令和577日目

2020/11/27

この日のできごと(何の日)

【米山隆一氏】次期衆院選出馬を正式表明

前知事で医師、弁護士の米山隆一氏(53)は27日、県庁で記者会見し、次期衆院選新潟5区に無所属で立候補すると正式に表明した。事実上の野党統一候補となる。米山氏は任期途中に女性問題で知事を辞職したことを謝罪した上で「国民の幸福を増やすという政治への思いは消えなかった。志を問いたい」と述べた。

米山氏は立憲民主、共産、社民の各党などに推薦を求め、野党統一候補を目指す。県内組織による政党間協議を経て、大筋で理解を得たとする。自民党現職の泉田裕彦氏(58)との知事経験者同士の一騎打ちとなる公算が大きい。

会見の冒頭、米山氏は知事辞職に関し「県民の期待を無にしたことを謝罪する」と頭を下げた。衆院選立候補の経緯については「辞職後に閉じこもって考えたが、やりたいことは政治だと気付いた。力を貸してくれる人も現れた」と説明した。

政策の柱として、人口減少対策と新型コロナウイルス感染症対策を挙げた。「場当たり的で一貫していない」と政府のウイルス対応を批判した。

米山氏の国政挑戦は5回目。過去に自民党公認で立候補しながら、今回、野党の推薦を求めたことを巡り「与党にはしがらみがある。野党系になっても公平、公正、自由で繁栄した社会を目指す姿勢は変わらない」と強調した。

知事時代に慎重な姿勢を示した東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に関しては「原発ゼロの社会を目指す。県の三つの検証をきちんとした上で考えることだ」と述べた。

米山氏は新潟県魚沼市出身、東大医学部卒。泉田氏が任期満了で退任した2016年10月の知事選で初当選。任期途中の18年4月に女性問題を理由に辞職した。

米山氏の正式表明を受け、泉田氏は27日、取材に「民主主義なので立候補するのは自由。相手が誰でも自分の活動をするだけだ」と語った。《新潟日報》

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【COVID-19】

国内新規感染2531人

国内の新型コロナウイルス感染者は27日、新たに44都道府県と空港検疫で計2531人確認された。厚生労働省によると、重症者は前日比25人増の計435人となり、これまでの最多を更新した。死者は北海道の9人をはじめ、全国で計31人。緊急事態宣言中の5月2日に並んで最多だった。

東京都では570人の感染が判明。今月21日の539人を上回り、過去最多を更新した。重症患者は前日から1人増の61人で、緊急事態宣言解除後の最多を4日連続で更新した。

愛知県の新規感染者は234人で過去最多を更新した。大阪府は383人で過去3番目の多さとなった。兵庫県は103人で、2日続けて100人を超えた。《読売新聞》

菅義偉首相、札幌・大阪発の「Go To トラベル」利用自粛を要請

菅義偉首相は27日の政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で、観光支援策「Go To トラベル」に関し、感染が拡大している札幌、大阪両市を出発地とする旅行について「利用を控えるよう直ちに呼びかける」と自粛を要請した。北海道と大阪府は首相の求めに応じる意向だ。両市を目的地とする旅行は24日に対象外としたが、専門家が出発分も制限を求めたことを受け修正に踏み切った。

観光庁は27日夜、自粛対象となる予約済みの旅行について、12月7日までに解約すればキャンセル料を無料にすると発表した。

政府が方針を変えた背景には、逼迫(ひっぱく)する医療提供体制への危機感があるとみられる。首相は「早急に病床確保を進めるとともに、入院の必要性の高い方を優先するよう自治体の運用を徹底させる」と強調した。《産経新聞》

「GoToイート」食事券、10都道府県で発行一時停止

飲食店支援事業「Go To イート」を巡り、農林水産省は27日、新型コロナウイルスの感染再拡大で、北海道や東京、大阪など10都道府県でプレミアム付き食事券の新規発行を一時停止すると発表した。

このほか発行を停止するのは、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、兵庫の7県。停止期間はおおむね今月下旬〜12月中旬だが、期限を未定とする県もある。沖縄県は検討中としている。12月1日に利用を開始する青森県を含め残る36府県は食事券発行を継続するが、感染状況を踏まえ、今後停止する可能性もある。《読売新聞》

来年の新年一般参賀、取りやめ

宮内庁は27日付で、来年の新年一般参賀について、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施しないことを決めたと発表した。多くの高齢者が参加するほか、限られた場所に人が密集することなどを理由としている。取りやめは、昭和天皇の服喪中で開催されなかった1990年以来。

