令和1129日目
2022/06/02
この日のできごと(何の日)
【プラチナ・ジュビリー】
英国のエリザベス女王(96)の在位70年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」が2日、ロンドンを中心に始まり、バッキンガム宮殿前周辺で女王の誕生日を公式に祝うパレードがあった。女王は存命の君主としては世界最高齢、最長の在位。5日まで続く祝賀期間中は連休となり、全国規模で歴史的な節目を盛大に祝福する。
パレードでは兵隊1400人、馬200頭、ミュージシャン400人以上が参加。各地で多数の英国旗が掲げられる中、壮大な行進が繰り広げられた。女王は宮殿のバルコニーからパレードを見学。その後、チャールズ皇太子夫妻や孫のウィリアム王子夫妻らと並んで姿を見せ、笑顔で国民の声援に応えた。王室を離脱した孫のヘンリー王子夫妻も滞在先の米国から祝福に駆けつけているが、バルコニーには登場しなかった。
女王は父ジョージ6世の急死を受けて1952年に25歳で即位。2月に在位70年を迎えた。最近は移動が困難になり、長時間立つことが必要な公務を休むことも増えたが、生前退位は否定している。《中日新聞》
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北朝鮮外務省は2日、ウェブサイトで、金正恩朝鮮労働党総書記が同日、エリザベス英女王に誕生日の祝電を送ったと明らかにした。祝電で金氏は「陛下の誕生を公式に記念する日に際し、あなたと貴国の人民に祝賀を送る」と伝えた。北朝鮮は英国と国交を持っている。
英国では2日に女王の在位70年を記念する一連の行事が始まり、誕生日を公式に祝うパレードが行われたため、この日に合わせて祝電を送ったもようだ。《共同通信》
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【プロ野球交流戦・2日】
中3―2楽
中日が逃げ切り勝ち。一回に鵜飼の内野安打で先制し、二回は三ツ俣、三回は木下の適時打で追加点を挙げた。七回に1点差とされたが、継投でリードを守った。松葉は5回を無失点で3勝目。楽天の岸は不安定な立ち上がりに失点した。
巨3―0ソ
巨人が連敗を3で止めた。一回に丸の先頭打者本塁打で先制し、三回にウォーカーのソロ、五回に丸の2本目のソロで加点した。菅野は8回5安打無失点でリーグ単独トップの6勝目を挙げた。ソフトバンクは連勝が5で止まった。
ヤ7―3ロ
ヤクルトは2―3の八回にオスナの適時打、内山壮の3点二塁打、代打中村の適時打で一挙5点を奪って逆転した。八回を三者凡退に抑えた石山が2勝目を挙げた。ロッテは小島が6回1失点と好投したが、救援陣が大きく崩れた。
神6―1西
阪神は先発全員安打で今季最多17安打を放った。四回にガンケルと中野の適時二塁打などで3点先制。3―1の七回は糸原の2点打で突き放した。ガンケルは投げては6回1/3を1失点で2勝目。西武は隅田が12安打を浴び、守備も乱れた。
広6―3日
広島は0―1の五回にマクブルームと坂倉の押し出し四球、宇草の押し出し死球、中村奨の3点二塁打で6点を奪い逆転した。九里が六回途中3失点で3勝目、栗林が11セーブ目。日本ハムは五回1死満塁で救援した鈴木が乱調だった。
D1―3オ
オリックスの山崎福が7回4安打1失点で2勝目。無四球で四回以降は完璧に抑えた。1回無失点の平野佳が15セーブ目。打線は二回に伏見の遊ゴロの間に同点、六回に杉本の適時二塁打で勝ち越した。DeNAは浜口が今季初黒星。
◇
オリックスの平野佳寿投手が2日、横浜スタジアムで行われたDeNA3回戦で今季15セーブ目を挙げ、史上7人目の通算200セーブを達成した。38歳2カ月での到達はデニス・サファテ(ソフトバンクなど)の36歳2カ月を抜く最年長記録。初セーブは2010年7月28日の日本ハム戦。
平野佳は3―1の九回に登板して無得点に抑えた。佐々木主浩(横浜)高津臣吾(ヤクルト)小林雅英(ロッテなど)岩瀬仁紀(中日)藤川球児(阪神)サファテに続く大台で、618試合目での到達は岩瀬の594試合を超えて最も遅い。《共同通信》
【サッカー】
サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは2日、札幌ドームで行われ、日本は浅野(ボーフム)三笘(サンジロワーズ)らの得点でパラグアイを4―1で下した。初選出の伊藤(シュツットガルト)や、これまで出番が限られた選手を多く起用。W杯アジア最終予選を終えて最初の強化試合を白星で飾った。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が23位で、W杯出場を逃したパラグアイが50位。対戦成績は日本の5勝4分け2敗となった。
日本はW杯本大会に備えて6月に4試合の強化試合を組んでおり、6日には東京・国立競技場でFIFAランキング1位のブラジルと対戦する。《共同通信》
【大阪市中央区】体育大会で30人熱中症か
2日午後3時15分ごろ、大阪市中央区玉造2丁目の大阪女学院中・高で体育大会中に生徒らが熱中症になったと教諭から119番があった。消防などによると、女子生徒29人と保護者の女性1人の計30人が熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。うち中学3年の生徒1人が重症という。
同校などによると、2日午前から体育大会があり、中1から高3までの計約1300人が参加。当時は屋外で応援合戦が行われていた。
グラウンドには多くの救急車が頻繁に出入りし、近隣住民らが心配そうに見守った。
