平成4851日目

2002/04/20

この日のできごと(何の日)

【サッカー・高原直泰選手】W杯出場微妙に

Jリーグ1部の磐田は20日、浜松市内で入院中の日本代表FW高原直泰(22)が「肺動脈血栓塞栓症」と診断されていたことを発表した。磐田の横地真ドクターは、ワールドカップ(W杯=5月31日開幕)出場について「簡単な病気ではないし個人差もあるので五分五分。絶対に間に合うとも、駄目とも言えない」と話した。

現在は血栓を溶かす投薬治療を続けており、22日に退院する予定。通常の運動には支障ないため、既に肺機能の回復に向けたトレーニングを始めている。

高原は日本代表のポーランド遠征から3月29日に帰国後、4月6日の神戸戦で呼吸困難に近い症状を訴えて途中交代した。9日に急性肺炎と診断されて入院したが、10日の再検査でこの病気が発覚した。

横地ドクターは「発病は3月29日」とし、日本への帰国時に搭乗した飛行機(ビジネスクラス使用)でエコノミークラス症候群を発症したことが原因になったとみている。

同ドクターは「主な血栓は左肺にある。詰まったものが溶ければダメージを受けた肺も元通りに戻る。ただこれが1週間か半年か1年かかるかは、今の段階では言えない」と回復時期予測の難しさを説明した。《共同通信》

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【J1】

Jリーグ1部第1ステージ第7節第1日(20日・ジュビロ磐田スタジアアムほか=6試合)今節で、ワールドカップ(W杯)のために中断する。磐田−横浜Mの1、2位対決は、横浜Mが3−1で快勝し、6勝1分けの勝ち点18で首位を奪った。磐田は開幕6連勝で止まり、勝ち点1差。G大阪は3−0で市原を下し、勝ち点を13に伸ばした。柏は神戸にVゴール勝ちし勝ち点11。鹿島は3−1で札幌を破り、名古屋に競り勝った京都は3連勝。東京Vは浦和を下し、今季初勝利を挙げた。J1は21日の仙台−F東京、広島−清水の後、中断し、7月13日に再開する。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】「首相に改革無理」

「小泉純一郎首相が改革の意欲をわずかでも持っていたとしても実現できるわけがない。政権を追い詰めて解散に導きたい」。民主党の鳩山由紀夫代表は20日、熊本市での記者会見で、首相と自民党が対立している郵政関連法案の行方が小泉政権の試金石になるとの見方を示すとともに、6月の国会会期末に衆院解散に追い込みたいとの考えを表明した。

鳩山氏は、首相が党内の反対を押し切ってでも法案を大型連休前に国会提出する意向を示したことについて「抵抗勢力が息を吹き返していることを憂慮しての発言」と指摘。「首相が方針を決めて民間参入を強く指導してきたのなら、最後まで決めていくべきだ。指導力を発揮できるか注視したい」と述べた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】「桜を見る会」開催

20日、小泉首相主催の「桜を見る会」が新宿御苑で開催され、政財界や文化、スポーツ界関係者など約8,000人の招待者でにぎわった。

4月20日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】「桜を見る会」開催
https://www.kantei.go.jp/

首相は苑内を約40分かけて見て歩きながら、招待者に声をかけたり、握手や記念撮影に気軽に応じていた。《首相官邸》

【小泉純一郎首相】新潟入り

小泉純一郎首相は20日午後、参院補選応援のため新潟県入りし、神崎武法公明党代表、野田毅保守党党首とそろい踏みで街頭演説などをした。

首相は新潟市内での演説で、相次ぐ政治家絡みの不祥事に関連し「今国会中に今までよりも一歩踏み込んだ、不祥事が起きない対応をとっていきたい」と、今国会中に政治資金規制強化など、政治腐敗防止の法整備を行う考えを表明した。

首相は内閣支持率低下に触れ「支持率が落ちても、改革の決意は変わらない。支持率が変わっても、私の構造改革への決意は揺るぎない」と、構造改革断行の決意を強調した。《共同通信》

