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2025 令和7年3月22日(土) 日中ハイレベル経済対話

令和2153日目

2025/03/22

その日のできごと(何の日)

【日中ハイレベル経済対話】

日中両政府は22日、東京都内で閣僚級の「日中ハイレベル経済対話」を開催した。岩屋毅外相と中国の王毅外相が出席し、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に伴う中国の日本産水産物の輸入規制に関し、輸入再開に向けた協議継続を確認した。外相会談も実施し、岩屋氏は規制撤廃の早期実現を要求した。具体的な再開時期は決まらなかった。経済対話の開催は2019年4月以来、約6年ぶり。岩屋氏は会談で、日本や台湾周辺での軍事活動の活発化に懸念を伝達した。

外相会談は岩屋氏が訪中した昨年12月以来。両氏は「戦略的互恵関係」を包括的に推進する方針を確認した。グリーン経済や少子高齢化への対応など幅広い分野で互恵的な実務協力の推進も申し合わせた。安全保障分野の意思疎通を深めていくため、日中安保対話の早期開催で一致した。

岩屋氏は、台湾海峡を巡り「力や威圧による一方的な現状変更の試み」への反対を表明。沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海や南シナ海への進出や邦人拘束などについても懸念を伝えた。《共同通信》

【のとじま水族館】全面再開

昨年元日の能登半島地震で被害を受けた石川県七尾市の「のとじま水族館」が22日、全面再開した。地震後休止していたイルカショーを初めて実施。いしかわ動物園(同県能美市)とマリンピア日本海(新潟市)に1頭ずつ避難させていたアシカ2頭も21日に帰還した。

ショーでは、飼育員の合図でイルカが水しぶきを上げながら、力強い技を披露した。長野市の小1女子児童(7)は「宙返りがすごかった。また来たい」と笑顔を見せた。

水族館は地震で被害を受け、昨年7月に営業を再開した後も、施設の復旧を順次進めてきた。県内外の8都府県の施設に避難させていたイルカなど9種63個体は、全て戻っている。《共同通信》

【高校野球】

選抜高校野球大会第5日は22日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、早実(東京)、聖光学院(福島)、初出場の浦和実(埼玉)が2回戦へ進んだ。

早実は高松商(香川)に8―2で快勝。101年前の第1回大会決勝と同じカードで中村が8回1失点、4安打3打点と投打に活躍した。

聖光学院は延長十二回タイブレークの末、常葉大菊川(静岡)に4―3でサヨナラ勝ち。無得点で延長戦に入って2度追いつき、犠飛で決勝点を挙げた。浦和実は石戸が6安打完封し、滋賀学園に3―0で勝った。《共同通信》

【大相撲】

大相撲春場所14日目(22日・エディオンアリーナ大阪)元大関の平幕高安は美ノ海に寄り切られ、関脇大栄翔を押し出した大関大の里と3敗で首位に並んだ。大栄翔は5敗目。4敗は平幕の美ノ海、時疾風、新入幕の安青錦となった。

千秋楽はトップの2人がともに勝てば優勝決定戦。両者が敗れた場合は4敗を守った力士を加えた決定戦にもつれ込む可能性がある。

大関琴桜は平戸海に寄り切られて8勝6敗。小結は霧島が7勝目を挙げ、阿炎は負け越した。十両優勝を決めている新十両草野は13勝目。《共同通信》

【世界陸上】

陸上の世界室内選手権第2日は22日、中国の南京で行われ、パリ五輪代表で女子1500メートル、5000メートルなどの日本記録を持つ田中希実(ニューバランス)が3000メートルに出場し、8分47秒93で10位だった。

男子60メートル障害では西徹朗(早大)が準決勝2組で7秒83の6着に終わり、決勝進出はならなかった。男子七種競技は前半の4種目が行われ、丸山優真(住友電工)は3135点の11位。後半3種目は23日に行われる。《共同通信》

【すき家】みそ汁にネズミ

牛丼チェーン「すき家」は22日、鳥取南吉方店で1月に提供したみそ汁にネズミが混入していたと発表した。客が食べる前に気づき発覚した。提供前の容器にネズミが自ら入り込んだとみられるという。同社は「ご迷惑とご心配をおかけしたことをおわびする」と謝罪した。

すき家によると、発生は1月21日午前8時ごろ。1匹のネズミが動かない状態でみそ汁の容器に入っていた。店内の監視カメラで確認したところ、みそ汁が入った鍋に混入している様子は見られなかったという。保健所に相談した上で店舗を一時閉鎖し、ネズミの侵入経路となるひび割れ対策などをしたとしている。《共同通信》

