平成7964日目
2010/10/28
【この日の菅直人総理】
政府・与党社会保障改革検討本部
平成22年10月28日、菅総理は政府・与党社会保障改革検討本部を設置し、総理大臣官邸で、第1回会合を開催しました。
この政府・与党社会保障改革検討本部は、社会保障改革の全体像については、政府・与党が一体となって、必要とされるサービスの水準・内容を含め、国民に分かり易い選択肢を提示するとともに、その財源の確保について一体的に議論する必要があるため、これを検討する場として設置されるものです。
菅総理は冒頭のあいさつで、「社会保障改革は、ある意味50年前に基本的な日本の社会保障制度の骨格ができたものが、この50年間の日本社会の大きな変化の中で、本当に根本から考えなければならない時期に達していると思います。
50年にわたる今の日本の社会保障制度を、今後50年いかにすれば安心できるものにできるかという、そういう展望が持てるような方向性を出していただけるようお願いします。」と述べました。《首相官邸》政府、与党は28日、社会保障制度と税制の改革を一体的に議論する「政府・与党社会保障改革検討本部」(本部長・菅直人首相)の初会合を官邸で開いた。首相は「これから50年の社会保障がどうすれば安心できるものになるか、展望を出してほしい」と指示した。
検討本部は、消費税の在り方を含む基本的な方向性について年内の取りまとめを目指す。年明けには野党にも協議を呼び掛ける方針だ。これに関連し、仙谷由人官房長官は記者会見で「時間がかかっても、幅広い合意を得る枠組みが必要だ」と強調した。《共同通信》
記者ぶらさがり
菅直人総理は28日夕官邸で、記者団の質問に、ベトナム・ハノイでで開かれる東南アジア諸国連合(アセアン)出席への決意を、「アセアン諸国は日本にとって非常に重要な国々なので、経済面、安全保障の面で関係強化に進むよう、また、11月のAPECにつながるようにできればいいと思う」と答えた。
さらに予定されている中国の温家宝首相との会談について、「原点に帰り、戦略的互恵関係を深める会談にしたい」と意欲を示した。《民主党ニュース》
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【コレド室町】東京メトロ・三越前にオープン
【プロ野球ドラフト会議】
プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議が28日、東京都内のホテルであり、東京六大学リーグで通算31勝を挙げている早大の斎藤佑樹投手(22)は4球団の1位指名が競合し、抽選で日本ハムが交渉権を獲得した。同じ早大の大石達也投手(22)には6球団の1位指名が集中し、西武が交渉権を獲得した。
斎藤投手は東京・早稲田実高3年夏の全国高校野球選手権の決勝で、延長15回引き分け再試合を投げ抜いて優勝投手になった。早大でも1年春から活躍した。斎藤投手は早大広報を通じて、「複数の球団から高い評価をいただき、その中で日本ハムの指名を受けたことについては、心から感謝しています」と語った。 最速157キロを投げる中大の沢村拓一投手(22)は巨人が交渉権を得た。《朝日新聞》
【ローソン】HMV買収を発表
ローソンは28日、音楽・映像ソフト販売大手のHMVジャパン(東京・港)を買収すると発表した。大和証券系の投資ファンドから全株式を18億円で取得し、12月1日付で完全子会社化することで基本合意した。HMVはインターネット通販に強みを持つ。ローソンはHMVを傘下におさめ、音楽ソフトやコンサートチケットなどのネット通販の拡大につなげる。《日経新聞》
【世界パズル選手権・個人の部】山梨県の会社員が日本人として初優勝
ポーランド中部パプロトーニャで24日から28日まで第19回世界パズル選手権が行われ、山梨県富士河口湖町の会社員有松太郎さん(49)が個人の部で優勝した。個人で日本人の優勝は初めてで、団体でも日本は2位となった。個人では、神奈川県川崎市の会社員条秀彰さん(26)が3位、東京都中野区の会社員岡本広さん(25)が4位と、日本勢の活躍が目立った。団体の優勝は米国。《日経新聞》
【民主党・岡田克也幹事長】会見
岡田克也幹事長は28日午後、党本部で会見し、同日午前に開催した奄美豪雨災害対策本部での議論を踏まえて、政府に対する申入れを行う予定だと報告。松本龍防災担当大臣と東祥三内閣府副大臣に対して、岡田幹事長と打越あかし同本部事務局長との連名で申入れを行うと述べ、「被災者生活再建支援法の適応、ならびに激甚災害法に基づく早期指定について申し入れる」と語った。
また、同日官邸で開かれた政府・与党社会保障改革検討本部の第1回会合について言及し、「内閣の主要なメンバーと与党側のメンバーも入った会議である」と説明。「われわれが行わなければならない最重要課題であることは間違いない」との認識を示し、社会保障制度について、しっかりと方向性を出していかなければならないとするとともに、「今、生活の基盤が非常にいたんでいるなかで、少子高齢化の時代における年金医療、介護、そういった制度の改革について、しっかりとした答えが求められている。私も積極的に参加したいと考えている」と述べた。《民主党ニュース》