令和1273日目

2022/10/24

この日のできごと(何の日)

【英・保守党】新党首にスナク氏

トラス英首相の後任となる与党保守党の新党首に24日、リシ・スナク元財務相(42)が選ばれ、新首相就任が決まった。同党が発表した。党首選に対抗馬として出馬表明していたモーダント下院院内総務(49)は撤退、スナク氏は無投票で選出された。ジョンソン前首相も23日、出馬を断念していた。BBC放送によると、インド系のスナク氏は英史上初のアジア系首相となる。

立候補には党下院議員(357人)のうち100人の推薦が必要だった。BBCによると、スナク氏の支持は過半数に達した一方、モーダント氏は伸び悩んだ。《共同通信》

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【プロ野球・沢村賞】

プロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏を記念し、シーズンで最も活躍した先発投手を表彰する「沢村賞」の選考委員会が24日、東京都内で開かれ、オリックスの山本由伸投手(24)が全会一致で選出され、2年連続2度目の受賞を果たした。2年連続の選出は2017、18年の菅野智之投手(巨人)以来4年ぶり史上6人目で、パ・リーグでは初となった。

山本は26試合に登板し15勝5敗、防御率1.68、205奪三振、勝率7割5分で、2年連続で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の4冠に輝き、チームのパ・リーグ2連覇に大きく貢献した。《共同通信》

【最高裁】音楽教室での生徒の演奏、著作権料不要

音楽教室でのレッスン演奏に関し、日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権使用料を徴収できるかどうかを巡って争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は24日、生徒の演奏に対しては徴収できないとした二審の判断を支持し、JASRAC側の上告を棄却した。

レッスン中の生徒の演奏を音楽教室による楽曲利用とみなし、教室から使用料を徴収できるかどうかが上告審の争点だった。一方で教師の演奏からは徴収可能との判断が確定した。JASRAC側が当初想定した使用料は教師と生徒双方を徴収対象とすることを前提としていたため、実際の金額は今後協議される見通し。《共同通信》

【COVID-19】

国内で24日、新たに1万6498人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前と比べ、約1600人増えた。内訳は、東京1735人、北海道1582人、神奈川1123人など。死者は、神奈川5人、群馬と大阪がそれぞれ4人など計40人だった。

厚生労働省によると、重症者は前日と同じ115人だった。

熊本で過去に公表した感染者に報告漏れがあったとして、追加した。《共同通信》

【東京株式市場】

24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの期待を支えに、半導体などハイテク関連銘柄の上昇が目立った。ただ当面の利益を確保するための売り注文も出て、午後に入ると伸び悩んだ。

終値は前週末比84円32銭高の2万6974円90銭。東証株価指数(TOPIX)は5.21ポイント高の1887.19。出来高は約10億3097万株だった。《共同通信》

【NHK党・立花孝志党首】二審も有罪

不正入手したNHK契約者の個人情報をインターネット上に投稿したなどとして、不正競争防止法違反や威力業務妨害、脅迫の罪に問われたNHK党党首立花孝志被告(55)の控訴審判決で、東京高裁は24日、懲役2年6月、執行猶予4年とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

被告側は「正当な政治活動だ」と主張したが、田村政喜裁判長は一審と同様に「情報を人質のようにしてNHKに要求し、自身の活動の際に悪用した」と指摘。NHKの社会的評価を低下させる意図があったと判断した。党を脱退した男性を「つぶしに行く」などと動画投稿サイトで発言したとの脅迫罪も認定した。《共同通信》

【山際大志郎経済再生担当相】辞任

岸田文雄首相は24日夜、官邸で山際大志郎経済再生担当相から辞表を受け取り受理した。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が相次いで発覚し、野党の追及が厳しくなる中、事実上の更迭に踏み切った形だ。首相は記者団に山際氏の後任を25日に発表すると表明した。昨年10月の岸田政権発足後、不祥事による閣僚辞任は初めて。内閣支持率が低迷する首相には打撃となった。野党は「遅すぎる」(共産党の小池晃書記局長)と批判した。

首相は「任命責任を感じている」と述べた。山際氏から「国会審議に支障を来す、滞りが生じるのは本意ではない」として辞任の申し出があったと説明した。《共同通信》

【中国】習氏の続投正当化

中国共産党は24日、3期目の習近平指導部発足を受けて記者会見を開き、習総書記(国家主席)が14億人の人民を率いた結果、米欧などの中国封じ込めに対抗し「国家の核心的利益を力強く守った」と強調した。習氏の「偉大な」指導力を訴え異例の続投を正当化。国際環境の悪化を長期支配の根拠と説明し、対外強硬路線を継続する構えを見せた。

習氏は22日に閉幕した第20回党大会を経て、68歳なら定年との慣例を破って続投。その理由を自身で説明していない。個人崇拝が加速することへの懸念がくすぶる中、党は「人民の意思」で習氏が選ばれたとの宣伝を強化している。《共同通信》

【米・ミズーリ州】高校で発砲

米中西部ミズーリ州セントルイスで24日、20歳前後とみられる男が高校に侵入して発砲し、10代の少女と女性が死亡、6人が負傷した。米メディアが伝えた。駆け付けた警察官らが銃撃戦の末に男を射殺した。

事件は午前9時過ぎに発生。男は「おまえらはみんな死ぬんだ」と話し、生徒たちは教室の入り口をふさいだり、窓から逃げたりしたという。警察は男の身元を明らかにしていない。

高校の出入り口は施錠されており、男が押し入ろうとした際に警備員が通報した。校内で男と出くわした女子生徒は「銃の弾が詰まって発砲されず逃げられた。床には血痕があった」と振り返った。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ゼレンスキー大統領「領土少しずつ解放」

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアの侵攻開始から8カ月になる24日のビデオ演説で「ウクライナは独立を維持し、領土を少しずつ解放している」と強調した。ロシアが一方的に併合を宣言し、戒厳令を敷いた南部ヘルソン州などではウクライナ軍が反攻を強めている。軍参謀本部は同日、ロシア兵に投降を促す動画を交流サイト(SNS)で公開した。

ウクライナ国防省は24日、ヘルソン州で90以上の集落を奪還したと発表。軍参謀本部も東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)で四つの集落を解放したと明らかにした。《共同通信》

【アシュトン・カーター氏】死去

オバマ元米政権で国防長官を務めたアシュトン・カーター氏が24日、心臓発作のため東部ボストンで死去した。68歳。米メディアが25日、報じた。

1954年9月、東部フィラデルフィア生まれ。エール大で物理学などを専攻し、英オックスフォード大で博士号を取得した。

ハーバード大教授などを経て、オバマ政権発足後の2009年に国防次官(調達担当)に就任。11年から13年まで副長官を務めた。ホワイトハウスや国防総省の信頼が厚い「能吏」として知られた。

オバマ政権の15〜17年に国防長官を務め、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を進めた。《共同通信》



10月24日 その日のできごと(何の日)