令和1342日目
2023/01/01
この日のできごと(何の日)
【全日本実業団対抗駅伝】
全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロに36チームが参加して行われ、ホンダが4時間48分6秒で2年連続2度目の優勝を果たした。富士通が46秒差の2位。東京五輪マラソン6位でプロランナーの大迫傑が3区を走ったGMOインターネットグループは5位だった。
ホンダは最長4区の小山直城が区間3位の走りで首位に浮上。5区で青木涼真が区間賞を獲得するなど、着実に逃げ切った。7区で東京五輪マラソン代表の服部勇馬が区間1位に輝いたトヨタ自動車が3位に入り、三菱重工が4位で続いた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【新年祝賀の儀】
天皇、皇后両陛下が皇族や三権の長らから新年のお祝いを受ける「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿であり、天皇陛下は「年頭に当たり、国民の幸せと国の発展を祈ります」と述べられた。
宮殿「松の間」で、秋篠宮ご夫妻や両陛下の長女愛子さまら皇族が順次あいさつした。その後、両陛下は皇族と共に宮殿の各部屋を回り、岸田文雄首相や衆参両院議長、最高裁長官らから祝賀を受けた。
新型コロナウイルス禍を踏まえ、両陛下の意向で、女性皇族は昨年に続き、ティアラの着用を控えた。儀式は感染対策を講じた上で、昨年より参列者の数を拡大した。《共同通信》
【沖縄電力】初の出力制御
沖縄電力は1日、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーの発電事業者に対し、一時的に発電停止を求める出力制御を初めて実施した。正月休みの電力需要の低下を受け、電力供給量とのバランスを保って大規模な停電に陥るのを防ぐため。
沖縄電によると、午前8時〜午後4時に太陽光の事業者が21件、風力が6件、バイオマスが2件の計29件を対象に実施。余剰電力が最も発生したのは正午〜午後0時半で、最大で2万5千キロワットの出力を制御した。1日は沖縄本島の広い範囲で好天となり、太陽光の発電量が増加した一方、企業などの電力需要が減った。《共同通信》
【COVID-19】
国内で1日、新たに8万4635人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京9186人、大阪6214人、神奈川5514人など。
死者は東京25人、大阪14人、愛媛9人など計180人。
厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から4人増えて592人だった。秋田で過去の感染者数の修正があった。《共同通信》
【岸田文雄首相】年頭所感発表
岸田文雄首相は1日付で年頭所感を発表した。議長を務める5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に向け、中国やロシアを念頭に「力による一方的な現状変更や核による脅しを拒否するとの強い意思を、歴史に残る重みを持って示す」と意欲を示した。少子化対策は「社会全体を維持できるかどうかという大きな課題。先送りできない」と強調した。
一方、昨年の年頭所感で「本年の大きなテーマだ」と、国民的議論の喚起に意欲を示した憲法改正には触れなかった。
首相は、防衛力強化に全力で取り組むとして「国家、国民を守り抜くとの首相としての使命を果たす」と宣言した。《共同通信》
【北朝鮮】弾道ミサイル発射
韓国軍合同参謀本部は1日、北朝鮮が同日午前2時50分ごろ、首都平壌の竜城付近から日本海に短距離弾道ミサイル1発を発射したと発表した。浜田靖一防衛相は、最高高度100キロで350キロ飛行し、日本のEEZ外に落下したと明らかにした。韓国軍は飛距離が400キロだったとの分析を発表した。
北朝鮮による元日のミサイル発射は異例。前日にも短距離弾道ミサイル3発を発射したばかり。発射による航空機や船舶の被害情報は確認されていない。
米インド太平洋軍は声明で「北朝鮮による違法な大量破壊兵器と弾道ミサイル開発が地域の安定を損なうことを示している」と批判した。《共同通信》
【北朝鮮】軍序列1位を突然の解任
】1日の北朝鮮メディアによると、金正恩朝鮮労働党総書記を除いた同国の軍序列1位だった朴正天氏が、12月31日まで開かれた党中央委員会拡大総会で党書記と党中央軍事委員会副委員長を解任された。理由は不明。二つの職の後任には国防相だった李永吉氏が就任した。
朴氏は党中枢の6人の政治局常務委員会メンバーでもある。常務委員職に関する報道はないが、金正恩氏の31日の公演観覧にメンバーで唯一同行していない。
後任国防相には民間防衛組織「労農赤衛軍」司令官を務めた強純男氏が充てられた。《共同通信》
【ブラジル・ルラ大統領】就任
ブラジルで左派ルラ大統領(77)が1日、就任した。昨年10月の大統領選で右派ボルソナロ前大統領との激戦を制し12年ぶりに返り咲いた。分断された国民の融和や経済、環境対策が課題。中国に親和的で、ロシアのウクライナ侵攻の解決にも仲介意欲を示す外交の行方も注目される。
ルラ氏は就任演説で国民へ「希望と(国の)再建」を誓い「最も重要な任務は苦しむ国民の期待と信頼に応えることだ」として格差解消などを約束した。新大統領の肩に懸章をかける役目を担うはずのボルソナロ氏は国外に出て欠席。ルラ氏は先住民や少年ら市民と大統領府のスロープを上った。《共同通信》
【クロアチア】ユーロ導入
東欧クロアチアは1日、欧州単一通貨ユーロを導入した。法定通貨として採用する「ユーロ圏」は20カ国に拡大し、政府や経済界では経済効果への期待が高まる。一方、通貨切り替えに便乗した値上げでインフレが悪化すると懸念する声もある。
クロアチアは1991年に独立を宣言し、2013年にEUに加盟。財政改革などに取り組み、昨年7月にEU理事会からユーロ導入を認められた。国際通貨のユーロ圏に加わると為替の変動リスクが抑制されるのが利点。これまでの通貨クーナは使えなくする。
クロアチア国立銀行の担当者は共同通信に「経済と金融システムの耐性が増す」と語った。《共同通信》
【フィリピン】欠航などで6万5千人影響
フィリピンのマニラ国際空港などで1日、航空管制システムが停電で機能しなくなり、計362便が運航停止や遅延、目的地変更に追い込まれた。このうちマニラと日本各地を結ぶ路線は10便以上が欠航となった。フィリピン運輸省は2日、乗客約6万5千人に影響が出たと発表した。
影響が出たのは、1日にマニラ国際空港を発着する予定だった282便、中部マクタン島のセブ国際空港の73便、北部パンパンガ州のクラーク国際空港の7便。管制システムは1日午後に復旧したものの、足止めされた乗客の輸送などで2日も各空港で混乱が続いた。《共同通信》