平成9354日目

2014/08/18

この日のできごと(何の日)

【産経新聞・加藤達也ソウル支局長】ソウル地検に出頭

韓国の朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして告発された産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)が18日、ソウル中央地検の要請に応じて同地検に出頭した。加藤氏は産経新聞がウェブサイトに掲載した朴氏の動静に関する記事を執筆、名誉毀損として市民団体に告発された。

韓国で日本の記者が取材・報道活動に関し検察の事情聴取を受けるのは、1993年に韓国軍将校から軍事機密を受け取ったとされたフジテレビの当時の支局長=後に執行猶予付きの有罪判決が確定し国外退去=以来。《共同通信》

産経新聞がウェブサイトに掲載した朴槿恵韓国大統領の動静に関する記事が朴氏の名誉を毀損したと告発された問題で、ソウル中央地検に出頭した加藤達也・同紙ソウル支局長(48)は18日午後、記事の作成経緯などについて事情聴取を受けた。

韓国メディアは加藤氏の出頭の場面を取材し、高い関心を示している。報道の自由を保障している韓国で記事をめぐり外国人記者が捜査対象となるのは異例で、韓国内でも報道の自由との兼ね合いで議論を呼んでいる。

韓国大統領府高官は「民事、刑事上の責任を最後まで問う」と表明したが、具体的に告訴の手続きは取っていない。《共同通信》

産経新聞がウェブサイトに掲載した朴槿恵韓国大統領の動静に関する記事が朴氏の名誉を毀損したと告発された問題で、ソウル中央地検に出頭した加藤達也・同紙ソウル支局長(48)は18日夜まで、約10時間にわたり事情聴取を受けた。

地検関係者によると、地検は記事の作成経緯や記事内容の具体的な意味などについて加藤氏の立場を聴取した。さらに事情を聴くため、あと1回ほど出頭を求める必要があるとしている。

同関係者は「検察はあらゆる予断を排し、法と原則に基づき事件の捜査を進めている」と述べた。

韓国メディアは加藤氏の出頭の場面を取材し、高い関心を示している。《共同通信》

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【第96回全国高校野球選手権】第8日

第96回全国高校野球選手権大会第8日は18日、甲子園球場で2回戦が行われ、準優勝した2009年以来の夏2勝を挙げた日本文理(新潟)のほか、星稜(石川)三重、高崎健康福祉大高崎(群馬)が3回戦に進んだ。

日本文理は2点を追う六回、3連続長短打で1点を返すと、1死満塁から池田が2点適時打を放ち、3-2で東邦(愛知)に逆転勝ちした。

星稜は三回に今村の左前打などで2点を勝ち越し、4-1で鹿屋中央(鹿児島)を振り切って16年ぶりに3回戦に駒を進めた。

序盤でリードした三重は左腕今井が三回の2失点にしのぎ、4-2で大垣日大(岐阜)を破った。22年ぶりの夏2勝で、三重県勢として春夏通算50勝目を挙げた。

高崎健康福祉大高崎は10-0で利府(宮城)に快勝した。機動力を絡めて四回までに6点を奪い、無失点リレーで初の3回戦進出を決めた。《共同通信》

【沖縄防衛局】辺野古で海底の掘削開始

沖縄防衛局は18日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事に向け、海底ボーリング調査を始めた。防衛省幹部が明らかにした。普天間代替施設の建設に向けた本格的な作業で、17日に設置した台船を足場にして海底掘削を開始、埋め立て地盤の強度や地質を調べる。

11月30日までに、米軍や工事用船舶以外の航行を禁止する臨時制限区域内の海底16カ所を掘削調査する。調査結果を基に埋め立て工事を設計する。

辺野古移設反対派はこの日も船で抗議活動を展開した。反対派が制限区域に船で立ち入れば日米地位協定に伴う刑事特別法の処罰対象となる。《共同通信》

【和歌山県太地町】反捕鯨団体監視に臨時交番

和歌山県太地町で9月から始まる小型鯨類の追い込み漁を前に、同県警は18日、反捕鯨団体の活動を監視する臨時交番を漁が行われる太地町畠尻湾前に設けた。設置は来年3月末まで。

臨時交番は新宮署の警察官ら12人が3交代制で24時間常駐し、違法行為に備える。

開所式には警察官約40人が出席。下田隆文県警本部長が「国際司法裁判所が南極海での日本の調査捕鯨は条約違反との判決を下した。追い込み漁に直接影響はないが、反捕鯨関係者が活動を活発化すると予測される。万全を期したい」と訓示した。《共同通信》

