令和1691日目

2023/12/16

【首相動静】

ASEAN7カ国首脳と会談

岸田文雄首相は16日、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の友好協力50周年に合わせた特別首脳会議のために来日した7カ国首脳と「マラソン会談」に臨んだ。インドネシアのジョコ大統領とは、同国の海上保安能力強化のため、約90億5千万円相当の大型巡視船1隻の供与で合意した。特別首脳会議は17日に東京で開催され、安全保障や経済、人的交流など幅広い分野で連携強化を確認する。共同声明も発表する予定だ。

今年のASEAN議長のジョコ氏は特別首脳会議で岸田首相と共同議長を務める。両政府は16日、自動車など関税引き下げを盛り込んだ経済連携協定(EPA)改定に大筋で合意した。《共同通信》

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【野球】

10月末に右膝を手術した広島の秋山翔吾外野手が16日、出身地の神奈川県横須賀市の令和佐原球場で、恒例の「秋山翔吾野球教室」を開催した。

術後初めて打撃を披露。小学生110人を前に、外野へ大きな当たりを放ち、大歓声を浴びた。回復具合について「打球を捕ったりとかはまだ難しいけど、順調にきている」と話した。

親交のある小泉進次郎元環境相が投手を務め、対戦結果は右飛だった。小泉氏は「私が打ち取った翌年は活躍している。チームが優勝して彼の喜ぶ姿が見たい」と期待を寄せた。《共同通信》

【上川陽子外相】ASEAN外相と会談

上川陽子外相は16日、来日したインドネシアのルトノ外相と、紛争解決や平和構築の過程で女性の参画を推進する「女性・平和・安全保障(WPS)」をテーマに東京都内で対談した。「女性を含む多様な視点が加わることで政治が安定し、民主主義が豊かになる」と強調。両外相はWPSの取り組みの重要性を確認した。

上川氏は災害対応でも女性の視点が大切だと指摘。「日本とASEANの友好協力50周年を契機に、各国と共にWPS推進に取り組みたい」と伝えた。ルトノ氏は日本とASEANの特別首脳会議に合わせて訪日した。上川氏は16日、シンガポール、フィリピン、マレーシアの外相とも個別に会談した。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ハマス掃討作戦を堅持

イスラエルのネタニヤフ首相は16日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに拘束されていた人質3人を軍が誤って射殺したことを受け記者会見し「人質を取り戻すためにも勝利のためにも軍事的圧力は必要だ」と述べ、ハマス掃討作戦を堅持する姿勢を表明した。

一方、首相府は17日、イスラエルとガザ南部境界のケレムシャローム検問所を再開したと発表した。これまではガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が唯一の支援物資の搬送路だった。ガザでは食料事情が悪化する中、人道支援拡大が期待される。

人質家族らの間ではガザ侵攻より交渉での人質解放を優先すべきだとの声が高まるが、ハマス掃討への支持は根強い。軍によるとハマスはなお130人前後を拘束中。

人質解放を巡っては、カタールのムハンマド首相兼外相とイスラエル対外特務機関モサドのバルネア長官が15日、欧州で会談。カタールはイスラエルとハマスの仲介役を務める。ハマス幹部はイスラエルがガザ侵攻をやめるまで追加の人質解放には応じないと主張しており、双方の隔たりは大きい。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

無人機攻撃、93%を迎撃

ウクライナのゼレンスキー大統領は16日の声明で、ロシアは今週、イラン製無人機「シャヘド」112機で攻撃してきたが、このうち約93%に当たる104機を迎撃したと明らかにした。欧米から供与された防空システムが「完璧に作動している」と強調した。

ロシアは最近、無人機や弾道ミサイルなどによって首都キーウ(キエフ)を含む都市部への攻撃を強めている。冬季のインフラ攻撃を本格化させたとの見方が出ている。

ウクライナ空軍は16日、15日夜から16日朝にかけて、シャヘド31機がロシアの3地点から飛来し、うち30機を北部キーウ州、東部ドニエプロペトロフスク州、南部のヘルソン州、ザポロジエ州などで撃墜したと発表した。 《共同通信》

【MLB】

米大リーグ機構は16日、アメリカン、ナショナル各リーグで傑出した打者をファン投票などで選ぶ「ハンク・アーロン賞」を発表し、大谷翔平(29)が日本選手として初受賞した。1999年創設の同賞に、大谷は3年連続で最終候補入りして初めて選出された。

エンゼルスでプレーした今季は日本勢初の本塁打王に輝き、打率3割4厘、44本塁打、95打点の好成績を収めた。

投手としても10勝を挙げ、同日発表された「オールMLBチーム」では初めて指名打者(DH)と先発投手の両部門でファーストチームに選ばれた。ファン投票などにより、2019年から両リーグの区別なくファースト、セカンドチームを表彰しているもので、大谷は21年にDH、22年に先発投手でファーストチームに入り、選出は3年連続となった。

今季のメジャーの主な表彰はこれが最後。大谷は、史上初めて2度目の満票選出となったア・リーグ最優秀選手(MVP)や、打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞などに続く受賞となった。《共同通信》