平成10108日目

2016/09/10

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・広島】25年ぶり7度目のリーグ優勝

プロ野球セ・リーグの広島が10日、25年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。優勝へのマジックナンバーを「1」として迎えた東京ドームでの巨人戦を鈴木の2打席連続本塁打などで6―4で制した。

広島は1991年を最後に、12球団で最も長く優勝から遠ざかっていた。今季はベテランと若手が一体となり、6月にチーム32年ぶりの11連勝を飾るなど夏場以降は独走態勢に入っていた。《日経新聞》

黒田も新井も泣いていた。広島で優勝する。そのために黒田はヤンキースから、新井は阪神から、8年ぶりに復帰したのが15年。2年目でついに念願の頂点に到達した。

優勝を決めナインがもみくちゃになる中、流れる涙を抑えきれず、がっちりと堅く抱き合って喜び合った名球会コンビ。緒方監督の後に、ナインは黒田を胴上げ。涙を隠すように顔を覆った右腕は5度宙を舞った。さらに「俺はいいよ」とばかりに遠慮する新井も背中を押されて胴上げされた。

この日NHK総合の中継で解説を務めた球団OBの大野豊氏は「この日を待っていた。カープOBの1人として言わせていただきますけれども」と感無量だった。《スポニチ》

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【WBCスーパーフライ級タイトル戦】

プロボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は10日、米国のロサンゼルスで行われ、挑戦者でWBCフライ級王者のローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)が王者のカルロス・クアドラス(28=メキシコ)を3―0の判定で下し、4階級制覇を達成した。

スコアは117―111、116―112、115―113。終始アグレッシブなボクシングを展開したゴンザレスが、試合巧者のグアドラスとの無敗対決を制した。これで、ニカラグア人として初の4階級制覇を達成。祖国の英雄アレクシス・アルゲリョが超えられなかった4階級の壁を”チョコラティート”が打ち破って見せた。

この結果、ゴンザレスの戦績は46戦全勝38KO。一方、キャリア初黒星となったグアドラスは37戦35勝(27KO)1敗1分。《スポニチ》

【天皇皇后両陛下】山形県入り

天皇、皇后両陛下は10日、第36回全国豊かな海づくり大会に出席するため、山形県に入った。12日まで滞在する。

10日は鶴岡市の市立加茂水族館を視察。同館はクラゲの展示で知られ、両陛下は世界最大級のクラゲ大水槽などを見て回った。クラゲは生育が難しく、何度か全滅したとの説明に、天皇陛下は「苦心が生きてよかったですね」と話した。《朝日新聞》

【アントニオ猪木参院議員】朝鮮労働党幹部と会談

北朝鮮の平壌を訪問しているアントニオ猪木参院議員は10日、朝鮮労働党で国際部門を統括する李洙ヨン副委員長と会談した。猪木氏はスポーツ交流を目的に訪朝しているが、9日に北朝鮮が強行した5回目の核実験について意見交換した可能性もある。

李氏は朝日友好親善協会の顧問を務めており、金正恩党委員長に近いとされる。同協会会長の劉明善党副部長が会談に同席した。

猪木氏は9日の北朝鮮の建国記念日に合わせ8日から訪朝しており、13日に帰国する予定。《共同通信》

【自民党・二階俊博幹事長】共謀罪法案に慎重対処

自民党の二階俊博幹事長は10日午前(日本時間同日午後)、政府が「共謀罪」の名称と構成要件を変え、26日召集予定の臨時国会に提出する方向で調整している組織犯罪処罰法改正案に関し、必ずしも成立にこだわる必要はないとの認識を示した。訪問先のベトナムで同行記者団に「臨時国会で決めなければならないかどうか慎重に対処したい。まだまだ時間がある」と述べた。

同時に「2020年東京五輪を控え、あらゆる面で万全を期すということになれば、法律の必要性はおのずからクローズアップされる」とも指摘した。《共同通信》

【米・オバマ大統領】ビデオ演説

オバマ米大統領は10日、週末恒例の国民向けビデオ演説で11日に15年となる中枢同時テロに思いを巡らそうと呼び掛けた。「多くの事が変わったが、恐怖に屈せず、互いに気を配る米国民の本質は不変だ」と述べ、団結力が米国の強さだと訴えた。

人種や信仰などの多様性こそが「米国が偉大な理由だ」と強調。互いの疑心暗鬼によって、分断を許してはならないと戒めた。大統領選で共和党候補トランプ氏が見せてきた排外主義的な姿勢が念頭にある。

銃乱射テロが増えるなど15年間で脅威は進化したと指摘。その上で「テロリストは決して米国を打ち負かすことはできない」と述べた。《共同通信》



9月10日 その日のできごと(何の日)