2025 令和7年3月27日(木) フジテレビ、日枝相談役が退任

令和2158日目

2025/03/27

この日のできごと(何の日)

【フジテレビ】日枝相談役が退任

元タレント中居正広氏と女性とのトラブルに端を発したフジテレビの問題で、親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)は27日、フジの日枝久取締役相談役が同日付で退任すると発表した。フジHDの取締役相談役の退任は6月の株主総会で決まる。フジは取締役を半減し、女性比率を3割にするなど経営体制を刷新する。日枝氏はフジサンケイグループ代表も退く。

フジは3月末をめどに提出される第三者委員会の調査報告書を受け役員体制を見直す方針を示していたが、フジHDの金光修社長は前倒しの理由を「信頼回復のためには経営体制の刷新が大きなポイント。できる限り早急にやった方がいいと判断した」と説明した。

1月27日にフジの港浩一社長と嘉納修治会長(いずれも当時)が引責辞任。だが企業のCM離れが続くなど事態は沈静化せず、フジ中枢に約40年君臨し、強い影響力を持つ日枝氏の辞任を求める声が高まっていた。

新体制では女性取締役比率をフジHDで36.4%、フジで30%に引き上げ、フジの取締役数を10人に半減する。《共同通信》

フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)取締役相談役からの退任が決まった日枝久氏(87)は、フジの黄金時代を築いた立役者だ。フジの社長、会長を1988~2017年と長きにわたり務め、HDの会長としても君臨。17年に取締役相談役に就任した後も、関連各社の人事に強い影響力を持ってきたとされる。

1961年にフジテレビ入社。編成を中心に報道、広報などを経て42歳で放送局の中核である編成局長に抜てきされた。「楽しくなければテレビじゃない」のキャッチコピーの下、民放キー局でトップの営業収入を達成。88年、50歳で生え抜きとして初めての社長に就く。

92年、フジサンケイグループのトップだった鹿内宏明氏がグループを追われた際には主導的役割を担ったとされる。その後、自身の権力基盤はより強固なものとなった。

民放連会長として放送業界の顔役を担い、政財界にも人脈を張り巡らせた。フジHDの金光修社長は1月の記者会見で日枝氏について「企業風土の礎をつくっていることは間違いない」と語っていた。《共同通信》


【マンガ大賞2025】

全国の書店員らの投票で決まる「マンガ大賞2025」の授賞式が27日、東京都内で開かれ、売野機子さんの「ありす、宇宙までも」(小学館)が大賞に選ばれた。

物語は、両親からバイリンガル教育を受けていた少女ありすが、その死によっていずれの言語にも拙くなり、生きづらさを感じている場面から始まる。天才少年の犬星と出会い、学ぶ楽しさや、生きる喜びを取り戻し、宇宙飛行船の船長になる夢をかなえていく。漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中。

売野さんは授賞式で「編集部の皆さんに『賞を取ります』と言って始めたので、有言実行できてうれしい」と喜びを語った。《共同通信》

【プロ野球】

プロ野球で通算1928安打を放った中島宏之内野手(42)が27日、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。昨季限りで中日を戦力外となり、現役続行を目指して所属先を探していた。

兵庫県出身の中島は2001年、伊丹北高からドラフト5位で西武に入団。長く右の強打者として活躍し、08、09年に最高出塁率、09年に最多安打を獲得し、ベストナインに4度輝いた。日本一を2度経験。09年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本の連覇に貢献した。

米マイナーを挟んでオリックス、巨人でもプレー。昨季加入した中日ではけがもあり、15試合で無安打1打点と振るわなかった。《共同通信》

【秋田書店旧社屋ビル火災】

27日午後2時15分ごろ、東京都千代田区飯田橋2丁目にある出版社「秋田書店」のビルから火が出ていると通報があった。警視庁麹町署と東京消防庁によると、ビルは解体工事中で50代と60代の男性作業員計2人が病院に搬送された。いずれも意識はあるという。

