平成6710日目

2007/05/23

【この日の安倍総理】

日本・フィリピン共和国首脳会談

安倍晋三首相は23日、首相官邸でフィリピンのアロヨ大統領と会談し、同国への無償資金協力を4年ぶりに再開すると伝えた。日本からの資金で調達する物品などへの同国内での課税還付の遅れを理由に2003年を最後に中断していた。日本政府はテロ対策に6億円、防災対策に7億8000万円の供与を月内に閣議決定する。

大統領は8月に開くASEAN地域フォーラム(ARF)に北朝鮮が出席するとの見通しを明らかにした。核問題を巡る6カ国協議の参加国が顔をそろえることになることから「閣僚レベルでの会議を開くことを期待している」と語った。《日経新聞》

平成19年5月23日、安倍総理は総理大臣官邸で、フィリピン共和国のグロリア・マカパガル・アロヨ大統領と首脳会談を行いました。

冒頭安倍総理は昨年12月のフィリピン訪問にふれて、「あたたかいおもてなしに私も家内も大変楽しむことができました。」と感謝の意を述べるとともに「大統領との間で署名いたしました共同声明に基づいて、包括的な協力のためのパートナーである関係をさらに発展させていきたい。」と述べました。

これに対してアロヨ大統領からは、「オープンな日本はこれから大きな役割を果たしていただきたいと期待をしています。それは地域の経済的統合においてのみならず、平和、安全保障及び安定においてより大きな役割を期待してします。」と述べました。《首相官邸》

税制改正で地方対策

安倍晋三首相は23日の衆院予算委員会で、地域間格差の問題に関連し「財政力の差が拡大する傾向は是正すべき課題だ。秋以降の税制抜本改革の(議論の)中で検討したい」と述べ、税制改革の中で地方対策に取り組む意向を表明した。《共同通信》




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【金沢市】石川県警警部補が自宅で刺される

23日午前8時ごろ、金沢市鞍月のアパートで、石川県警本部勤務の男性警部補(44)が、男にナイフで腹部を刺された。警部補の意識はあるという。警部補は「玄関の呼び鈴が鳴ったのでドアを開けると、面識のない男にいきなり刺された」と話しているという。男は逃走しており、金沢西署は殺人未遂容疑で捜査している。《毎日新聞》

▽後日談、、、

石川県警本部警備課のA警部補(44)が金沢市内の自宅アパート玄関先で先月、男に刺されたとされる事件で、県警は6月2日、A警部補が自分で腹を刺したことが判明したと発表した。「当日は仕事に行きたくなかった」と話しているという。調べによると、A警部補は先月23日午前8時40分ごろ、自宅玄関で自分の左腹部を果物ナイフで刺した。《時事通信》

【欧州CL】ACミラン、4季ぶり7度目の優勝

サッカー、欧州チャンピオンズリーグ・決勝、ACミランvsリバプール。試合はミランが2-1で勝利を収め、2002-2003シーズン以来4シーズンぶり通算7度目となる優勝を飾った。《AFP》

【映画監督・熊井啓さん】死去

「海と毒薬」などで知られ、日本を代表する社会派映画監督の熊井啓(くまい・けい)さんが23日午前9時51分、くも膜下出血のため東京都内の病院で死去した。76歳。長野県出身。

1954年、日活に入り、64年、監督デビュー。「サンダカン八番娼館 望郷」(74年)で「からゆきさん」の悲劇を描き、国内外で高い評価を得た。

松本サリン事件を題材にした「日本の黒い夏 冤罪」では、冤罪(えんざい)を招いた捜査と報道の在り方を問い、話題を集めた。《日刊スポーツ》

【この日の民主党】

[次の内閣]消えた年金問題 国民救済に向け本気の取り組みを確認

民主党『次の内閣』は23日午後、国会内で閣議を開催。冒頭、挨拶に立った鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)は、「消えた年金記録の問題が大きくクローズアップされてきた」と述べ、同日行われた衆議院予算委員会集中審議でもこの問題が取り上げられたことを踏まえ、「多くの国民の皆さんにも『これはひどい話だ』と事の大きさをわかってもらえたと思う」と語り、大きな争点ととらえ、最大のテーマとしていく考えを表明した。

報告・協議事項では、「犯罪被害者の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法の一部改正案」について平岡秀夫ネクスト法務大臣が説明。「実効ある犯罪被害者救済制度」や「裁判への被害者の関与」などを柱とした修正案の提出を確認した。

法案等の取扱いではまず、民主党議員立法「労働契約法案」について細川律夫はたらき方調査会長が説明。理念のみで無内容の政府案に対し、労使合意の原則に基づいて労働契約の締結・変更・終了に関するルールを明確にする民主党案の法案内容を了承した。

また、超党派議員立法「住宅確保用配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律案」については、高齢化社会に伴い整備の必要性があり「賛成」の方針を了承した。その他、超党派議員立法「カネミ油症事件関係仮払金返還債権の免除についての特例に関する法律案」については、2006年に民主党として法案提出している経緯もあり、仮払金の返還債権で困っている人を救うのは責務であり、「賛成」の方針を了承、超党派議員立法「エコツーリズム推進法案」についても「賛成」の方針を了承した。

選挙政策の取りまとめについては、担当NC大臣の報告をもとに政策分野ごとに議論・精査を行った。

閣議後の記者会見で松本剛明ネクスト官房長官(政調会長)は、同日の衆議院予算委員会での政府の姿勢について言及し、「消えた年金問題で、気になるなら国民の方から社会保険庁に言って来い、という姿勢を政府側は最後まで崩さなかった」として、政府のあまりに無責任な姿勢を批判。そのうえで「国民の納得いく救済が行わなければそのときは争点にせざるをえない」と述べ、社会保険庁、及び所管の柳澤厚生労働大臣、最終責任者である安倍首相の責任をさらに厳しく追及していくことを言明した。

小沢代表を中傷する質疑を行った自民・松浪議員に懲罰動議提出

民主党は23日、同日の衆議院予算委員会で小沢一郎代表を中傷する質疑を行った自民党の松浪健太議員に対し、懲罰動議を衆議院に提出した。

松浪議員は質疑の中で、小沢代表が行った事務所費公開の会見について「偽物の可能性も高い。偽物なら私文書偽造である。本物ならば法の網をぬぐった確信犯」と発言。懲罰動議はこれに対して抗議の意を示したもの。

提出後の記者会見で平野博文国会対策委員長代理は、「松浪議員の発言は誹謗中傷としか言えないものである」と、怒りを表明。何の根拠も示さず、個人の推量、思い込みでの発言は「議員として品位を厳しく問われてしかるべきである」と厳しく批判した。

懲罰動議については、「院内での発言であり、院としてできる行為としてまず提出した」と述べ、今後は、法的手段に出るかどうかの可能性も含め検討していく考えを明らかにした。《民主党ニュース》



5月23日 その日のできごと(何の日)