令和490日目

2020/09/01

この日のできごと(何の日)

【阪神・藤川球児投手】引退会見

今季限りで現役を退くことが発表されたプロ野球阪神の藤川球児投手(40)が1日、兵庫県西宮市内で記者会見し、「1年間、体の準備が整わないのはプロとして失格」と引退を決断した理由を説明。「あと2カ月、気合を入れて頑張る」と、シーズンの残り試合にチームへ貢献することを誓った。

濃紺のスーツ姿で会見に臨んだ藤川は「自分なりにタイガースに貢献していくつもりで、いつ潰れてもいいという覚悟でやってきた」と22年間の現役生活を振り返った。しかし、今季は「2連投でも『あれ、体がおかしい』と思うようになった。いよいよだなと思った」という。

現在は右肩のコンディション不良で2軍で再調整中。会見前には西宮市の鳴尾浜球場でランニングやキャッチボールなどを行い、1軍復帰に向けて汗を流した。

名球会入りの条件となる日米通算250セーブまであと5つに迫っているが、「それよりも優勝することが重要。自分が力になることもあり得るので、準備しておかないと。みんなと一緒にがんばる」と決意を語った。《産経新聞》

1日、プロ野球阪神の藤川球児投手が兵庫県西宮市内で引退記者会見を行った。今季限りで22年間の現役生活にピリオドを打つ。

挫折、故障を乗り越え、球界を代表するストッパーに成長した。「家族」と呼ぶ熱狂的なファンの時に厳しい声にも耐え、腕を懸命に振った。米球界に挑戦。独立リーグにも在籍した。自分の歩みを振り返り「前向きであり続けてきたことが良かった」と感極まった。

阪神を「父親」、甲子園球場を「母親」と表現し、愛着、誇りを誰よりも持つ。「名前が球児なので。失礼かもしれないが、自分が一番、タイガースに似合っていると思います」と笑った。《共同通信》

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【東京株式市場】

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反落し、前日比1円69銭安の2万3138円07銭で取引を終えた。前日の米ダウ工業株30種平均の下落を背景に利益確定の売りが出た。一方で安倍政権の次の政権も従来の経済政策を維持するとの期待から買いも入り、値動きは乏しかった。

東証株価指数(TOPIX)終値は2.37ポイント安の1615.81。出来高は約10億2700万株。

前日のニューヨーク株式市場の下落を受け、東京市場では慎重姿勢に転じた投資家が売り注文を出した。その後、自民党総裁を両院議員総会で選出する方針が示されたと伝わると、徐々に買い注文が入った。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染633人

国内では1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに34都道府県と空港検疫で633人確認された。死者は、愛知県と大阪府で各3人など10都府県で計14人だった。

東京都内では170人の感染が確認され、1日当たりの感染者は3日連続で200人を下回った。重症患者は前日より3人減の29人。直近1週間の平均陽性率は4・0%となった。経路別では家庭内の感染が最多で20人、職場内が14人など。複数校の高校生計5人が部活動の交流で感染した例も判明した。感染経路が特定できない人は94人に上る。

伊豆大島(大島町)では1日までに計5人の感染が確認された。同島での感染者は初めて。このうち4人は30歳代の夫婦とその子供2人という。

石川県では、1日当たりで過去最多の27人の感染が確認された。このうち、金沢市の国立病院機構金沢医療センターでは、入院患者16人と医療従事者4人の感染が判明し、同県内で14例目のクラスター(感染集団)と認定された。

長野県は、感染者1人が8月31日に死亡したと発表した。同県の死者は初めて。県は「遺族の強い意向」として、年代や性別などの情報を公表していない。

沖縄県は台風9号の影響で感染者数の集計ができないとして、1日の発表を見送った。《読売新聞》

【プロ野球・1日】

オ5―0ソ

オリックスは山本が7回無失点の好投で4勝目。六回に吉田正の2点適時打などで3点を奪い、七回は吉田正の適時二塁打、八回は大城のスクイズで加点した。ソフトバンクの連勝は8で止まり、千賀が七回途中4失点で3敗目。

日8―1楽

日本ハムが連敗を4で止め、勝率を5割に戻した。1―1の七回に松本の適時打と中田の犠飛で2点を勝ち越し、八回に中田の2点打など打者一巡で5点を加えた。上沢は1失点の2年ぶりの完投で5勝目。楽天は救援陣が崩れ3連敗。

ロ1―9西

西武が3連勝。三回に栗山の2点適時打と山川の19号3ランで5点を先制し、その後も小刻みに加点した。高橋光成は七回1死まで無安打に封じるなど7回を1安打無失点で4勝目。ロッテは3年ぶり登板の大嶺が5回7失点と崩れた。

巨3―2D

巨人がサヨナラ勝ちで3連勝した。2―2の九回無死満塁から吉川尚輝の右前適時打で勝負を決めた。菅野は八回途中2失点で勝敗が付かず、3番手のデラロサが今季初勝利。DeNAは八回に追い付くもエスコバーが崩れて3位に転落。