【三重県御浜町】夜行バスが衝突

22日午後8時半ごろ、三重県御浜町下市木の国道42号で、大型バスが道路脇の防風林に突っ込んだ。地元消防や県警によると、運転手と乗客の計22人が病院に搬送され、運転手のAさん(57)=埼玉県=が死亡した。残る21人がけがをし、多くは軽傷という。

県警によると、西武観光バス(埼玉県)が運行する夜行バス。和歌山県那智勝浦町から、さいたま市に向かっていた。バスに乗っていたのは計23人。運転手2人が交代制で運行していて、もう1人は仮眠中でけがはないという。

現場は和歌山県境に近い三重県南部で、JR紀伊市木駅から北に約600メートル。片側1車線の直線だった。

バスは道路脇の木に衝突。正面部分が大きくへこみ、フロントガラスが大破していた。《共同通信》

【首相動静】

石破茂首相は22日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式に出席し、自衛隊の最高指揮官として訓示した。「防衛力の抜本的強化は、わが国の抑止力を強化するため不可欠だ。国家安全保障戦略などに基づき、引き続き取り組む」と訴えた。自衛官の処遇改善に関し「誇りと名誉を持ち、職務に専念できるよう、私が先頭に立って取り組む」と強調した。

中国の海洋進出や北朝鮮の弾道ミサイル発射、ロシアのウクライナ侵攻に触れ、日本を取り巻く厳しい安全保障環境に言及した。

本科の卒業生は留学生を除き363人で、うち女性は56人。任官辞退者は40人で昨年より5人増えた。式典には卒業生の家族らも参加した。《共同通信》

【日中韓外相会談】

岩屋毅外相は22日午前、東京都内で中国の王毅外相、韓国の趙兌烈外相との3カ国外相会談を開いた。岩屋氏は冒頭「未来志向の交流と協力推進は共通の利益で、地域と国際社会の平和と繁栄に極めて重要だ」と強調した。早期の首脳会談開催に向け、調整を加速させる方針で一致。核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応を巡って協議した。

日中韓外相会談は2023年11月に韓国・釜山で開催して以来となる。日本が議長国を務めている。

会談で岩屋氏は「対話と協調を通じ、分断と対立を乗り越える努力が重要だ」とも指摘した。王氏は3カ国の「協力の潜在力を絶えず発掘する」と述べ、協力関係構築に意欲を表明した。一方で今年は抗日戦争勝利80周年の節目に当たると指摘し「誠実に歴史を反省して初めて未来を創り出せる」と述べ、日本をけん制した。

ロシアによるウクライナ侵攻に関し、岩屋氏は「力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ認められない」と強調し、ロシアと北朝鮮の軍事協力進展に懸念を表明した。《共同通信》

【英・ヒースロー空港】全面再開

空港に電力を供給する変電所の火災に伴う停電で閉鎖していた英ロンドンのヒースロー空港が22日、運営を全面再開した。ロイター通信が報じた。21日の一部再開後さらに復旧作業を進めていた。ヒースローは国際的なハブ(拠点)空港。日本を含む各国の航空機が欠航や離陸後の引き返しを余儀なくされ、約20万人が影響を受けた。

英メディアによると、警察と消防当局は21日、変電所火災の原因について事件性はないとの見方を示した。ロンドン警視庁はテロの可能性を排除せずに捜査していた。火災は20日夜に発生し、一時は周辺の6万7千世帯が停電した。

国際航空運送協会のウォルシュ事務局長は「国家や世界にとって重要なインフラが、代替手段もなく単一の電源に依存しているのはなぜか」と疑問を呈した。空港幹部は「電力のバックアップシステムは作動したが、空港全体を動かせる規模ではない」と述べた。設計上の不備を指摘する声もある。

ヒースロー空港は欧州で最も利用客が多く、BBC放送によると、昨年は8390万人が利用した。《共同通信》

【韓国情勢】

韓国各地で山林火災が相次ぎ、山林庁は22日、南東部の慶尚南道や慶尚北道など複数の自治体に、危機警報で4段階のうち最高の「深刻」を発令した。韓国メディアによると、慶尚南道では消火作業中の2人が死亡、2人が行方不明となり、多くの住民が避難している。

空気の乾燥や強風が影響しているとみられ、火災は南西部の全北特別自治道などでも発生した。首都ソウルや近郊の仁川などにも上から2番目の「警戒」が発令された。

大統領代行の崔相穆経済副首相兼企画財政相は22日、消防や自治体が協力して消火に最善を尽くすよう求めた。《共同通信》