平成10781日目

2018/07/15

この日のできごと(何の日)

【西日本豪雨】死者217人に

警察庁は15日、西日本豪雨の被災地での死者が14府県の217人に上ったと発表した。共同通信のまとめでは、依然として1府4県で22人が安否不明となっており、甚大な被害が出た岡山県や広島県などでは安否不明者の捜索が続いた。

総務省消防庁によると15日正午現在、16府県で約5200人が避難生活を続けている。

警察庁によると、死者の内訳は広島106人、岡山61人、愛媛26人、京都5人、山口、高知、福岡各3人、兵庫、佐賀、鹿児島各2人、岐阜、滋賀、鳥取、宮崎各1人。

5日以降の共同通信のまとめでは、死者は計209人で、安否不明者は広島15人、岡山3人など。《共同通信》

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【西日本豪雨】道路沿いに災害ごみ山積

西日本豪雨で大規模な浸水被害にあった岡山県倉敷市真備(まび)町地区では15日、住宅から出た家具などの災害ごみ(災害廃棄物)の撤去作業が続いたが、慢性的な渋滞が問題となっている。

信号機が復旧していない交差点もあり、警察官の誘導で多くの車が慎重に通過。また、道路沿いに災害ごみが山積して道路幅が狭くなっている区間では、対向車がすれ違うのに時間がかかっている。

同町川辺に住む男性(66)は「ごみが減らない限りこの状態がずっと続くのでは。重大な事故が起きなければいいが」と心配していた。《産経新聞》

【西日本豪雨】安倍首相、激甚災害に指定見込み明言

安倍晋三首相は15日、官邸で開かれた西日本豪雨の非常災害対策本部会合で「(被害状況の)調査を進めていたが、激甚災害に指定する見込みとなった」と明言した。政府は昨年12月、激甚災害指定の運用を見直し、大規模災害では最速1週間程度で指定見込みを公表する方針を決めており、菅義偉官房長官は会合後の記者会見で「今回が指定見込みを公表した初めてのケースだ」と説明した。

見込みの公表は、被災自治体が財政面の不安なく復旧作業に取り組めるようにするのが目的。菅氏は「今後も調査を進め、災害期間や指定内容が確定後、速やかに指定政令の閣議決定手続きを進めたい」とも語った。《共同通信》

【日本列島】全国で猛暑日

日本列島は15日も広い範囲で高気圧に覆われ、岐阜県揖斐川町と京都府福知山市で今年に入って全国最高の38・8度を観測するなど、各地で猛烈な暑さとなった。熱中症(疑い含む)で救急搬送される人も相次ぎ、読売新聞の集計では、15日午後10時時点で4人が死亡し、6人が意識不明の重体となっている。

気象庁によると、15日は全国の観測地点の2割を超える200地点で35度以上の猛暑日となった。各地の最高気温は、岐阜県多治見市と京都市で38・7度、滋賀県東近江市で38・5度、群馬県館林市と大阪府枚方市で37・9度、東京都心34・5度など。

兵庫県たつの市では同日午前、草刈り中だった80歳代の男性が死亡。午後には、佐賀県太良町で農作業中の女性(91)、滋賀県米原市で草刈り中の女性(94)、大津市本堅田の住宅で男性(70)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。4人とも熱中症で死亡した疑いがある。

16日も厳しい暑さが続くとみられ、最高気温は埼玉県熊谷市、甲府市、岐阜市、京都市38度、名古屋市37度、東京都心35度などと予想されている。気象庁は北海道と沖縄を除く全国の各地域に高温注意情報を発表。「水分をこまめに補給し、冷房を適切に利用してほしい」と熱中症への警戒を訴えている。《読売新聞》

【サッカーW杯】フランスが2度目の優勝

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は15日(日本時間16日午前0時)、フランスとクロアチアによる決勝戦がモスクワのルジニキ競技場で行われ、フランスが4-2でクロアチアを下し、20年ぶり2度目の優勝を果たした。

