令和1698日目

2023/12/23

【MLB】

松井裕樹投手、パドレスと5年契約

米大リーグ、パドレスは23日、プロ野球楽天から海外FA権を行使した松井裕樹投手(28)と5年契約を結んだと発表した。スポーツ専門局ESPNによると、総額2800万ドル(約40億円)。日本で通算236セーブの救援左腕はダルビッシュ有のチームメートとなり、ドジャース入りした大谷翔平や山本由伸と同じナショナル・リーグ西地区で戦う。

2014年に神奈川・桐光学園高からドラフト1位で楽天に入団し、2年目から抑えを任された。今年4月には史上最年少で通算200セーブに到達。59試合で2勝3敗39セーブ、防御率1.57を記録し、2年連続3度目のセーブ王に輝いた。

大谷選手、背番号のお礼にポルシェ

米大リーグのドジャースに加入した大谷翔平に背番号「17」を譲った救援右腕ケリーの妻アシュリーさんが23日、自身のインスタグラムで、大谷からお礼として高級車ポルシェがプレゼントされたことを報告した。

自宅の前にポルシェが届き「大谷からの贈り物だよ」と伝えられたアシュリーさんが驚く様子の動画が投稿され、ドジャースの球団公式のX(旧ツイッター)もこの動画を紹介した。

大谷は自身のインスタグラムには、ドジャースと契約合意し、チームメートになる山本由伸投手と日本料理店で会食したことを投稿した。《共同通信》

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【上皇陛下】90歳に

上皇さまは23日、卒寿となる90歳の誕生日を迎え、東京・元赤坂の赤坂御用地にある仙洞御所で祝賀行事に臨まれた。上皇后美智子さまが同席し、天皇、皇后両陛下や長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻や次女佳子さまら皇族からお祝いのあいさつを受けた。

午前11時10分ごろ、両陛下は赤坂御用地に入る際、車の後部座席の窓を開け、沿道に集まった人たちに笑顔で手を振った。愛子さまは別の車で仙洞御所に向かった。

上皇ご夫妻は、岸田文雄首相ら三権の長や、側近部局の上皇職職員、宮内庁の西村泰彦長官ら幹部からも祝賀を受けた。夜には、秋篠宮家の長男悠仁さまがお祝いのあいさつに訪れた。《共同通信》

【海自大湊地方総監部】女性初の「海将」着任式

海上自衛隊で最も階級が高い「海将」に女性で初めて昇任した近藤奈津枝氏(57)が23日、海自大湊地方総監部(青森県むつ市)でトップである地方総監の着任式に臨んだ。昇任は22日。女性の「将」は陸将、空将を含めて1954年の自衛隊発足から前例がなく、地方総監も初めて。

近藤氏は「私たちに求められるのは、この国を守り抜くため、精強かつ持続力のある地方隊をつくり上げること」と訓示。報道陣には「自衛隊には女性が活躍するに当たり課題があるので、積極的に(解決に)取り組む」と強調した。

山口県出身。2016年に医官を除いて女性で初めて「海将補」になり、大湊地方総監部の幕僚長などを経て、22年からは海自幹部候補生学校長を務めた。

地方総監部を含む地方隊は全国に五つあり、護衛艦などによる警戒・監視を行う。大湊地方隊は津軽海峡や北海道周辺の海域が担当。《共同通信》

【フィギュアスケート】

フィギュアスケートの全日本選手権第3日は23日、長野市ビッグハットで行われ、男子はショートプログラム(SP)トップで26歳の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー2位の合計298.04点で2連覇した。歴代2位で本田武史と羽生結弦に並ぶ通算6度目の制覇となり、3連覇が懸かる世界選手権(来年3月・モントリオール)代表に決まった。

SP3位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がフリー1位の合計292.10点で自己最高の2位に入り、2年ぶりの代表に前進。山本草太(中京大)がSPから一つ下げて3位。三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は4位、佐藤駿(エームサービス・明大)は5位だった。

出場1組のペアは長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)がフリーを演技し、SPとの合計173.64点だった。

最終日の24日は女子フリーを実施し、グランプリ(GP)ファイナル覇者でSP首位の坂本花織(シスメックス)が3連覇を目指す。《共同通信》

【北陸地方】大雪

22日からの大雪の影響で、北陸地方では23日にかけ、住民が転倒したり、車がスリップしたりする事故が相次ぎ、6人がけがをした。石川県輪島市では、倒木が道路をふさぐなどしたため176世帯が孤立した。北陸新幹線は信号トラブルで遅れが出た。

金沢市によると、23日までに80代男性が雪道で転倒、20代女性が側溝に落ちた。40代男性が除雪機で作業中に指をけがした。いずれも軽傷。

富山県警によると、22日夕方から23日朝に県内で85件のスリップ事故があり、3人が軽いけがをした。福井県でも北陸自動車道や中部縦貫自動車道で約10件起きたが、けが人はいなかった。

