カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年11月12日(水) 北朝鮮、拉致疑惑を否定

    平成3231日目

    1997/11/12

    この日のできごと(何の日)

    【北朝鮮】拉致疑惑を否定

    朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問中の自民、社民、さきがけの与党代表団(団長・森喜朗自民党総務会長)は12日午前と午後の2回にわたり、朝鮮労働党との全体会議を宿泊先の平壌市内の百花園招待所(迎賓館)で開いた。

    会議では、国交正常化交渉の早期再開のため環境整備に双方が努めることで一致した。しかし、訪朝団が日本人拉致疑惑の解明の必要性を指摘したのに対し、金養建・党国際部長は「虚偽のでっち上げで、われわれには関係のない問題だ」と強く否定、戦前の従軍慰安婦や歴史認識問題を持ち出して反論した。

    金部長は日本人妻里帰り事業の継続・拡大に努力することを表明した。《共同通信》

    拉致疑惑 警察庁によると、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に日本人が拉致された疑いがあるケースは7件10人ある。1977(昭和52)年9月に東京都のガードマン久米裕さん=当時(52)=が石川県能都町の海岸から連れ去られたのをはじめとして、同年11月には新潟市の海岸近くで中学1年生横田めぐみさん=当時(13)=が行方不明になった。78−79年ごろには大韓航空機爆破事件(87年)で逮捕された金賢姫・元北朝鮮工作員の教育係「李恩恵」とされる女性が不明になり、78年7月から8月にかけては福井、新潟、鹿児島各県の海岸からアベック3組が相次いで失跡。

    85年6月に韓国で摘発された「辛光洙事件」では、日本に潜入した北朝鮮工作員が80年6月、コックの原敕晁さん=当時(43)=を宮崎県の海岸で拉致、原さんに成り代わり日本でスパイ活動をしていたことが発覚した。《共同通信》

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    【大相撲九州場所】4日目

    大相撲九州場所4日目(12日・福岡国際センター)横綱、大関陣は初日からそろって4連勝。これは平成6年夏場所以来のこと。関脇栃東も連勝を守った。横綱貴乃花は玉春日を一方的に押し出した。大関陣は武蔵丸が土佐ノ海を落ち着いて押し出し、貴ノ浪は新小結の栃乃洋を立ち合いの変化ではたき込み、若乃花は浜ノ島を鮮やか内無双で下した。栃東は、旭豊の指がまげにかかる反則で白星をつかんだが、右足首を負傷した。新関脇の出島は魁皇を押し出して3勝目。元大関の小錦は舞の海を寄り切って、星を五分にした。《共同通信》

    【WBCフライ級統一王座戦】勇利アルバチャコフ選手、10度目の防衛ならず

    世界ボクシング評議会(WBC)フライ級統一タイトルマッチ12回戦は12日、札幌月寒グリーンドームで行われ、チャンピオンの勇利アルバチャコフ(協栄)は暫定王者のチャチャイ・ダッチボーイジム(タイ)に0−3の判定で敗れ、10度目の防衛に失敗した。これで日本のジム所属の世界チャンピオンはいなくなった。

    両者は1995年9月以来の再戦。勇利は昨年8月の防衛戦で右こぶしを骨折して長期休養。WBCが今年5月に暫定王座に就いたチャチャイとの統一戦を義務付けていた。勇利の戦績は24戦23勝(16KO)1敗。チャチャイは2度目の防衛に成功した。《共同通信》

    【細川内閣】同窓会

    細川護煕元首相、太陽党の羽田孜党首、新党さきがけの武村正義元代表、民主党の鳩山由紀夫幹事長をほじめ細川内閣当時の閣僚ら11人が12日夜、都内の中華料理店で“同窓会”を開いた。

    呼び掛けた細川氏は「旧交を温めるということで、今の時局を踏まえ、ざっくばらんに話し合いたい」とあいさつ。出席者は今後も会合を重ねることを確認した。また「自民党は衆院で過半数を確保したが不安定な状況。野党にとってチャンスだ」との認識が大勢だったという。

    細川、鳩山両氏らは自民党に代わる「政権の受け皿」づくりのための懇談会を7日に発足させ、社民、さきがけ両党の政権離脱も視野に入れた非自民勢力結集に動き出した直後であり、存在感をアピールする狙いがあるようだ。

