平成6日目
1989/01/13
【竹下登首相】新天皇に初内奏
竹下首相は13日午後、新天皇陛下を皇居に訪ねて、即位後初めての内奏を行った。約1時間に及んだ内奏の後、首相は首相官邸で記者団に「国政全般だ。内政、外交についてご報告した。あとは公式行司が淡々と続いていることをご報告した」と語った。
また、小渕恵三官房長官は同日夕の記者会見で、首相の内奏について「改めて昭和天皇崩御にお悔やみを申し上げ、即位されたことへのあいさつをした。このほか、『大喪の礼』の準備状況、外国元首などの弔問、参列予定についてもご説明した模様だ」と述べた。《読売新聞》
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【自民党・山中貞則税制会長】減税規模は2906億円
自民党税制調査会(山中貞則会長)は13日の総会で、1989年度(平成元年度)税制改正大綱を決めた。政府税制調査会(小倉武一会長)も同日夕、ほぼ同じ内容の答申をまとめ竹下首相に提出した。
新年度税制改正は(1)サラリーマンの通勤手当の非課税限度額(現行月額2万6000円)をことし1月1日にさかのぼって5万円に引き上げ(2)母子家庭と寝たきり老人を抱えた世帯の所得控除を拡充(3)2000ccを超える自動車の自動車税を最大45%軽減ーなどが内容。党税調総会後記者会見した山中会長は減税規模が2906億円になることを明らかにした。《共同通信》