大阪管区気象台によると、2日の大阪市中央区の最高気温は29.2度だった。《共同通信》
【ホンダ】21.9万台リコール
ホンダは2日、燃料ポンプの部品に問題がありエンストする恐れがあるとして、「N―BOX」「N―WGN」「N―VAN」など軽自動車8車種、計21万9623台(2018年3月〜12月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。
同社は20年5月と21年3月、4車種計約4万6千台で同様のリコールを届け出ており、その後の検証で、対象車種を追加する必要があると判明した。
国交省によると、ポンプ内部の羽根車が変形して燃料が送れなくなり、走行中にエンストを起こす恐れがある。事故が起きたとの情報はないが、計68件の不具合が報告されている。《共同通信》
【島根県・丸山達也知事】島根原発2号機再稼働に同意
島根県の丸山達也知事は2日、中国電力島根原発2号機(松江市、82万キロワット)再稼働への同意を県議会で表明した。地元同意手続きは完了、中国電は早ければ2023年度の再稼働を目指す。島根2号機は東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」と呼ばれるタイプで、同型では福島事故後初めての再稼働となる公算が大きい。
丸山知事は同意した理由について、国のエネルギー政策で原発が「一定の役割を果たしているのは理解できる」とした上で「再稼働は現状、やむを得ないと考え、容認する判断をした」と述べた。松野博一官房長官は2日の記者会見で「地元の理解を得られたことは重要だ」と語った。《共同通信》
【連合・芳野友子会長】立・国と政策協定断念
連合の芳野友子会長は2日、夏の参院選を巡り、立憲民主、国民民主両党との連名による3者の政策協定締結を事実上断念した。国民の玉木雄一郎代表と国会内で会談後、協定の必要性を記者団が質問。芳野氏は、地方連合会が両党候補者と個別に結んでいるとし「それで十分ではないか」と述べた。
連合が2月に決めた参院選の基本方針では、政策協定は連合と政党ではなく、地方連合会が候補者と個々に締結することになったものの、芳野氏は3者による協定実現に期待感を示していた。《共同通信》
【東京株式市場】
2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比44円01銭安の2万7413円88銭。米国の高インフレへの対応で米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを加速するとの警戒感から、売り注文が優勢だった。一方、コロナ禍からの業績回復が期待される銘柄には買いが目立ち、相場の支えとなった。
東証株価指数(TOPIX)は12.25ポイント安の1926.39。出来高は約10億9500万株。
FRBによる利上げ加速への懸念から1日の米ダウ工業株30種平均は続落。2日の東京市場でもリスク回避の売りが出て、平均株価は200円超下落する場面があった。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染2万680人
国内で2日、新たに2万680人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では、東京2335人、大阪1531人、沖縄1373人、愛知1357人など。死者は埼玉で6人、東京と大阪でそれぞれ5人など計24人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から3人減って92人となった。
京都や千葉などで過去に公表した感染者や死者を取り下げた。《共同通信》
封鎖解除の上海、検査に大行列
新型コロナウイルス対策の都市封鎖が解除された中国・上海市では2日、公共の場や交通機関の利用に72時間以内のPCR検査での陰性証明が必要なため、各地の検査場に2時間待ちの大行列ができた。医師不足などで突然閉鎖される例もあり「制度に無理がある」との不満が噴出。住民は「72時間」のタイムリミットに神経をすり減らす日々が続きそうだ。
1日に封鎖を解除した上海市は、検査場を1万5千カ所に設置。「徒歩15分圏内に」との中国政府の方針に従った措置だが、住民数が多い地域では行列ができ「人口分布を加味しておらず非現実的だ」との声がある。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは2日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はニューヨークで行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼指名打者」で先発し、3回0/3を投げ8安打4失点で4敗目(3勝)を喫した。自己ワーストタイとなる1試合3本塁打を浴びた。
打者では5打数1安打だった。チームは1―6で敗れた。
第2試合は「2番・指名打者」で出場し、3打数無安打。チームは1―2で競り負け、8連敗となった。《共同通信》
【出井伸之さん】死去
ソニー(現ソニーグループ)元会長兼グループ最高経営責任者(CEO)の出井伸之さんが2日、肝不全のため東京都内の病院で死去した。84歳。東京都出身。
ソニーによると、出井さんは1960年にソニーに入社。95年の社長就任を経て、98年にCEO。2000年から05年まで会長兼CEO。デジタルや通信分野を推進するとともに、映画や音楽、ゲーム機などエンターテインメント分野にも力を入れ、現在のソニーの基礎をつくった。《共同通信》