    出席者はほかに新進党の石田幸四郎、坂口力、広中和歌子、民主党の山花貞夫、社民党の上原康助、太陽党の畑英次郎、熊谷弘の各氏。新進党では、小沢一郎党首に近い中西啓介元防衛庁長官や藤井裕久元蔵相は招かれず「小沢側近外し」の印象を与えた。《共同通信》

    【行政改革会議】独立行政法人化対象確定を見送り

    行政改革会議(会長・橋本龍太郎首相)は12日夜、首相官邸で全体会合を開き、独立行政法人(日本型エージェンシー)化する国と対象機関について協議したが、12月3日に公表する最終報告では確定を見送る方向となった。首相が打ち出した新省庁の局や課の削減に関しても「努力目標」にとどめざるを得ないとの考えで一致した。

    独立行政法人は、職員身分の扱いさえ最終合意していないのが現状で、移管する機関・業務の確定は、新省庁の部課局編成とともに、各省庁の検討にゆだねられることになった。《共同通信》

    【天皇、皇后両陛下】中国・李鵬首相と会見

    天皇、皇后両陛下は12日、公賓として来日中の中国の李鵬首相夫妻と皇居・宮殿「竹の間」で約20分間会談された。1989(平成元)年4月の夫妻の来日時と、92年10月に両陛下が中国を訪問した際に続き3回目の会見。

    宮内庁によると、李鵬首相は皇太子ご夫妻の中国訪問を招請。陛下は「政府が検討します」と答えた。李鵬首相は、11日の橋本龍太郎首相との会見でも招請の意思を表明している。

    陛下が「国交正常化25周年の年にお迎えできて、うれしく思います」と述べたのに対し、李鵬首相は「アジア太平洋地域の国同士として、世界の平和と安定に努力しなくてはなりません」などと応じたという。《共同通信》

    【中国・李鵬首相】歴代首相と会談

    中国の李鵬首相は12日午前、迎賓館で中曽根康弘元首相ら首相経験者と朝食を取りながら会談、新たな日米防衛協力のための指針(ガイドライン)をめぐり「日米安保条約には台湾を含まないと言えば解決するが、相互信頼で片付けていくべきだ」と述べ、台湾問題への配慮を求めながらも、日中双方の努力で理解し合う必要性を強調した。

    李首相が「米国は依然として冷戦志向が少し残っている」と懸念を表明したのに対し、中曽根氏は「北東アジアの重要問題について日米中ロ4カ国で話し合うことが大事だ」と指摘。さらに「日本は専守防衛が確立しており、条約を誠実に順守する」とし、日米安保体制が中国に不安を与えることはないと強調した。

    竹下登元首相がアジアの金融不安解消を、海部俊樹元首相が環境問題を取り上げ、それぞれ中国側の協力を求めたのに対し、李首相は京都での温暖化防止国際会議成功へ協力する考えを示した。会談には中曽根、竹下、海部各氏のほか細川護熙、羽田孜両元首相が出席した。《共同通信》

    【JR西日本・南谷昌二郎社長】北陸新幹線「フル規格建設は長期課題」

    整備新幹線建設を協議する政府・与党の検討委員会は12日、首相官邸で6回目の会合を開き、JR西日本、北海道、九州の3社長から意見聴取した。JR西日本の南谷昌二郎社長は、スーパー特急方式で建設中の北陸新幹線金沢−石動、魚津−糸魚川間を優先して整備するよう要請し、長野−上越間などのフル規格整備には「長期的な課題であり、次のステップである」との考えを示した。

    JR西日本の管轄区域は、北陸新幹線の上越以西となる。南谷社長は、昨年末の政府・与党合意で、金沢−石動間などが優先整備対象と明記されたことを指摘し、「(JR西日本管内の)金沢−石動間、魚津−糸魚川間が早期に整備され、一日も早く実用に供されることが優先的な課題である」と述べた。

    線路幅が異なるフル規格路線、在来線を乗り換えなしで走行できるフリーゲージトレイン(軌間自由可変電車)には「この技術を活用すれば、長野−上越間と北陸地域との円滑な接続が可能になり、関心は高い」とし、北陸新幹線の整備に当たっても検討対象に取り入れるよう求めた。

