令和1298日目

2022/11/18

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮】弾道ミサイル発射

北朝鮮は18日午前10時14分ごろ、平壌近郊から日本海に向けてICBM級の弾道ミサイル1発を発射した。同11時23分ごろ、北海道渡島大島の西約200キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾したとみられる。最高高度約6千キロで、約千キロ飛行。通常軌道で発射すれば、射程は米本土を収める1万5千キロを超える可能性がある。被害情報はない。

北朝鮮はICBMの技術向上を図るとともに、連携を強める日米韓3カ国に対抗する狙いがありそうだ。ミサイルは約69分飛行、意図的に高い角度で打ち上げるロフテッド軌道を使ったとみられる。韓国軍はICBMと断定した。

北朝鮮メディアは19日、首都平壌郊外の平壌国際空港で18日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験が行われ、金正恩朝鮮労働党総書記が現地指導したと報じた。実験は信頼性と性能が検証され成功したと強調した。金正恩氏は敵が核で威嚇するなら「核には核で、正面対決には正面対決で応える」と述べ、日米韓の軍事的圧力に対抗して核開発を続け、使用も辞さない意志を鮮明にした。

北朝鮮メディアは金正恩氏が李雪主夫人と娘を伴って現地指導したと伝え、金正恩氏が少女と手をつなぐ場面などの写真を公開した。金正恩氏の子どものことが公式に報じられるのは初。《共同通信》

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【大相撲】

大相撲九州場所6日目(18日・福岡国際センター)両大関はともに白星を挙げた。貴景勝は宇良を押し出して4勝目。かど番の正代は翠富士を押し倒して連敗を2で止め、星を五分に戻した。

3関脇は10勝すれば大関に復帰できる御嶽海が高安に寄り切られ、2敗目を喫した。若隆景は逸ノ城を下手投げで退けて4勝2敗とし、豊昇龍は小結大栄翔をとったりで下して1敗を堅持。先場所覇者の小結玉鷲は1勝5敗となった。

1敗は豊昇龍、平幕の高安、阿炎、王鵬の4人となった。《共同通信》

【プロ野球】

中日の京田陽太内野手(28)とDeNAの砂田毅樹投手(27)の交換トレードが成立し、18日、両球団が発表した。左投手が不足している中日と、遊撃のレギュラーが不在のDeNAとの思惑が一致した。

京田は青森山田高から日大を経て2017年にドラフト2位で入団し、1年目には新人王に輝いた。高い守備力を誇り、通算700試合に出場している経験値にも期待できる。砂田は秋田・明桜高(現ノースアジア大明桜高)から14年に育成ドラフト1位で入団。269試合で防御率3.67。《共同通信》

【東京株式市場】

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。外国為替市場で円安ドル高が進行、輸出企業の業績改善が期待できるとの見方から朝方は買いがやや優勢だった。その後、米国では来週に感謝祭の祝日を迎えるため、保有株を手放す動きが目立ちマイナスに転じた。

終値は前日比30円80銭安の2万7899円77銭。東証株価指数(TOPIX)は0.75ポイント高の1967.03。出来高は約11億2625万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内で18日、8万4269人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前からおよそ1万人増えた。都道府県別では北海道8477人、東京8292人、神奈川5497人など。死者は北海道18人、東京9人など計111人の報告があった。

厚生労働省によると、重症者は前日から2人増えて260人となった。

秋田と鳥取で過去に公表した感染者数の修正があった。《共同通信》

【改正公選法】成立

衆院小選挙区定数「10増10減」を反映し、1票の格差を2倍未満とする改正公選法は18日の参院本会議で可決、成立した。区割り改定の対象は、25都道府県の140選挙区でいずれも過去最多。1票の格差は現行の2.096倍から1.999倍に縮小する。公布を経て、12月28日にも施行される見通しだ。10増10減の対象となった15都県では与野党の候補者調整が今後の焦点となる。

比例代表ブロックも3増3減。新たな区割りは次に全国一斉で行われる衆院選から適用される。議席減の対象県では、自民党が岡山などで小選挙区議席を独占。同党には難しい候補者調整が待ち受ける。《共同通信》

【サッカー・W杯】

国際サッカー連盟(FIFA)は18日、ワールドカップ(W杯)カタール大会で競技場周辺におけるビールの販売を取りやめると発表した。イスラム圏のカタールは公共の場での飲酒が禁止されているが、大会中はW杯スポンサー「バドワイザー」の商品が試合会場の周りで販売される予定だった。