フランスは18分、FKが相手に当たってゴールに入り先制。クロアチアは28分、ペリシッチのゴールで同点とした。フランスは38分、グリーズマンがPKを決めて再び勝ち越し。フランスは59分、ポグバのゴールで加点、65分にはエムバペのゴールで4点目を挙げた。クロアチアは69分、マンジュキッチのゴールで1点を返した。

フランスのデシャン監督は、ブラジルのザカロ氏、西独(当時)のベッケンバウアー氏に続き、史上3人目の選手と監督両方での優勝経験者となった。《読売新聞》

【テニス・ウインブルドン選手権】ノバク・ジョコビッチ選手が4度目の優勝

テニスのウィンブルドン選手権最終日となる15日、男子シングルス決勝が行われ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6―2、6―2、7―6で退け、3大会ぶり4度目の優勝を果たした。四大大会での優勝は13回目。車いす部門の女子ダブルス決勝では、上地結衣(エイベックス)、ディーデ・デフロート(オランダ)組が、ドイツと英国選手のペアを破り優勝した。上地は同種目で大会5連覇。

14日に行われた第12日の競技では、女子シングルス決勝で、アンゲリク・ケルバー(独)がセリーナ・ウィリアムズ(米)をストレートで破って初優勝。ケルバーは3度目の四大大会制覇。《読売新聞》

【タイ】洞窟から救出された少年ら、元特殊部隊員の死に涙

タイ保健当局は15日、北部チェンライ郊外の洞窟から救出された地元サッカーチームの少年12人と男性コーチの計13人が、救出作業中に死亡した元海軍特殊部隊員の死を悼んで病院内で黙とうしたと明らかにした。

少年らは14日、それぞれの家族らから元隊員の死を知らされ、悲しみにうちひしがれて涙を流したという。

保健当局によると、少年らは元隊員の顔が描かれた紙にそれぞれメッセージを書き込み、立派な人間になることを誓った。13人の健康状態は良好で、退院も近いとみられる。

死亡した元隊員は洞窟内で空気ボンベを運んでいた。作業終了後に意識を失い、死亡した。《共同通信》

【小泉純一郎氏、小沢一郎氏】30年ぶりのタッグ

小泉純一郎・元首相は15日、自由党の小沢共同代表が東京都内で開いた政治塾で講師を務め、「脱原発」について持論を展開した。かつて敵対関係にあった両氏は脱原発を共通目標に急接近しており、原発政策を進める安倍内閣をけん制する思惑もありそうだ。

小泉氏は講演で「小沢さんとは敵になったり、味方になったり。私も総理の時、原発は必要だと言っていたが、人間の考えは変わる」と主張。東京電力福島第一原子力発電所事故に触れ、「原発はいけないと確信を持った」と力説した。

講演後、小泉氏と並んで記者団の取材に応じた小沢氏は、「首相をなさった方が原発ゼロを話すことは大変心強い」と話した。

両氏は、いずれも慶大卒で76歳。小沢氏は1969年、小泉氏は72年に政界入りし、ともに自民党で活動していたが、小沢氏の離党でたもとを分かった。

約30年ぶりという今回のタッグは、6月の新潟県知事選で、小泉氏が「原発ゼロ」を掲げた野党候補を支援したことが契機となって実現したという。《読売新聞》

【静岡県伊東市】男が市役所に車で突っ込む

15日午後11時10分頃、静岡県伊東市大原の伊東市役所に、軽乗用車がドアを壊して突っ込んだ。警備員からの110番で伊東署員が駆けつけ、運転していた男を建造物損壊容疑などで現行犯逮捕した。けが人はいなかった。

発表によると、男は自称同市、無職の男(46)。同署の調べに対し、「自分の意思で突っ込んだ」と容疑を認めている。関係者によると市税に対する不満を述べているという。

男の車は、閉庁中の市役所東側の玄関のガラス扉を破って突入。約20メートル進み、総合案内のカウンターに衝突した後、ロビーの一角で止まった。

同市の若山克副市長は取材に対し、「市民の財産を破壊されたことに憤りを感じる」と批判した。《読売新聞》



7月15日 その日のできごと(何の日)