平成10350日目
2017/05/10
この日のできごと(何の日)
【韓国・文在寅大統領】就任
9日に投開票された韓国の大統領選で当選した革新系最大政党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏が10日、第19代大統領に就任した。任期は5年。就任に際して国民向けメッセージを発表し「国民すべての大統領になり公正な国をつくる」と訴えた。核・ミサイル開発を進める北朝鮮問題では「解決する道筋を準備する」と述べたうえで、「条件が整えば平壌にも行く」と言明した。
新大統領に就いた文氏は10日朝から公務をスタートし、初の公式日程としてソウルの自宅から韓国軍の制服組トップ、李淳鎮合同参謀本部議長に電話。「北朝鮮軍の動向と韓国軍の態勢を報告するように」と指示した。
続いて歴代大統領や朝鮮戦争の戦死者らが眠るソウルの国立墓地を参拝。10日昼に憲法の規定に従って国会で大統領就任を宣誓した。《日経新聞》
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韓国の文在寅大統領とトランプ米大統領は10日電話会談し、両国の同盟関係を引き続き強化し、北朝鮮核問題などで緊密に協力することで一致した。韓国大統領府と米ホワイトハウスが明らかにした。中国国営の中央テレビによると文氏は11日、中国の習近平国家主席とも電話会談。文氏は南北対話を重視しており、北朝鮮に影響力を持つ中国に連携を求めたとみられる。
文氏はトランプ氏との電話会談で、朝鮮半島情勢の不確実性が高まっており、米韓同盟は「これまでにも増して重要だ」と指摘。北朝鮮の挑発抑止に取り組むトランプ氏の姿勢を評価した。《共同通信》
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【安倍晋三首相】「偉大なラガーマンの森喜朗元首相は私の師」
安倍晋三首相は10日、京都市の京都迎賓館で行われたラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の組み合わせ抽選会で挨拶し、「ラガーマンに求められるのは品位、情熱、規律、尊重、結束。この5つ全てを備えることができれば、政治家として完璧だが、私自身これがなかなか難しい」と述べた。
その上で、同席した日本ラグビー協会名誉会長の森喜朗元首相に言及し「だからこそ偉大なラガーマン、森先生(日本大会組織委員会副会長)を師と仰いできた」と語り、会場の笑いを誘った。《産経新聞》
【楽天・則本昂大投手】4戦連続2桁奪三振
楽天5―0ロッテ◇10日◇Kobo宮城
楽天の則本昂大投手(26)が10日、Kobo宮城で行われたロッテ戦に先発し、9回100球を投げ5安打、今季最多タイの12奪三振をマークし2年ぶりとなる完封で4勝目(1敗)をマークした。
則本はこれで球団新となる4試合連続の2桁奪三振をマーク。パ・リーグでは11年にダルビッシュ有(日本ハム)が5試合連続を記録して以来、セ・リーグも含めると14年に能見(阪神)が5試合連続を記録して以来。《スポニチ》
【DeNA・平良拳太郎投手】プロ初勝利
DeNA3―1中日◇10日◇ナゴヤD
DeNA先発・平良が5回1失点の好投でプロ入り初勝利を挙げた。平良はこの日が巨人にFA移籍した山口俊の人的補償としてDeNAに移籍してから初めての登板。昨年4月9日阪神戦以来、プロ入り2度目の先発で初白星を掴んだ。
得意のカットボールでゴロの山を築いた。15個のアウトのうち9個が内野ゴロ。2回には堂上を狙い通り併殺打に仕留めた。勝利投手の権利がかかった5回に1番・亀澤の左犠飛で1点を取られたが、後続を抑えて何とか踏ん張った。《スポニチ》
【改正原子力損害賠償・廃炉等支援機構法】成立
東京電力ホールディングスに対し、福島第1原発事故の廃炉費用の積み立てを義務付ける改正原子力損害賠償・廃炉等支援機構法が10日、参院本会議で与党などの賛成多数により可決、成立した。廃炉には8兆円もの巨額の費用がかかる見通しで、国の関与も強めて安定的な資金の確保を狙う。年内の施行を目指す。
積立金の額は毎年度、機構が定めて経済産業相が認可する。廃炉作業に使うため積立金を取り崩す際には、資金計画を策定した上で経産相の承認を受ける。
東電が廃炉の費用を出し惜しむことがないよう、経産省や機構が立ち入り検査を実施することを可能にして、監督権限を強化した。《共同通信》
【沖縄県・翁長雄志知事】「骨太方針」に沖縄振興策を
沖縄県の翁長雄志知事は10日、東京都内で鶴保庸介沖縄北方担当相と会談し、政府が6月にまとめる経済財政運営の指針「骨太方針」に沖縄振興策を昨年に続いて盛り込むよう要請した。2015年3月に返還された宜野湾市の米軍西普天間住宅の跡地利用に関しては「国の総括的支援をお願いしたい」と求めた。
西普天間住宅跡地の整備では、琉球大医学部と付属病院の移設に向けた国の財政支援を要望。鶴保氏は、同地区を沖縄の医療拠点にする計画について「世界やアジアを代表する拠点にできないか考えるべきだ。バックアップに専念したい」と応じた。《共同通信》