令和543日目

2020/10/24

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮による日本人拉致事件】国民大集会

北朝鮮による拉致被害者家族会などは24日、東京都千代田区で、拉致問題の全面解決を求める国民大集会を開き、出席した菅義偉首相は、「全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて全力で取り組むことを誓う」と決意を述べた。集会では家族会が掲げる「全拉致被害者の即時一括帰国」の訴えを改めて決議、政府の取り組みを求めた。


https://www.kantei.go.jp/

横田めぐみさん(56)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(84)は「最後まで、命のある限り、頑張らせていただきます。日本中が大喜びするその瞬間を心から願って待っています」と述べ、国民の後押しを呼びかけた。

集会に先立ち、めぐみさんの父で、6月に87歳で亡くなった家族会初代代表、滋さんのお別れ会が開かれた。会場には「ありがとう 横田滋さん」と記された横断幕が掲げられ、遺影が置かれた祭壇に、参列者が次々と献花した。

参列した安倍晋三前首相はあいさつで、めぐみさんが昭和52年に拉致されてからの滋さんの歩みを「闘い続けた43年間だった」と述べ、「安倍政権において、家族のだんらんを、滋さんがお元気なうちに取り戻すことができなかったことは断腸の思いだ」と悼んだ。

拉致解決の機運を高めようと大集会は例年、家族会や支援組織の「救う会」などが年2回開いてきた。今年は新型コロナウイルスの影響で4月下旬の1回目の開催が延期されていたが、参加者を絞り時間を短く抑えるなどして開催された。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【COVID-19】

ポーランド大統領が感染

ポーランドの政府当局者は24日、ドゥダ大統領が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。健康状態は良好という。ポーランドでも感染が急拡大しており、23日には1日の新規感染者が1万3632人と過去最多を記録した。

国内の飲食店は24日から2週間営業を休止し、学校の一部クラスも閉鎖された。《共同通信》

国内新規感染731人

国内では24日、新型コロナウイルスの感染者が29都道府県と空港検疫で731人確認された。死者は神奈川、埼玉、大阪の3府県で4人だった。

東京都内では新たに203人の感染が判明し、1日当たりの感染者は7日ぶりに200人を上回った。感染経路別では施設関係が40人で最多。法政大サッカー部の合宿所18人のほか、早稲田大スケート部(ホッケー部門)の寮に住む部員5人の感染が判明。早大ではすでに判明していた部員1人を含め計6人となった。

群馬県警は24日、大泉署の20〜40歳代の署員5人が感染したと発表。同署員の感染者は計8人となり、全署員107人のうち、74人が自宅待機となっている。

北海道では、札幌市の繁華街・ススキノでクラスター(感染集団)が発生するなどし、過去最多の60人の新規感染者が確認された。《読売新聞》

【J1】

明治安田J1(24日・パナソニックスタジアム吹田ほか=6試合)第24節で、G大阪が柏に2―1で競り勝った。9試合負けなしで勝ち点48とし、C大阪と並んで2位に浮上した。札幌は横浜FCに3―0で快勝し、ペトロビッチ監督が史上3人目、外国人としては初のJ1通算200勝に到達した。

名古屋は仙台、鹿島は広島をいずれも1―0で下し、ともに勝ち点45。浦和はC大阪を3―1で破った。第28節の1試合は横浜MがFC東京に完勝。FC東京は4位に後退した。《共同通信》

【プロ野球・24日】

ソ1―4西

西武は0―1の八回1死満塁から中村の8号本塁打で4点を挙げ、逆転勝ちした。7投手でつなぎ、森脇が6勝目、増田が29セーブ目。ソフトバンクは東浜が7回1安打無失点と快投したが、八回の継投が裏目で連勝が12で止まった。

楽4―5日

日本ハムが連敗を3で止めた。3―4の八回に中田のリーグトップに並ぶ31号ソロで追い付き、九回2死一塁から失策で勝ち越した。3番手の堀が2勝目、九回は宮西がしのいだ。楽天は四回に逆転したが、逃げ切れなかった。

オ3―0ロ

オリックスが快勝した。一回、T―岡田の15号ソロで先制。四回に1点を加え、八回はモヤが適時打。アルバースはコースを突き、七回途中、無失点で4勝目。ロッテは打線が4安打と振るわずに、6連敗を喫した。

ヤ9―5中

ヤクルトが両チーム計26安打の打撃戦を制した。1―0の二回に山田哲らの3者連続適時打で4得点。その後も村上の適時打などで加点した。6回2失点の小川が5年ぶりの2桁勝利。中日は前半の好機を逃し、連勝が4で止まった。

D1―2広

広島は新人王候補の森下が失策絡みの1失点完投で9勝目を飾った。低めを丹念に突いて単打4本に抑え、打っては1―1の八回2死から右前に勝ち越し打。井納が6回1失点と粘ったDeNAは打線が四〜八回は無安打と苦しんだ。

巨1―2神

阪神は1―1の七回に代打原口の適時打で勝ち越した。高橋が6回4安打1失点と好投し5勝目。継投で逃げ切りスアレスが23セーブ目を挙げた。巨人は打線が1点止まりで、菅野は7回2失点で開幕13連勝後に2連敗となった。

【愛子内親王殿下】大学に初の通学

天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは24日、4月に入学した学習院大(東京都豊島区)に初めて通学し、新入生向けのガイダンスに出席した。新型コロナウイルス禍の影響で、入学後はオンライン授業が続いていた。

