2025 令和7年1月16日(木) イチローさん、野球殿堂入り

令和2088日目

2025/01/16

この日のできごと(何の日)

【イチローさん】野球殿堂入り

プロ野球と米大リーグで通算4367安打を放ち、2019年に引退したイチローさん(51)=本名鈴木一朗=の野球殿堂入りが16日、発表された。17日は阪神大震災発生から30年。1995年に「がんばろうKOBE」を合言葉に、当時は神戸市に本拠地を置くオリックスをパ・リーグ優勝に導いており、節目の年での栄誉となった。

イチローさんは東京都内で行われた通知式で「日本の野球殿堂に迎え入れていただき、大変感謝している。自分が動けなくなるまで野球と携わって、何とか日本野球の力になりたい」と喜びをかみしめた。

右足を大きく振る独特の「振り子打法」で震災前年にシーズン210安打をマークするなど7年連続で首位打者を獲得。2001年に活躍の場を移したメジャーでもマリナーズなどで計3089安打を積み上げた。21日(日本時間22日)の米国野球殿堂入り発表では日本選手で初の選出が確実視される。

元中日投手の岩瀬仁紀さん(50)、元阪神打者の掛布雅之さん(69)、元セ・リーグ審判部長の富沢宏哉さん(93)も殿堂入り。《共同通信》


【天皇皇后両陛下】兵庫訪問

天皇、皇后両陛下は16日、阪神・淡路大震災から30年となるのを前に兵庫県入りし、神戸市兵庫区の県立兵庫津ミュージアムを視察された。開催中の震災30年特別展示を観覧後、震災を経験した地域住民4人と懇談した。

特別展示は、人と防災未来センター(同市中央区)の河田恵昭センター長が案内。被災した街や避難所、支援活動の写真、震災発生当日の神戸新聞夕刊1面の拡大パネルなどを示し、被害や復興の歩みを伝えた。

懇談では、新開地まちづくりNPO(同市兵庫区)の高四代理事長(77)が避難所でのボランティア活動について説明し、天皇陛下は「大変でしたね」とねぎらった。打楽器のスチールパンの楽団「ファンタスティックス」(同市長田区)の演奏も披露された。

両陛下は17日、県公館で開かれる追悼式典に出席する。《神戸新聞》

【大相撲】

大相撲初場所5日目(16日・両国国技館)3大関がそろって敗れた。横綱昇進を目指す豊昇龍は熱海富士の小手投げに屈して初黒星を喫した。先場所覇者の琴桜は正代に寄り倒されて4連敗。場所後の横綱昇進は事実上なくなった。大の里は王鵬に送り出しで敗れ、黒星が先行した。横綱照ノ富士は休場。

両関脇は大栄翔が小結若隆景を突き出して4勝1敗。若元春は小結阿炎に押し出されて4敗目となった。

5連勝はいずれも平幕の王鵬、千代翔馬、玉鷲、金峰山の4人。《共同通信》

大相撲の第73代横綱照ノ富士(33)=モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が初場所5日目の16日、現役引退の意向を固めたことが分かった。日本相撲協会関係者が明らかにした。2場所連続全休明けの今場所は4日目に2敗目を喫するなど不振。5日目を休場していた。

大関から序二段に転落しながら復活した強い精神力も力尽きた。優勝10度。親方となる条件の日本国籍は取得済みで、今後は親方として後進の指導に当たる。

横綱の引退は2021年9月の白鵬以来。初場所後に大関豊昇龍が横綱にならなければ、1993年春場所の曙から続いた外国出身横綱が番付から途絶え、2003年春場所の朝青龍を皮切りに5人輩出したモンゴル出身横綱もいなくなる。

照ノ富士は昨年7月の名古屋場所で10度目の優勝を遂げた後、両膝痛や糖尿病の悪化に苦しんだ。右四つの力強い取り口を取り戻せず、横綱在位は21場所だった。《共同通信》

【日本スポーツ賞】表彰式

日本スポーツ賞(読売新聞社制定)の表彰式が16日、東京都内で行われ、パリ五輪の陸上女子やり投げで金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が大賞を受賞した。北口は表彰式後の取材で「(9月の)東京での世界陸上で金メダルを取ることと、アジア記録を更新することが今年の目標」と抱負を語り、長い髪をばっさり切った理由については「五輪は過去のものと気持ちを決めるため」と話した。