東京消防庁によると、2階から上の階へ延焼したとみられる。

秋田書店は漫画誌「週刊少年チャンピオン」などを刊行。同社によると社屋は建て替え工事をしており、1月から文京区内の仮本社に機能を一時移転している。《共同通信》

【首相動静】

石破茂首相は27日、ボーイスカウト日本連盟の最高位「富士スカウト章」を受章した高校生や大学生計47人と官邸で面会した。「一人一人がより素晴らしい社会をつくる先駆者として活躍するよう期待している」と激励した。

兵庫県西宮市のスカウト団に所属する大学2年のAさん(20)が受章者を代表してあいさつし「活動で培った思いやりの心を持ち、社会に貢献する人になりたい」と意気込みを語った。《共同通信》

【東京株式市場】

トランプ米大統領が輸入自動車への追加関税を表明したことを受け、27日の東京株式市場ではトヨタ自動車やホンダといった主要な自動車株が売られた。業績悪化が懸念され、今後の相場の重しとなりそうだ。日経平均株価(225種)は反落。下げ幅は一時400円を超え、終値は前日比227円32銭安の3万7799円97銭だった。

東証株価指数(TOPIX)は2.58ポイント高の2815.47。出来高は20億6284万株。

北米市場を主力とし、輸出が多いSUBARU(スバル)も大きく下げた。一方、インドに注力するスズキの株価は上昇して取引を終えた。《共同通信》

【日本テレビ】「月曜から夜ふかし」意図的編集

日本テレビは27日までに、24日放送のバラエティー番組「月曜から夜ふかし」で、中国出身の女性が別の話題について話した内容を「中国ではカラスを食べる」と発言したかのように意図的に編集していたと番組公式サイトで発表し「テレビメディアとして決してあってはならない行為であり、心からおわび申し上げます」と謝罪した。

同局によると、放送では街頭インタビューで女性が日本語で「あんまり中国にカラス飛んでるのがいないですね」と話した後、「みんな食べてるから少ないです」などとカラスを食べると発言したかのように編集したが、実際にはそのような趣旨ではなかったとしている。

放送後、中国の交流サイト上で話題になったという。《共同通信》

【韓国情勢】

韓国南東部などで深刻化している山火事で、政府の対策本部は27日、死者が27人、重軽傷者は30人を超えたと明らかにした。聯合ニュースによると、焼失面積は過去最悪規模の3万6千ヘクタールに広がっている。雨の予報が出て鎮火が進むとの見通しもあったが、期待したほどの降雨がない上、空気の乾燥や強風が続き、消火作業は難航している。

対策本部の幹部は27日、火災は時速8キロ以上と「予想以上の速さで拡散している」と警戒を呼びかけた。韓国メディアによると、死者の多くが逃げ遅れたとみられる高齢者で、人命被害が拡大している。《共同通信》

【メキシコ】米との協議継続

メキシコのシェインバウム大統領は27日、トランプ米大統領が表明した輸入自動車への25%の追加関税について「あってはならない」と反発した。一方で「対話の扉は開いている」とも述べ、協議を継続する姿勢を示した。エブラルド経済相は、メキシコでの自動車生産コストを米国以外の他国よりも抑えるなどし、高関税下でも競争力の確保を目指すと表明した。

シェインバウム氏は27日の記者会見で、自由貿易協定の米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の枠組み内では関税がないことが「協定の本質だ」と主張。「メキシコほどの水準で米政権と意思疎通が取れている国はない」と述べ、米国と協議を続けて譲歩を引き出す思惑をにじませた。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

フランスのマクロン大統領は27日、ロシアが侵攻を続けるウクライナの戦争終結後の「安全の保証」に向けた支援計画策定を巡り、英仏など有志国の首脳会合をパリで開いた。マクロン氏は終了後の記者会見で、英仏など欧州の数カ国が和平後に部隊を派遣する用意があると述べた。

ただロシアの反対も予想され、先行きは不透明だ。マクロン氏は部隊について、ウクライナに安心感を与えるための部隊で、潜在的なロシアの侵攻への抑止力となることを期待していると説明。平和維持部隊とは異なると指摘した。

ウクライナ軍強化に向け、フランスと英国の代表団がウクライナを訪問することも明らかにした。会合にはウクライナのゼレンスキー大統領やスターマー英首相、ドイツのショルツ首相を含む約30カ国が参加した。《共同通信》