平成6516日目
2006/11/10
【この日の安倍総理】
日本・ガーナ共和国首脳会談
平成18年11月10日、安倍総理は総理大臣官邸で、ガーナ共和国のジョン・アジェクム・クフォー大統領と首脳会談を行いました。
会談の冒頭、安倍総理から、「大統領の訪日を心から歓迎したいと思います。今年は小泉総理大臣が貴国を訪問しました。そして今回大統領が日本を訪問された。二国間関係をより発展させる事になると思います。こうした首脳の場、あるいは国際場裏での協力関係が二国間関係をさらに発展させていくこととなると思います。」と述べました。これに対し、クフォー大統領より、「ありがとうございます。この度のご就任に心からお祝の意を表します。これほど早く訪日し、総理ご就任に対するガーナの気持ちをお伝え出来たことを喜ばしく思います。」と述べました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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【阪神・井川慶投手】メジャー挑戦を表明
プロ野球阪神の井川慶投手(27)は10日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに挑戦することが決まった。大阪市内のホテルで球団幹部と2度目の話し合いをし、球団側が同投手の要望を受け入れた。
井川慶投手の話「やっと夢の舞台に立てたのかなと思う。認めてくれた球団には感謝している。やるからには阪神の代表、日本の代表として恥のない成績を収めていきたい。(現役を)向こうでやり遂げるという思いはある」《共同通信》
【 W杯スケート開幕戦・男子500メートル】長島圭一郎選手、W杯初勝利
スピードスケートのワールドカップ(W杯)今季開幕戦、ヘーレンフェイン大会第1日は10日、当地の室内リンクで行われ、男子500メートルは長島圭一郎(日本電産サンキョー)が35秒10で制し、W杯初勝利をマークした。《共同通信》
【菅義偉総務相】「拉致問題に留意」NHKに放送命令
菅義偉総務相は10日、NHKの橋本元一会長に対し、放送法に基づき、短波ラジオ放送で北朝鮮による「拉致問題に留意」し、重点的に取り上げるよう放送命令を出した。NHKへの放送命令は毎年度出ているが、個別具体的な内容の命令は初めてで、メディア界や法曹界などからは「報道の自由を妨げる」などと批判が上がっている。
橋本会長は同日午前、総務省を訪れ、菅総務相から命令書を受け取った。その後、橋本会長は記者団に対し、「NHKは国際放送でも報道機関としての自主自律、番組編集の基本を貫いていく」と語った。《共同通信》
【はらたいらさん】死去
クイズ番組の出演などで知られる漫画家のはらたいらさんが10日、肝不全のため埼玉県富士見市の病院で死去した。63歳。高知県出身。
14歳のときから新聞に漫画の投稿を始め、高校卒業後にプロをめざして上京。「ゲバゲバ時評」や「モンローちゃん」で注目され、風刺の効いたナンセンスギャグが高く評価された。昭和50年から55年にかけては、本紙夕刊に「メロンちゃん」を連載し、同作品は英訳もされた。
51年からは15年半にわたりTBS系のクイズ番組「クイズダービー」に、レギュラー出演。抜群の正解率が話題となり、雑学に詳しい博識の名物解答者としてお茶の間の人気者となった。《産経新聞》
【この日の民主党】
教基法改正案の強引な成立は断じて許さない 会見で鳩山幹事長
鳩山由紀夫幹事長は10日、定例記者会見を党本部で開き、教育基本法改正案、防衛庁の「省」昇格関連法案、核保有発言問題等への対応について語った。
「教育基本法の法案審議を行っていくなかで、大きな問題が次々に出てきた」と語った幹事長は、(1)高校の未履修問題を4年前から把握しながらふせてきた文部科学省の隠蔽体質、(2)高校だけでなく中学未履修問題はあるとの指摘、(3)小泉内閣時代に開かれた教育改革に関するタウンミーティングでの「やらせ質問」の発覚――の3点を極めて深刻に受け止めた。
中学の未履修問題に関しては、実態調査を強く求めているにもかかわらず、文科省が11月下旬に調査をスタートするとしている点について、教育基本法案通過を待っているかのようだと批判。早急な調査に基づき事実を国民に明らかにすべきと重ねて指摘した。あわせて、やらせ質問に代表される政府自体による虚偽、そして文科省による隠蔽体質の一方で、教育基本法改正案を強引に成立させていく手法は断じて許せないとも語った。
防衛庁の「省」昇格関連法案への対応をめぐっては、防衛施設庁の官製談合問題の事実解明が先との認識に立って、防衛施設庁のみなならず防衛庁全体の問題だとも指摘。談合体質が改善されない限り、省昇格によって焼け太りとなるのではないかとの疑念も示した。同時に、官製談合は二度と起こらないという体質には未だ改善されていないとも指摘した。
また、党首討論でも明らかになった、安倍内閣に存在する核保有議論の容認体質にも言及。昨日9日に野党4党で安倍首相あてに麻生外務大臣の罷免要求をつきつけ、申し入れを行ったことを改めて表明した。こうしたことを平然と議論してしまうタカ派体質が露呈していくなかで、省昇格法案が議論していくことは、器の問題以前に大きな問題だと指摘。器の議論にあたっては、体質や発言を整理することが極めて重要だと釘を刺した。
「非核三原則堅持」としながら、「核武装論の議論は必要」とする姿勢に対しては二階自民党国対委員長、山崎元副総裁、谷垣議員ら与党内からも批判があることにも幹事長は言及。13日を期限に回答を求めている麻生外相への罷免要求に対して、正しい検討がなされ、結果が出されることを強く求めるとした。
米国の中間選挙に関しては、民主党が多数を占める結果となった点について、ブッシュ大統領のイラク戦争への批判が国民をして動かした結果との見方を示した。「アメリカも潮目が大きく変わってきた」とも述べ、イラク戦争支持を打ち出した小泉内閣を追及してきたわれわれ民主党の正しさが証明された結果ともいえるとした。
最後に、自民党が知事選・政令市長選で4選以上を目指す候補者を推薦しない方針を決めた点について、「遅きに失したという感はある」としつつも、民主党と歩調を揃えたことを評価する考えを示した。《首相官邸》