今年は2月に予定されていた天皇誕生日の一般参賀もコロナ禍で実施直前に中止。感染症予防での取りやめは初だった。その後、皇室関連行事の延期や取りやめが相次いでおり、年明け以降の行事にも影響が及ぶことになった。

今年の新年の一般参賀は上皇ご夫妻が姿を見せる場面もあり、約6万8千人が訪れた。《共同通信》

【東京株式市場】

27日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日続伸した。新型コロナウイルスのワクチンが実用化されれば景気が回復するとの期待が先行し、買い注文が優勢となった。終値は前日比107円40銭高の2万6644円71銭で、1991年4月以来約29年7カ月ぶりの高値を付けた。連日でバブル経済崩壊後の終値最高値を更新した。

東証株価指数(TOPIX)は8・27ポイント高の1786・52で、約2年2カ月ぶりの高値だった。出来高は約15億2900万株。

新型コロナのワクチン接種が実施され、経済が正常化することへの期待感が改めて広がった。《共同通信》

【横田拓也さん】川崎市の中学校で講演

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟拓也さん(52)が27日、川崎市立京町中学校で講演した。会場の体育館に集まった生徒約150人を前に「(姉は)皆さんと同じ年齢の頃に拉致された。自分のこととして耳を傾けてもらいたい」と訴えた。

拓也さんは、6月に亡くなった父滋さん(87)が拉致直後、「ずっとつらいのをこらえていたが、隠れて泣いていた」とのエピソードを紹介。明るく、しっかり者だった姉との思い出を振り返りながら、「北朝鮮を許すことはできない」と語気を強めた。

川崎市にはめぐみさんの母早紀江さん(84)が在住している。《共同通信》

【プロ野球・DeNA】梶谷隆幸外野手、井納翔一投手がFA権行使

DeNAの梶谷隆幸外野手(32)と井納翔一投手(34)が27日、横浜市内の球団事務所で今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する申請書類を提出した。梶谷には巨人が獲得に動く見込みで、井納には巨人やヤクルトが関心を示している。他球団との交渉は12月6日に解禁される。

走攻守がそろう梶谷は「とても悩んだが、より成長できるように。悔いのない決断をしたい」と話した。通算50勝を挙げている井納は「来年35歳で(権利を)持っていても仕方がない。声を掛けていただいた球団を含め、今後考えたい」と述べた。

DeNAはFA宣言後の残留を認めている。《共同通信》

【改正郵便法】成立、土曜配達は来年秋にも廃止

はがきや手紙の土曜日配達を廃止する改正郵便法が27日の参院本会議で可決、成立した。来年秋にも廃止となる見込み。インターネットの普及による変化に対応するほか、配達員の負荷を軽くして郵便局の人手確保につなげる狙いがある。日曜・祝日を除く「週6日以上」を原則としてきた通常の郵便物の配達は改正法で「週5日以上」に変わり、平日のみとなる。

速達や書留、ゆうパックなどの荷物は引き続き土日も届ける。一方、通常の郵便物は翌日配達を廃止し、配達にかかる日数の基準も緩和。木曜日に投函した郵便物は、土曜の配達廃止も重なって翌週の月曜日に届く。《共同通信》

【国民民主党】経済対策発表

国民民主党の玉木雄一郎代表は27日、国会内で記者会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた追加の経済対策を発表した。

消費税率の10%から5%への引き下げ(1年間)や低所得者層に対する追加の現金給付(20万円)、中小企業や個人事業主を支援する持続化給付金の増額などが柱。企業に休業手当を支援する雇用調整助成金については、半年間延長する。

特別に発行する「コロナ国債」で財源を賄い、令和2年度第3次補正予算で総額48兆円の財政措置を講じるよう政府に求めている。《産経新聞》

【船場太郎さん】死去

吉本新喜劇の元俳優で大阪市議会議長を務めた船場太郎さんが27日、死去した。81歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者らで行う。

1965年に吉本新喜劇に入団し二枚目役として活躍し「せん、ばたろうです」と名乗るギャグなどで人気を集めた。岡八朗さん、花紀京さん、原哲男さん(いずれも故人)や間寛平さんらと共に同新喜劇を支えた。

91年から大阪市議を6期24年務め、2003~04年には議長も務めた。《共同通信》



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