平成2735日目

平成8年7月4日(木)

1996/07/04

【新進党】政策研修会

新進党は4日午前、都内のホテルで、党所属の衆参両院議員と次期衆院選の立候補予定者らを対象に「政策研修会」を開いた。

小沢一郎党首はあいさつで「改革は困難なことばかりだが、勇気を持って乗り越えていかねばならない。勇気が欠けているとしたら新進党の存在理由はない」と結党の理念である改革路線の推進を強調。「われわれが手を携え、勇気を持って真剣に訴えるなら、国民は必ず理解してくれると確信している」と述べ、総選挙に勝利して政権を奪還するために挙党態勢を確立するよう訴えた。

細川護煕元首相は政界再編に関連して「改革の旗に一人一人が殉じるか、自らの胸に問いかけるかが問題の本質だ」とし「不退転の意思が国民に伝わるなら、必ず次の総選挙でも大きな勝利を得るのは間違いない」と述べた。

羽田孜元首相は先の「住専国会」について「敵(与党)の数の多さに押し切られたのは事実だが、本当に正面から対応できたか、率直に振り返らねばならない」と新進党の国会対応にも問題点があったことに言及、民主的な党内論議を求めた。

研修会は秋にも予想される総選挙で争点となる消費税引き上げや、沖縄米軍基地問題を含む安全保障など重要政策について、党内の共通認識を形成するのが狙い。

政策分野別の討議で、野田毅「明日の内閣」経済・財政相は来年4月からの消費税引き上げについて「公共投資を追加するより、消費税引き上げを見送るのが正しい政策だ」と反対する方針を説明した。《共同通信》



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【社民党・リベラル96】結成総会

社民党の大畠章宏、小林守の両衆院議員、斎藤勁参院議員ら若手の国会議員による新党結成推進グループ「リベラル96」が4日、結成総会を開いたが、同党内では新党推進グループとして衆参議員13人でつくる「創志会」(関山信之代表)がすでに活動しているのを合わせ、村山党首ら執行部は党分裂につながりかねないとして、神経をとがらせている。「リベラル96」はメンバーを衆院当選1、2回、参院1回の若手に絞り、参加者はこの日、18人となった。

同グループは、来賓として出席した新党さきがけの鳩山代表幹事、市民リーグの海江田万里代表委員、横路孝弘・前北海道知事らと連携、次期衆院選前の「民主・リベラル新党」結成を目指すとしており、総会では「総選挙を民主リベラルの旗のもとに闘いぬく」とするアピールを採択した。《読売新聞》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】新党「衆院選前に結成」

韓国を訪問中の新党さきがけの鳩山代表幹事は4日夜、ソウル市内のホテルで同行記者団と懇談し、新党構想について、「政策をこの夏にしっかりと作り上げておく必要がある。(新党結成の)ベストシナリオは解散の直前だ。そこまでに(新党をいつでも結成できる)レディ(用意)の状態にしておく必要がある」と述べ、次期衆院選前の新党結成を前提に、秋に予定される臨時国会前までに政策をまとめる意向を表明した。

他党との連携に関しては、「(社民党の有志が4日に結成した)リベラル96や(同党の)創志会の一人ひとりが真剣に政策を議論し、(新党の掲げる)旗を刷り合わせて決めればいい」として、社民党内の新党結成積極派議員との連携を強めていく考えを強調した。《読売新聞》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は米国独立記念日の4日、東京・赤坂の大使館で開かれたレセプションに向かう途中、門の前で車を止め、花屋から花束を受け取った。記者団には「(星条旗の)赤白青の三色の花束をお願いしたら、花屋がリボンまで三色にしてくれて」と、準備に手間取ったことを説明。レセプションでは「(モンデール米大使の)休暇中に呼び戻す事態にならないようにしなくては。後で奥さんが怖いから」と話したという首相だが、7月末に期限を切った半導体交渉なども、花束同様何とか間に合わせたいとの思いを強くしたか。

○・・・新進党の海部俊樹元首相はこの日、都内のホテルで開かれた同党政策研修会で「1年半前の結党大会の瞬間を思い出す。あの時は志を一つにし『歓喜の歌』を合唱してスタートした」と、初代党首時代を懐かし歓出半むようにあいさつ。「党内の風通しを良くしようという声が出ているが、建設的な意見があれば、直接言ってきてほしい」と、党内の亀裂に警鐘を鳴らした。もっとも「昨年の参院選では得票数で第一党だった。次の国政選挙でも力を合わせれば、できないことはない」と、党首として参院選を戦った自分の存在もしっかりアピール。《共同通信》

【ロシア大統領選挙】エリツィン氏が再選

3日行われたロシア大統領選挙の決選投票は、4日早朝(日本時間同日午前)までの中央選管の開票集計で、エリツィン大統領が投票総数の過半数を制して再選を決めた。得票率で、はジュガーノフ共産党委員長に10ポイント以上の大差を付けた。サタロフ大統領補佐官は、大統領が同日勝利宣言することを明らかにした。

これにより、共産党政権の復活による内外政策の大幅変更といった事態は回避され、ソ連崩壊後の1992年に新生ロシアが踏み出した民主化と市場経済化を推進する路線が大枠で維持される見通しとなった。しかし、決選投票直前に再燃した大統領の健康不安は、新たな4年間の任期に影を落とす最大の焦点に浮上した。また、早くも組閣をめぐる駆け引きも表面化している。《共同通信》

ロシア大統領選挙の決選投票で再選を決めたエリツィン大統領は4日、静養先の別荘から1週間ぶりにクレムリンでの職務に復帰、チェルノムイルジン首相に続投と組閣を命じ、早くも2期目に向けた新体制の構築に乗り出した。大統領は同日午後、テレビを通じて勝利宣言をした。2期目の就任式は8月9日の予定。

大統領はテレビ演説で「国を勝者と敗者に割ってはならない」と述べ、選挙で敗れた共産党と協力する用意を表明。首相も記者会見で、ジュガーノフ共産党委員長が望むなら、入閣の可能性を排除しないと述べ、今後の政局運営のため、下院で主導権を握る共産党との連立に前向きの姿勢を示した。《共同通信》



7月4日のできごと