平成3809日目
1999/06/13
この日のできごと(何の日)
【自由党・小沢一郎党首】政策不一致なら連立離脱も
自由党の小沢一郎党首は13日午後、京都市内のホテルで記者会見し、自民、自由、公明3党の連立問題について「閣内連立は政策の一致がなければあり得ない。そんなに一足飛びにはならないのではないか」と述べ、公明党が閣内に入る形での自自公連立は3党の政策合意が前提条件になるとの認識を示した。
小沢氏は「自公両党が一致して連立するのは結構だが、われわれと政策が合わなければ(自自連立を)やめるだけの話だ」と述べ、離脱もあり得るとの考えを表明した。
今国会の会期延長については「政府、自民党がなぜ会期延長をやろうとしているのか、聞いてみないと分からない。必要ならやればいいが、中身次第だ」と述べ、現時点では賛否は白紙との姿勢を強調した。
衆院比例代表定数の50削減問題について、小沢氏は「自民党にやる気がなければ法案は通らない。やる気がないのは約束を守らないということだ」と述べ、今国会で関連法案を成立させるとの自自両党合意の遵守を求めた。
国旗国歌法案に関しては「国民の大多数が日の丸、君が代を国旗、国歌として認めている。国民を代表する議員は大方が賛成するだろう」と成立に自信を示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【宮城・古川市立病院】20代男性を脳死判定
事故による頭部外傷で宮城県古川市の古川市民病院に入院していた同県の20代男性に対し、同病院は13日、臓器移植法に基づく3例目の脳死判定を行い、男性の脳死が確定。14日午後に男性から臓器が摘出された。《共同通信》
【競泳・日本選手権】最終日
競泳の日本選手権最終日は13日、東京辰巳国際水泳場で男女各6種目の決勝などを行い、女子100メートル自由形の千葉すず(イトマン)、同100メートル平泳ぎの田中雅美(中大)、同200メートル背泳ぎの中尾美樹(近大)の3選手が日本新記録を樹立した。
千葉は、源純夏(中大)が持つ記録を0秒50短縮し、昨年1月の世界選手権2位に相当する54秒99で優勝、源の3連覇を阻んだ。田中は自らの記録を1年ぶりに塗り替える1分8秒86で平泳ぎ2冠。中尾も自らの日本記録を更新、2分10秒34で3年ぶりの優勝を遂げた。
女子200メートルバタフライでは、高校一年の三田真希(ピープル明石)が昨年の世界選手権3位に当たる2分9秒68の好記録で初優勝した。《共同通信》
【コソボ紛争】ロシア軍、州都の空港占拠
ユーゴスラビア・コソボ自治州の州都プリシュティナで13日、進駐したロシア軍が北大西洋楽約機構(NATO)軍の重要拠点となる空港を占拠し続け、NATOの展開を阻止するなど混乱が生じている。
コソボに展開する国際治安部隊(KFOR)の主力であるNATO軍は、コソボ全域への展開に備え司令部をブリシュティナに仮設する方針だが、空港を完全に管理下に置くことができないため、今後の展開計画に支障をきたす可能性も出てきた。
クリントン米大統領と工リツィン・ロシア大統領は同日、この問題をめぐり電話会談したが解決の道は開けず、14日にも再会談する。
空港の管理問題では、国際治安部隊のジャクソン司令官とザワルジンNATO駐在ロシア軍事代表が13日に現地で会談。同行記者団らによると、空港南部地区を英軍部隊が、それ以外の地区をロシア軍部隊が管理することで妥協が成立したとされていた。
しかし、ロイター通信などによると、ロシア軍は同日、空港の南側入り口から進入しようとした英軍部隊の車列を装甲車2両で阻止。英軍側は2度にわたって進入を試み、英軍指揮官も進路を開けるよう勧告したが、ロシア軍側は拒否し続けた。英軍はやむなく現場から撤収した。
ロシア軍の空港占拠が当面続きそうなため、英軍当局者は同日、米CNNテレビに対し、プリシュティナ周辺で司令部の代替設置場所を探していることを明らかにした。《共同通信》