令和938日目

2021/11/23

この日のできごと(何の日)

【立憲民主党代表選】討論会

立憲民主党代表選(30日投開票)に立候補した4氏が23日、福岡市の討論会で、所得税の累進性強化や法人税増税など税制の在り方を見直すべきだと主張した。立民が重視する格差是正を念頭に置いたとみられる。街頭演説では泉健太政調会長が国会審議で政策提案を重視する意向を表明。自民、公明両党への対抗姿勢を前面に打ち出した。


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討論会で逢坂誠二元首相補佐官は「個人の税負担に対し、大企業はあまり負担していない。所得の再配分機能を強化し、税負担を公平にしていく」と強調。消費税、法人税、所得税、金融所得課税、社会保険料の一体的な改革が必要だとの認識を示した。

小川淳也元総務政務官は、減税を掲げて先の衆院選に臨んだ経緯に触れ「次世代を意識し、所得税の累進性や法人税の適正な課税について考える必要がある。消費税も逃げることなく正面から議論する」と語った。

泉健太政調会長は「社会保障財源は消費税だけではない」と指摘。直接税と間接税の比率見直しなど「日本の税の在り方をフラットに考えるべきだ」と提起した。西村智奈美元厚生労働副大臣は、金融所得課税を増やし、所得税の累進性強化を目指す考えを示した。

外交・安全保障政策を巡っては、全員が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の見直しを訴えた。

それに先立つ演説会で泉氏は「政策提案能力を前面に出す。これからは衆院予算委員会で法案や政策を国民にアピールしていく」と訴えた。

小川氏は森友・加計学園を巡る問題に関し「権力が長期化し、身内びいきのことをやってきた」と批判。逢坂氏はアベノミクスの効果は薄いとした。西村氏は、衆院選で有権者が積極的に自公政権を選択したわけではないと強調した。《共同通信》

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【プロ野球・日本シリーズ第3戦】

SMBC日本シリーズ2021は23日、東京ドームに舞台を移して第3戦が行われ、20年ぶりの日本一を狙うヤクルト(セ・リーグ優勝)が25年ぶりの頂点を目指すオリックス(パ・リーグ優勝)に5−4と逆転勝ちで2連勝を飾り、対戦成績を2勝1敗とした。

ヤクルトは0−1の五回に中村の2点適時打に失策が絡んで3点を奪い逆転。投手陣がつかまり再びリードを許したが、3−4の七回にサンタナの2点本塁打で再逆転した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の日程より1週間遅れたため、既にアマ野球の大会の予定が入っていた神宮球場が使えず、東京ドームでの開催となった。《共同通信》

ヤ5−4オ

ヤクルトがシーソーゲームを制した。0−1の五回に中村の2点適時打に失策が絡み計3点を挙げ、3−4とされた七回にサンタナの2ランで再び逆転。石山が七回途中から好救援しマクガフが九回をしのいだ。

オリックスは1−3の六回に杉本の2ランで追い付き、七回に吉田正の適時二塁打で勝ち越したが、4番手の吉田凌が手痛い一発を浴びた。《共同通信》

【大相撲】

大相撲九州場所10日目(23日・福岡国際センター)横綱照ノ富士が豊昇龍をきめ出して初日から10連勝。大関貴景勝が関脇明生に押し出されて初黒星を喫したため、単独首位に立った。明生は五分の星に戻した。

大関正代は高安を押し出して6勝目。関脇御嶽海は宝富士に寄り切られて2敗に後退した。

照ノ富士を1差で貴景勝と平幕の阿炎が追い、2敗は御嶽海に平幕の玉鷲、宇良、北勝富士を加えた4人。十両は王鵬に土がつき、荒篤山と1敗で並んだ。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染113人

国内で23日、新たに113人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京17人、北海道14人、大阪13人、愛知と福岡で各12人など。死者は埼玉と福岡で各1人の計2人だった。

厚生労働省によると、全国の重症者は60人で、前日から3人減少した。

愛知と兵庫で各1人、過去に発表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【日越防衛相会談】

岸信夫防衛相は23日、ベトナムのファン・バン・ザン国防相と防衛省で会談した。最近の東・南シナ海情勢について意見交換し「力による一方的な現状変更の試みに強く反対し、法の支配に基づく国際秩序維持」のため連携することを確認した。軍事力を増強する中国への対応が念頭にある。両国は、サイバーセキュリティー分野での防衛協力を進める覚書に署名した。

岸氏は会談後の記者会見で、東アフリカのスーダンと南スーダンの境界部での国連平和維持活動(PKO)に参加するベトナムに対し、陸上自衛隊員をベトナムに派遣して技術指導を行う方針も表明した。《共同通信》

【ベラルーシ】一部難民が出国

ベラルーシ内務省は23日、欧州連合(EU)入域を目指し、ベラルーシに入国した中東などからの難民・移民のうち118人が22日に首都ミンスクから空路で出国したと明らかにした。ロシアメディアが伝えた。今後同様の動きが続くとしており、混乱が収束する可能性がある。

難民らは個々に出国の手配を行い、ベラルーシ当局が手続きを支援したという。ベラルーシからは18日、イラク側が用意した特別機で既に約430人がイラクに帰国した。

ベラルーシ内務省の関係者は、EU入域を強く希望し、帰国を拒む難民がいることも明らかにした。《共同通信》

【米・ミズーリ州】42年服役の男性は冤罪

米中西部ミズーリ州の裁判所は23日、3人殺害の罪で1979年に終身刑を受けて服役していた黒人男性の冤罪を認めた。直接の物証がなく有罪の根拠となった証言が撤回されたことが理由。男性はただちに釈放された。米メディアが伝えた。冤罪で服役した期間は42年を超え同州では最長、全米でも有数の長さという。

冤罪が認められたのはケビン・ストリックランドさん(62)で78年に同州カンザスシティーで20代の男女3人が殺害された事件で逮捕。親族がアリバイを証言し、犯行と結び付く物証はなかったが、全員が白人の陪審に50年間仮釈放なしの終身刑を言い渡された。《共同通信》

【卓球・世界選手権】開幕

2年に1度開催される卓球の世界選手権個人戦は23日、米ヒューストンで開幕し、シングルス1回戦で男子の丹羽孝希がナンドル・エチェキ(ハンガリー)を4−0で下した。戸上隼輔はトマーシュ・ポランスキー(チェコ)に4−1で勝利した。

森薗政崇もデニ・コジュル(スロベニア)を4−0で退けたが、宇田幸矢はダン・チウ(ドイツ)に1−4で敗れた。

女子の芝田沙季はマドゥリカ・パトカル(インド)に4−0で快勝した。平野美宇もマリア・タイラコワ(ロシア)にストレート勝ちした。《共同通信》

【韓国・全斗煥元大統領】死去

韓国で1979年の粛軍クーデターや、80年の光州事件を首謀したなどとして無期懲役が確定した全斗煥元大統領が23日午前、ソウル市内の自宅で死去した。90歳。多発性骨髄腫などの持病があったという。韓国メディアが報じた。民主化運動を弾圧する一方、在任中はソウル五輪誘致に成功したほか、84年9月に韓国大統領として初めて公式訪日した。

慶尚南道陜川出身で、陸軍士官学校卒。79年10月の朴正熙大統領暗殺後、戒厳司令部合同捜査本部長として粛軍クーデターで軍の実権を掌握した。80年5月の光州事件を経て9月に大統領に就任した。《共同通信》



11月23日 その日のできごと(何の日)