紺のジャケットにグレーのスカート姿の愛子さまは、報道陣からの呼び掛けに「半年遅れではありますが、先生方や学生の皆さんにお会いできることをうれしく思います。大学では、新しい知識を得た時に感じられる喜びを大切にしながら、さまざまなことに取り組んでいければと思っております」と話した。

愛子さまはこの日、在籍する文学部日本語日本文学科の教員や同級生と初めて顔を合わせた。《共同通信》

【アフガニスタン・首都カブール】爆発で18人死亡

アフガニスタンの首都カブールにある教育施設近くで24日爆発があり、内務省によると少なくとも18人が死亡、50人以上が負傷した。自爆攻撃を図った人物が施設内に侵入しようとして警備員に見つかり、近くの路地で爆発が起きたという。ロイター通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

現場は同国で少数派のイスラム教シーア派を信仰するハザラ人が多く住む地区。地元メディアによると犠牲者には10代の若者も含まれる。反政府武装勢力タリバンはツイッターで犯行を否定した。カブールではISがシーア派を狙ったテロを繰り返している。《共同通信》

【国立工芸館】開館記念式典

日本海側初の国立美術館となる国立工芸館は25日、東京都から石川県に移転、開館する。24日には金沢市出羽町の同館前で開館記念式典が行われ、国、県、市の行政、美術関係者ら約70人が移転を祝い、工芸王国石川から世界に向けて匠の感性を発信する拠点として飛躍を誓った。館内には「漆聖(しっせい)」と称された金沢市出身の漆芸家・松田権六氏の仕事場も移設。25日から企画展が始まり、事前予約制で公開する。

式典では独立行政法人国立美術館の柳原正樹理事長の代理で青木早苗理事が式辞を述べた。名誉館長に就いた元サッカー日本代表の中田英寿さんはあいさつで「10年ほど全国の工芸産地や作家を訪ね、工芸が非常に好きになった。開館に立ち会えるのは本当に光栄だ」と喜びを口にした。

一方で中田さんは、全国行脚を通じて工芸界の苦境も見たとし「大きな問題は作家や産地と消費者が離れたこと。その距離を縮めていくため、工芸館の役割は重要であり、そうした企画を発信できるよう進めたい」と意欲を示した。

来賓の萩生田光一文部科学相は「工芸分野で歴史的、文化的な蓄積を持つ石川県、金沢市と連携協力を図り、地域活性化に大いに貢献したい」と述べ、国立工芸館の充実に取り組む考えを示した。岡田直樹官房副長官、馳浩衆院議員、谷本正憲知事、山野之義金沢市長、一般財団法人石川県芸術文化協会の飛田秀一会長が順にあいさつした。《北國新聞》

【米大統領選】トランプ氏が期日前投票

11月の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領は24日、南部フロリダ州ウェストパームビーチで期日前投票をした。投票所で記者団に「郵便投票よりもはるかに安全で、とても厳格だった」と強調。「トランプという人に投票した」とジョークを飛ばし、激戦州フロリダの選挙活動について「非常にうまくいっていると聞いている」と述べた。

トランプ氏は昨年、住民登録先をトランプタワーのあるニューヨークから別荘マールアラーゴがあるパームビーチに移した。今年3月の共和党の大統領選予備選ではホワイトハウスから郵便投票している。《共同通信》

【硫黄島】日米が合同慰霊式

先の大戦末期の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で24日、日米合同の慰霊式が営まれた。遺族ら約40人が参列し、戦没者に鎮魂の祈りをささげ、両国の友情と絆を誓い合った。当初、3月に実施を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期した。

硫黄島の戦いでは両軍合わせて約2万9千人が戦死し、多くの遺骨が未収集となっている。旧日本軍を指揮した栗林忠道中将の孫の新藤義孝元総務相は慰霊式で「全員のご遺骨が故郷にお帰りいただけるよう活動を続けていく」と誓った。

米国の退役軍人代表のノーマン・スミス氏は「慰霊式はかつての敵が和解するためのものだ。互いに尊重することで、この地で戦い、命を落とした人々に敬意を表す」とのメッセージを寄せた。

旧日本軍は昭和20年2月19日に島に上陸を開始した米軍を相手に抗戦したが、1カ月あまり後に陥落した。《産経新聞》

【核兵器禁止条約】来年1月発効へ

核兵器の開発や保有、使用などを包括的に禁止する核兵器禁止条約の批准国・地域が24日、発効に必要な50に達した。90日後の来年1月22日に発効する。米英などの核保有国や、日本を含む米国の同盟国は、北朝鮮などの核の脅威がある現状での核廃絶は非現実的だとして、参加していない。

50番目の批准国は中米ホンジュラスとなった。国連のアントニオ・グテレス事務総長は24日、条約について「核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道上の結果に目を向けさせる世界的な運動の集大成だ。核兵器廃絶に向けて有意義なものとなる」との声明を発表した。

条約は、核兵器は非人道的で廃絶する必要性があるとして、核兵器の開発や実験、保有、使用などのほか、核兵器による威嚇も禁じる内容だ。2017年7月に122か国・地域の賛成で採択された。

ただし、条約の拘束力は非締約国には及ばず、核保有国による核兵器使用などを禁止する法的効力はない。

スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の報告書によると、今年1月時点で世界の9か国が計1万3400発の核弾頭を保有していると推定される。9か国の内訳は、核拡散防止条約(NPT)で「核兵器国」として核保有が認められている米英仏露中と、NPT非加盟のインドとパキスタン、イスラエル、03年に脱退表明した北朝鮮だ。いずれも核兵器禁止条約には加わっていない。《読売新聞》



10月24日 その日のできごと(何の日)