令和897日目

2021/10/13

この日のできごと(何の日)

【立憲民主党】衆院選公約を発表

立憲民主党の枝野幸男代表は13日、記者会見し衆院選公約を発表した。「分配なくして成長なし」を掲げて医療や介護、教育など公的サービスに予算を重点配分。格差や貧困を減らすことで消費を増やし、成長を促す経済政策を柱とした。富裕層や超大企業への課税強化で財源を賄う。「成長も分配も」として金融所得への課税強化を一転先送りした岸田政権に対し、分配重視で「1億総中流社会」復活を目指す。

新型コロナ対策で総額30兆円超の補正予算を編成。1年間に限定し年収1000万円程度まで所得税を実質免除し、低所得者に年額12万円を給付する。医療・介護従事者には慰労金20万円も支給する。《共同通信》

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【東京株式市場】

13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。原油先物など資源価格の高騰を背景に企業業績の悪化につながるとの懸念から売り注文が優勢だった。

終値は前日比90円33銭安の2万8140円28銭。東証株価指数(TOPIX)は8.85ポイント安の1973.83。出来高は約11億1180万株だった。《共同通信》

【プロ野球・13日】

オ2−8ロ

ロッテが先発全員の16安打8得点で連敗を3で止めた。一回にレアードの右前打で先制。三回には4連打などで4点を奪った。石川が2失点完投で5勝目を挙げた。オリックスは九回に杉本の2ランで零敗を免れるのがやっとだった。

楽2−1ソ

楽天が今季初めてサヨナラ勝ちした。0−1の八回に鈴木大の犠飛で追い付き、九回1死満塁から岡島の適時打で試合を決めた。3番手の宋家豪が1回無失点で3勝目を挙げた。ソフトバンクは救援陣が粘れなかった。

日10−2西

日本ハムは0−1の二回にR・ロドリゲスの2点二塁打で逆転した。三回に近藤の適時打、七回に清水の満塁本塁打などで計7点を加えた。アーリンは5回1失点で5月以来の2勝目。西武は高橋が七回途中7失点と踏ん張れなかった。

広3−9D

DeNAは0−3の五回に牧の二塁打で追い付き、宮崎の2点打で勝ち越すなど打者12人の猛攻で7点を奪って逆転。六回は佐野、牧の連続本塁打で加点した。ピープルズが3勝目。広島は床田が7失点と崩れ、連勝が6で止まった。

巨2−2神

互いに決め手を欠き、引き分けた。阪神は1−2の四回に坂本の今季初本塁打のソロで同点。その後は二塁を踏めなかった。巨人は菅野が7回2失点と粘ったが、打線が三回以降は振るわず、九回は1死二、三塁を生かせなかった。

中1−3ヤ

ヤクルトが逆転勝ちした。0−1の五回にサンタナの適時三塁打で追い付き、六回には村上の39号2ランで勝ち越した。サイスニードが六回途中1失点で6勝目。中日は松葉が5回2/3を投げて3失点と粘ったが、打線の援護がなかった。

【COVID-19】

国内新規感染731人

国内で13日、新たに731人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では大阪125人、東京72人、埼玉51人、神奈川50人など。死者は東京13人、大阪8人、沖縄5人など計33人が報告された。

厚生労働省によると、重症者は前日から31人減って413人となった。

大阪で3人、福岡で1人、過去の感染者の取り下げがあった。また佐賀は計上漏れがあった1人を追加した。《共同通信》

【ガソリン価格】7年ぶり高値

経済産業省が13日発表した11日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、4日時点の前回調査と比べて2円10銭高い162円10銭だった。世界経済の回復に伴う原油価格の高騰が背景にあり、2014年10月の調査以来、7年ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除と秋の行楽シーズン到来で人流の活発化が見込まれる中、家計への打撃となりそうだ。

灯油も6週連続で値上がりし、18リットル当たり31円高い1814円だった。

ハイオクは1リットル当たり2円10銭高い172円90銭、軽油は2円00銭高い141円90銭だった。《共同通信》

【ホンダ】EVを中国に先行投入

ホンダは13日、中国で新型の電気自動車(EV)を来年春に発売すると発表した。同社ではこれまでにないスポーツタイプ多目的車(SUV)のモデル。2030年以降、中国市場で新規に投入する車は全てEVやハイブリッド車(HV)の電動車にする戦略も打ち出し、世界最大市場で電動化を加速する。

