令和1874日目
2024/06/16
この日のできごと(何の日)
【沖縄県議選】知事与党大敗
任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)は16日投開票され、玉城デニー知事を支える県政与党が改選前から4議席減の20議席にとどまり、半数を大きく割り込んだ。9月に2期目の折り返しを迎える玉城知事は、政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に反対を貫く考えだが、少数与党となり、今後は極めて厳しい県政運営を迫られる。県政野党の自民は2年後の知事選での県政奪還に向けて弾みがつく形となり、中立会派の公明などと連携して県議会での攻勢を強める。
玉城知事は17日未明、那覇市で報道陣の取材に対し、「結果を真摯に受け止めたい。非常に厳しい県政運営を余儀なくされるだろうが、丁寧に説明し、理解を得られるよう努力していきたい」としたうえで、辺野古移設への反対は「揺るぎない思いだ」と強調した。
県政野党の自民は2増の20議席、野党系無所属が1議席。中立は公明4議席、日本維新の会2議席、無所属1議席で、野党・中立を合わせると28議席となり、与党を大きく上回った。
改選前の県議会構成は、共産、立憲民主、社民などの県政与党が24人。野党は自民が18人で、自民と同調することの多い維新系の中立会派3人と公明2人、野党系無所属1人を合わせると計24人で与党と同数だった。中立会派所属の議長が採決に加わらないため、与党がかろうじて主導権を握っていた。
少数与党となる今後の県議会では、基地問題を米国政府関係者や連邦議会議員らに訴える足場としてきた米ワシントンの県事務所の維持費予算などが認められない可能性がある。玉城知事が公約に掲げる政策の実現にも大きく影響しそうだ。
県議選は13選挙区に75人が立候補。石垣市選挙区(定数2)は告示された7日に与野党1人ずつの無投票当選が決まり、16日は残る12選挙区で投開票された。 《毎日新聞》
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【プロ野球・16日】
プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は16日、楽天が球団創設20年目で初の優勝(最高勝率を含む)を決め、賞金3千万円を獲得した。ソフトバンクに同率で並ばれて最終戦を迎えた楽天は広島に5―3で勝って13勝5敗とし、ソフトバンクは阪神に敗れた。
パ・リーグ球団の優勝は2021年のオリックス以来。セ、パ両リーグ内の対戦は21日に再開する。《共同通信》
◇
楽5―3広
楽天が7投手の継投でリードを守った。松井が3回を投げ、2番手の弓削に3年ぶりの勝ち星。打線は二回に太田の遊ゴロや失策で3点を先取し、三回は鈴木大の1号2ランで加点した。広島は連勝が3で止まった。
オ4―5ヤ
ヤクルトは2―4の九回に山田の右前適時打、代打青木の内野ゴロで同点。なお2死二塁塁から武岡の右翼線二塁打で勝ち越した。大西が3勝目。オリックスは山下が9三振を奪い、5回1失点にまとめたが、抑えのマチャドが崩れた。
ソ1―4神
阪神は一回に前川がプロ初の満塁本塁打を放ち快勝した。才木は7回1失点で両リーグ単独トップの8勝目。ソフトバンクは石川が立ち上がりにつかまり、近藤の2試合連続本塁打による1点のみで、連勝が3で止まった。
ロ7―2中
ロッテが4カードぶりに同一カード3連戦で勝ち越し。2―2の五回にポランコの2ランで勝ち越し、七回はポランコ、ソトの連続適時打で3点を加えた。メルセデスは7回を2失点の力投で2勝目。中日の柳は制球が不安定だった。
西0―5D
DeNAが昨年4月以来の7連勝。新人の石田裕がプロ2戦目での初完投を無四球完封で飾って2勝目。速球の制球が光り、4安打に抑えた。一回に度会の6戦連続打点となる適時打で先制した打線は六、九回に加点。西武は4連敗。
日3―3巨
巨人が2―3の八回にヘルナンデスのソロ本塁打で追い付き、延長十二回で引き分けた。菅野が5回1/3を3失点だったが、救援6投手が無失点でつないだ。日本ハムは終盤以降に攻め手を欠き、十一回無死一塁での併殺打が痛かった。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第18節最終日(16日・カシマスタジアムほか=6試合)2位の鹿島は後半に藤井のゴールで追い付いて新潟と1―1で引き分けた。連勝は4で止まり、首位町田と2差の勝ち点36。G大阪は宇佐美らの得点で柏を2―1で振り切り、4連勝で同34とした。
神戸は武藤のゴールで川崎を1―0で下し、4試合ぶりの白星で勝ち点33。福岡は鳥栖に2―0で快勝して連勝を3に伸ばした。鳥栖は3連敗。FC東京―磐田、名古屋―湘南は、ともに1―1の引き分けだった。《共同通信》
【ゴルフ】
ニチレイ・レディース最終日(16日・千葉県袖ケ浦CC新袖=6584ヤード、パー72)5位から出た21歳の岩井明愛が9バーディー、1ボギーの64で回り、通算13アンダーの203で今季2勝目を挙げた。通算5勝目。賞金1800万円を獲得した。
1打差の2位は、ともに65だった小祝さくらと佐久間朱莉。さらに1打差の4位に前日首位の竹田麗央が入った。前年覇者の山下美夢有と川崎春花が通算10アンダーの5位だった。《共同通信》
【野球】
全日本大学野球選手権最終日は16日、神宮球場で決勝が行われ、青学大(東都)が2―1で早大(東京六大学)を破り、2年連続6度目の優勝を決めた。2連覇は2010、11年の東洋大以来で、青学大としては初。
青学大は1点を追う五回に逆転し、救援陣の力投で逃げ切った。早大は再三の好機を逃し、9年ぶり6度目の優勝はならなかった。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
平和サミット閉幕
ロシアに侵攻されるウクライナが提唱する和平案「平和の公式」を協議するスイス中部ビュルゲンシュトックでの「世界平和サミット」は16日閉幕し、ロシアが占拠する原発の安全確保や食料安全保障、強制連行された市民の帰還の3項目を盛り込んだ共同声明を採択した。
主催国スイスによると、80カ国と四つの国際機関が支持したが、新興国のインド、サウジアラビア、南アフリカなどは加わらなかった。今後、3項目に関する行動計画の詳細を詰める。
共同声明で国際的な結束を示してロシアに外交圧力をかけ、最終的に平和の公式をのませたい考え。ゼレンスキー大統領は、国際的に承認された行動計画を策定後、ロシアとの折衝が始まると主張した。ただロシアが譲歩する兆しはなく、影響力を持つ中国はサミットを欠席。戦争終結への道は険しい。
平和の公式はロシア軍の即時全面撤収などを含む10項目。ウクライナは今回、侵攻に中立的な国々の同意を得ようと、ウクライナ南部ザポロジエ原発の安全確保や、穀物の安定供給に基づく食料安全保障、ロシアに拉致された子どもたちの帰還の3項目に議論を絞り込んだ。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは16日、各地で行われ、ドジャースの大谷はロサンゼルスでのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、三回に中越えへ4試合ぶりの本塁打となる18号ソロ、六回に右越えへ2打席連続の19号ソロを放った。今季2度目の1試合2本塁打で、3打数2安打2打点。チームは3―0で勝った。
タイガースの前田はアストロズ戦に先発し、5回を5安打4失点で3敗目(2勝)を喫した。試合は1―4。パドレスの松井は6―11で敗れたメッツ戦の四回途中から2番手で登板し、1回1/3を1安打無失点だった。
カブスの鈴木はカージナルス戦に「4番・指名打者」で出場し、4打数1安打。《共同通信》