平成8462日目
2012/03/09
【この日の野田総理】
「タバコは18歳からやめたことがない」
「今日から率先垂範、やめると宣言、いかがか」。公明党の松あきら副代表(参院神奈川選挙区)は9日の決算委員会で、ヘビースモーカーの野田佳彦首相に禁煙宣言を促した。首相は「私、18歳からずっとやめたことなく貫いてきた」と述べた上で、「失礼しました。20歳からです」と訂正する一幕があった。
次期がん対策推進基本計画案に、成人喫煙率引き下げの数値目標が初めて盛り込まれたことを受けた質問。松氏は「これはものすごく大きなこと。目標値は絶対にやり遂げないといけない。首相はヘビースモーカーというが、隗より始めよ。首相もたぶんやめたいと思っているのではないか」などと宣言を持ち掛けた。
首相はこれに対し、「喫煙率が下がるのは望ましい」とした上で、自身の喫煙歴を説明。年齢の訂正を受け、松氏は「ここは目をつぶりましょう。目をつぶるから、しっかりやってくださいね」と語った。《神奈川新聞》
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【W杯ジャンプ女子】高梨沙羅選手は2位
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は9日、オスロで最終の第13戦(HS106メートル、K点95メートル)を行い、3日の第11戦で初優勝した15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)は1回目に100・5メートル、2回目に最長不倒の108メートルを飛び、合計250・7点で今季6度目の2位だった。
サラ・ヘンドリクソン(米国)が104メートル、99メートルの254・1点で今季9勝目を挙げ、1169点で総合優勝した。高梨は639点で総合3位。
伊藤有希(北海道・下川商高)はこの日9位だった。《共同通信》
【大阪府教育委員会】不起立教員17人を懲戒処分
大阪府教育委員会は9日、学校行事での国歌の起立斉唱を義務付ける「君が代起立条例」に基づく職務命令に違反したとして、今春の卒業式で起立しなかった府立高校の教員17人を戒告とする懲戒処分を発表した。府立高校では2月24日から条例制定後初めての卒業式が始まっているが、不起立の教員に対する処分は初めて。
府教委によると、9日までに行われた府立学校181校の卒業式で、21校の29人が起立しなかった。うち2月29日までに起立しなかった17人が処分対象となり、府教委は「非常に遺憾」とコメントした。条例は橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会主導で昨年6月に成立した。《共同通信》
【マツダ本社工場無差別殺傷事件】地裁、44歳被告に無期懲役
2人が死傷した広島・マツダ工場の無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた元期間従業員、A被告(44)の裁判員裁判の判決で、広島地裁は9日、求刑通り無期懲役を言い渡した。
判決理由で伊名波宏仁裁判長は争点だった責任能力の有無について「事件当時、妄想性障害の影響はあったが、犯行には悲観的、攻撃的な性格が強く関連しており、完全責任能力はあった」と判断。「計画的、非情で、極めて危険な犯行。死刑の選択も検討されるべき事案だ」と述べた。《共同通信》
【長野県・阿部守一知事】環境省の広告を批判
長野県の阿部守一知事は9日、環境省が一部全国紙に掲載した、東日本大震災のがれきの広域処理に理解を求める広告について「国が情緒的な広告を載せるのはいかがなものか」と批判した。がれき受け入れを求める連合長野の中山千弘会長との会談で発言した。
広告は山のように積まれたがれきの写真とともに、岩手、宮城両県では処理が長引くとして協力を求める内容。福島県を除く全国の朝日新聞6日付朝刊に掲載された。環境省は6日、岩手、宮城両県の広域処理をめぐるPRを実施すると発表している。
知事は「国民が知りたいのは、政府が責任持って(がれき処理を)やるということ。それを伝えなければいけない」と指摘した。《共同通信》