    フリーゲージトレインは、運輸省が9年度から4年計画で開発している。南谷社長は、小松、富山、福井の各駅整備事業については「小松、福井の連続立体交差事業、富山の区画整理事業との整合性を図る必要がある」と語った。委員からは、「北陸新幹線にフリーゲージトレインを導入した場合の収支採算性などを示してほしい」との要請があった。《共同通信》

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    11月12日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月11日(火) 北朝鮮、日朝正常化に期待

    平成3230日目

    1997/11/11

    この日のできごと(何の日)

    【北朝鮮】日朝正常化に期待

    自民、社民、さきがけ3党の与党訪朝団(責任団長・森自民党総務会長)は11日午後、羽田空港発のチャーター便で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌に到着し、同日夜、市内の万寿台議事堂(国会議事堂に相当)に、朝鮮労働党の金容淳書記を表敬訪問した。

    この席で、金書記は「90年代始めから日朝両国の政権党の接触は、関係改善に貢献があった。(政権党代表団としては)3回目となる今訪朝団では成果をあげて実り多いものにしたい」と述べた。

    日朝は国交正常化交渉の早期再開では一致しているが、日本側が交渉は政府が窓口で進めるとしているのに対し、北朝鮮側は日本側が戦後補償を認める共同宣言に調印した90年の自民・社会(当時)両党の訪朝団以来の実績を踏まえ、政権党が交渉促進に影響力を行使することに力点を置いている。今回の訪朝団で、北朝鮮は正常化交渉での政権党との役割を再確認したい考えと見られる。

    これに対し、森氏は「今世紀中に、実り多い成果をあげたい」と述べ、日本側も懸案解決を急ぎたいとの意向を示した。《読売新聞》

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    【プロ野球】ゴールデングラブ賞発表

    プロ野球の守備のベストナインにあたるゴールデングラブ賞が11日発表され、日本一のヤクルトからは古田、宮本、飯田の3選手が選出された。古田はセ・リーグの満票にあと1と迫る172票を集めて2年ぶり6度目の受賞。宮本は初めて、飯田は7年連続で選ばれた。

    セは6球団から選ばれ、横浜からは5年連続の駒田、10年目での初受賞の進藤の2選手。巨人からは桑田だけで3年ぶり6度目。立浪(中日)、緒方(広島)は3年連続、新庄(阪神)は2年連続の受賞となった。

    パ・リーグは優勝の西武から2年ぶり10度目の伊東をはじめ初受賞の西口、高木大、松井の計4選手。オリックスからは大島、イチロー、田口の3選手、日本ハムから片岡と井出が選ばれた。

    秋山(ダイエー)の受賞は10年連続でストップし、ロッテの新人小坂は松井に14票差の2位。大島は36票で次点の金子(日本ハム)とは1票差だった。

    選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当記者の記名投票で行われ、有効投票はセが173、パが138だった。《共同通信》

    【大相撲九州場所】3日目

    大相撲九州場所3日目(11日・福岡国際センター)横綱、大関陣は初日から3日続いて安泰。関脇栃東も3連勝した。横綱貴乃花は土佐ノ海を寄りで退けた。大関陣は若乃花が玉春日を左四つに組み止めて寄り切り。武蔵丸は旭豊の上手投げにひやりとしながらも押し倒し。貴ノ浪は浜ノ島を強引な右上手投げから寄り切った。栃東は新小結の栃乃洋を寄り倒した。栃乃洋は1勝2敗。新関脇の出島は琴錦に勝って2勝1敗とした。前頭4枚目と後がない元大関の小錦は初日を出した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は11日、国会内で記者団から「自民党党費の年間4000円は高いかどうかという議論があるそうだが」と聞かれ「知りません」と素っ気ない返事。さらに「党総裁としてどう思うか」と食い下がられると「ちょっと待ってくれ。その話は今初めて聞いた。高いかどうかよりも、それがどのくらい集まってどこに配分されているかが問題だ」と気色ばんだ。首相は財政構造改革法案の参院審議や省庁再編問題で頭がいっぱいで、党務にまでは手が回らない様子。

    ○・・・11日午後国会内で開かれた与党行政改革協議会は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)訪問に出発した森喜朗総務会長らが欠席、自民3人に対し、社民とさきがけが4人で逆転状態に。これをみてさきがけの園田博之幹事長が「自民党さんが少ないうちに、財政と金融の分離問題を何とか押し切れないか」と冒頭に発言。大蔵省からの金融部門の完全分離を最優先に掲げるさきがけの奇襲に、劣勢の加藤紘一自民党幹事長は「悪いこと言いますねえ」と苦笑い。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】中国・李鵬首相と会談

