平成9993日目
2016/05/18
この日のできごと(何の日)
【この日の安倍総理】
党首討論
安倍晋三首相と民進党の岡田克也代表ら野党3党首との党首討論が18日、行われた。消費増税や経済情勢、憲法改正がテーマとなり、首相が自民党憲法改正草案について「国民に議論いただくたたき台の役割を果たしている」と述べたのに対し、岡田氏は夏の参院選で憲法9条改正の是非を争点に据える考えを示した。
党首討論は昨年6月以来で今国会では初。首相は自民草案について「約70年間、(憲法に)指一本触れてはならない、議論してはならないという空気を変える大きな1石を投じた」と語った。《毎日新聞》
ガーナ・マハマ大統領と会談
安倍首相は18日、ガーナのマハマ大統領と官邸で会談し、同国を含む西アフリカ地域の物流環境改善に向け、新たな橋や道路などインフラ整備のため約112億円の円借款供与を表明した。ガーナへの日本企業進出を促すため、投資協定締結交渉の加速でも一致した。両首脳はこれらの内容を盛り込んだ共同声明を発表した。
会談では、8月にケニアで開く「第6回アフリカ開発会議」(TICAD)成功への協力を確認した。ガーナ大学の野口記念医学研究所の施設拡充に関し、両首脳は日本が約23億円の無償資金協力を約束する文書への署名式に立ち会った。《共同通信》
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【スズキ】16車種で規定と異なる燃費測定
スズキは18日、販売中の軽自動車など全16車種で、国の規定と異なる方法で燃費のもとになるデータを測定していた、と発表した。不正な測定をしていたのは2010年ごろからで、対象は210万台超にのぼる。スズキは、テストコースが海沿いで風の影響を受けやすく、規定通りの測定が難しかった、などと説明している。
改めて規定通りに測定したところ、公表燃費との差はほとんどなく、修正はしないとしている。生産・販売も続ける。《朝日新聞》
【大相撲夏場所11日目】白鵬、稀勢の里が全勝守る
大相撲夏場所11日目(18日・両国国技館)横綱白鵬は大関琴奨菊を右すくい投げで下し、大関稀勢の里は関脇の勢を送り出し、ともに11戦全勝で首位を守った。琴奨菊は5敗目、勢は負け越し。
横綱日馬富士は小結魁聖を上手出し投げで退け、横綱鶴竜は大関豪栄道を寄り切り、そろって9勝目を挙げた。豪栄道は4敗目。大関照ノ富士は9敗目を喫した。
全勝の白鵬と稀勢の里を、2敗で鶴竜と日馬富士が追う展開は変わらなかった。十両は千代の国と佐藤が2敗でトップ。《スポニチ》
【阪神・藤川球児投手】阪神復帰後初セーブ
阪神3―2中日◇18日◇甲子園
阪神・藤川が1点リードの9回のマウンドに上がり、阪神復帰後、初セーブを挙げた。米大リーグ、カブス時代の13年4月9日のブルワーズ戦(シカゴ)以来のセーブで、日本球界では12年9月15日の巨人戦(東京D)以来。「みんなが疲れている時に勝ててよかった。シーズンは長いので誰かが疲れた時はカバーできるように」と笑顔で振り返った。《スポーツ報知》
【社民党・吉田忠智党首】民進との合流案撤回
社民党の吉田忠智党首は18日、臨時常任幹事会を党本部で開き、自身が言及していた民進党との合流案を撤回した。その上で「社民党の政策を前進させるために戦っている同士の皆さまに多大な不安と動揺を与えてしまった。心からおわび申し上げる」と述べ、謝罪した。
吉田氏は12日の常任幹事会で「民進党との合流も一つの選択肢」と発言。しかし、福島瑞穂副党首や又市征治幹事長らが反発し、支持者の理解も得られず、撤回に追い込まれた。
19日には定例の常任幹事会を改めて開き、参院選の比例代表は基本的に党単独で戦うことを確認する方向だ。《共同通信》
【中国】最高幹部、香港民主派と異例の面会
香港を訪問中の中国の張徳江・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)は18日、民主派の立法会(議会)議員らと面会した。中国最高指導部が香港民主派と意見交換するのは異例。
香港で若者らの嫌中感情が急激に高まる中、習近平指導部が親中派以外の勢力にも配慮する姿勢を示した。一方、民主派団体などは、警官隊が厳重警備する中、張氏が18日午前に講演を行ったフォーラムの会場周辺で抗議デモを継続した。
張氏との面会には民主派、公民党の梁家傑議員ら4人が出席した。《共同通信》
