日、女子500メートルがあり、17日の1回目を37秒08で制した小平奈緒(相沢病院)が2回目も37秒07で優勝した。出場したW杯500メートルの連勝は昨季から12に伸び、1分14秒33で制した17日の1000メートルも合わせたW杯通算勝利数は15となった。通算勝利数2位は岡崎朋美の12。曽我こなみ(ホテル東日本)は38秒74の16位だった。

男子500メートルでは山中大地(電算)が34秒65で2位に入った。女子1500メートルは高木美帆(日体大助手)1分55秒30で優勝。第1戦に続き2連勝を飾った。《朝日新聞》

【自民党・石破茂元幹事長】民進分裂「日本のためによかった」

自民党の石破茂元幹事長は18日、東京都内で講演し、先の衆院選に際して民進党が希望の党や立憲民主党などに分裂したことに関し「憲法観が根本から異なる人たちが一つの党にいた。日本にとっては、今の方がよかったのではないか」と述べた。

衆院選の結果について「消去法で自民党が勝ったというのが現実だ。自民、公明両党で圧倒的多数を得たが、議席は多く取ることが目的ではない。何をするかが問われる」と語った。《産経新聞》



11月18日 その日のできごと(何の日)