ホンダは40年に世界で販売する新車をEVと燃料電池車(FCV)にすると表明しており、目標に先行して中国でEV路線に布石を打つ。

新型EVは「eNS1」と「eNP1」の2種類で、中国でホンダのブランドを冠した初のEVとなる。《共同通信》

【東京都・木下富美子都議】議会説明せず

7月の東京都議選の選挙運動期間中に起こした無免許運転での人身事故を公表せずに再選した木下富美子都議(55)は13日閉会の都議会定例会に一度も出席せず、2度の辞職勧告決議が可決されたことへの見解を会期中に直接説明するよう求める正副議長名の要請に応じなかった。体調不良を理由にしている。

木下氏は9月17日、警視庁に自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反の疑いで書類送検された。2度目の辞職勧告決議が可決された同28日に木下氏はホームページを更新し、議員活動継続の意向を示した。《共同通信》

【れいわ新選組】衆院選公約を発表

れいわ新選組は13日、衆院選公約を発表した。新型コロナウイルス禍の経済対策として「徹底補償」を掲げ、消費税を廃止するのが柱。最大3カ月間は1人当たり毎月20万円の「コロナ脱却給付金」を支給し、社会保険料、水道・光熱費、通信費もゼロにすると訴えた。脱原発の立場から、原発は政府が買い上げて「着実に廃炉を進める」とした。

山本太郎代表は東京都内で「徹底したコロナ対策と積極財政で、25年続くデフレを吹き飛ばし、不況を食い止めないといけない」と記者団に強調した。

教育は完全無償化。児童手当を毎月3万円支給する。財源は「富裕層に応分の負担を求める」と主張している。《共同通信》

【社民党】衆院選公約を発表

社民党は13日、衆院選公約を発表した。新型コロナウイルス禍から生活を立て直すため、消費税を3年間限定でゼロにすることが柱。最低賃金を全国一律で1500円に引き上げ、非正規雇用の正規雇用転換も進めて、貧困社会から脱却すると強調した。

「消費税ゼロ」の財源は大企業の内部留保に課税して充てるとした。コロナ対策として臨時病院の開設を提唱。全ての若者に学ぶ機会を与えるため、奨学金は原則として給付型にする。

「原発ゼロ基本法」を制定し、全原発は法施行後5年以内に廃炉を決めると主張。党是である護憲を巡っては「憲法の理念を暮らしに生かす」と訴えた。《共同通信》

【立憲民主党】2議員、「ツイートはデマ」と提訴

匿名アカウントによるうそのツイートで名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉の両参院議員が、東京都内のウェブ関連会社を相手取り880万円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こしたことが13日、分かった。小西議員が明らかにした。提訴は6日付。

小西議員によると、このアカウントは「Dappi」。2019年6月に開設され、16万人以上のフォロワーがいる。

小西議員らは、このアカウントの発信者情報を開示するよう東京地裁に申し立て、地裁は今年9月、開示を命じる判決を出した。関係者によると、発信者は世田谷区に本店を置くウェブ関連会社。《共同通信》

【野党】220選挙区で一本化

共産党は13日、衆院選で競合する70程度の小選挙区で立憲民主党と進めていた候補者調整に関し、25選挙区で一本化が決まったと発表した。共産は22選挙区、立民は3選挙区で候補者を取り下げる。289小選挙区のうち、これまでに200近い選挙区で日本維新の会を除いた野党候補の一本化ができていたが、約220まで積み上がった。残る45程度の選挙区は競合を解消しない方向で、焦点となっていた立民、共産両党の候補者調整は、これでほぼ決着した。

共産の小池晃書記局長は記者会見で、立民との競合が残る選挙区のうち東京8区については一本化に向けた検討を続けるとした。《共同通信》

【山本文緒さん】死去

「プラナリア」などの小説で知られる直木賞作家の山本文緒さんが13日午前10時37分、膵臓がんのため長野県の自宅で死去した。58歳。横浜市出身。

1988年、ジュニア小説の作家としてデビュー。99年に吉川英治文学新人賞を受けた「恋愛中毒」はテレビドラマ化され、話題になった。2001年に「プラナリア」で直木賞を受賞。現代女性の生きづらさをつづった。

今年の春から体調を崩し自宅療養中だった。《共同通信》



10月13日 その日のできごと(何の日)