    橋本首相は11日夜、首相官邸で、来日した中国の李鵬首相と約1時間半会談した。両首相は、日中国交正常化25周年(今年9月25日)を迎えたことを踏まえ、今後の日中の協力関係の促進はアジア地域の平和と安定に欠かせないとの認識で一致。今後、安全保障問題での協議を図るため、閣僚レベルの「防衛交流」を進めることを確認した。

    また、李鵬首相は皇太子ご夫妻の来年の中国訪問を招請した。李鵬首相は12月の気候変動枠組み条約第3回締約国会議(地域温暖化防止京都会議)に臨んでは「途上国への配慮」を前提に会議の合意に向け協力する意向を示した。

    李鵬首相の来日は89年4月以来、約8年半ぶり。日中国交正常化25周年を祝う行事の一環で、首脳レベルの相互訪問では、9月の橋本首相の訪中を受け、来年に江沢民国家主席の来日が予定されている。《読売新聞》

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    11月11日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月10日(月) ロシア・エリツィン大統領、中国・江沢民国家主席と会談

    平成3229日目

    1997/11/10

    この日のできごと(何の日)

    【ロシア・エリツィン大統領】中国・江沢民国家主席と会談

    中国を公式訪問中のエリツィン・ロシア大統領と江沢民・中国国家主席との中ロ首脳会談が10日午前、北京の人民大会堂で行われ、両首脳は「戦略的パートナーシップ」に基づく両国関係の発展と、東部国境の画定作業終了を確認する「中ロ共同宣言」に調印した。

    調印後の記者会見で、エリツィン大統領は、年1回の定期首脳会議開催で合意したことを明らかにした。日本、米国、中国、ロシアの四大国が二国間外交を活発化させる中での会談となったが、両首脳は宣言で、二国間関係の一層の強化をうたうとともに、東アジア地域でのパワーバランスを視野に入れた上で、アジア太平洋地域の安定のため両国が積極的役割を果たす姿勢を明確に打ち出した。《読売新聞》

    ロシアのエリツィン大統領と中国の江沢民国家主席は10日調印した共同宣言の中で、先の米中、日口の首脳会談を受けて、日本、米国、中国、ロシアの4カ国間の関係が「肯定的方向に向かっていることに満足している」と指摘、21世紀の安全保障や経済発展をにらみながら日米中ロの四極を中心とする「多極的世界」への前進を評価した。

    この背景には、経済戦略上、米国や日本との関係を維持していかなければならないという中ロ両国の思惑がある。冷戦後の米国の一極支配をけん制しながらも、これまでの両首脳の共同宣言に比べ、反米色を和らげた内容になった。

    一方、ヤストルジェムブスキー・ロシア大統領報道官がインタファクス通信に語ったところによると、工リツィン大統領は今回の訪中で、江主席を非公式のロシア訪問に招待、江主席も快諾した。《共同通信》

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    【大相撲九州場所】2日目

    大相撲九州場所2日目(10日・福岡国際センター)横綱、大関はそろって2連勝。横綱貴乃花は武双山を危なげなく寄り切った。3大関は、武蔵丸が小結安芸乃島を、若乃花は肥後ノ海をそれぞれ寄り切った。貴ノ浪は初挑戦の千代大海をはたき込んだ。関脇栃東も豪快な上手投げで土佐ノ海を下し、白星を重ねた。新関脇の出島は速攻で旭豊を寄り切り1勝1敗。新小結の栃乃洋も初日を出した。関脇貴闘力は2連敗。元大関の小錦も元気なく連日の黒星となった。《共同通信》

    【サッカー日本代表】マレーシア入り

    サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会アジア第3代表決定戦に出場する日本代表チームは10日夜、成田発の日航機でクアラルンプールに到着した。第3代表決定戦は16日に、シンガポールに近い南部のジョホールバルで行われるが、クアラルンプールで合宿した後、14日にジョホールバルに移動する。