神2―1ヤ

阪神が今季初のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。1―1の九回、先制打のサンズが13号ソロ本塁打を打ち込んで試合を決めた。九回を切り抜けたスアレスが移籍後初白星。ヤクルトは九回1死二、三塁の勝ち越し機を逃したのが痛かった。

中5―0広

中日の大野雄大が5試合連続完投を2戦続けての完封で飾って5勝目を挙げた。速球と落ちる変化球で寄せ付けず、2安打11奪三振に封じた。打撃でも五回に投ゴロで先取点をもたらした。広島は二塁すら踏めず、今季初の零敗で3連敗。

【ボクシング・八重樫東選手】引退会見

ボクシングで世界3階級制覇した八重樫東(37)が1日、オンラインで記者会見し、現役引退を表明した。「決して体力の限界を感じたわけではないが、自分一人で現役を続けることはできない。(大橋秀行)会長に『もういいのでは』と言われて受け入れた」と説明した。今後は大橋ジムでトレーナーを務める。

岩手県出身の八重樫は拓大を経て2005年3月にプロデビュー。11年に世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級、13年に世界ボクシング評議会(WBC)フライ級、15年に国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級で王座奪取に成功。日本選手3人目(当時)となる3階級制覇を果たした。《共同通信》

【自民党総裁選】

岸田氏が出馬表明

自民党の岸田政調会長は1日午後の派閥会合で、安倍首相の後任を選ぶ総裁選に出馬する意向を明らかにした。

岸田氏は、「正式に立候補すると表明する。国民の協力を得るためには、政治の信頼を大事にしなければならない」と意欲を示した。《読売新聞》

石破氏が出馬表明

自民党の石破茂・元幹事長は1日午後、国会内で記者会見し、安倍首相の後任を選ぶ党総裁選に出馬する意向を表明した。

石破氏は「国民、党員に『そうだね』『そのとおりだね』と言ってもらえる、納得と共感が得られる自民党でありたい。そういう自民党を作っていくため、野党時代の思いを決して忘れることなく、最大限の努力をしていく」と決意を示した。《読売新聞》

【チェコ・ビストルチル上院議長】台湾立法院で演説

台湾訪問中のチェコのビストルチル上院議長は1日、台北市の立法院(国会に相当)で約45分間演説し、台湾の民主主義をたたえた上で「私は台湾人」と強調、台湾への支持を表明した。外交関係のない国の議会議長が台湾の立法院で演説するのは初めて。

ビストルチル氏は演説の冒頭、今回の台湾訪問はチェコの上院で96%の支持を受けたと説明。中国が訪問に反発していることを念頭に「世界各地の議会は、民主主義の原則と自由の精神を守らなければならない」と強調した。その上で「国会で作る法律は人々を守るためのものであり、人々の自由を制限するものであってはならない」と語った。

ビストルチル氏は、ケネディ元米大統領が東西冷戦時代の1963年、共産主義体制による脅威の最前線にあった西ベルリンでの演説で「私はベルリン市民」と訴え、支持を表明したことに言及。「私も自分の形で台湾への支持を表現したい」と述べた後、中国語で「私は台湾人」と訴えた。

この言葉に立法委員(国会議員)らは総立ちとなり、議場では大きな拍手が約1分間鳴り響いた。野党「時代力量」の王婉諭氏は地元メディアに対し、「その場にいたすべての人が議長の言葉に感動した」と説明。共産主義体制から民主化したチェコの歴史を踏まえ、「チェコは台湾と同じように自由と民主主義を求め長年努力してきた仲間。これからはさらに結束を固くして民主主義の価値観を一緒に守りたい」と話した。

立法院長(国会議長)から勲章を授与されたビストルチル氏は演説後、記者団に対し、今回の訪台の目的として「経済界の交流と協力を深化させること」「同じ価値観を持つ台湾との議会外交を展開すること」を挙げたほか、「チェコの主権と独立性をアピールすることも訪問目的の一つだ」と明らかにした。「民主主義国家はほかの国の指図を受けるべきではない。特に非民主的な国家の命令に従う必要はない」と中国を暗に批判した。

ビストルチル氏は3日に蔡英文総統と会談する予定。チェコの訪問団一行は上院議員や経済界関係者、学術文化関係者ら約90人で構成されている。《産経新聞》

【インド】「中国軍が再び挑発」

インド外務省報道官は1日、中国との係争地域がある北部ラダック地方で8月29日夜から30日未明に挑発的動きを取った中国軍が31日にも「再び挑発的行動を取った」とした上で「一方的な現状変更の試みをインド側は阻止した」と述べた。詳しい内容には触れていない。

報道官は、再度の挑発は「双方の現場指揮官が事態を収拾するために協議中」に起きたとし「外交と軍のルートを通じ、前線兵士の統制を要請した」と明らかにした。

インド軍は8月31日、両国の主張する実効支配線がある湖の南岸で29日夜から30日未明にかけて中国軍の挑発を阻止したと発表した。《共同通信》



9月1日 その日のできごと(何の日)