20日に開幕を控える直前での方針転換となり、FIFAは「全てのファンが楽しく、互いを尊重し合って快適に過ごせるような環境を整える」との声明を出した。ドーハ中心部のファンゾーンでは予定通り販売される。 《共同通信》

【米・ツイッター】1200人退職

米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は18日、米ツイッター従業員の少なくとも1200人が17日に退職したと報じた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が長時間労働を受け入れるか退職するかの選択を従業員に迫り、退職者が続出。投稿数急増が見込まれるサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の開幕を20日に控えて、大規模障害などのトラブル発生も懸念されている。

複数の米メディアは当初、退職者は数百人規模との見方を伝えていたが、大きく膨らんだ可能性がある。《共同通信》

【APEC首脳会議】開幕

日米中やロシア、台湾など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が18日、2日間の日程でタイの首都バンコクで開幕した。エネルギーや食料価格高騰などロシアのウクライナ侵攻が世界経済に与えている影響などを議論。ロシアへの対応を巡って各国間で意見の隔たりがある中、首脳宣言を採択できるかどうかは見通せない。

議長国タイのプラユット首相は開幕演説で「今回のAPECをレガシー(政治的遺産)にするため成果文書をまとめていきたい」と語った。日米はロシアのウクライナ侵攻を非難する一方、制裁などを巡って参加国には異なる立場もある。《共同通信》

【中国】五つの共通認識発表

中国政府は18日、タイ・バンコクで17日に開かれた習近平国家主席と岸田文雄首相による日中首脳会談で、双方が「五つの共通認識」に達したと発表し、習氏の外交成果を演出した。「互いに脅威とならない」ことを再確認。経済協力や国防分野での意思疎通の強化を通じて関係を安定させるとしている。

中国外務省が公表した「五つの共通認識」によると、双方は「中日関係の重要性」を強調。「互いに協力のパートナーであり、脅威とならない」との共通認識を実行に移すことで合意した。

 

また省エネ・環境保護、医療介護などの分野で協力を深めるとした。《共同通信》

【伊・ミラノ】ウォーホル作品に小麦粉

イタリア北部ミラノで開かれている米ポップアーティストのアンディ・ウォーホルの作品展で18日、気候変動への対応を訴える環境活動家が、ウォーホルが絵を描いた自動車に小麦粉をふりかけた。イタリアメディアが報じた。

欧州では今秋、環境活動家らが芸術作品に液体をかけるなどして注目を集めようとする、過激な抗議活動が相次いでいる。今回のグループは4日にも、ローマでゴッホの絵画「種まく人」に野菜スープをかけていた。《共同通信》

【メキシコ】ミル・マスカラスさんに叙勲伝達

プロレスを通じ日本とメキシコの相互理解を深めたとして、旭日双光章を受章した人気覆面レスラー、ミル・マスカラスさん(80)への叙勲伝達式が18日、メキシコ市の「アレナ・メヒコ」でプロレス大会の開催に併せて行われた。

メキシコプロレス「ルチャリブレ」の聖地でリングに登壇したマスカラスさんは「日本デビューでの成功が、ファンから信頼や称賛を得る機会を与えてくれた」と振り返り、詰めかけた会場のファンに「ありがとう」と感謝の思いを伝えた。

マスカラスさんは「千の顔を持つ男」と呼ばれ、日本のマットでも活躍した。《共同通信》

【ペルー】旅客機が消防車と衝突

南米ペルー・リマ郊外のホルヘ・チャベス国際空港で18日、離陸しようとしたラタム航空の旅客機が滑走路内で消防車と衝突、乗っていた消防士2人が死亡した。旅客機の乗客乗員計108人に死者はなかったが、機体後方が燃えて一時煙に包まれた。同国メディアが報じた。

同空港は19日午後まで閉鎖。旅客機はペルー南部フリアカに向けて離陸する際、右翼が消防車と衝突した。別の消防士1人も重傷を負った。旅客機の乗客102人と乗員6人は避難し重傷者はいないという。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

エネルギー施設、半分停止

ウクライナのシュミハリ首相は18日、ロシアのミサイル攻撃によりウクライナのエネルギー施設の約半分が停止したと明らかにした。国営通信社ウクルインフォルムが伝えた。民間の重要インフラに対する攻撃が続いており「市民から電気や水、暖房や通信手段を奪っている」と批判した。

ロシアは10月以降、エネルギー施設を狙った攻撃を繰り返し、ウクライナ各地では停電や節電を余儀なくされている。ゼレンスキー大統領は18日のビデオ演説でキーウ(キエフ)と17州でエネルギー供給が困難になっていると指摘。復旧に全力を挙げる考えを示した。《共同通信》



11月18日 その日のできごと(何の日)