    到着時は30度近い暑さの上に雨模様で、しのぎやすい秋の日本とは違う気候に選手らは少し戸惑った様子。岡田監督は「とにかくここで勝負を決め、フランスに行くつもり。気候は問題ない。調整はうまくやる」と意気込みを口にした。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】赤字法人課税「検討に値する」

    参院行財政改革・税制特別委員会は10日、政府が臨時国会の最重要法案と位置付ける財政構造改革法案の総括審議を行った。橋本龍太郎首相は法人税率引き下げの財源として浮上している赤字法人への課税制度について「検討に値する」と述べ、導入に前向きな考えを示した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は10日早朝、政府専用機でサウジアラビア訪問から帰国し、開口一番「いやあ眠いよ」。ロシア訪問に続く2週連続の「週末外交」にさすがに疲れた様子で「冷房をガンガン効かすのがあちらではサービスらしいな」とぼやくことしきり。それでも、休む間もなく出席した参院特別委員会の答弁では「私の目に触れるぐらい各省が華やかに将来像を持ち歩きPRしている。苦々しい思いで見ている」と、省庁再編問題で省益確保に走る官僚を皮肉るなど、いつになく“舌好調”。外交好きの首相には、休養より外遊が元気のもと?

    ○・・・自民党の加藤紘一幹事長はこの日昼、札幌市で開かれた同党の北村直人衆院議員のセミナーで講演し「北村さんの復党で自民党は251の(衆院)過半数になった。その瞬間は航空会社の500万人目のお客様に似たようなもので、党本部で私が花束を差し上げた」。冒頭から北村氏の「功労」をたたえた加藤氏は、その後も「私の弟のような感じがする」「自民党の中で評価する人がたくさんいる」とリップサービスに努めた。もっとも、過半数回復以降、すきま風が強まる与党運営に苦労しているだけに、いつまでも手放しで喜んでもいられない心境か。《共同通信》

    【米軍】イラク監視飛行を再開

    米軍は10日未明(日本時間同日午後)、国連イラク大量破壊兵器廃棄特別委員会の活動の一環として、U2偵察機によるイーラク上空の監視飛行を再開した。イラク軍当局によると、U2はサウジアラビア領空からイラク領空に入り、イラク軍の地対空ミサイルの射程外を約3時間にわたり飛行した後、領空外に出た。

    イラクのフセイン政権はU2を「米国によるスパイ行為だ」として、対空ミサイルなどで撃墜する可能性もあると脅しをかけ、地対空ミサイルの撃墜態勢を整えたとしている。

    実際に攻撃すれば米軍が軍事報復に出る可能性が高く、10日中に予定される国連安保理開催を前に、イラク情勢は武力行使の危険をはらむ緊迫した局面に入った。《共同通信》

    【特急スーパー雷鳥27号】北陸トンネルで立ち往生

    10日午後5時8分ごろ、敦賀市新保のJR北陸線北陸トンネル(延長13.9キロ)内の下り線で、大阪発金沢行きの特急スーパー雷鳥27号(10両編成)が車両故障のため停車した。同列車は同6時32分に自力で今庄駅に向かい、乗客は同駅で後続列車に乗り換えたが、停車中、車内の主電灯が消え、約300人の乗客は予備灯だけの薄暗い車内に約1時間半、閉じ込められた。けが人や気分が悪くなった人はいないという。

    JR西日本金沢支社によると、停車したのは北陸トンネルの今庄側出口まで約5キロの地点。走行中に突然電源が切れたため、電気系統の故障が原因ではないかとみられる。運転士は再発進できなかったため、後方の運転席に移動し、今庄駅まで約25分かけて、後進でゆっくりと動かした。

    車内では主電灯が切れると同時に、1両に6カ所設置されている予備灯がともったが、「家庭用照明器具の豆電球並み」(JR西日本金沢支社)の明るしかなく、乗客の不安を抑えるため車内放送などで事情を説明したという。

    スーパー雷鳥27号は今庄駅で運転休止となったため、乗客には特急料金が払い戻される。このトラブルの影響で、普通列車2本が区間運休、特急6本を含む9本の列車に最大120分の遅れが出て、約2300人の足が乱れた。《北國新聞》

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    11月10日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月9日(日) タイ・新首相にチュアン氏

    平成3228日目

    1997/11/09

    この日のできごと(何の日)

