平成4575日目

2001/07/18

この日のできごと(何の日)

【東京高裁】NHKに訂正放送命じる

離婚した夫側だけの一方的な取材に基づき事実と違う内容のテレビ番組を放映され、名誉を傷つけられたとして、埼玉県坂戸市の学習塾経営の女性(55)がNHKを相手取り、訂正放送と約410万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が18日、東京高裁であった。石井健吾裁判長は請求を棄却した一審東京地裁判決を変更し、NHKに放送法に基づく訂正放送と慰謝料など約130万円の支払いを命じた。

石井裁判長は「女性から取材しないで放送しており、女性の名誉やプライバシーを侵害しないよう注意する義務を尽くしていない」と認定した。

判決によると、NHKは1996年6月、総合テレビ「生活ほっとモーニング」で「妻からの離縁状」と題した番組を放映。夫側の取材だけで「夫に非がないのに女性が一方的に離婚を宣言した」などとの印象を与えた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大相撲名古屋場所】11日目

大相撲名古屋場所11日目(18日・愛知県体育館)ただ1人全勝だった横綱武蔵丸が小結若の里の左すくい投げに屈して初黒星を喫し、大関魁皇と1敗で並んだ。魁皇は平幕の玉乃島との1敗同士の対戦を力強い右小手投げで制した。若の里は2敗をキープ。千代大海は雅山との大関対決に敗れ2敗目。雅山は6勝5敗と白星を先行させた。大関武双山は隆乃若を下して8勝3敗と勝ち越しを決めた。隆乃若も3敗。関脇は栃東が7勝目を挙げ、琴光喜は7敗目。小結朝青龍は5勝目。《共同通信》

【自民党・麻生太郎政調会長】北陸新幹線は予定通り

自民党の麻生太郎政調会長は18日、富山市の名鉄トヤマホテルで記者会見し、北陸新幹線に関し「12年強後」に富山までフル規格で完成させることなどを盛り込んだ昨年12月の政府・与党申し合わせ通り、建設を推進することを明言した。大阪までの全線フル規格整備の必要性にも言及した。

麻生氏は「(政府・与党申し合わせは)約束事であり、基本的にその方向でやる」と述べ、来年度以降も申し合わせに沿って整備新幹線の建設予算を確保する考えを示した。富山以西については「東海道新幹線のバイパスとして、大阪までつなげるのが本来の正しい形だ」とした。

さらに、小泉純一郎首相が提唱する「聖域なき構造改革」を党としても全力で支えていく姿勢を強調し、「極端な地方切り捨てをやるつもりはない」と理解を求めた。《北國新聞》

【田中真紀子外相】ロシア・イワノフ外相と会談

ローマ滞在中の田中真紀子外相は18日午後(日本時間同日夜)、ロシアのイワノフ外相とロシア大使公邸で40分間会談した。両外相は北方領土問題をめぐる平和条約交渉について「これまで達成された成果を引き継ぎ、精力的に交渉を継続する」との方針を確認し、交渉促進に向けイワノフ外相の早期訪日で合意した。

田中外相は「日本の立場は四島の帰属問題を解決し平和条約を締結するということで一貫している」と強調。まず歯舞諸島、色丹島の返還確認を取り付けるとの「二島先行返還方式」に傾いていた森内閣とは一線を画す姿勢を示した。

北方四島周辺水域での韓国船によるサンマ漁問題では、田中外相が抗議を表明、再発防止に向け日ロ間で協議することになった。《共同通信》

【ジェノバ・サミット】外相会合

主要国首脳会議(ジェノバ・サミット)の外相会合が18日午後(日本時間同日夜)、ローマ市内の迎賓館で始まった。バルカン半島、中東、朝鮮半島など地域情勢と紛争予防、軍縮・軍備管理・不拡散、テロ対策など地球規模の問題を2日間にわたり討議。19日昼に討議内容をまとめた総括文書を採択し、各国外相による共同記者会見で発表する。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、メッツの新庄外野手は18日、ニューヨークのマーリンズ戦の延長十一回、一死一塁から右中間にサヨナラ二塁打を放った。

「3番・右翼」で先発した新庄は、1死球を含め第5打席まで無安打だったが、第6打席の故障復帰後初安打が貴重な一打となった。5打数1安打で打率は2割7分3厘。

マリナーズのイチロー外野手はロイヤルズ戦で、5打数2安打。1試合2安打以上は前日に続き今季45試合目で、打率は3割3分5厘(3位)。首位アロマー(インディアンス)とは2分2厘差。

この試合で佐々木投手は1回を1安打、無失点で締めくくり31セーブ目。首位リベラ(ヤンキース)とは1差。

ジャイアンツのボンズ外野手はサンフランシスコでのロッキーズ戦で今季41、42号本塁打を放ち、通算536号で歴代9位のマントル(ヤンキース)に並んだ。

1試合2本塁打は今季5度、通算では51度目。また95試合目での42号は、1998年に70本塁打のシーズン最多記録を作ったマグワイア(カージナルス)のペースとぴったり並んでいる。3年前のマグワイアも95試合目に2本塁打して、42号とした。《共同通信》

【この日の民主党】

市場は小泉内閣へ「不信任」を突き付けた~日経平均1万2千円割れで談話

民主党の岡田克也政策調査会長は18日、東京株式市場で日経平均株価が1万2000円割れとなったことについて談話を発表した。その中で、岡田政調会長は「株価暴落は、市場が小泉内閣の姿勢に失望した結果」と断じ、市場が小泉内閣に不信任を突きつけたものとしている。

2001年7月18日
――市場は小泉内閣へ「不信任」を突き付けた――
日経平均株価1万2000円割れについて(談話)
民主党政策調査会長 岡田克也

本日、東京株式市場で日経平均株価は、1万1892円58銭の終値をつけた。終値で、1万2000円割れとなったのは、3月14日以来のことである。参議院選挙にあわせて、PKO(株価買い支え)が行われていると言われている中で、ここまで株価が低水準に落ち込んだことは、極めて深刻な事態と憂慮している。

株価暴落は、市場が、小泉内閣の姿勢に失望した結果である。「改革」と叫ぶのみで、具体性とスピードに欠ける小泉政権の本質をマーケットが見抜き、内閣に売り注文を出して、「不信任」を突き付けたものと断ぜざるを得ない。

具体性とスピードに欠ける小泉改革では、日本経済の自律的回復、株価の回復はあり得ない。民主党は、金融機関に対する緊急一斉検査の実施、厳格な資産査定と引き当て、株主・経営責任の明確化による不良債権の抜本処理をはじめ、明確な手順と具体策を盛り込んだ真の「構造改革」の断行を主張する。 以上

[京都議定書]米国抜き批准を訴える~COP6再開会合で鮫島宗明議員

民主党代表団の鮫島宗明衆議院議員(環境ネクスト副大臣)が18日(現地時間)、COP6再開会合の会場で記者会見し、京都議定書について「日本政府に対して、米国抜きでも批准するよう求めていく」と表明した。

鮫島議員は、「日本は参議院選挙の真っ最中だが、景気対策が中心で、京都議定書問題は大きな争点になっていない。しかし、われわれは大変強い危惧を抱いている」と説明。さらに、「川口順子環境相の地球儀にはアメリカ大陸しか載っていないんじゃないか。大臣の姿勢は、国会決議にも、国民の意思にも反している。欧州連合の議員とも連携して、働きかけていきたい」と強調した。《民主党ニュース》



7月18日 その日のできごと(何の日)