令和1673日目
2023/11/28
【NPBアワーズ】
今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが28日、東京都内で開かれ、セ・リーグの最優秀選手(MVP)と最優秀新人(新人王)に阪神の村上頌樹投手が選ばれた。ダブル受賞は1980年の木田勇(日本ハム)、90年の野茂英雄(近鉄)に続き史上3人目。
パ・リーグではオリックスの山本由伸投手が一昨年、昨年に続き3度目のMVPに選出された。3年連続は76〜78年の山田久志(阪急)、94〜96年のイチロー(オリックス)に続く史上3人目の快挙。新人王にはオリックスの山下舜平大投手が選ばれた。
3年目の村上は4月22日の中日戦で完封してプロ初勝利を挙げ、先発の中心として活躍。10勝6敗、防御率1.75で最優秀防御率を獲得し、阪神日本一の立役者となった。
山本は16勝6敗、防御率1.21で169奪三振。3年連続で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の投手4冠と沢村賞に輝き、チームをリーグ3連覇へ導いた。山下は3年目で開幕投手としてプロ初登板を果たし、9勝3敗、防御率1.61だった。《共同通信》
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【プロ野球】
28日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。外国為替市場で円高ドル安が進行したことを材料に、輸出関連企業の収益を押し下げるとの観測から売り注文が優勢だった。
終値は前日比39円28銭安の3万3408円39銭。東証株価指数(TOPIX)は5.05ポイント安の2376.71。出来高は約13億1365万株だった。《共同通信》
【JR西日本】ローカル線の平均収支悪化
JR西日本は28日、利用者が少ないローカル線の2020〜22年度平均の収支を公表した。対象とした1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)が2千人未満の17路線30区間について、費用に対する収入の割合を示す収支率の平均は10.4%で、19〜21年度よりも0.5ポイント悪化した。沿線人口の減少に加え、新型コロナウイルス禍によって利用者が低迷した。
芸備線の一部区間については、斉藤鉄夫国土交通相が28日に路線の存廃を議論する「再構築協議会」を設置する方針を表明。設置されれば全国初となる見込みで、国や自治体、鉄道事業者らが3年以内をめどに利用を促進するか、バスに転換するかなどを決める。《共同通信》
【立憲民主党・辻元清美参院議員】車道横断認め謝罪
立憲民主党の辻元清美参院議員は28日、交流サイト(SNS)上で動画が拡散している車道横断は自身の行為だと認め、謝罪した。取材に「猛省している。自分が恥ずかしい。二度としない」と述べた。動画には、参院議員会館近くの横断歩道手前でタクシーを降り、中央分離帯を乗り越える様子が写っていた。
SNS上で「これで国会議員とは恥ずかしい」などと批判を受け、辻元氏は21日付のブログに「列車の時刻があったので焦ってしまった」と投稿していた。辻元氏によると、映像は18日のもので、議員会館に忘れ物があったという。《共同通信》
【垂秀夫駐中国大使】拘束邦人と面会
垂秀夫駐中国大使は28日、中国当局にスパイ容疑で拘束されているアステラス製薬の日本人男性社員と領事面会した。大使による面会は初めて。男性の健康状態に問題はないという。日本政府関係者が明らかにした。大使面会により男性の拘束を重く見ていることを中国に示し、早期解放を求める姿勢を明確にする狙い。
男性との領事面会は今回で8回目。これまでは北京の日本大使館員が担ってきたが、今回は垂氏が北京の収容施設で男性と直接面会した。医務官も同行し、男性の健康状態をチェックした。
岸田文雄首相は米国で16日に習近平国家主席と会談し、男性を含む中国で拘束された邦人の早期解放を求めた。 《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
5日連続で人質解放
イスラエル首相府は28日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで拘束する人質のうち、新たに12人が解放されたと発表した。仲介するカタール政府によると、これと交換でイスラエルも拘束していたパレスチナ人30人を釈放した。身柄交換は5日連続。ガザの戦闘休止合意は28日から2日間延長されていた。29日もハマスが人質10人を解放する見通し。
米紙によると、カタールでは米国やイスラエルの高官らが戦闘休止の再延長や、さらなる人質解放に向けて協議した。ハマスがこれまで対象としている人質は、イスラエル人の女性や子どもら民間人で、兵士や男性の解放に向けた交渉に焦点が移りつつある。
イスラエル首相府によると、今回解放されたのは17歳から84歳のイスラエル人女性10人と、タイ人2人。
外国人の解放は合意とは別枠で実施され、男性も含まれている。5日間でハマスが解放した人質は外国人を含め計81人、イスラエルが釈放したパレスチナ人は計180人となった。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
米・NATO、支援継続を確認
ブリンケン米国務長官は28日、訪問先のベルギー・ブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した。ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援継続を改めて確認。NATOの抑止力強化のほか、来年7月にワシントンで開催されるNATO首脳会議に向けた準備について協議した。
ストルテンベルグ氏はパレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、イスラエルとイスラム組織ハマスによる戦闘休止の延長を歓迎した。ブリンケン氏は、ハマスが拉致した人質の解放に向けた取り組みを続けると強調した。《共同通信》
ゼレンスキー大統領、ロシア撤退まで停戦せず
ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、共同通信などアジアの一部メディアと首都キーウ(キエフ)の大統領府で会見し、ロシアがウクライナから部隊を撤退させない限り、停戦に応じないと明言した。欧米では停戦を探る動きもあるが、ゼレンスキー氏は否定。中東パレスチナ情勢が緊迫し、侵攻への関心が低下していることへの懸念を示した。来年2月に東京で開かれる日ウクライナ経済復興推進会議の成果に期待を示した。
ゼレンスキー氏はロシア軍が撤退しないままの停戦は「紛争の凍結」に過ぎず、ロシアは時間を稼いで戦力を回復した後、領土を奪うため再び攻撃を仕掛けてくると主張。「ロシアは平和を望んでいない」と述べた。
欧米で広がりつつある停戦論に関しては「手を切り落として他人に渡すような案」しか見たことがないと批判し、領土を割譲してまで和平を求める考えはないと断言した。
ロシアのプーチン大統領については「貪欲で常に飢えている」「ソ連がかつて有していた影響力を取り戻すことを目標としている」と分析した。 《共同通信》
【MLB】
米大リーグのタイガースは28日、ツインズからフリーエージェント(FA)になっていた前田健太投手(35)と2年総額2400万ドル(約35億3千万円)で契約を結んだと発表した。年俸は2024年が1400万ドル、25年は1千万ドル。球団の財団に2年間で計12万ドルを寄付するという。
オンラインで記者会見したハリス編成本部長は、前田の制球力や投球術を高く評価し「若い投手に影響を与えられるベテランを先発陣に加えたかった」と期待を語った。
前田は21年に受けた右肘の手術から復帰した今季、21試合に登板して6勝8敗、防御率4.23でツインズの地区優勝に貢献した。《共同通信》
【豊田有恒さん】死去
SF作家で、日本SF作家クラブ会長を務めた豊田有恒さんが11月28日午前9時36分、食道がんのため東京都の自宅で死去した。85歳。前橋市出身。葬儀は近親者で行った。
1960年代に「火星で最後の……」でデビュー。代表作に「倭王の末裔」「モンゴルの残光」など。テレビアニメ「鉄腕アトム」や「エイトマン」の脚本も手がけ、テレビ版「宇宙戦艦ヤマト」の監修にも参加した。島根県立大名誉教授も務めた。《共同通信》