「何で真紀子さんをクビにした」―。小泉純一郎首相は20日午後、参院新潟補選応援のため新潟県入りし、確執の続く田中真紀子前外相の地元・長岡市で街頭演説したが、冒頭、男性から厳しいやじが飛んだ。首相は「真紀子さんも一緒に来てくれると良かったんだけど…」と応じ、続けて故田中角栄元首相の実績を強調するなど「田中王国」への最大限の配慮を見せたが、演説はいまひとつ盛り上がらないままだった。

これより前、新潟市内で開かれた「自民党新潟県連女性のつどい」でも、冒頭、首相が「私は新潟が好きなんです」と始めると、女性から「ホントー?」とやじ。「今日も真紀子さんと一緒に来ようと思ったんだけど。都合が悪いらしくてね」とかわし、笑いを誘ったが、田中氏との関係悪化が重くのしかかる遊説となった。《共同通信》

【朝日新聞阪神支局襲撃事件】時効を前に当時の支局員らが会見

1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件の公訴時効が来月3日に迫る中、当時の支局員らが20日、朝日新聞大阪本社で記者会見。銃撃され重傷を負った元支局記者の犬飼兵衛さん(57)は「犯人の口から理由を聞きたい。時効になっても犯人を追い求めていく気持ちに変わりはない」と心境を語り、支局長だった大島次郎さん(62)は「事件が未解決で忘れられてしまったら、また同じようなテロが起きかねない」と事件の風化に危機感を募らせた。《共同通信》

【先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議】

ワシントンで開催されていた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は20日午前、世界経済が米中枢同時テロの影響を乗り越え、回復基調を取り戻したことを明記した共同声明を採択。2日間の日程を終え閉幕した。

G7各国の中で唯一回復の足取りが遅い日本については「適切なマクロ政策と構造改革」を求める形で、不良債権問題の抜本的な解決や税制改革による経済刺激策に強い期待をにじませた。小泉政権は一段の改革推進に向けて、重い債務を負うことになった。

中東情勢を背景にした原油価格の上昇については、欧州のインフレ懸念を踏まえ、世界経済の安定成長へのリスク要員になると懸念を表明した。

会議は経済危機下にあるアルゼンチンが全銀行の22日からの営業停止を決定したことをめぐっても集中的に協議し、国際通貨基金(IMF)による金融支援の再開に向けて、同国の経済改革を促すことで一致した。《共同通信》

【中国、イラン】首脳会談

イラン訪問中の中国の江沢民国家主席は20日、テヘランでハタミ大統領と会談し、イスラエル軍のパレスチナ自治区からの早期撤退の必要性や、米国の「一極支配」に反対することで認識が一致。中央アジアや中東地域で影響力を拡大させている米国をけん制する会談となった。国営イラン通信などが伝えた。

会談後、両国は二重課税防止協定や石油・天然ガス分野での協力協定など経済関係を中心とする計6文書に調印。軍事協力や貿易を通じて緊密な両国関係が一層強まったと言える。

江主席は、ハタミ大統領が提唱する「文明間の対話」への全面的な支持を表明。また、アフガニスタン復興に向けてのイランの努力を評価するとともに、アフガン問題における国連や周辺国の役割の重要性を指摘した。

イランはブッシュ米大統領から「悪の枢軸」と名指しされ、さらにブッシュ政権は核体制見直し計画で中国やイランを核攻撃対象に挙げたとも伝えられている。

米政府が今年1月、イランに大量破壊兵器の技術などを輸出したとして中国企業に制裁を科したことが示すように、イランと中国は軍事面でも協力関係を推進。中国への石油、天然ガスなどエネルギーの供給でも、両国の利害は一致している。《共同通信》

【MLB】

大リーグ、マリナーズの長谷川投手は20日、シアトルのレンジャーズ戦の九回から4番手で登板。3回を無安打、無失点の好投で3勝目(1セーブ)を挙げた。イチロー外野手は4打数1安打で打率は3割1分5厘。

レンジャーズの伊良部投手は1点リードの九回に登板したが、一死満塁から同点犠飛を許して抑えに失敗。2回を3安打、1失点で勝敗などはつかなかった。試合はマリナーズが延長十一回、3−2でサヨナラ勝ちした。

ジャイアンツの新庄外野手はアストロズ戦に「7番・中堅」で出場。5打数2安打1打点だった。《共同通信》



4月20日 その日のできごと(何の日)