    【タイ】新首相にチュアン氏

    タイの民主党を率いるチュアン元首相が9日、新首相に就任した。民主党、国民党、社会行動党などチャワリット前政権下の野党を中心とした新たな連立政権が数日中に発足、経済再建に取り組む。記者会見したチュアン首相は「経済危機の解消に全力を尽くすが、内閣だけでは何もできない」と国民に協力を求めた。

    チュアン氏は、1992年9月から95年7月まで首相を務めたことがあり、今回は2度目の就任。前回の政権時代は優柔不断との批判も浴びており、どこまで指導力を発揮できるかが課題だ。

    経済政策を統括する副首相に就任が予想される民主党のスパチャイ元副首相、蔵相が予想されるタリン元蔵相も会見に同席。国際通貨基金(IMF)のプログラムに沿って経済再建を進めることを確認した。

    前首相が来年早々としていた新憲法下での総選挙について、チュアン首相は「新政権が仕事をする時間が必要」と指摘。経済再建に道筋をつけてからの解散、総選挙の意向を示した。《共同通信》

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    【大相撲九州場所】初日

    大相撲九州場所初日(9日・福岡国際センター)横綱、大関陣は安泰。大関とりへの足場固めを狙う関脇栃東も白星で発進した。3連覇を目指す横綱貴乃花は、新小結の栃乃洋を危なげなく引き落とした。大関陣は武蔵丸が玉春日を押し倒し、貴ノ浪は土俵際に詰まりながらも土佐ノ海を小手投げに、若乃花は旭豊を下手投げで退けた。栃東は浜ノ島を押し出して完勝。新関脇の出島は小城錦の速攻に黒星を喫した。元大関の小錦は朝乃若の送り出しに敗れ、苦しいスタートとなった。《共同通信》

    【競馬・エリザベス女王杯】

    競馬・第22回エリザベス女王杯(9日・京都競馬場)–3番人気のエリモシックがゴール前、連覇を狙った1番人気のダンスパートナーを首差で差し切り、G1初優勝を飾った。

    スタートから後方につけたシックは、4コーナーから徐々に進出。直線で鋭い差し脚を見せ、逃げるエイシンサンサンをとらえたダンスを抜き去った。《読売新聞》

    【ゴルフ・福島晃子選手】連続賞金女王

    東レ・ジャパンクイーンズ最終日(9日・滋賀県瀬田ゴルフコース=6423ヤード、パー72)前日4位のリサロッテ・ノイマン(スウェーデン)が67で回り、通算11アンダー、205で米女子ツアー今季2勝目で通算10勝目を挙げ、優勝賞金11万2500ドル(約1384万円)を獲得した。

    福島晃子は今季の獲得賞金を約8800万円とし、2年連続の国内賞金女王を確定した。国内ツアー賞金ランクで首位の福島は通算3アンダー、213の29位で5728ドル(約70万円)を獲得。同ツアーの賞金には10日の為替レートで加算されるが、レートの変動によって賞金ランクに大きな動きがないと見込まれ、賞金ランク2位の塩谷育代は国内ツアー残り3大会ですべて優勝しても、福島を逆転できない。

    この大会の日本勢の最高は通算8アンダー、208で5位の村井真由美と小野香子だった。《共同通信》

    【広島県知事選】藤田雄山氏が再選

    任期満了に伴う広島県知事選は9日投票、即日開票の結果、無所属で現職の藤田雄山氏(48)=自民、新進、民主、太陽、公明推薦=が無所属新人で原水爆禁止広島県協会代表理事の藤田厚吉氏(68)=共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。

    有力新人3人の激戦となった前回から一変、5党相乗り対共産単独推薦の一騎打ちとなり、現職の信任投票の様相が強まったため、投票率は過去最低だった前々回平成元年をさらに0.56ポイント下回る34.42%だった。

    藤田雄山氏は、広島アジア大会の成功や中山間地域対策の強化などの実績を強調。前回対立候補を担いだ連合広島をはじめ、各種団体の推薦を幅広く取り付け、組織力で藤田厚吉氏を圧倒した。藤田厚吉氏は「大規模開発、ゼネコン優先の県政転換を」と訴えたが、支持が、広がらなかった。《共同通信》

