平成7304日目

2009/01/06

【この日の麻生総理】

経済財政諮問会議

平成21年1月6日、麻生総理は総理大臣官邸で経済財政諮問会議を開催しました。

この日の会議では、昨年12月19日に議論された「経済財政の中長期方針と10年展望(仮称)」について、原案を元にさらに議論しました。

原案では、厳しい経済財政状況の中で、「強く明るい日本」を目指し、当面は「大胆」、中期では「責任」を基本姿勢として、果断な経済財政運営を行うとしており、当面は、世界経済の混乱から国民生活を守り、今年度を含む3年以内の景気回復を最優先で図ることとしています。また、中期においては、昨年12月24日に閣議決定した、持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた「中期プログラム」を実行することにより、堅固で持続可能な「中福祉・中負担」の社会保障を構築し、財政の建て直しを図ることとしています。さらに、中長期においては、改革による経済成長を目指し、将来の成長に向けたシナリオを取りまとめ強力に推進するとともに、積極的に規制改革に取り組むこと、新たな産業や技術を生み出すことにより新規の需要と雇用を創出することを目指すとしています。

財政健全化の取組については、当面は財政規律の観点から現行の努力目標の下で景気回復を最優先としつつ、財政健全化の取組を進めるとしています。中期的な財政健全化を図るため、歳出については、これまでの歳出改革の基本的方向性を維持しつつ、引き続き社会経済情勢の変化等を踏まえた重点化を行うなど、メリハリのある予算配分を行うこと、歳入については、消費税を含む税制抜本改革の着実な具体化を図ることとし、さらに世界の潮流変化を先取りした成長政策に集中的に取り組むことも挙げています。《首相官邸》

定額給付金撤回要求を拒否

衆院は6日、中川昭一財務相の財政演説に対する各党代表質問を行い、国会論戦がスタートした。野党各党は総額2兆円の定額給付金を「究極の大愚策」(鳩山由紀夫民主党幹事長)と批判し、2008年度2次補正予算案からの削減を要求。

麻生太郎首相は「家計への緊急支援であり、消費を増やす経済効果もある。生活対策の重要な政策の一つだ」として拒否、国会は冒頭から全面対決の様相となった。《共同通信》




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【大相撲】奉納土俵入り

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大相撲の白鵬、朝青龍の両横綱が6日、東京都渋谷区の明治神宮で初場所前恒例の奉納土俵入りを行い、約3500人の見物客から大きな声援を浴びた。

特に、3場所連続休場中で引退の危機にある朝青龍が登場すると歓声が増し、携帯電話で写真を撮ろうとする観衆の姿が目立った。朝青龍は「大勢のみなさんに来てもらった」と感謝の言葉を口にした。

進退を懸ける意向を示していた初場所(11日初日・両国国技館)の出場については「まだ分からない。(左ひじのけがの)具合がどこまでよくなるか」と話す一方、「頑張りますよ。(出場に向けて)精いっぱいやりたい」と意欲もみせた。《スポニチ》

【郵便局会社】立山連峰が「立山連邦」に、記念切手販売中止

富山県の一部地域で販売されたオリジナルフレーム切手「美し郷土(うましさと)たかおか」に、立山連峰とすべきところを「立山連邦」とする印字ミスがあり、郵便局会社北陸支社は6日、販売を中止したと発表した。既に約570枚が販売されており、同支社は文字を訂正した切手を再発行し、交換する方針。《時事通信》

【この日の民主党】

憲政史上に残る歴史的に一年に 小沢代表

民主党は6日昼、国会内で衆議院本会議を前に代議士会を開催。小沢一郎代表、代表質問を行う鳩山由紀夫幹事長がそれぞれ挨拶に立ち、総選挙により民主党政権を樹立し「国民の生活が第一。」の政治を実現する歴史的な一年にしようと訴えた。

まず、玄葉光一郎議院運営委員会筆頭理事が議事運営の日程を報告。続いて山岡賢次国会対策委員長が、第2次補正予算案をめぐり「『政局より政策』と言いながら政局しか考えていない」と政府・与党を批判、「国民サイドに立ち、国民生活を守るため一丸となって戦っていこう」と結束を呼びかけた。

続いて挨拶に立った小沢代表は、「今年こそは何が何でもという強い決意のもと、新年を迎えたことだと思う」と切り出し、「国会審議を通じ、最終的には総選挙によって、『今年は憲政史上画期的な年だったと歴史に記されるような』、また『新しい日本をスタートさせた年だったと言われるような』年に私たちの力でしていかなければならない」と力説した。また、「今日的なあらゆる状況を考えれば、我々に課せられた使命と責任であると認識している」と述べ、次期総選挙での政権交代実現に向けた強い決意を表明。「国会活動、地元での有権者との活動の中で本当に全力を傾けて国民の皆さん、日本のために、結果として民主党政権が樹立するために頑張ってほしい。私も気力と体力の続く限り大きな目標に向かって全力で頑張るつもり」として、より一層の奮闘を期待するとした。

鳩山幹事長は、「歴史的な1年にしよう」と呼びかけ、そのトップバッターとして代表質問の臨む意気込みを明示、「国民に期待される民主党になり、その期待を果たすことができる民主党として、国民の皆さんとともに歩み、官僚政権から国民政権に脱皮する歴史的一年にしたい」と語った。《民主党ニュース》



1月6日 その日のできごと(何の日)