五輪特別賞はパリ五輪の体操男子日本代表や、スケートボード男子の堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)らが受賞。日本パラスポーツ賞は、パリ大会で頂点に立った車いすラグビー日本代表が大賞を受賞した。《共同通信》

【東京株式市場】

16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は6営業日ぶりに反発した。終値は前日比128円02銭高の3万8572円60銭。平均株価への影響が大きい半導体関連株が上昇し、相場を押し上げた。取引時間中に発表された半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)の好決算を受け、業績改善期待が高まった。

東証株価指数(TOPIX)は2.50ポイント安の2688.31。出来高は約17億7200万株。

朝方の買い一巡後は伸び悩み、午後に下落に転じる場面もあった。外国為替市場で円高ドル安が進み、自動車など輸出関連株の重荷となった。20日のトランプ次期米大統領就任を控え、様子見ムードもあった。《共同通信》

【首相動静】

石破茂首相は16日、日本酒造組合中央会の大倉治彦会長と官邸で面会し、日本酒の輸出拡大に意欲を示した。「世界に向け、輸出量は伸びている。ワインは飲まれ、日本酒が飲まれないことはない」と指摘。「私も消費するだけではなく、推進に努めたい」と強調した。

日本酒などの「伝統的酒造り」が昨年12月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたのを受け「長年の努力に心から感謝申し上げる」と述べ、関係者をねぎらった。《共同通信》

青森県の宮下宗一郎知事は16日、石破茂首相と官邸で面会し、昨年末から続く豪雪による道路の除排雪について、国の財政支援を訴える要望書を手渡した。除排雪経費の追加配分や、特別交付税算定での配慮を求めている。首相は「雪が降っても市民生活がきちんと維持されるのは地方創生の重要なテーマだ。可能な限り支援する」と応じた。

県の16日午前9時時点の集計では除雪中の事故で7人が死亡。宮下氏は石破首相に「雪の降り方が尋常ではなく、極めて深刻な状況」と協力を要請した。

県は青森市など県内10市町村を対象に災害救助法を適用している。《共同通信》

石破茂首相は16日、官邸で福島県の内堀雅雄知事らと面会し、同県特産の「あんぽ柿」を贈られた。首相はあっという間に一切れ試食し「おいしい」と笑顔を浮かべた。記者団から写真撮影のため「ゆっくり食べてほしい」と求められ、二度、三度と繰り返したが、いずれもシャッターを切れないほどの速さで口に含み、笑いを誘った。

内堀氏は、食物繊維やビタミンが豊富だと紹介。「首相はお忙しいと思う。健康のためにもあんぽ柿を食べてください」とアピールした。《共同通信》

政府は16日、岐阜や岡山、熊本県などの中小企業経営者らとの車座対話を首相官邸で開き、賃上げや経営状況の動向を聞き取った。石破茂首相は「価格転嫁を阻害する商慣習の一掃に向けて取り組んでいきたい」と述べ、24日召集の通常国会に提出予定の下請法改正案で対応を急ぐ考えを示した。

岐阜市の警備会社セキュリティーの幾田弘文会長は「(派遣先の)交渉相手は中小企業で、(価格を)引き上げられる状態ではないと言われることがある」と指摘。深刻な人材不足の解消に欠かせない賃上げへの支援を要請した。外国人労働者の受け入れに向け、在留資格の「特定技能」の対象に警備も含めるよう求めた。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

スターマー英首相は16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した。ゼレンスキー大統領と会談し、長期にわたる安全保障協力の強化に向けた新たなパートナーシップ協定に署名した。ロシアとの停戦後に欧州各国がウクライナで平和維持活動に当たる軍を派遣する案についても協議した。

昨年7月の首相就任後、スターマー氏のウクライナ訪問は初めて。英首相官邸によると、新協定「100年パートナーシップ」では、バルト海や黒海など海洋安保に関する軍事協力強化や農業、科学技術など九つの重要分野を柱とした連携を打ち出している。英国の揺るぎないリーダーシップを推進する方針という。

早期停戦を唱えるトランプ次期米大統領の就任が20日に迫る中、ゼレンスキー氏は強力な安保体制を要求し、北大西洋条約機構(NATO)加盟の必要性を訴えている。欧州ではウクライナに各国軍が駐留する案が議論されており、スターマー氏は、ウクライナが「可能な限り強い立場に置かれることが重要」との考えを表明している。《共同通信》

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