    【参院宮城補選】羽田、菅両氏が岡崎氏を応援

    民主党の菅直人代表と太陽党の羽田孜党首は9日、参院宮城補選に民主党公認で立候補している岡崎トミ子候補応援のため、そろって宮城県入りした。岡崎候補を推薦した太陽党の羽田党首は仙台市などで開かれた演説会で「野党勢力結集を目指して架け橋になろうと結党した。その中核となり得る岡崎さんをなんとしても国政に出していただきたい」と支持を訴えた。

    社民、さきがけ両党内に与党離脱論が高まり、政界再編も予想されるため「民主、太陽両党の共闘で勝利し、非自民の野党勢力結集に弾みをつけたい」(民主党幹部)としている。菅氏らと「改革会議」で連携する鹿野道彦氏が新進党の党首選に立候補を表明し、小沢一郎党首の陣営との間で対立が激化。小沢氏が擁立した候補を破れば鹿野氏への「間接的な側面支援」(民主党首脳)となる。

    菅氏はこの日、労組関係者を集めた演説会で「今年暮れ、そして来年夏の参院選にかけ大きく政界が動く。その突破口を宮城からつくっていただきたい」と訴えた。

    【橋本龍太郎首相】行革の最終責任は自分で負う

    橋本首相は9日午前、リヤド市内で同行記者団と懇談し、中央省庁再編案の最終報告とりまとめについて「行革の最終責任は自分で負う。ぎりぎりまで集約を図り、国益を見据え、私の責任で判断する」と、強い決意を表明した。さらに「今まで聞き役に徹してきたが、集約の努力を始めなければならない。与党協議を代表する(加藤・自民党)幹事長や、党はいろんな場面で協議する必要もあるだろう」と述べ、自ら意見集約に乗り出す考えも示した。

    景気対策については「一番の対策は行政改革、財政構造改革を仕上げることに尽きる」と述べた。《読売新聞》

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    11月9日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年11月8日(土) 中国・三峡ダム、せき止め完了

    平成3227日目

    1997/11/08

    この日のできごと(何の日)

    【中国・三峡ダム】せき止め完了

    中国政府が治水と発電を目的に「世紀のプロジェクト」として建設を進める世界最大級の三峡ダムのせき止め工事が8日終了した。長江(揚子江)の本流が遮断され、これで工事は第二期のダム本体建設に入る。

    古くは革命家孫文の提唱に始まり、毛沢東、鄧小平と歴代指導者が世界第3位の大河に建設を夢見て果たせなかった巨大ダム計画は、根強い反対論をなお抱えながらも5年間に及んだ第一期の基礎工事を終え、青写真からダム本体を形づくる構想実現の段階に入った。

    建設現場の湖北省宜昌市三斗坪で行われたせき止め式典には、江沢民国家主席と李鵬首相の最高指導者2人がそろって出席。工事の模様も中国中央テレビが14時間の生中継で全国に放映し国家の威信をかけたプロジェクトの意義を内外にアピール。

    せき止め工事は同日午後3時(日本時間同4時)すぎ、ダム本体建設予定地のすぐ上流に設けた堤防のすき間をふさいで終了。これで本流の水が流れ込まなくなり、たまった河水を抜いた後、来年から発電設備を含めたダム本体建設が始まる。《共同通信》

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    【日本人妻】初の里帰り

    朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に渡った日本人妻ら日本人配偶者の里帰り第一陣15人が8日夜、経由地の北京から成田空港に到着し、日本から北朝鮮への帰還事業が1959年に始まって以来、初の里帰りが実現した。日本人妻のうち一部は同空港で待ち構えていた親族と再会を果たした。また4人が空港内で記者会見し、「夢のなかで一度でも会いたいと思った親兄弟との面会が今すぐ実現する。感激しています」などと故郷の土を踏んだ感想を語った。

    一行は14日まで日本に滞在し、出身地などを訪問して親族との面会や墓参などを行う。《読売新聞》

    【サッカーW杯予選】日本5-1カザフスタン

    悲願のワールドカップ(W杯)初出場へ、日本が一歩前進した。サッカーの1998(平成10)年W杯フランス大会アジア最終予選B組の日本―カザフスタンは8日、5万6000人の観客で埋まった東京・国立競技場で行われ、日本が5ー1で快勝、通算3勝4分け1敗で勝ち点を13に伸ばし、同組2位を決めた。日本は16日にジョホールバル(マレーシア)で、A組の2位とアジア第3代表の座を争う。