輪島市によると、門前町中谷内地区などが孤立した。

JR西日本によると、北陸新幹線の富山―黒部宇奈月温泉間で23日朝、雪の影響でレールの部品が損傷し、信号が赤から青に変わらなくなるトラブルがあり、上り列車4本が90分以上遅れた。

北陸電力送配電によると、石川県では輪島市など能登地方を中心に2千戸超が停電。同社が復旧作業を進めている。《共同通信》

大雪のため倒れた木などが道路をふさぎ、一時176世帯が孤立状態となった石川県輪島市で23日、市などは除雪や倒木の撤去を進めた。徐々に解消しつつあるが、同日夕方時点で120世帯の孤立が続いている。体調不良を訴えている人はいないという。

同県では輪島市など能登地方を中心に2千戸超が停電。北陸電力送配電が順次、復旧作業を進めている。

金沢市では、雪道を歩行中に転倒するなどし、3人が軽傷を負ったことを新たに確認した。

日本の「さくら名所100選」にも選ばれている福井市の足羽川堤防にある桜並木では、高さ約10メートルの桜の木3本が雪の重みで倒れた。《共同通信》

【奈良県下北山村】国道で土砂崩れ

23日午後8時55分ごろ、奈良県下北山村の国道169号で「土砂崩れが起きた」と110番があった。県警吉野署によると、車1台が巻き込まれ、運転手の50代男性が負傷し搬送された。地元消防は24日、他に1台が埋まっている可能性が高いと説明、少なくとも男性1人が乗っていたとみて確認している。消防は24日夕、二次災害の危険性があるため、この日の救助作業を終了したと明らかにした。25日以降再開するとしている。

県によると、付近は大雨で5月にも土砂崩れが起きており、仮設の防護柵を設けて片側通行にしていた。

搬送された男性は約7時間車内に閉じ込められたものの、意識はあるという。土砂は高さ約5m、幅20〜30mにわたって崩落した。

県は付近の復旧工事に向けた準備を進めていた。現場は三重県境に近い山間部で、道路を挟んで斜面の反対側は池原ダムの貯水池になっている。

状況確認のため現地を視察した京都大の大西有三名誉教授(岩盤工学)は、今回の原因として、寒暖差の影響で岩盤の劣化が進んだ可能性を指摘した。《共同通信》

【立憲民主党・泉健太代表】公明に連立離脱提案

立憲民主党の泉健太代表は23日、公明党に自民党との連立政権から離脱するよう提案した。自民派閥の政治資金パーティー事件を「同じ穴のむじなと見られたくない」と批判した公明党の山口那津男代表の発言について認識を問われ「連立を離脱して政治改革を訴えるべきだ」と滋賀県近江八幡市で記者団に語った。

公明の「大衆とともに」との立党精神を念頭に「岸田政権の下にいる公明なのか、大衆の下に立つ公明なのかが問われている」と指摘。「本当に裏金政治を一掃したいなら、立党精神に戻るべきだ」と強調した。

これに先立つ近江八幡市での街頭演説では「野党各党の力を合わせて新しい政権をつくる」と訴えた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍、東岸拠点に15回攻撃

ウクライナ軍参謀本部は23日、南部ヘルソン州のドニエプル川の渡河作戦で、ロシア側が支配する東岸にウクライナ軍が築いた拠点に対して、ロシア軍が同日、15回にわたる攻撃を仕掛けたと発表した。いずれも撃退したと主張した。

ウクライナ軍は11月、東岸に複数の拠点を確保したと表明した。ロシア軍との間で激しい戦闘が続いている。

ロシア軍は23日、ドニエプル川西岸のヘルソン市の住宅地に攻撃を加えて、火災が起きた。ヘルソン市当局者が明らかにした。7人が負傷した。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラエル首相、戦闘継続を明言

イスラエルのネタニヤフ首相は23日、バイデン米大統領と電話会談し、イスラム組織ハマス掃討の目標達成までパレスチナ自治区ガザで戦闘を続けると再び明言した。バイデン氏は民間人保護の重要性を訴えた。イスラエル軍のハガリ報道官はガザ南部で地上侵攻を拡大し、南部最大都市ハンユニスで地下施設への作戦を続けていると語った。

軍はハマス指導者らが南部の地下に潜伏中とみて追跡している。ハレビ参謀総長はハンユニスに入り「まだやることがある」と語った。ハマスも抗戦しており、10月下旬に地上侵攻を開始後のイスラエル軍兵士の死者は140人を超えた。軍は武器の製造や調達を担うハマスの責任者をガザ南部ラファで22日に空爆で殺害したと表明した。

ハマスは23日、イスラエル軍の攻撃後、人質5人を担当するグループと連絡が取れなくなり、人質は死亡したとみられるとの声明を出した。

ガザ保健当局は23日、10月に戦闘が始まって以降のガザ側の死者が2万258人となったと発表した。1日で201人増えた。負傷者は5万3千人以上。イスラエル側の死者は約1200人に上る。《共同通信》