【生活の党・小沢一郎代表】民主との統一会派前向き

生活の党の小沢一郎代表は18日、民主党の海江田万里代表が野党連携の強化に向けた国会での統一会派結成に意欲を示していることについて「野党の協力は大変結構だ」と前向きに応じたい考えを示した。愛知県豊橋市で記者団に語った。

集団的自衛権をめぐり民主党が「行使は必要ない」との見解を示したことに関しては「同じ考えだ」と評価した。

小沢氏が民主党を離れるきっかけとなった消費税増税をめぐっては「増税そのものに反対しているわけではない。民主党が政権を取る時の約束を破ってはいけないと言っただけで、何ら支障はない」と説明した。《共同通信》

【谷垣禎一法相】消費税率10%「予定通りに」

谷垣禎一法相は18日、長野県軽井沢町で開いた自らを中心とする自民党内グループ「有隣会」の研修会で、2015年10月に消費税率を予定通り10%に引き上げるべきだとの考えを強調した。「上げられないとアベノミクスが成功しなかったと見られる可能性がある。既定方針で頑張らないといけない」と述べた。

谷垣氏は、自民党が野党時代に民主、公明両党と消費税の増税方針で合意した際の党総裁。

9月の内閣改造に関して「新しい法相が誕生する可能性が多分にある」として、自らは留任しないとの見通しを示した。

集団的自衛権の行使容認に関し「韓国の了解を取り付ける努力をすべきだ」と指摘。「日本側から、中国を仮想敵国としていると取れる発言がないわけではない。気をつけないといけない」と述べ、近隣諸国への丁寧な説明が必要だとした。《共同通信》

【シリア拘束事件】政府、日本人男性の安否確認急ぐ

政府は18日、シリアで過激派「イスラム国」に日本人男性が拘束されたとみられる事件で、安否確認に向けた取り組みに着手した。情報収集するなどして、状況の把握を急ぐ考えだ。「イスラム国」は米軍が空爆対象にしている過激派組織で、日本との接点はほとんどないとみられる。内戦が続く中、シリア政府の十分な協力も見込めないため、作業は難航する可能性が高い。

外務省幹部は18日午後、事件に関し、過激派側から身代金などの要求はないと明らかにした。同時に「拘束が実際に行われているのか、どこにいるのか、確認する必要がある」と述べた。《共同通信》

【金沢市・山野之義市長】辞職

競輪の場外車券売り場開設をめぐる民間業者への対応で批判を浴びていた金沢市の山野之義市長(52)が18日、市長を辞職した。辞職願を市議会議長に提出したことを受けて市議会が緊急議会を開き、全会一致で辞職に同意した。公選法の規定により、市長選は10月上旬までに実施される。

山野氏は12月9日の任期満了に伴う市長選に再選出馬する意向を表明していたが、車券売り場開設を目指していた業者に2010年の初当選直前、協力を約束していたことが判明し、批判が高まっていた。山野氏は道義的責任を認めたが、法的問題はないとしている。《共同通信》

【坪井智哉外野手】現役引退会見

プロ野球阪神、日本ハムなどで活躍し、米独立リーグでプレーした坪井智哉外野手(40)が18日、神戸市内のホテルで現役引退の記者会見を行い、17年間のプロ生活を「最高の野球人生だった」と笑顔で振り返った。今後については「全くの白紙。野球界に恩返しできる仕事をしていけたら」と話した。

2011年限りでオリックスを退団し、米国でプレー。今季はアトランティック・リーグのランカスターと契約した。「メジャーで1打席でも立ちたいと思ってプレーしてきたが、たかだが独立リーグでもなかなか打席に立つ機会がなく、自分の限界を感じた」と引退理由を述べた。《共同通信》

【 JR東日本】Suica会員サイトに29万回の不正アクセス

JR東日本は18日、ICカード「Suica(スイカ)」利用者の会員サイト「Suicaポイントクラブ」(会員約189万人)が15日午前1時半から約4時間、約29万6千回の不正ログインを試みるサイバー攻撃を受けたと発表した。このうち延べ756人分の個人アカウントが不正にログインされ、会員のIDとパスワード、氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスなどの情報を閲覧された可能性があるという。《産経新聞》