    この試合に勝つと、日本は54年に予選に参加して以来、初めて本大会出場権を獲得する。敗れた場合は、22、29の両日、オセアニア地区代表の豪州とのプレーオフ(ホームアンドアウエー方式)に回り、最後の出場切符を懸けて対戦する。

    日本は前半、秋田(鹿島アントラーズ)中田(ベルマーレ平塚)がゴール。代表に復帰した中山(ジュビロ磐田)も頭で得点し、後半、カザフスタンの反撃を1点に抑えた。《共同通信》

    【竹下登元首相】橋本首相を激励

    竹下登元首相は8日午後、地元の島根県斐川町で講演し、度々電話をかけてくるという橋本龍太郎首相に対し「内閣改造以来、行革の中間報告などに対する批判で支持率が下がっている。しかし竹下内閣(の最も低い時)は9%だった。30%以上あるから心配することはないと言っている」と激励していることを紹介した。その上で「首相の電話は報告だけで何かをどうしてくれという話は一つもない」と付け加えた。

    首相夫人の久美子さんからも電話で「男の長電話をしているが、主人も人の子でいらいらしてだれかに今の心境を打ち明けたいんです。勘弁してください」と言われたことを明かし首相の後見役としての存在をさりげなくアピールして見せた。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】サウジアラビアに到着

    橋本首相は8日午後、サウジアラビアのリヤドに到着した。この後、同市内の王宮で同日夜、ファハド国王と会談し、「石油に限定した経済だけの関係を、他の分野にも広げ、新たな関係を築きたい」との意欲を表明する。そのうえで両首脳は(1)教育・職業訓練(2)環境(3)医療・科学技術(4)文化・スポーツ–の4分野での関係強化を図る「包括的パートナーシップ」の構築で合意する見通しだ。《読売新聞》

    【台湾・李登輝総統】「台湾は独立した主権国家」

    8日付の米紙ワシントン・ポストによると、台湾の李登輝総統は同紙との会見で「台湾は独立した主権国家だ」と述べ、中国に対し挑戦的な姿勢を示した。会見は6日に台北で行われた。

    同紙は、これまで台湾の地位について慎重な言い回しをしていた総統が「独立国家」と発言した真意は明確でないとしつつ、現時点では中国との対話に関心がないことを示している、との専門家の分析を紹介。背景には、先月末の江沢民・中国国家主席の訪米で米中間の関係改善が進展、台湾への対話圧力が増している事情があるとも指摘した。

    総統は「中国が自由で民主的で、社会正義が存在する国になるまで統一は急がない。譲歩するつもりもない」と述べた。さらに台湾の大部分の住民は現状を好ましく思っており、台湾を中国の一省とは見ていないと語った。

    昨年5月、総統直接選挙後の就任演説で中国を訪問、最高指導者と会う用意があると提案したことについては「一般市民と台湾の経験した民主主義について語り合えるなら」と前提条件を付けた。《共同通信》

    台湾の中央通信社電によると、台湾の胡志強外交部長(外相)は、8日付の米紙ワシントンポストが李登輝総統との会見記事の中で「台湾は独立した主権国家だ」などとする同総統の発言を紹介したことについて、ポスト紙が「独立」をことさら強調して伝えたとして、同紙に訂正を申し入れたことを明らかにした。胡外交部長は「(李総統は)従来の立場を繰り返しただけで、われわれは今さら『独立』を宣言する必要はない」と指摘した。(9日)《共同通信》

    【米・クリントン大統領】同性愛集会に出席

    クリントン米大統領は8日夜、米国最大の同性愛者団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」が主催し、約1500人が集まったパーティーに出席、同性愛者に対する雇用差別を禁止する法案を議会で可決することなどを求めるあいさつをした。大統領として同性愛者の大規模集会に参加するのは歴代で初めてで、キリスト教関係団体など保守派は反発、来年秋に予定される中間選挙への影響を心配する民主党議員の一部からも疑問の声が上がっている。

    ワシントン市内のホテルで開かれたパーティーの券は250ドル(約3万円)。この日のパーティーだけで38万ドル(約4600万円)近くが集まり、かなりの金額が民主党に献金されるとみられている。大統領は「米国の想像力を広げなければならない」などと抽象的な表現で同性愛者への理解を強調した。《共同通信》

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    11月8日 その日のできごと(何の日)

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