平成7589日目

2009/10/18

【この日の民主党】

「医療、年金、子どもたちの安心を」原口総務相

原口一博総務大臣は18日午後、静岡市内で開かれた街頭演説会で挨拶し、政治は誰がやっても同じじゃない。一部の人間だけに向いた政治を行えば税金にたかるシロアリの政治になるが、やっとこのシロアリを退治する政権ができたと表明。医療の安心、年金の安心、そして子どもたちの安心を勝ち取る政治にするため、民主党をより一層応援して欲しいと訴えた。

原口総務大臣は演説の中で、政権交代して1カ月、パンドラの箱が開きつつあると述べ、まず年金の話に言及し、「前政権は年金のことを国民に説明した時、あいまいで嘘に近い内容だったということが分かってきた。この1年で、私たちの年金は運用の失敗により9兆6000億円も無くなった」と話し、今までの古いやり方をここで止め、一人ひとりの年金の安心を取り戻したいと訴えた。

また、郵政の民営化について「かんぽの宿が、1万円で払い下げられたものが6000万円で転売されるなど、一部の人間に郵政は私物化されようとしていた。それを止めさせてほしい」と話し、営々と頑張ってきた日本の郵政が国民のためのものであることを強調した。

さらに原口大臣は、「医者や看護師やベッドの数だけを規制する法律に追われ、患者は自らの身体で医療機関を選別するようなことになっている」と述べ、患者が安心して医療を受け続けられるよう、現在の医療制度を改革していかなくてはならないとも述べ、「民主党にはその人材はある。是非応援して欲しい」と支援を求めた。

そして原口大臣は「選んで欲しい。政治は誰がやっても同じじゃない。一部の人間だけに向いた人が国会にやってくれば、税金に群がるシロアリの政治になってしまう。このシロアリを退治する政権を作って1カ月、医療の安心を、年金の安心を、子どもたちの安心を勝ち取ろう」と訴えた。

この日はさらに、新党大地の鈴木宗男代表もマイクを持ち、「民主党も新党大地も、官僚政治の打破を訴えて政権交代ができた。この官僚政治の打破をより確実にするには、参議院で民主党の議員が必要だ」と話し、皆さんの声なき声が届く政治を実現しようと力強く訴えた。

街頭演説会には、渡辺周総務副大臣、藤本祐司国交大臣政務官、牧野聖修衆院議員も参加し、それぞれ民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》




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【山口県】石灰石運搬列車がラストラン

山口県美祢市から宇部市までJR美祢線などを走る石灰石運搬列車が、18日の運行を最後に廃止され、昭和30年代の運行開始から約半世紀の歴史に幕を下ろした。JR貨物広報室によると、同社の石灰石列車は、岐阜県と愛知県を走る路線だけとなる。

貴重な列車のラストランを一目見ようと、出発地のJR重安駅(美祢市)には多くの鉄道ファンが集まった。石灰石列車に乗務して14年という運転士の石光昌男さん(54)は運行前、「見慣れた風景も今日で最後と思うと寂しい。安全運転の務めを果たします」と話した。

列車は太平洋セメントの鉱山で採掘された石灰石を運搬。昭和40年代の最盛期には1日38往復走っていたが、時代とともに減少し1日1往復になっていた。太平洋セメントによると、製造から40年以上たつ専用貨車の老巧化が激しく、トラック輸送への切り替えを決めたという。《共同通信》

【世界体操・平行棒】田中和仁選手、銅メダル獲得

体操の世界選手権最終日は18日、2012年ロンドン五輪会場となるO2(オーツー)アリーナで種目別決勝後半5種目の決勝を行い、初出場の田中和仁(徳洲会)が平行棒で15.500点の3位に入り、この大会日本勢4個目のメダルを獲得した。

鉄棒で男子総合金メダリストの内村航平(日体大)は15.175点の6位に終わり、2冠は果たせなかった。優勝は北京五輪王者の鄒凱(中国)だった。《共同通信》

【岡田克也外相】「核の先制不使用、米と議論を」

岡田克也外相は18日、京都市内で講演し、核兵器廃絶への取り組みを検討する有識者会議「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」が年内に報告書をまとめることを前提に「日米間で核の先制不使用問題をしっかり議論したい」と語った。外相は同委員会の報告書について、核の先制不使用が盛り込まれる方向だと指摘。「なるべく尊重して政府の政策にしたい」と強調した。

外相は「日本政府は従来は核の抑止力が弱まるので(先制不使用を)言わないでくれと米国に求めてきた」と指摘。その上で「大きな方向性として核の先制不使用は否定できない」と述べ、従来の政府方針を修正する可能性を示唆した。《日経新聞》

【仙谷由人行政刷新担当相】「厚労省3分割」文科省と併せ再編案

仙谷由人行政刷新担当相は18日、厚生労働省について、文部科学省と併せて「子ども家庭省」「教育雇用省」「社会保険省」に3分割する再編案を検討する考えを明らかにした。実施時期は明言しなかった。民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)に省庁再編を明記していたが、具体像は示していなかった。

行刷相は同日のテレビ朝日番組で、厚労省について「こんなに範囲が広く日常的に問題が起こる役所はない。事業数も多すぎる」と指摘した。政府内で税金の無駄や不正な経理を点検している会計検査院についても「国会の下に置く方がいい」と指摘した。

民主党はマニフェストに「国家行政組織法を改正し、省庁編成を機動的に行える体制を構築する」と明記していた。子ども家庭省のほか、社会保険庁と国税庁を併せ社会保険料と税金を一体徴収する「歳入庁」構想なども盛り込んだ。行刷相は都内で記者団に「長期構想のもと、厚労省に限らず、最も有効な中央省庁のあり方を考えていける材料を行政刷新会議で出す」と述べた。《日経新聞》

【自民党・谷垣禎一総裁】静岡で演説


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10月18日、谷垣禎一総裁は静岡県内3カ所で演説を行いました。このうち静岡市内で開かれた会合に出席した谷垣総裁は「必ずもう一つの柱としての自民党を再生させる」と述べ、党再生に向けて全力を尽くすとともに、健全野党として臨時国会に臨む決意を訴えました。《自民党》

【剛竜馬さん】死去

かつて国際プロレスなどで活躍したプロレスラー剛竜馬さんが18日午前1時ごろ、敗血症のため神奈川県厚木市内の病院で死去した。53歳だった。東京都出身。

剛さんは国際プロレス(現在は消滅)で72年にデビュー。国際と新日本の団体間抗争ではエースとして活躍し、79年10月には藤波辰爾からWWWF王座を奪った。破天荒なファイトスタイルから「プロレスバカ」の異名を取り、実力と端正な容姿を兼ね備えた人気選手だった。《日刊スポーツ》



10月18日 その日のできごと(何の日)