【京都府、兵庫県】浸水被害3500棟超

豪雨による京都府福知山市と兵庫県丹波市の浸水被害が18日時点で、計3588棟に上ることが分かった。京都府教育委員会によると、福知山市に隣接する綾部市の国指定史跡「私市円山古墳」の斜面の一部が崩落しているのが見つかった。

浸水被害の内訳は、福知山市が床上浸水1155棟、床下浸水1296棟、丹波市が床上浸水135棟、床下浸水1002棟。

政府は18日、豪雨被害の状況確認のため西村康稔内閣府副大臣をトップとする調査団を丹波市に派遣。辻重五郎市長から被害状況の説明を受けた西村副大臣は「一日も早く元の生活に戻れるよう復旧のため全力で対応したい。今後は災害に強い地域にすることがテーマになる」と話した。

これに先立ち、調査団は神戸市内で井戸敏三知事と会談した。井戸知事は激甚災害の早期指定を求めた。調査団は19日、福知山市で被害の状況を視察する。《共同通信》

【北海道・高橋はるみ知事】シンガポールのカジノ視察

カジノ誘致を目指している北海道の高橋はるみ知事が18日夜、シンガポールの統合型リゾート施設を訪れ、カジノやホテルを視察した。日本でカジノ誘致の動きが出る中、カジノを2010年に解禁して観光客数を伸ばしたシンガポールの成功例を研究して計画策定に生かしたい考えだ。

高橋知事はシンガポールの南にあるセントーサ島の統合型リゾート施設のカジノを訪問。バカラのテーブルなどを見て回り、「現金からチップへの交換」や「賭け金の額」などについて関係者から説明を受けた。

ホテルでは、壁一面のガラス窓から水族館内の海洋生物が一望できる部屋を見学した。《共同通信》

【パレスチナ自治区ガザ】本格停戦交渉が大詰め

パレスチナ自治区ガザの戦闘の本格停戦を目指し、エジプトを仲介役として行われているイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスなどパレスチナ側との交渉は、一時停戦期限の18日、大詰めを迎えた。

イスラエルとハマスは13日に一時停戦を5日間延長、この間の本格停戦合意が期待されている。だが、双方の主張には依然開きがあり、交渉が物別れに終わり戦闘が再開、泥沼化することが懸念されている。

イスラエルは7月8日、ハマスが支配するガザで軍事作戦を始め、地上作戦も実施し、ガザで死傷者が急増。国際社会からは本格停戦を求める声が強まっている。《共同通信》

【イラク軍】モスルのダムほぼ奪還

AP通信によると、イラク軍報道官は18日、イラク北部クルド自治政府の治安部隊ペシュメルガとイラク軍が、イスラム過激派「イスラム国」が支配していた北部モスルの北方にあるイラク最大のダムをほぼ奪還したと発表した。

米軍がイスラム国に対する空爆に踏み切って以降、イラク軍、ペシュメルガにとっては最大の成果で、イスラム国に対する攻勢が加速しそうだ。

軍報道官は、ダム自体の安全性は確保されたとする一方、ダム南側の施設で戦闘が続いていると述べた。イスラム国はインターネット上で政権側の奪還を否定している。《共同通信》

オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見し、過激派「イスラム国」が支配していたイラク最大のダムをイラク軍などが奪還したことについて「大きな前進」と称賛した。米軍の空爆が「テロリストの進撃を止め、後退させた」と成果を強調し、当面攻撃を続ける方針を示した。

空爆を終える見通しを問われた大統領は「信頼できるイラク政府」の発足が全ての出発点になると指摘。新首相候補に指名されたアバディ連邦議会副議長が挙国一致型の新政府を樹立し、米国の「有効なパートナー」になれば「終わりの見えない展開になる可能性は格段に低くなる」と述べた。《共同通信》

【ジェームズ・ジェフォーズさん】死去

ジェームズ・ジェフォーズ氏(元米上院議員)18日、ワシントンで死去、80歳。死因は不明だが、健康問題を抱えていた。元側近の話としてAP通信が伝えた。

共和党の上院議員だったが、01年に保守色の強い当時のブッシュ共和党政権と決別して無所属に転向。上院は民主党が主導権を奪回することとなり、ブッシュ政権にとって打撃となった。

34年、バーモント州ラトランド生まれ。75年下院議員。89年から07年まで上院議員。

オバマ大統領は「大いなる独立心を決して失わなかった」と称賛する声明を発表した。《共同通信》



8月18日 その日のできごと(何の日)